GMぼーず
では皆様、お集まりいただいたようなので、やってきましょう!!
よろしくお願いしまーす!
野々瀬 ほたる
よろしくお願いします!
雫川 ナズナ
よろしくお願いします~!!
雲井 さくら
よろしくおねがいしまーっす
GMぼーず
さて前回はアゾートの真実が大きく捲れた所で
GMぼーず
時同じくして次のPCにカメラは移ります、さーくーらー
雲井 さくら
しぶちょがおでかけちゅうですよねー
雲井 さくら
まあそのすきに、わたしもおでけけするんだけどねっ
GMぼーず
はい、野々瀬支部長はアッシュと対決してます
雲井 さくら
([負けるな★しぶちょ]ののぼりを置いていく)
GMぼーず
紅次が残したポイントWについては、君もうっすらは知っています、彼が現役時代にたまり場にしていた廃ビルですね
GMぼーず
粗大ごみのソファ持ち込んだり、君が備品作ったりしてイメージとしては秘密基地
雲井 さくら
ひみつきっちー★
“雨の午後の犬”五月雨剣吾
「あ、お嬢」
雲井 さくら
「あ。れいにー」
“零落三女”堂棺愛
「……こんな夜中にお出かけかい?
アタイらの姫様も門限破るようになったってか?」
雲井 さくら
「おでけけ、おでけけー★」
GMぼーず
まぁ紅次に寝返ってた2人ですね。
ぶっちゃけ《ブレインジャック》の効果が認められて、今は扱い保留になっています
雲井 さくら
FHとかSoGとかゼノスとかじゃないやつ?
GMぼーず
元々この二人、UGNですからね
雲井 さくら
ええ。で、そのまま裏切ってセルってない? て感じですね。
GMぼーず
所属関係なく紅次についてっただけですから、他の組織には微塵も触れてません
雲井 さくら
なるほどなるほど。
“雨の午後の犬”五月雨剣吾
「やっぱり……行くのか、ポイントW」
雲井 さくら
少しの間。
雲井 さくら
無言で、人差し指を前に。
“零落三女”堂棺愛
「まぁそういうと思ったさ、どれ」
ちょっと近づいて顔をムニ
雲井 さくら
ぶにゃ。とはいわず、されるがまま。
“零落三女”堂棺愛
「ったく汚れがついてるよ、忙しいのは分かるけど女は綺麗にしていくもんさ」
“雨の午後の犬”五月雨剣吾
「お、オレも。おにぎり持ってきた……あ! ちゃんとラップ使って握ったヤツだからな! 衛生観念!!」
“雨の午後の犬”五月雨剣吾
とちょっと不格好なおにぎりを渡してくれる
雲井 さくら
お世話焼いてくれたりお弁当くれたりで、にぱっと
雲井 さくら
受け取るおにぎり。お礼にすっと、軽く頬にキス。
雲井 さくら
レイニーにも、メデューサにも。
“零落三女”堂棺愛
「ふふ、よしっ、かわいくなったね……何が待ってるかは知らないが、紅次が最後に遺したもんだ」
“零落三女”堂棺愛
「ひょっとするとアンタにゃちょっとキツイかもしれないよ、その覚悟は……聞くまでもないか」
雲井 さくら
こくりと、首を縦に。
“雨の午後の犬”五月雨剣吾
「お嬢は誰かを護るばっかで……なんもできないけどよ、辛くなったら、俺らもいるから、さ」
“雨の午後の犬”五月雨剣吾
「ちゃんと帰って来いよ、待ってるから」
雲井 さくら
こくり。
“零落三女”堂棺愛
「そんじゃ、行ってきな。
“巡れる灯り”」
GMぼーず
というわけでさくらは夜の街へ、登場侵蝕、どうぞー!!
雲井 さくら
1d10+112 いってきます、と、元気良く、手を振って。 (1D10+112) > 5[5]+112 > 117
system : [ 雲井 さくら ] 侵蝕 : 112 → 117
雲井 さくら
そこそこ、そこそこ?
GMぼーず
もう100超えてますからね、キミ。
雲井 さくら
う ふ ふ
GMぼーず
では行きますけど
郊外後の廃ビル――ポイントW。
かつては鳴神紅次の秘密基地だった。
ここには彼を慕う多くのチルドレンとエージェントが集い、彼はその行き場のない彼らの痛みも喜びもを受け止めて中心で笑っていた。
――だが、主はもういない。
5年の間にすっかり寂れたそこは廃墟と化している。
雲井 さくら
音をたてぬよう、そして壊さぬよう。
ゆっくりと、そこに足を踏み入れる。
雲井 さくら
「。〇(なつかしい、かな……)」
GMぼーず
かつて君が造った冷蔵庫とかランプとか、そのまんまです、埃被ってますけどね
GMぼーず
地面を辿るとごく最近ついたと思われる一人分の足跡……辿って向かうと古ぼけたプロジェクターがある。
さてこれに〈RC〉を目標6で判定してもらいましょうか。
雲井 さくら
(1+3+0)dx(10+0)+1+0 いっそ後で治そうかなあと思いながら。判定―。 (4DX10+1) > 10[2,2,9,10]+6[6]+1 > 17
雲井 さくら
すんすんと、香りをかぐように。
GMぼーず
では紅次の残したセキュリティは抜けましたね、失敗してたら《攻性防壁》で電撃が飛んできました。
雲井 さくら
とんできたら「おししょのばか!!」いってました。
鳴神 紅次
再生されるは《電子使い》で録音された紅次の映像です。
どうやらここで撮ったらしい
雲井 さくら
あ、ならGMー
雲井 さくら
《万能器具》、古ぼけた――その時代的なハンディカメラ作って、撮る。
GMぼーず
ほいほい、了解です、便利だな、モルフェウス
雲井 さくら
カーくんそういうお仕事でしたからねー★ミ
雲井 さくら
独立した記録媒体、と思ってください。ちゃんと線つないだら再生するやつねっ。
雲井 さくら
《万能器具》
ハンディカメラを作って、三脚も作って、そこに置く。
録画は――うん、大丈夫。
雲井 さくら
てことで、続けてください☆
鳴神 紅次
「あーあー……映ってるかー?
