GM |
――という訳で、宜しくお願いいたします。 |
PC’s |
宜しくお願いしまーす。 |
GM |
マスター初めてなので至らないところだらけだと思いますが、いじめないでください。 |
PC4 |
はーい、全力で行きますね♪ |
GM |
うっわあーん!! |
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というわけでPCの方、一通り自己紹介お願いします。
まずはPC1から順番にどうぞ。
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神居
(PC1) |
名前は神居獅貴(カミイ シキ)、獅子に貴ぶと書いてシキと読みます。
本当は『志を貴ぶ』としようとしたのだけれど、そうするとどっかの月姫になるんでやめました。 |
PC3 |
……はい……よく判りました……(笑) |
神居 |
年齢17歳、どこにでもいる高校生です。
どこにでもいる高校生です、ココ大事なことなので2回。 |
GM |
そうそうどこにでも……いねえよ! |
PC4 |
あわわ、言っちゃった! |
PC2 |
GMが突っ込んじゃ駄目です。 |
PC3 |
まだ始まってないからにゃGMぅ? |
神居 |
そうそう、言っちゃだめだよGM。まだ何も始まってないんだから。 |
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はいはい、どこにでもいる高校生ですねーっ。
……ンなわけねえだろうがウロボロス・シンドローム&<賢者の石>持ちPC1!!
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神居 |
いつだかは詳しく設定してはいないのですが、オーヴァード事件に巻き込まれて覚醒してます。 |
GM |
(この野郎、今全力で無視しやがったな……) |
神居 |
元々はキュマイラのピュアブリードだったのですが、『ウロボロス』が発見されたときに『ウロボロス』に感染しました。 |
PC2 |
<ロイス>の中に喧嘩仲間として河合清丸がいますけど、これは? |
神居 |
覚醒した時に居合わせてました。
その後一方的に殴ったり殴られたり…… |
GM |
河合清丸を殴るのは無理だろ!! |
神居 |
……殴っては出来てはいないかもしれない。
とりあえず、そんな間柄。 |
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<ロイス>って何だろう?
河合清丸とは?
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神居 |
後、春日部恭二郎に何故か追われてるということで、関係は『ストーカー』としました。 |
PC4 |
す、ストーカー…… |
GM |
はいはい。
酷いな扱いが、まったくもう。 |
神居 |
神居自身はかなりの自信家です、「まあ、なんとかなるっしょ?」ということを平然と言い切ります。
ただ根拠がないわけでは無く、UGNエージェントになる前からとある事情がありまして…… |
GM |
高校生になる前はサーカスに居たんだっけ? |
神居 |
そう、サーカス在籍。影で凄い色々と努力していて、その努力に裏打ちされた自信家。
ひとことで言うとそんな感じ。
コードネームは“WIRD CARD”、何でも操れる凄い奴ってことで万能カード。
以上です。 |
今セッションでは限定として、PC1である神居以外は原則ウロボロス・シンドロームを禁止してます。
ウロボロスというシンドロームそれ自体が特殊なシンドロームであるのが大きいですが、この時点では解明どころか名前すらまだつけられていないシンドロームという扱いになってます。
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GM |
はい、続きましてPC2の方お願いします。 |
伊弉
(PC2) |
キャラクターネームは伊弉瞳(イサナ ヒトミ)、コードネームは“No Name” |
PC3 |
名も無きもの、だにゃー。 |
伊弉 |
シンドロームはバロール/エグザイルのクロスブリード。
ワークス:UGNエージェント、カヴァー:高校生。
ただどちらかというと、伊弉の日常がUGN施設であって非日常・裏世界が高校生の形。
レネゲイドに感染したのは何時だか知りませんが、少なくともUGNの施設で生まれUGNの施設で育っている<亜純血> |
GM |
純粋培養のUGNチルドレンですな。 |
伊弉 |
そうなります。
ハンドアウト通り、UGNの施設が日常かつそれが世界の総て。
UGNに来たカムイの監視兼護衛を負った上で初めて外界に出、外の世界に憧れが出ています。 |
PC4 |
あ……だから<ライフパス:邂逅:神居獅貴> |
伊弉 |
<Sロイス>もカムイ。 |
GM |
待った待った。
<Dロイス>を含めたスタートの3つの<ロイス>は最初から宣言いるよ。
でも別に<Sロイス>はセッション前にどれと明言しなくても良いんですよ?
