Scene is start...
N市支部の医務室。
訪れると昴は星型のロケットペンダントをいじりながら、一人で時間を潰していた。
真に気づいた昴が、ぱっと笑顔を浮かべる。
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昴 |
「あっ、まこと! きてくれたんだ!
よかったらちょっとお話しない?」 |
真 |
「……昴、うん。ああ、いいよ」 |
GM |
真の言葉に、彼女は微笑み。
「ありがとう。
ねぇ、まことは、お父さんが今どうしてるが知ってる?」 |
真 |
「……会ってないから。ほら、昴のお父さんにそのペンダントを渡してくれって頼まれた事あったろ? あれきりなんだ」
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昴 |
「そっかー……まことのところへ行けって言われたとき、一緒にいこうって行ったんだけど……。やることがあるから、って、別行動になっちゃったんだ……。
なんか、妙に焦ってたみたいだし、連絡つかなくなっちゃうし、嫌な予感がしてさ……」 |
真 |
「……」 |
GM |
彼女はロケットペンダントを開いて、中の写真を眺めている。
「お父さんと一緒に遊園地に行ったとき撮ったんだ。
なんだかいまは大変なことになっちゃってるけど、落ち着いたら、また一緒に遊びにいきたいなぁ」 |
真 |
「うん……昴は、この半年間何をしていたの?
僕はほら、ここで警察の真似事なんかしててさ。医者になるって夢どこ行っちゃったんだって位忙しくて、シンドロームも全然それっぽくないし、でもほら、約束してたろ?
お互い夢かなえようって、だから……なんなんだろ、いや、なんでもないや、ごめん」 |
昴 |
「あたし……あたしは……。
……なんでだろう……思い出せない……気づいたらお父さんの研究室にいて、それですぐにまことのところへ行けって言われた。でも、あたし、その前はなにをしていたの……?」 |
GM |
呟いては混乱し、彼女は頭を抱えます。
「う……うぁ……頭……いたい……」 |
昴 |
「ねぇ、まこと、わたし達、どんな約束したの? 私どんな夢をかなえようとしていたの?
ねぇ、思い出せないよ、まこと……怖い……なんで……」 |
GM |
カラン、と音を立てて彼女の持っていたロケットペンダントが床に落ちる。
キミ達は知覚判定を行っても良い。 |
真 |
「ねえ、昴、教えて欲しい。……キミは、誰だ? 昴、キミは、本当に昴なのか? 僕は、僕は、キミが昴じゃなくても、君を守る。でも、キミを昴として守る事は、やっぱりボクには出来そうに無いんだ」 |
昴 |
「あたしは……昴だよ……。だよね……?
何で……なんでそんな顔をするの。まこと……」 |
アルセーヌ |
ジー、扉の傍からウォッチン! ここで登場扱い&判定シマース。
知覚はボクに任せナサーい、8D10+1で――13っ! |
葵 |
1D10――8です。 |
真 |
5D10+1で――7でした。 |
GM |
8以上出た人達は、このロケットペンダントが二重構造になっていることに気づきます。
落ちた衝撃で、なにかが歪んでいる。 |
アーリアル |
あー、パスワードそこ…………。 |
真 |
「……だって、昴は死んだんだ。僕の目の前で」 |
昴 |
「え……? はは……なに言ってるの。まこと。冗談きついよ。」 |
葵 |
何とかロケットの構造に気付いたがそれ所じゃない気が……?!
「弓為君!?」
それを今本人の目の前で言うかと諌める半分、驚き半分の声を挙げる。 |
真 |
お、おかしい。プレイヤーは必死で修正しようとしてるのに……どんどん鬱になってくぞ……。 |
昴 |
「あたし……死んだの……?」 |
真 |
「……」 |
昴 |
「なに言ってるのかわかんないよ。まこと。
帰って……」 |
葵 |
「……永見さん。あなたのお父さんから何も聞いてない?」
ロケットの中身は一応確認をしておきます。さりげなく、ロケットペンダントを拾いながら。 |
GM |
ペンダントの中には Pleiades と書かれた紙が入っています。 |
葵 |
「帰って……帰ってよ!
ねぇ、あなたもそんな目であたしをみるの?
