◆春日小春日
いつも笑顔で明るい女子高生、元気が良すぎる。
語尾に「〜っす!」とつくのが特徴。
自分の周りにいる人間は皆笑顔であれば良いと思っており、彼女が戦う理由は専ら「人間としてあるべき正しい行い」を追求することである。
困った人間がいれば率先して助けるし、悲劇を止めるためなら命をかける。
FHの名門:春日一族のであるが故、生まれた時からFHではあったが、その実力は高くない。
なのに、一般人を巻き込む作戦には自ら首を突っ込んで、計画を妨害したりする。
その度に処分案が立ち上がるものの、当時FH日本を統括していた都築京香から 「彼女の行動は私のプランの一環であり、彼女の行動に異議を唱えるならまず私に」という一言で、
なんとかそれを免れてきた。彼女が何故小春日をかばったのかは不明。
しかし都築京香の死亡後に彼女を守るものは無くなり、いつ首スパンされてもおかしくない状況に。
「困ったっすねーどうするっすかねー」と悩んでいた所、彼女はまた一つの事件に首をつっこむ。
それは一人の少女を実験台に新たなレネゲイドの力を引き出すというもので、「正しい人間」ならばそれを見過ごすわけにはいかないからだ。
結果として、愚かにも「正しくない」それに向かっていった彼女は半死半生の状態になり、地面を這いつくばっていた。
そこで一人の男と出会う。
即ち、アルフレッド・J・コードウェル。
コードウェルと対話し、実は自身の行動目的が、「それはそういうものだから」という理由でしかない中身の空っぽな動機であったことを思い知る。
コードウェルに、小春日は「じゃあ私はどうすれば良いのか」と問うた。
コードウェルは答えた。
「中身がないのなら、それ伴う物を入れればいい。
その中身を信じられるようになった時、 君は本当の自分自身を手に入れられる」と。
そして彼女はマスターレイスとなった。
現在の彼女は「自分の手の届く範囲の、人間にとっての最良」を求めることである。
困った人間がいれば率先して助けるし、悲劇を止めるためなら命をかける。
しかし、目的を変えた現在の彼女は、道徳と倫理を一切問わない。
即ち、活動に組織的制約が伴うUGNでは彼女の目的は遂げられず、 「最良」にとって「邪魔」になる存在は、それがどんなものであれ――たとえ一般人でも――排除する性質は、もはやFHでしか受け入れることができないのである。
最も余程のことがない限りは、彼女が掲げる「最良」と世間一般における「正しい行い」は相反しないのだが。
性質上、UGNに情報を流したり、勝手に協力してFHのセルを潰すことは、割とよくある。
いずれは全世界に手を伸ばしきり、「全人類のための最良」を探しだすのが、彼女の「欲望」。
口癖は、「ハッピーエンドじゃないと駄目っすよ!」。
そのとおり、彼女は目に付くに人間にとってのハッピーエンドを目指して、力を貸すだろう。
自身の、今は空っぽな中身を、自分のものにするために。
なお、本来の所属である春日一族からは、都築京香への恩義と忠誠を忘れ、コードウェルにしっぽを振った裏切り者、ダブルクロスと蔑まれている。
■プロフィール・ライフパス
ワークス/カヴァー:FHチルドレンC/女子高生
出自:名家の生まれ
経験:夢
欲望:世界を築く
覚醒:生誕
衝動:加虐
基礎侵食値:32
■シンドローム
ブリード:クロスブリード
シンドローム:ハヌマーン/サラマンダー
■能力値・技能
【肉体:3】<回避:1>
【感覚:2】
【精神:3】<RC:4><意志:1>
【社会:2】<調達:1><情報:FH:3><情報:噂話:2>
■副能力値
HP:29、行動値:7、 戦闘移動:12m、全力移動:24m
常備化ポイント:6、財産ポイント:2
■スタート・ロイス
・コードウェルの子
マスターレイス専用Dロイス。 マスターレイスであることを示す。
<タイミング:メジャーアクション>のエフェクトから一つ選択。選択したエフェクトの侵蝕値+4。
選択したエフェクトを組み合わせた攻撃で与えるダメージ+10する。
ただし、侵蝕値が100%以上の場合は+15、120%以上の場合は+20へと変更する。
アルフレッド・J・コードウェル|>お父様。
■エフェクト
【共通】
≪リザレクト:1≫≪ワーディング≫≪コンセントレイト/ハヌマーン:2≫
【ハヌマーン】
≪援護の風:5≫≪振動球:1 ※コードウェルの子指定≫
【サラマンダー】
≪災厄の炎:3≫≪プラズマカノン:3≫
■エンブレム
春日一族|>古くから都築京香に仕えてきた名門・春日一族のクランである。[意志]+3。
■防具
強化服|>装甲値:1。
■一般アイテム
コネ:要人への貸し|>情報判定に+3D、使い捨て。3個所有。
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