てか一回宣言すると変えられないんですよ<Sロイス>。 |
伊弉 |
先に宣言します、変える気もないし。 |
GM |
はあ……そうですか。 |
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<Dロイス>と<Sロイス>
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PC3 |
しかしGMぅ。
実は<亜純血>もめっちゃキーパーソンぽくないかにゃ? |
GM |
その通りだけどOKだした。
ウロボロス&<賢者の石>のセットに比べたら地味っていう理由。 |
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<亜純血>って?
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伊弉 |
またUGN施設の訓練の関係上、感情が非常に薄いです。
感情的になれば速攻で堕ちますから。 |
GM |
なんだと!? |
伊弉 |
期待されている処悪いですが、ジャームになるという方向性の“堕ちる”です。
感情・衝動的側面を強くしてしまうとジャーム化一直線。
その防止と制御の為の訓練の結果、感情衝動が薄い。
要は自分が出ていない。 |
PC4 |
えーっと、伊弉さん。
それは『ハッパを掛けてくれ』っていうフリ……ですよね判りました♪ |
PC3 |
フリだにゃー。 |
神居 |
ん、判った。 |
伊弉 |
全員揃って?!
そりゃカムイと一緒にいたら厭でもハッパ掛かると思うけどさあ!? |
GM |
……あ、感情的になった。 |
伊弉の言う“カムイ”とは、PC1である神居獅貴のこと。
神居は学校仲間だとシンとかシキとか名前をもじったあだ名で呼ばれているのに彼女はその名で呼びたがらない。
名字をもじったあだ名でカムイと呼ぶのだそうな。 |
神居 |
俺も俺だと示しているのか判れば呼び方自体は気にしない。
ヒトミが呼び名に悪意を込めているようにも思えないし。 |
伊弉 |
まあ……ね。 |
GM |
とりあえず神居と伊弉、両名は高校では同学年・同クラスですのでそこのところ宜しく。
他のプレイヤーからも質問か何かありませんかね? |
PC4 |
はいはーい。
普段神居君と伊弉さんはどういう感じの高校生活を送っているのでしょう? |
神居 |
普通の高校生してます。 |
伊弉 |
普通の高校生を装っています。 |
PC4 |
友達? それとも表では無関心を装ってる感じ? |
神居 |
此方はヒトミを友達として扱ってます。 |
伊弉 |
此方はカムイの友達を装っています。 |
GM |
ぉぉーぃ…… |
PC4 |
よ、装ってって…… |
伊弉 |
そもそも友達という観念すら良く判ってません。
が、 あまり距離置き過ぎても仕方がないため周りに合わせてます。 |
PC4 |
『友達って何?』てことですかあ…… |
伊弉 |
ただしカムイと2人で訓練中は「何をしているんだ?」程度には直で言います、聞きます。 |
GM |
黙々と、淡々と。 |
伊弉 |
黙々と、淡々と。 |
GM |
……。 |
質問なければ次行きましょうか。
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しぶちょ
(PC3) |
キャラクターネームは“しぶちょー”
でもこれは便宜的な呼び方であって、名前がない。
自分では名前を名乗らない、変わり種のレネゲイドビーイングのUGN支部長ですにゃ。 |
PC4 |
夏目漱石で有名なオープニングしか出てこないのですがしぶちょ―!? |
しぶちょ |
そこは気にしてはいけないにゃ。 |
神居 |
『吾輩は猫である』 |
伊弉 |
『名前はまだない』 |
しぶちょ |
おまえらっ!?
まあ、酒の甕におちて死ぬことはないにゃ。 |
GM |
お、オチを……。 |
しぶちょ |
そんなのは知らないっ、プイッ。
コードネームもそのまま“BLACK CAT”、シンドロームはソラリスのピュアブリード。
Dロイスの“超血統”を持つものなのだにゃ、えへん。 |
神居 |
“超血統”って言えば純血と言われるピュアブリードの中でもさらに純粋なものじゃないか。 |
PC4 |
頂点の中の頂点ですか、凄い。 |
伊弉 |
レネゲイドビーイングの支部長は伊達じゃない、か。 |
しぶちょ |
レネゲイドビーイングでピュアブリードなら“超血統”で良いんじゃないかにゃ? とGMをちらり。 |
GM |
良いんじゃないかな?
その代わり万一このY市支部が壊滅した日にゃ覚悟しとけよ、希少かつ稀有なサンプルども。 |
PC4 |
じ、GM……? |
GM |
おっと、本音が漏れた?