えーとこれを見てる奴、まぁヴルトゥームのクソ従者じゃないなら誰でもいいんだが、ここまで来たってことはオレの認めた気骨のあるオーヴァードだと思う、アンタに伝えるぜ」
鳴神 紅次
「まずひとつ、言っておきたい。おそらくはこれ見るために追ってきたであろう俺――鳴神紅次は、すでに死んでいる。
今の俺は“ヴルトゥーム”の従者、かつていた鳴神紅次のまがい物だ。
どうにも細かい記憶は定かじゃないがそれだけは確かだ」
鳴神 紅次
「俺に自我はある、だが基本的にはアイツの掌の上だ。
辛うじて領域を使って隙をついて奴の支配から逃れる時間を作れた。
こうしてギリギリの中で――これを残してる」
雲井 さくら
「。〇(まあ、だよね。すわんぷまんだっけ……?) 」
GMぼーず
はい、非常にわかりやすい例えですが沼男ですね。本人とそっくり同じな別存在。
GMぼーず
具体的にはEロイス:《悪夢の鏡像》《変異する悪夢》で『生前の鳴神と寸分違わない性格と能力のコピーである従者』として造られて使役されてます。
もちろん、剣は持ってないですがね。
鳴神 紅次
「時間がねぇ、そこのロケットの中身は俺の最後の言葉だ、UGNの“巡れる灯り”のつなぎを取って、それを渡してくれ。
――そこに、今の俺の全部を遺す」
横を見ると古ぼけたロケットがあります、写真入れ付きペンダント
鳴神 紅次
「アイツならこれを読めるようにしてある」
鳴神 紅次
「鍵は、“騎士”。
俺は死の直前、その力の一端に触れた。ヴルトゥーム打、倒の――」
ガガガザピー
画面が歪んで切れます。
機器的にここまでしか録音できなかったようです。
雲井 さくら
――ピッ。
ハンディカメラの録画を終了。さくっとだけ見直す。
――うん、ちゃんと撮れてる。
GMぼーず
ロケットの中身は《サイコメトリー》の要領で覗けます、これまた〈RC:6〉目標
雲井 さくら
そうしてから、《テクスチャーチェンジ》
カメラを、ヘアピンに変じさせて、髪に刺して。
雲井 さくら
「……どあほー」
雲井 さくら
ロケットに手を伸ばす。
雲井 さくら
(1+3+0)dx(10+0)+1+0 《サイコメトリー》らいくで、ロケットを視―― (4DX10+1) > 8[2,2,8,8]+1 > 9
GMぼーず
ではここからマスターシーン的な回想
燃え盛る研究所
瓦礫と埃
胴体を切断されたままうぞうぞと再生していく異形の怪物――
地獄絵図ともいえるCASE:パエトーン
その現場に、鳴神紅次はいた
鳴神 紅次
黄金に輝くカンケルを手に、一体また、一体と不死のジャームを切り捨て邁進する、その目線の先には一人の少女
鳴神 紅次
「……!? 茜、茜―――」
思わず駆け寄り抱き起す、が
高所から落下したのか、あちこち傷付いており
――胸にはむき出しの鉄筋が突き刺さっていた。
抱き起すとけふ、と血がこぼれる。
鳴神 紅次
「あか、ね―――」
無言で懐から取り出した血のように赤い結晶――アゾートの欠片――を胸に押し当て、そのままねじ込む。
鳴神 紅次
「……死なせねぇ。お前は、お前だけは何を犠牲にしても、どんな罪を背負おうと、俺は、俺は――!」
一瞬の輝きの後、少女の体に血の気が戻る。
身体に刺さった鉄の棒は、カランと音を立てて地に落ちる。
刹那、
背後から再生した怪物が紅次に襲い掛かる、が
鳴神 紅次
「邪、魔だ!!」
逆袈裟に一閃、携えた黄金色の剣で有象無象を切り裂き散らしていく。
再生するか思えた怪物の肉体は塵となって消えていく
「!? ……これは、親父の言っていた“騎士”の力? ―――ッ!」
全身の血管が怒張し、内部からレネゲイドの力が噴き出す。
紅次の流した血が集まり、バキバキと音を立てて全身を侵蝕していく。
その肉体は徐々に異形に――ジャームに変化しつつあった
鳴神 紅次
「潮時、か。
―――いいぜ、くれてやる、俺の全部、ありったけ丸ごと食っていけ、“カンケル”」
ふぅと一つ大きく息をつき、剣を掲げる。
鳴神 紅次
「……ここより先は天の門!! 清浄で無垢なるもの以外、ここからは立ち入り禁止だ――オレもオマエも、誰一人通しゃしない!!」
己の体をズクリ、と剣で突き徹す!