あたしはあたしだよ、死んでなんかいない!帰ってよぉ……」 |
GM |
そう言って彼女は泣き崩れます。 |
真 |
「……ごめん」
退場しまーっす♪ 宣言だけせめて明るくしてみたよ。 |
GM |
シーンプレイヤーが退場したので、シーンを切ります。 |
葵 |
少し話そうと思ったがこれじゃ取り付く島もない……かな。
「ごめんね、そういうつもりじゃなかった」と一言言って退場します。 |
...Scene is end.
Scene is start...
UGN支部長室。
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アーリアル |
支部長室を軽くノックしてがちゃりと扉をあけて入ってくる。
「あ、葵さん、ぱ、ぱすわ、ぱすわーどっ! しりませんかっ!」 |
葵 |
「あら。アーリアルちゃん……パスワードって?
ごめん。順番に話してくれない? 何のために、何のパスワードが必要なの?」 |
アーリアル |
「だからデータベースがパスワードでせんせいの研究がすばるさんっ!」
かくかくしかじか、情報を洗いざらい説明します。 |
葵 |
「……なるほどね。それで、昴さんを彼の所に寄越した、と見るのが妥当かな」
はぁ、とため息を1つつく。
「――Pleiades。さっき昴さんが持ってたロケットペンダントを見てみたんだけど、多分これがそうだと思う」 |
アーリアル |
「ぷ、ぷれあ? DEATH?」 |
葵 |
アーリアルちゃんにメモ書いて渡してあげます。
「ただ、UGNのパソコンから無断でデータベースを見るのは駄目よ? ちゃんと大人の人か、支部長に断ってから、ね?」にこり。 |
アーリアル |
「は、はぁい! じゃ、じゃあ葵さん、一緒に見てもらえませんか?」 |
葵 |
「ええ。行きましょうか……ちょっとその前に」
GM、そういえばまだ【バンダースナッチについて】を調べてないけど、ここで調べても……? |
GM |
どうぞ。[情報:UGN]で調査可能です。 |
葵 |
シーン10の時と同じコンボで調べます、4D10+6で――13っ。 |
◎パンダースナッチについて
本名 千木良昭仁。元UGNエージェントだが、組織を裏切ってFHへ寝返った男。
命令違反から再三の警告を受けるも、研究所を壊滅させてUGNを抜けた。
彼が壊滅させたのは弓為 真と永見親子のいた研究所で、昴を殺害したのも彼である。
現在は孝三の研究をわが元とするため、娘の昴を捕獲しようとN市で活動中。
ブラムストーカーシンドロームのオーヴァードであり、複数の従者を操っての集団戦を得意としている。
|
葵 |
アーリアルちゃんの言葉について行こうとする前に、部下がまとめてくれたレポートを一読する。そこにはバンダースナッチの情報が―― |
アーリアル |
「……………………」
パスワードが分かってれば情報は観覧可能、です……? |
GM |
どうだろうね! |
葵 |
「……」
研究内容が目的だったのかな。だとしたら、尚更見逃すわけには行かない。
「さ、行きましょう」とアーリアルちゃんとデータベースを見に行きます。シーンカット。 |
...Scene is end.
Scene is start...
皆が出ていった医療室――
|
時夜 |
「スバルね〜ちゃん♪」
軽いちびっこの声がして、ひょこっと仕切りカーテンから顔を出す。 |
昴 |
「あっ、時夜くん。こんにちは」 |
時夜 |
「こんちーっ」
にぱっと笑み浮かべる。
「たいへんあったっぽいけど元気そう? 痛くない? いぢめられてない?」 |
昴 |
「う、うーん。大丈夫、だよ?
もう、身体も大丈夫になってきたし、うん 」 |
アルセーヌ |
……と思ったけどそんな空気じゃないので窓の外を明後日の方向に飛んでいきマショー。
「NOOOOOOO! 目測間違えタァー〜ァアアァ!!?」とフェードアウト。
ちなみに次のシーンでこのままの勢いでマコトクンにドロップキック入れようそうしよう。 |
真 |
不可思議な宣言を受けている気がする。 |
このチームにはやはり突っ込み役が必要だと思う。
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昴 |
「時夜くん、お見舞いに来てくれたの?」 |
時夜 |
「うん、おみまーいっ」
ひょこひょこ近づいてベットに腰掛ける。
「スバルねーちゃん元気じゃない顔だとボクもつまんないし―っ」
そういって手から薔薇を出して彼女に渡す。
所謂良くある簡単な手品。――と言うか昔彼女に教わった手品。 |
昴 |
「わ、すごい、すごいすごい!