まあ気にしてはいけない。 |
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レネゲイドビーイングって?
“超血統”って?
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しぶちょ |
UGNの支部長をしている理由なんだけど、「霧谷に何か過去の借りがある」のだにゃ。
それが何であるかは……シナリオ中に明かされるかもしれないし明かされないかも知れにゃい♪ |
GM |
それはフリですか俺に?! |
しぶちょ |
いやいや、そうじゃないにゃ。
とりあえ〜ず今回シナリオにはあんまり関係ないからあまり突っつかなくて良いにゃー。 |
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霧谷雄吾とは?
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しぶちょ |
また昔ゼノスに入っていたと疑われてる事が良くあるにゃ。 |
GM |
レネゲイドビーイングですからね。 |
しぶちょ |
実際、都築京香と何らかの関係があることは示唆しているからにゃ〜♪
ボクの<Sロイス>都築京香にゃよ、「彼女の膝枕は、とても気持ちが良かった」にゃ♪ |
GM |
は、はは、ははははは…… |
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ゼノスとは?
都築京香とは?
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しぶちょ |
勿論いくつも何度も疑われることはあったのだけど、お目こぼしを貰ってた最大理由は『ボクには攻撃力が一切ない』ことだにゃ〜。
ネコは、力のあるエキストラであることをご理解くださいにゃ〜♪ |
伊弉 |
それを言ったら私も一切攻撃力が無…… |
しぶちょ |
そこは気にしてはいけない。
イサナちゃんは何かしてくれると信じてたにゃー。 |
GM |
俺もそう思っていましたよ、いやマジで……。 |
攻撃力一切無しが4人中2人ですか、マジですか……。
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しぶちょ |
さて何か質問はあるかな〜? |
神居 |
支部長室はどうなってますか? |
しぶちょ |
どこにでもあるようなUGNのカヴァーオフィスの3階にゃ。
端っこに猫のトイレ用の砂があって、支部長室の机の上に座布団が敷いてあるにゃ。
後は霧の字こと霧谷との映像通信用のスクリーンがあるくらいの、ごく普通のビルだにゃー。 |
伊弉 |
では時々鍋持って行きますので、ねこなべしてください。 |
しぶちょ |
あ、イサナちゃん見たいんだにゃー?
それは入るんだなあ〜。 |
GM |
随分と和やかな支部だなあ、どこかの893支部とは大違いだ。 |
PC4 |
書類等に判子を押すときはどうなさってますか? 支部長。 |
しぶちょ |
ハンコ?
肉球のハンコをポン。 |
GM |
待て待て待て待て!? |
伊弉 |
拇印ですからね。 |
しぶちょ |
普通の判子を使う必要があれば前足で持って捺すこともできるにゃ。
≪ヒューマンズネイバー≫を使えば人間になることもできますが本来はしませんニャー……。
というか人間になりたがらないにゃー……。 |
GM |
≪ヒューマンズネイバー≫外しても良いんですよ? |
しぶちょ |
ルール的に自動習得なんでしょうがないにゃ。 |
レネゲイドビーイングを選択しますと、以下2つのエフェクトを自動習得となります。
・人間の姿を模せし≪ヒューマンズネイバー≫
・何を素にしたレネゲイドビーイングかを表す≪オリジン:○○≫
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しぶちょ |
ボクは≪オリジン:レジェンド≫、伝説を素にしたレネゲイドビーイングだにゃ。 |
神居 |
要するに夏目s |
しぶちょ |
タンマにゃかみやん!
そう言う事ではないにゃー!? |
さ、程良くまとまったところで。
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GM |
最後のPC4さん自己紹介をお願いします。 |
白百合
(PC4) |
はい。
名前は白百合ほのか(シラユリ ホノカ)
エンジェルハイロウのピュアブリードでUGNチルドレンです。 |
伊弉 |
UGNチルドレン……。
出自は私と一緒か。 |
白百合 |
でも伊弉さんよりは施設の外の世界に居る期間は全然長いです。 |
GM |
伊弉は1年弱だからな。
少なくとも白百合は……数年から十年近くは外かな? |
白百合 |
具体的には決めてませんがね。
少し前まではM市支部に居たんですけれど、あろうことかその支部が今回の敵:春日部恭二郎の襲撃を受けてしまいました。
その時一緒に居たUGNエージェントと姉であった白百合まいは重傷を負い、姉に至っては死亡しています。
その時心身ともに重傷を負い、UGN上層部から不良品の判を下されてしまいました。
そして訓練施設に出戻りか、てところで変わり者のY市支部長が拾ってくださいました。 |
GM |
人間が猫に拾われるという逆転現象が起きて……る? |
しぶちょ |
人の手も借りたい状況だったにゃー。 |
伊弉 |
確かにカムイを抑えるのには必要です、暴れたらヤバい。 |
GM |
そうね直接戦闘力他が皆無だもんね!?