体が黒い影に覆われ、全身が黒い血だまりとなって床に広がっていく――
その領域に触れたモノから、不死のジャーム達が蒸発して消えていく。
鳴神 紅次
「大丈夫だ、誰にも、茜を傷つけさせやしない。
ああ、でも、」
鳴神 紅次
「アイツに、いえ、なかった、な。『さようなら』って――」
少し悔しそうに、それでも変わらない余裕の笑顔で
“緋色の雷霆”鳴神紅次は消滅した。
その後には、血に染まった漆黒の剣のみが、残された。
GMぼーず
という所で読みとけたモノは全てです
雲井 さくら
腕を、チャームを見やる。
《テクスチャーチェンジ》を解除し、大剣へと戻す。
雲井 さくら
「……」
雲井 さくら
「おししょ、しんだ」
「こーじ、いぎょう、なった」
雲井 さくら
「……どあほー」
やったことは、許されない。
“何を犠牲に”“どんな罪を背負う”、それは決して軽くない。
一を救うために千を殺し、万を恐怖に陥れたことを許してはいけない、悲劇と怨嗟が殖え巡る。
雲井 さくら
「あとで、ぶち折ってもいいけれど」
ちらっと、カンケルを見る。
ちらっと、目が冷たい。
雲井 さくら
「こわれておわり、は、ただのにげ」
「責任、取ってもらうよ。カンケル」
カンケル
ゆ、許された……?
雲井 さくら
ぎゅっと、抱きかかえる。
雲井 さくら
「――あり、がと、カンケル」
GMぼーず
鳴神紅次は死にました、ただカンケルとして、生きてるともいえる状況です
GMぼーず
ロイスをタイタスにするかは、PLPCに任せたいと思います
雲井 さくら
名前を変えるになるのはルール上無理ですからねえ。
今回に関してはロイスのままです。
雲井 さくら
――というか、この関係でロイス欄余らせてたからね★ミ
雲井 さくら
ロケットを首に下げ
雲井 さくら
ようとして少し止まる。
雲井 さくら
ロケットをそっとあけます、写真は何が映ってるかな……
GMぼーず
ここの皆で撮った写真ですね、若き日のレイニーとかメドゥもいる、そして――
GMぼーず
紅次の手の下でわしゃられてるのはやや無表情な小柄な少女、“冥い森の灯り”です
雲井 さくら
「……」
そっと閉じて。改めて、首に下げる。
雲井 さくら
「じゃ、いこうか。カンケル」
雲井 さくら
で、GM、ここでロイス関連宣言します。
GMぼーず
ぽぅと応えるように剣は光る、はいどうぞ!
雲井 さくら
まず予測がつくと思いますが。
雲井 さくら
固定ロイス|>“緋色の雷霆”鳴神紅次、タイタスにします。
system : [ 雲井 さくら ] ロイス : 4 → 3
雲井 さくら
からの、
雲井 さくら
新規会得ロイス|>”カンケル”:【遺志】/憤懣、で会得します。
鳴神 紅次
大丈夫です、認めましょう
system : [ 雲井 さくら ] ロイス : 3 → 4
雲井 さくら
ていうことで、そっと。後にします。
雲井 さくら
シーン〆でお願いします
GMぼーず
はい、いいシーンでした
GMぼーず
ではこれを持って支部に帰ります、情報は次の支部長のシーンですね
雲井 さくら
はーい★
雲井 さくら
ばとんたーっちっv
GMぼーず
ではお待たせしました、ナズナちゃーん
雫川 ナズナ
バトンタッチ! はーい!
さて、衝撃の事故から3日、かな?
茜は面会謝絶で病院に運ばれました。
学校でも事故の話でもちきりになってます。
さくらと揚羽は事後処理でお休み中ですね。
GMぼーず
君はどういう日々を送っているのかは任せますが、まぁ当たり前ではいられませんね
雫川 ナズナ
学校に行ってはいますが、心ここにあらず、ですね
雫川 ナズナ
あと、あれ以来フェイは姿を現してません
GMぼーず
学校でも何人かは例の事故に巻き込まれてるかも……生徒の何人かからは茜大丈夫? みたいなこと聞かれたりもするかも
雫川 ナズナ
答えはしない、答えられる筈がない
GMぼーず
じゃあ「あ……」て表情になって引いていくかもね
雫川 ナズナ
全部私のせいだ、私が、もっと強ければ
――茜は傷つかなかったのに
雫川 ナズナ
”造られた虚影”を何度も呼んだ、でも出てこなかった
雫川 ナズナ
―――また、ひとりだ
ナズナの伯父
ではそんな虚無感を抱えて帰ってくると、慌ただしく伯父さんが迎えます
「ああ、良かった、ナズナ……丁度帰ってきてくれたか」
ナズナの伯父
「岩崎さんから電話があってね、茜ちゃんが目を覚ました。ナズナと話したいんだ、っと……車を出す、準備してくれるかい」
雫川 ナズナ
「あか、ね」
心を占めていたどす黒いものが、少しだけ抜けた感じがした
雫川 ナズナ
「……いき、ます。お願い叔父さん、茜のところに、連れて行って……!」
頭を下げて、叔父にお願いする。
――初めて、頭を下げたような、気がする
ナズナの伯父
「少しね、具合が良くないみたいなんだ。でも話せるようになったから話したいんだと」
ぱたぱたと慌ただしく車の鍵をもって出てきます
ナズナの伯父
「ああ、急ごう、病院には車の方が早いからね」
GMぼーず
ということでシーン転換、ここで登場侵蝕どうぞー!