時夜くん、これできるようになったんだ! どうやったの?」 |
時夜 |
「頑張ったっ!
ほら、確かこれボクが2年の時に見せてくれたよねーっ。その後うんうん考えたんだよ、スバルねーちゃん「ひ・み・つ」っていっておしえてくれないんだもーん」
|
昴 |
「そっかー……とうとう時夜くんにもこれができるようになっちゃったかー。
お姉ちゃんの自慢いっことられちゃったなー」 |
時夜 |
「おねーちゃんいっぱい”できる”もってるもんねっ。困ったさんな感じわりとしないー。
ねね、よければスバルねーちゃんのこといっぱい話してよ、またさっ。
がっこーのこととか、友達のこととかー……あ、でもあのにーちゃんのことは要らないかな」
あのにーちゃんって言ったあたりで頬がふぐ状態。 |
昴 |
「あのにーちゃん……って、まことのこと、かな……」 |
GM |
彼女の表情が、曇る。 |
時夜 |
む〜って顔。
「うん、そう。だってあのにーちゃん、スバルねーちゃん独り占めしてるみたいで何かヤダ。
スバルねーちゃん、あのにーちゃんのこと話してると明るいんだもんいつも」 |
昴 |
ちょっと、照れたような顔になる。
「あはは、別にそんなんじゃないよ。
まことはほら、あたしの昔からの友達だから。うん」 |
時夜 |
ベッドにぽふぽふぽふと拳を何度か打ちつけ打ちつける。
「ほらテレてる―っ! 昔から一緒―っとかノロけてるーっ!!」 |
昴 |
「……まことは、優しくて、頑張りやさんで、本当に人のことを考えてくれる人だから」
そう呟くと悩みを浮かべ、自然、沈黙が流れる。
「……だから、だからね? 嫌いなんじゃ、ないの。
でも、いまのまことの言ってることは、あたしには、わかんないよ……。
あたしは……あたしだもん…… 」 |
時夜 |
「でもマコトにーちゃんぼけーっとしてる、アレ考えてるって言わないーっ」
またもや頬ぷくっとふぐ状態。
「――まことにーちゃん、何かいったの? 【お前は俺のだ】とかいった?
あ〜の朴念仁それ絶対ないと思うけど……」 |
昴 |
「そ、そんなこと言わないよっ!?」
軽く頬を染め、思わず叫ぶ。
「と、時夜くんちょっと変なテレビの見すぎなんじゃないかな。あ、こんな時間!
ささ、時夜くん、おうちにかえらなきゃ、ね?」 |
時夜 |
「はーいっ。でもひとつだけ」
人差し指をぴっと1本あげ。
「スバルねーちゃんは、何があってもスバルねーちゃんだよ☆ミ」
底抜けに明るい笑顔でにぱっとして。
「おやすみーっ」と病室を後にします。シーンエンドでOKでーすっ。 |
...Scene is end.
Scene is start...
UGNのN市支部。キミは再びUGNの情報端末の前までやってきた。
孝三の研究データを呼び出すと、パスワード入力を求める画面に移行する……。
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情報端末 |
ピコン!
パスワードを入力してください。 |
アーリアル |
「Pleiades……」と、拙い手つきで打ち込みます。 |
真 |
「プレアデス、昴の事だよ。先生のつけそうな名前」と、いいつつ登場します。 |
アーリアル |
「あ、そっか、英語でそういうんだ…………、やっぱり、スバルさんなんですね」 |
GM |
パスワードが入力され、データが奔る。
暫くののち表示されたのは、孝三の日誌だった。 |
○月×日
死んだ昴を蘇らせるためにレネゲイドを研究してきたが、完全に行き詰ってしまった。
やはり、死者の完全な復活など、人間の手にはあまる所業なのか?