ていうかこのY市支部は一体全体どうなってるんだ!? |
しぶちょ |
多分霧の字が特別に用意したなごみ空間だにゃー。 |
GM |
いやそれだけじゃなくってY市支部は希少サンプル揃い踏みの癖して戦闘力が……ね。
ツーか良いのかそれで、マジでいいのか霧谷雄吾UGN日本支部長。 |
白百合 |
はははは……きっと大丈夫ですよGM。
まあ続けますね。
お手伝いさんという名目でY市支部に入っておりまして、高校生活を送って居る傍らプライベートの時間を全部支部に充ててます。
買い出しをしたり、掃除をしたり、トイレの砂を変えたり、座布団の用意をしたり。 |
しぶちょ |
本当に白百合ちゃんには頭が上がらないにゃー。 |
白百合 |
私に出来る事はこの位ですから……
そして支部で寝泊まりさせてもらってます。 |
GM |
同棲ですね♪ |
しぶちょ |
一緒のお布団で寝てるにゃー。 |
白百合 |
寒い日はあったかいのですよね。 |
伊弉 |
そしてもし、鍋の中で支部長が寝ていると私がコンロに掛けに行―― |
白百合 |
そそそ、それは私が止めますからー!? |
伊弉 |
「鍋って、ご飯にするのだろうから……」 |
白百合 |
「伊弉さん、それ違うから!?」 |
神居 |
何時も通りの光景だけどな。 |
しぶちょ |
い、命の危機を常に感じている支部だにゃー……。 |
白百合 |
まあ、まあ、まあ。 |
大丈夫かこの支部(2回目)
|
白百合 |
また姉が死んでしまった事件のときに春日部に付けられた大きな疵があります。 |
しぶちょ |
トラウマっぽいにゃー……。 |
白百合 |
オーヴァード的能力であったとしても、精神的なものも相まって未だに痕が残っています。
髪も最初は短かったのですが、それ以来伸ばしていてとうとう腰の長さまで来てしまいました。 |
GM |
短い髪が腰まで……1年じゃ済まないよな、数年来か。 |
白百合 |
以上です。
そんな信頼と安心のモブPC4です、宜しくお願いいたします。 |
GM |
モブ言うな!
GMとして、あなたの攻撃能力が実に重要なファクターを占めますと宣言するので、ほんと〜に頑張ってください。 |
白百合 |
え!?
≪マスヴィジョン≫で当てるくらいしかないですよ私。 |
神居 |
実は≪マスヴィジョン:5≫を使った時の攻撃力は俺より高い。
それだけで固定値でダメージ:25点でる。 |
しぶちょ |
それがあればなんとかなるにゃー? |
伊弉 |
戦闘に関しては私と支部長はチアリーダーズです。
プラスのチアリードが支部長、マイナスのチアリードが私。 |
しぶちょ |
その代わりボクのチアリーディング能力は高いにゃよ〜?
何しろ判定用のダイスが一気に増えるにゃ。 |
伊弉 |
私は反対に相手のリアクションを不可にし傷口を広げる能力者です。
ただ、当てないと何もならな…… |
白百合 |
あ、だいじょうぶです!
私が相手の回避を下げるエフェクトをもってますから、任せてくださいっ。 |
GM |
しぶちょーが底上げ、白百合が敵の命中を下げて、伊弉がリアクション不能&ダメージアップ。
まさにピン・ポン・パンと……。 |
神居 |
でもって俺が皆のトスを受けて、最後に強烈な一撃でアタックする。 |
GM |
むちゃくちゃだコイツら…… |
伊弉 |
問題はこのメンバー、手を取るかという処。 |
しぶちょ |
それは言ってはいけないにゃ、キリッ。 |
いや、その無茶苦茶さでちょうどイイ感じに組んであるけどね!?
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しぶちょ |
なぁんかシナリオ始まる前にだぁいぶ盛り上がってるけれど大丈夫かにゃ? GM。 |
GM |
プラン通りです(…) |
一通り自己紹介も終わったところで
“とくべつなもの”のオープニング、参りましょうか。
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