雫川 ナズナ
「はい……!」
足早に車に乗り込む
焦る気持ちが、歩む足に力を籠める
雫川 ナズナ
1d10 茜……! (1D10) > 1
system : [ 雫川 ナズナ ] 侵蝕 : 87 → 88
さて病院につくと、夜間緊急の裏口から通される、茜の病室は個室だね
ご両親がいるが……奥さんの方はずっと下を向いてすすり泣いている
茜の叔父
「雫川さん、ありがとうございます……ああ、ナズナさんもありがとう」
茜の叔父
「茜は今病室にいる、話をしてあげてくれるかな。
少しびっくりさせてしまうかもしれないけれど、ちゃんと話せるから」
茜の叔父
と君の方を向き直って言います
雫川 ナズナ
「……はい」
ただ一言、強く意思を表明する。
雫川 ナズナ
……病室をノックし
雫川 ナズナ
「……茜、来たよ。入っていい」
GMぼーず
静かな病室だった。
計器の立てる電子音と生命維持装置の集気音、それ以外一切の気配はなく、無機質な鼓動を刻んでいる。
ベッドの中央の人影には、あちこちに管が繋がれ、必死に息をする小柄な体は懸命に生にしがみついているように見えた
茜は曖昧な表情で天を見ていたが、キミの存在を認めると、そのまま少しだけ微笑んだ
岩崎 茜
「あー……ナズナ、だぁ。来てくれた、の?」
岩崎 茜
「へへー、おとう、さんがね、あいたいひと、いるかっていう、から」
とぎれとぎれに全力で息をしながら
岩崎 茜
「ナズナと、はなしたい、っていったの」
岩崎 茜
「ごめんね、びっくり、させちゃった、かも」
雫川 ナズナ
思わず息を呑む
予想はしていた、それでも、この光景は―――
―――残酷だ。
雫川 ナズナ
「……大丈夫だよ、茜は、大丈夫?」
岩崎 茜
「うーん、げんき」
顔面は蒼白で、呼吸は荒く、弱く今にも壊れてしまいそうな気がする
岩崎 茜
それでも精一杯笑顔を作っていいますね
雫川 ナズナ
「……そっか、うん、そっか」
雫川 ナズナ
……手を握れますか
GMぼーず
はい、握れますよ
雫川 ナズナ
では
雫川 ナズナ
その手を握り、彼女の傍に座り込む
岩崎 茜
「……? あ、手、握ってくれる、の」
触るととても冷たい
岩崎 茜
「えへへー、あった、かいね」
雫川 ナズナ
「……何度でも、温めてあげるから」
雫川 ナズナ
「だから、安心して」
岩崎 茜
「あのね、あたし、ずっと、ナズナに、言いたかったこと、あるの」
雫川 ナズナ
「ん、なに?」
岩崎 茜
「私ね、中学、怪我で、ほとんどいけてなくて、通えるように、なっても、もう皆友達がいて、ね」
岩崎 茜
「ずっと――ひとりだったの。
だから、高校からは、がんばろう、って思って、」
岩崎 茜
「皆の役に立るように、って、そしたら、友達、増えて、毎日が、楽しくて、」
岩崎 茜
「――そんな時にナズナに会ったの」
雫川 ナズナ
無言で言葉を受け止める
今はただ、彼女の話を聞いていたい
岩崎 茜
「知ってたんだ、私と同じ、ひとりぼっちの、子だって。だから、ちょっとでも、楽しくなるようにって――」
岩崎 茜
「でも、その子は、私より、ずっと強くて、カッコよくて、ちょっと、寂しがりなとこが、かわいくて」
岩崎 茜
「……時々、夜、だめになっちゃう、時あるんだ」
岩崎 茜
「体、傷だらけで、パパと、ママもいないのに、なんで、あたし生きてるんだろう、って」
岩崎 茜
「……お兄ちゃんも、いないのに」
岩崎 茜
「でも明日、朝起きて、ナズナに『おはよう』っていうぞー、
明日、どんなこと話そうかな、って、」
岩崎 茜
「それだけ、考えてると――気付くと、寝ちゃってるの、ナズナのこと、でいっぱいなると、」
岩崎 茜
「ちょっと、困ったナズナの笑顔が、浮かぶだけ、で。とっても幸せ、なれて、私はもう、ずうっとしあわせな、ままなの」
岩崎 茜
「だからね、友達でいてくれて、」
岩崎 茜
「出会ってくれてありがとうって、それだけはぜーったい、伝え、たくて」
岩崎 茜
「今も、全然、こわくない、んだ、本当に」
岩崎 茜
「ナズナが、いるだけで、私はずっと、最高で、むてきで、しあわせなの」
岩崎 茜
そういうとよろよろと、片手でキミのほほに触れる
岩崎 茜
「これで、ぜーんぶ、言えた……」
嬉しそうに微笑みます
雫川 ナズナ
――もう、無理だ
これ以上、“造られた笑顔”は、出来ない
雫川 ナズナ
茜を抱きしめる
岩崎 茜
「……!」
手を回して弱弱しく支える
雫川 ナズナ
「……これで、終わりみたいなこと、言わないでよ……!」
雫川 ナズナ
「私は……! ずっと、ずっと茜に救われてて!!」
岩崎 茜
「……うん」
雫川 ナズナ
「両親がいなくなって、なんにもなくなって、空っぽになって!」
雫川 ナズナ
「自暴自棄に、なって……! そんな時に、茜に会って……!」
雫川 ナズナ
「最初は、正直、関わりたくなかった、ひとりがよかったよ」
岩崎 茜
「……あはは、ごめん」
雫川 ナズナ
「それでも!!