△月□日
研究中に異常発生。あれはいったい何だ? あんなものが存在しうるのか?
レネゲイドウィルスが知性を持つなど……
□月○日
レネゲイドそのものが知性を持つことはありえるようだ。
レネレゲイドビーイングと呼ばれる新たな種の話を、知人の研究者から聞くことができた。
|
葵 |
淡々と、そこに表示される情報を見て行きます。 |
□月×日
"彼女"との意志疎通に成功。"彼女"はどうやら、他の生物の記憶やレネゲイドを取り込み、それをもとに擬態する能力をもっているようだ。
あの力をつかえば、新たな昴を蘇らせることができるかもしれない。
×月○日
"彼女"から新たな昴を生み出す計画について同意を得る。
私は昴を、"彼女"は確固たる自我を欲している。お互いの利益のために協力関係を結ぶことができた。
|
葵 |
「レネゲイド・ビーイング……レネゲイドウィルスが自我を持った存在……?」 |
アーリアル |
「じゃあ…………あのスバルさんはスバルさんじゃなくて…………レネゲイドビーイング…………、なの?」 |
×月□日
FHが"彼女"の存在に気づいた。私では"彼女"を守りきれない。計画を前倒しにするしかないようだ。
"彼女"を真君のもとへ向かわせることにする。
――日誌はそこで途切れている。
|
アーリアル |
「!?」 |
真 |
「そうか。
これでFHが昴を狙う理由もわかった。……やっぱり昴は、あの時死んだんだ」 |
アーリアル |
「ま、まってくださいっ!
こ、この資料が本当なら、あのスバルさんはスバルさんの記憶と自我を持ってる…………!」 |
葵 |
「そう、ね。あそこにいる昴さんは、昴さんと同じ記憶を持ち、自我を持っている……きっと、思い出せない理由が多いのは逆にそこから来てるんじゃないかしら」
|
真 |
「アーリアル、君にはまだわからないかもしれない。だけど、聞いて欲しい。
確かに今の昴は、昴の記憶も人格も受け継いでるよ。生き返ったって素直に喜んだっていい。又昴にあえて嬉しくないわけじゃないんだ」
|
アーリアル |
ぱちくり。よくわからないって顔。 |
真 |
「…… でも、それじゃ、死んだ昴はどうなるんだ? 記憶を受け継いだ誰かが居たから、死んだ彼女の気持ちも決意も経験もなくなっちゃうのか?
彼女は生き返ったかもしれない、でも、死んだ彼女も存在するんだ。僕はその彼女を蔑ろには出来ないよ。
……なかったことには、出来ないんだよ。そんなの……哀しいじゃないか」 |
アーリアル |
「…………その、私、難しいことはわかんないですけど…………」 |
時夜 |
登場する、これは蹴りに行く。 |
アルセーヌ |
同じく窓から登場でーッス。 |
アーリアル |
「今のスバルさんを受け入れることと、まえのスバルさんを否定することは、一緒じゃない…………と思います」
|
葵 |
「死んだことをなかったことにしなくても良いと思うの。だけど、死んだ彼女もいて、生きている彼女もいる。
孝三さんがやったことが正しかったかは分からないけど、今いる彼女を否定する理由ではないのんじゃないかしら?」 |
アーリアル |
「その…………まことさんはスバルさんをどうしたい、ですか?」 |
時夜 |
不意打ちアタック。
どこからともなく飛んできてはまことにーちゃんにとび蹴り一発! |
真 |
思いっきり蹴られます。
「……痛いな。でも、あのときはもっと痛かった」 |
時夜 |
「あのとき? そんなの知らないよ!
それはにーちゃんが自分に酔ってるだけだろ!
スバルねーちゃん、さっきまことにーちゃんのこと嬉しそうに話してたよ、照れてたよ!
でも最初曇ってた、なんかまたいぢめるよーなこといったんだろ!」 |
真 |
「……みんな、集まったんだ。支部長も、時夜君、アーリアル、アルセーヌさん……」 |
アルセーヌ |
「ヒャッホオオオオオオオウゥ! だぁーれカ止めてぇええええ!!」
カッコよくキメてるところに反対側からターザンキック! |
真 |
……って?! テンションが高すぎる! それはよけよう。 |
葵 |
「……あの、気持ちは分かりますがあまり騒がないように。あと窓から入ってくるなんて言語道断です! ちゃんと入口から入ってきてください!」 |
アルセーヌ |
「オウフ! ……ソゥリィ、アオイさん」 |
真 |
「ごめんだけ言っとく、でも騒ぐ!