それでも……いつも、いてくれたお陰で、ぽっかり空いた穴が、埋まっていく感じがして!」
雫川 ナズナ
「だから……だから!」
雫川 ナズナ
「これからも一緒にいてよ!! どこにも行かないでよ!!!」
雫川 ナズナ
「ひとりに、しないでよ……」
岩崎 茜
「もー……だいじょうぶ、だよ」
岩崎 茜
「私が、しあわせなのに、ナズナが、かなしい、のは、おかしい、よ?」
雫川 ナズナ
「だって……だって……!」
岩崎 茜
「……ごめん、ね」
キミを抱きしめる力が、少し弱くなる
岩崎 茜
「がんばる、けど」
岩崎 茜
「……私も、いやだけど、むつかしい、かも」
雫川 ナズナ
「嫌だよ……絶対に嫌だ!!」
雫川 ナズナ
「絶対に救う! 絶対に守る! だから! だから……!」
岩崎 茜
「……だいじょうぶ、だよ。ナズナは、ぜった、い――」
呼吸が細く意識が遠のいていっているようだ、計器が音を立てる
雫川 ナズナ
「茜! だめ!! 絶対にいかせない!!! いかせないから!!!」
岩崎 茜
「ナズナ、ありが、と―――」
そういうと茜は意識を失う
と程なくして看護師と医者がやってきて、処置を始める
キミは、残念ながら追い出されてしまうが
GMぼーず
追い出された外からも会話が聞こえる
『今夜までだと思います』『親戚の方を』そんな言葉がとぎれとぎれに
雫川 ナズナ
―――終わり? これで?
本当に、終わるの……?
雫川 ナズナ
足が重くなる、でも、この場にいられなくて、
ふらふらと、トイレまで歩いていく
雫川 ナズナ
鏡を前に、自分の顔を見る、酷い顔だ
眼の下に隈が出来て、髪もボサボサ
雫川 ナズナ
―――もう、無理なの
―――無理だと思う?
雫川 ナズナ
―――これ以上何が出来るの
―――できる事ならあるでしょ
雫川 ナズナ
―――私に、出来ること
造られた虚影
―――という訳でおひさ、原因を取り除いて潰す覚悟はできた?
雫川 ナズナ
あぁ―――出来たよ
雫川 ナズナ
茜の為なら、地獄にだって立ち向かえる
造られた虚影
煉獄にもいけるかもね? さぁさぁ正念場ヨ!
その手を汚して!
雫川 ナズナ
”私達”の大切な人を救おう
造られた虚影
”アタシ達”の想い人を救おう
雫川 ナズナ
”造られた虚影”と向き合う
―――こいつはこんな顔だったんだな
雫川 ナズナ
トイレを出て、叔母夫婦の元に戻る
雫川 ナズナ
茜の為に、私は今日―――地獄に堕ちる
ただ、それだけだ
GMぼーず
ではそこで電話がなりますかね、相手は南N市支部
GMぼーず
最期の作戦の、緊急連絡です
雫川 ナズナ
ひとこと、「分かった」とだけ伝え
雫川 ナズナ
……叔母夫婦にごめん、行かなきゃ、それだけ伝えて
病院の外に走り出す
GMぼーず
駆け出していけば丁度良く支部には着く距離
雫川 ナズナ
中に荒々しく入り、作戦会議の場へ
GMぼーず
というとこでシーン代わりましょう、さてシーンPC
GMぼーず
はほたるさん確定
GMぼーず
他は自由登場となっております
雲井 さくら
1d10+117 でも、さすがに出ないと (1D10+117) > 10[10]+117 > 127
system : [ 雲井 さくら ] 侵蝕 : 117 → 127
雫川 ナズナ
1d10 覚悟完了 (1D10) > 2
system : [ 雫川 ナズナ ] 侵蝕 : 88 → 90
野々瀬 ほたる
シーンPC野々瀬は登場します。
野々瀬 ほたる
1d10 (1D10) > 8
system : [ 野々瀬 ほたる ] 侵蝕 : 88 → 96
雫川 ナズナ
とうとうナズナが一番侵蝕率が低くなってしまった……
雲井 さくら
だいじょうぶどうせクライマックスでよく決めるから……
夢咲 揚羽
「支部長!! 大丈夫でしたか? “ミリオンサンズ”にぱくーっといかれちゃったりは!?」
野々瀬 ほたる
「ただいま、“夢見鳥”! どうにか無事に戻ってきたよ……お土産の情報と一緒にね!」
夢咲さんの姿を見て、「重圧から解放され、帰る場所に戻ってきた」と安心した野々瀬は、情報端末片手に笑顔で答えます。
夢咲 揚羽
「……はい?
えぇえぇ……!? これ結城元主任の研究データ? 何が起こったんです」
雲井 さくら
「だいじょうぶですーかー?
ミリオンサンズにぶれいんじゃっく、されてませんかー?」
ひょこっと、[負けるな★しぶちょ]ののぼりを持ちながら。
野々瀬 ほたる
「まあ、いろいろあったけど……結果的に、私が“ミリオンサンズ”の顔をつぶしすぎないように立ち回れたから、かな」
夢咲 揚羽
「あわわ……あ、成程、ここのデータが、あ、仮説が繋がった、とするとここはこうで……ありがとうございますー支部長」と抱きつく
野々瀬 ほたる
「彼としても突かれたら困るところがあったみたいで、悪態をつきながらプレゼントしてくれたよ!」
情報端末をひらひらさせています。
雲井 さくら
とりあえずスマホで写真を撮ろう、二人のハグ場面。ぱしゃっ☆
夢咲 揚羽
「……ってすごい熱!? 支部長まさかあの事故以来、治療してないじゃないですかー!!
めでぃーっく、アンプル持ってきて!」
夢咲 揚羽
とここで前回の回復処理
野々瀬 ほたる
夢咲さんに抱き着かれ、少々照れながら、野々瀬も片手で抱き返します。
野々瀬 ほたる
その後、野々瀬はおとなしく治療を受けています。
雲井 さくら
とりあえず治療をお手伝いしつつ、
夢咲 揚羽
「ん? というかペルセポネは何でいるの、侵蝕率上がってるから休養にしたはずなんだけどー?」
雲井 さくら
「おねむできましたー」
雲井 さくら
「ではなくて、」
雲井 さくら
「しぶちょとあげはさんの様子見に来ましたー」
なんか変。
いつも、コードネームで呼ぶよね。
雲井 さくら
じっと見あげ。
雲井 さくら
「あげはさん、“仮説”って、どうしましたー? と、疑問の1」
雲井 さくら
「しぶちょは、しっかり、お休みで……」
《万能器具》で出す、ラベンダーのアロマ。ふわふわ。
夢咲 揚羽
「うん、茜ちゃんに何してたのか、アゾートの増幅効果は仮説としてあったから、まずはそれがビンゴ、ってことかな」
雲井 さくら
小首をかしげる。よくわからないらしい。
夢咲 揚羽
「ただ問題は、この共鳴効果、“ヴルトゥーム”が支配してる石によるものだから……本人を倒さないと、もう持たないと思う」
夢咲 揚羽
「鳴神先輩と同じ血を引いてるからレネゲイドコントロールの才能があるんだと思うけど、だからジャーム化はしない代わりに、きっと体の中の石が剝がれかけてるんだと思う……多分心臓だね」
野々瀬 ほたる
「ありがとう、“巡れる灯り”……でも、なにかあった?」
さくらちゃんの様子に違和感を覚えたので、念のため《熱感知知覚》を使用します。
雲井 さくら
めっちゃばつが悪そう、なんて切り出せばいいかなあで高揚気味。
先ほどから、半分がウソで半分が本当で話している。
雲井 さくら
※しぶちょ、とは普段呼ぶが、あげはさんは絶対呼ばない
※おねむ、が、うそ。様子見が本当。
野々瀬 ほたる
>さくらちゃんの様子
ありがとうございます。
雲井 さくら
「えっとー、」
雲井 さくら
「おでけけ、してきましたー」
夢咲 揚羽
「え、お出かけ?」
雲井 さくら
「そして、もどってきましたー」
ヘアピンを一個抜いて戻す。
――だいぶ旧式のハンディカメラ――録画機が出てくる。
「これ、おみやげ、ですー」
雲井 さくら
「……」
夢咲 揚羽
「んんん? 映像機? これは……再生してもいい? “巡れる灯り”」
雲井 さくら
「ひつようなら、モニターも出しますよー」
「でも、外と通信がつながらない状態のでおねがいしますー」
夢咲 揚羽
「ハイハイ、勿論、回線は閉じてるからね」
野々瀬 ほたる
「これは……例の『ポイントW』で得られた情報、で合ってる?」
雲井 さくら
首をこくり。縦に。
野々瀬 ほたる
「『お出かけ』だと監視体制に疑問符がついちゃうから、ちゃんと『ポイントWの調査』と言ってほしかったなー」
野々瀬 ほたる
「……“巡れる灯り”らしくない」
雲井 さくら
「……」
“雨の午後の犬”五月雨剣吾
私は監視体制くぐらせたダメな犬です、という札を下げて土下座(シーン外
雲井 さくら
一歩、二歩、下がって
雲井 さくら
《テクスチャーチェンジ》解除。
カンケルを横に置いて、跪く。
雲井 さくら
「――ごめんなさい」
野々瀬 ほたる
「……“巡れる灯り”。私は、すぐにでもあなたを封印しようだなんて思ってないよ」
表情こそ真面目なままですが、少しだけ明るい声でそう言います。
野々瀬 ほたる
「いうなれば……『心配』、かな。この映像には、あなたをここまで動揺させるような情報は残されていなかった」
野々瀬 ほたる
「あなたしか知らない情報があるとすれば、ポイントWで何かを見たか……その『ロケット』かな」
雲井 さくら
「……」
ひざまづいたまま、頭を地に伏したまま、剣を横にし差し出した状態のまま、
再度。
「ごめんなさい」
そういうと、
雲井 さくら
《万能器具》
すぐ横に、小さなプロジェクターが現出する。
――再生が始まる……
燃え盛る研究所
瓦礫と埃
胴体を切断されたままうぞうぞと再生していく異形の怪物――
黄金に輝くカンケル。
一体また、一体と不死のジャームを切り捨て邁進する青年
その目線の先には一人の少女
『……!?
茜、茜―――』
思わず駆け寄り抱き起す。
ずたずたになった少女の身体。
胸にはむき出しの鉄筋が刺さる。
抱き起こせば、けふり、血があふれる。
『あか、ね―――』
青年は、懐からナニカを取り出す。
血のように赤い結晶。
――〈愚者の黄金〉、アゾート。
それを徐に、少女の胸に押し当てねじ込む。
『……死なせねぇ』
――ざざっ。
ノイズが奔る。
『お前は、』
ザザッ。
『お前だけは何を犠牲にしても、』
ザザッ。
『どんな罪を背負おうと、』
『――、――、!!』
映像の中。
愚者の黄金が大きく光る。
一瞬の輝きの後、少女の体に血の気が戻る。
身体に刺さった鉄の棒は、抜けて崩れ落ちた。
――ザっ、ざざざっ。
再生した怪物。
青年の背後から忍び寄る。
『――、!!』
黄金の剣を逆袈裟に一閃。
怪物を斬り飛ばす。
再生するか、に思えた怪物が
――塵となって消える。
『……これは、親父のいっていた“騎士”の――』
ザラザラザ―― 雲井 さくら
「……」
「ごめんなさい、……ごめんなさい……」
夢咲 揚羽
「こ、これって鳴神先輩の……」
野々瀬 ほたる
……《熱感知知覚》では「何が嘘で何が本当か」や「何を隠しているのか」はわかりません。
ロケットに記録されていた内容を知ってさくらちゃんが動揺しないはずがないので、再生中の動揺もごまかされ、まさか「意図的に伏せた内容がある」とは野々瀬も気づかないでしょう。
夢咲 揚羽
「……!! なんてことを、もーあの人はっ!!