このにーちゃん多分殴ってもけっても判らんチンだもん!!」 |
アーリアル |
「と、時夜君、落ち着いて…………」 |
真 |
「わからないのは、みんなのほうだ! 僕は! 俺は!! 今生きているあの昴を、死んでしまったあの昴の代わりにして生きていくなんて真っ平だって言ってるんだ!!」 |
アルセーヌ |
「……大体のコトは窓の外で聞いてましたヨー」 |
葵 |
「誰が、代わりにしろって言ったんですか?」 |
時夜 |
「誰が代わりに見ててろなんて言ったさ!
それこそスバルねーちゃんへの冒涜だよほんっとこのおばか!!」 |
アーリアル |
「代わりにしろなんて、誰も言ってません……よ?」 |
同じセリフでふるぼっこ中のPC1:真君。
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時夜 |
「まことにーちゃんが護ろうとしてるの、目指してるのは何?
日常? 友達? 自分の夢?
ボクには自分のことしか考えてなくて、周りなんて知らないってしか見えないよ。
それがチルドレンだから? それがまことにーちゃんだから? 言い訳して逃げてるだけじゃないか!」 |
真 |
「ならなんで誰も事実を伝えないんだよ!
昴昴って、そりゃあの子も昴だよ! でも、あの子は自分の事を本当の昴だと思ってるんだぞ!?
半分は確かにそうだ、自我だって記憶だって受け継いでるかもしれない! だけど、死んでしまったあの昴としてみんなが認めてしまったら、じゃあ、誰が死んだ昴を弔ってやるんだよ! 誰がアイツをおぼえててやれるんだよ!」
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時夜 |
「まことにーちゃんは悲劇のヒーローなの?
スバルねーちゃん亡くなって、悲しんだのはまことにーちゃんだけ?
そんなわけないよね、おとーさんだって周りの人だって悲しんだんだよ?
思ってるならそれで良いじゃないか。 死んじゃったねーちゃんも居て、でも在るねーちゃんも居て、それがいけないって誰が決めたのさ!」 |
アルセーヌ |
「……マコトクン、ツライですカ?」 |
アーリアル |
「まことさんはっ、その…………『昔のスバルさん』が『今のスバルさん』に取られてしまうのが……嫌なんですよね?」 |
アルセーヌ |
「ならば、今スグ、この件から降りた方がイイですネ、今のキミに彼女は護れナイ」 |
時夜 |
「スバルねーちゃんが死んだから、今のねーちゃんは完全否定?
頼ってきたのに拒絶されたら、それじゃ死ねって言ってるようなもんじゃないか。
それがまことにーちゃんなの? それじゃそれこそ、裏切り者(ダブルクロス)じゃないか」
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アーリアル |
……これ……全部返せたら、まことさんのPLさん、神過ぎる……。 |
GM |
ニヤニヤ。 |
真 |
「昴は守る。もう二度と殺させない。時夜、わかってくれとは言わないよ。でも、僕にとってはあの子は昴の記憶と自我を持った別の誰か、スバルなんだ。彼女がスバルとして生きていける為なら、僕はなんだってするよ……僕は、あの子に昴としてだけじゃない、ちゃんとした一人の意思として、昴の遺志をついだ人間として、生きて欲しいんだ」
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時夜 |
「それならおっけー!
じゃあ最低限――いぢめるな!」そういって鳩尾に向かって体重載せて、肘鉄アタック。 |
アーリアル |
「………………んー…………」
とりあえずシーンプレイヤーらしいので一旦この当たりできるのが良いと思うのです……が……ズィーエム。 |
GM |
ではシーンプレイヤーの要請があったので、此処でシーンを閉じましょう。 |
葵 |
「……とりあえず、まずはこの前みたいに拒絶されないで話をするってことが必要なんだけど、まぁ何とかしないとね」とぽつり。
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...Scene is end.