こんなの、こんなの見せられたら冷静でいられるわけないじゃない」
さくらを抱き起します
夢咲 揚羽
「辛かった、ね、もーよく頑張った、こんなこと頑張んなくてもいいのにっ」
そしてぎゅっとします
雲井 さくら
ずるり、力が抜けている。
まるで水のよう。
「……ごめんなさい、力が足りれば……ろうけれど、……」
夢咲 揚羽
「いいの、十分なことは分かったから……やはりシュヴァリエには特別な力……
!!! ……あった、ナっちゃんの覚醒時のヴァイタルデータ、この石の活性時の波長、なんか引っかかってたんだけど……」
野々瀬 ほたる
「……そろそろカンケルをカニさんに戻してくれる? さすがに威圧感が、ね?」
野々瀬は冗談めかして、さくらちゃんに微笑みます。
雲井 さくら
「……」
手をかざす、《テクスチャーチェンジ》
カニさん――になってない。
さくらの身長を優に超える大剣が、さくらの片腕くらいの片手剣になっている。
野々瀬 ほたる
「ありがとう。……威圧感は減ったね」
野々瀬は、さくらちゃんの動揺がエフェクトに影響したものとして納得します。
野々瀬 ほたる
暴走につながるような動揺ではなさそうなので、様子見。
夢咲 揚羽
「――やっぱり!
例のテロ起こしたオーヴァードとレネゲイドの相殺波長になってる!!
ナズ……あの子の“造られた虚影”の〈賢者の石〉の一撃で、不死の“ヴルトゥーム”を倒せるかもしれません」
雲井 さくら
ぷらーんと虚無ってた顔が、首を上げる。
野々瀬 ほたる
「……っ! 本当!?」
雫川 ナズナ
「……つまり、元凶をぶっ殺せるってことでいいのよね」
このタイミングでナズナが入ってくる、影は異常なほど広がっている
夢咲 揚羽
おっとと、よしよし、背中トントンしてさくらを抱っこ
夢咲 揚羽
「はい、後は、アイツの居場所を突き止められれば……ってわぁ! 噂すれば影」
野々瀬 ほたる
「当時の“ミリオンサンズ”の部隊の力でも仕留めきれなかった、“ヴルトゥーム”の不死性を!」
雲井 さくら
数拍遅れる。
「……ほんとー?」
雫川 ナズナ
「……茜を救える、なら、何であろうとこの手で殺すわ」
影が蠢く、ナズナの精神状態を表すように
夢咲 揚羽
「……!」
思わずデカい殺気に呑まれる
雲井 さくら
「……」
野々瀬 ほたる
「――“造られた虚影”っ!」
ちょうどいいタイミングで入ってきたナズナちゃんと、彼女の影を見て、野々瀬は叫びます。
造られた虚影
現在アタシもこいつもブチ切れてるのでご注意くださーい
と書かれた看板を掲げる
雲井 さくら
「……」
雲井 さくら
とんとん。
抱っこしてもらってた揚羽さんに、“おろして”とジェスチャー
そして、ぽそりと。「ありがと。――レイニーとメデューサ、よんでもらっていいですか」と。
夢咲 揚羽
「うん? ……そっか、でも無理しちゃだめだよ?」
雲井 さくら
「……」
うつろ目、答えず。
夢咲 揚羽
「―――二人とも、さくらちゃんが泣く方が、きっと辛いと思う、貴女の知ったこと、知らないままでいるよりも、ね?」
野々瀬 ほたる
「……覚悟は、できてるみたいだね。そして、それを為すだけの力を、あなたは宿している」
ナズナちゃんの発言は物騒でしたが、野々瀬はナズナちゃんを肯定します。
雫川 ナズナ
「……そうだ、今は力がある。私も、”造られた虚影”も、覚悟完了済みよ」
野々瀬 ほたる
「私たち全員で、敵を討つ。あなたは最後の1ピース。そう、これは――あなたにしかできない仕事だよ」
“雨の午後の犬”五月雨剣吾
「お嬢――!? 大丈夫か、倒れた気配がしたが」
“零落三女”堂棺愛
「そうなる前に言えと言ったろう、このバカドッグ! ……あちゃあ、これは」
雲井 さくら
「そのまえに、しぶちょ」
“零落三女”堂棺愛
「大分、キてるね。大丈夫だよ、アタイらのことは気にしなくていい、お嬢」
片手剣になったカニチャームを見て
雲井 さくら
ふらふら
片手剣になったカンケルを、拾って
雲井 さくら
てく、てく。
ナズナちゃんの前まで行って、カンケルを渡す。
雲井 さくら
「少し、お時間、ください」
「ヴルトゥーム、の、場所確認まで、の時間?」
雫川 ナズナ
「……どういうつもり」
カンケルを受け取る、その前に意図を聞こうとする
雲井 さくら
「これから、3つ、映像、出す」
雲井 さくら
「3つ、みたあとで、」
雲井 さくら
少し逡巡する
雲井 さくら
「許せなかったら、折って,イイ」
「それだけのことをしたし、」
雲井 さくら
「少なくとも、今は、その剣はわたしの所有物」
「だから、
わたし、が、その責任も、負わないといけない」
野々瀬 ほたる
「――!?」
野々瀬はさくらちゃんの暴走を危惧して、現時点では制止しません。
ですが、《熱感知知覚》でナズナちゃんの感情の動きを常に見張っています。
雫川 ナズナ
「……」
その言葉を聞き、ひとつ溜息を吐く
雫川 ナズナ
「ひとつだけハッキリさせておく」
雫川 ナズナ
「私はさくらを”友達”だと思ってる」
雫川 ナズナ
「今から流れる映像が何であれ、その事実は変わらない」
雫川 ナズナ
「……だから、そんな事言わないでよ」
雫川 ナズナ
さくらちゃんの頭を優しく撫でる。
先程までの殺意は嘘のように消え失せている
雲井 さくら
ふわりと、笑う。
雲井 さくら
「私は、“冥府の女王/巡れる灯り”」
雲井 さくら
「死者集う冥府に住まうもの。
声を聴き、判断を聞き、救う/掬うもの」
雲井 さくら
「されど、」
雲井 さくら
小さなハンディカメラを出す。
「――犯した罪を、知りえた事実を」
「隠したままで、終わらせていいとは思えない」
雫川 ナズナ
「分かってる、私はさくらの意思を組むつもり」
雫川 ナズナ
「その上で何度でも言うよ」
雫川 ナズナ
「”私達”は、さくらの、友達だ」
雲井 さくら
――再生していきます。
1つめの、ハンディカメラ。
“架空者”鳴神紅次の告白。
雫川 ナズナ
「……」
その吐露を見て、あぁ、どう変わっても茜の兄なんだな、と
そう思った
雲井 さくら
「次は、ちょっと、覚悟してね」
2つ目の、プロジェクター。
燃え盛る研究所、瓦礫と埃と血にまみれた地獄絵図。
胸を貫かれた少女、ねじ込まれる《愚者の黄金》。
――時折、いや割と大きくノイズが混じる。
『“騎士”の力』
その言葉が聞こえるか聞こえないかで、プロジェクターが砂になる。
雫川 ナズナ
「……茜」
今回の件は、兄が原因なのだろう
だけど―――家族なんだ、救いたいと思う事は、当然じゃないか
……少なくとも、ここで茜が生きていたから、私は救われたんだから
雲井 さくら
身体が小刻みに震えている……
雫川 ナズナ
「……さくら、例え何があろうと、私は、私達は変わらないよ」
雫川 ナズナ
「大丈夫だから」
頭を優しく撫でる
雲井 さくら
手を掲げる。
先ほどとは、別のプロジェクター。
映像が、再生される――
『“騎士”の力? ―――ッ!』
――2つ目の映像の続きのようだ。
青年――紅次の全身の血管が怒張する。
内部からレネゲイドの力が噴き出す。
流した血が集まり、バキバキと音を立てて全身を侵蝕していく。
その肉体は徐々に異形に――ジャームに変化していく。
『潮時、か』
『―――いいぜ、くれてやる、俺の全部、ありったけ丸ごと食っていけ、“カンケル”』
青年はふぅとひとつ大きく息をつき、剣を掲げる。
『……ここより先は天の門!!
清浄で無垢なるもの以外、ここからは立ち入り禁止だ』
『オレもオマエも、誰一人通しゃしない!!』
そういうと、――ずくり。
己の身体を、剣で突き徹す!
体が黒い影に覆われ、全身が黒い血だまりとなって床に広がっていく。
――その領域に触れたモノから、不死のジャーム達が蒸発して消えていく。
『大丈夫だ。
誰にも、茜を傷つけさせやしない――』
『ああ、でも』
悔しそうな顔、
『アイツに、いえ、なかった、な。『さようなら』って――」
それでも変わらない余裕の表情で、
プロジェクターの中の青年が消滅した。
あとには
血に染まった、漆黒の剣のみ。
――ぷつ。
雫川 ナズナ
「……そう、だったんだ」
思わずカンケルに目を落とす。
茜を守った、その存在に。
“雨の午後の犬”五月雨剣吾
「……お嬢」
さくらを抱きしめてぐずぐずと泣いている
“雨の午後の犬”五月雨剣吾
「バッカ野郎、アニキ……あんたは、最後まで……ごめんな、お前に背負わせてよ」
“雨の午後の犬”五月雨剣吾
「カンケルを、アニキを護ってくれてありがとう」
“零落三女”堂棺愛
「バカ野郎さ、紅次の奴め、でも――」
“零落三女”堂棺愛
「アイツは、もうどこにもいない。そしてココにいる。
ようやく――音が消えた気がするよ、アタイの空っぽの胸に吹く、ブルースが、ね」
“零落三女”堂棺愛
「ありがとうよ、さくら……」
一緒に泣きながら頭をなでる
雫川 ナズナ
「……ん、よし」
膝をパン、と叩いて立ち上がる
雫川 ナズナ
「確認するけど“造られた虚影”、斬らないといけない要素あった?」
造られた虚影
んにゃ? どこにもねーなー
雫川 ナズナ
「だよね、んじゃ、答えはこうだ」
雫川 ナズナ
「ありがと、さくら。教えてくれて」
雫川 ナズナ
さくらちゃんの頭をポンポンと撫でます
雲井 さくら
「……」
雲井 さくら
「どう、いたしまして」
雫川 ナズナ
「ん、これからも変わらず友達。私は言葉を曲げなかったよ」
雫川 ナズナ
「だから、もう大丈夫だよ」
雲井 さくら
「……ごめんね。
アカネも、ナズナも、化け物にした、どあほー」
「もしかしたら、ふたりとも、死体すら残らないかもしれない」
雲井 さくら
「そして、」
雲井 さくら
「……ありがと」
雫川 ナズナ
「どういたしまして」
雫川 ナズナ
「まーアレだ、大事なのはさ。誰かの心に残っているか、だと思うし」
雫川 ナズナ
「私も、茜も、その辺りは共通認識だと思うから、体の事はあんまり気にしなくていいからさ」
野々瀬 ほたる
「……ところで、“巡れる灯り”」
雲井 さくら
「はい」
雲井 さくら
さあ、私が“犯した罪”が巡るわけで。
――どうなるかな?
野々瀬 ほたる
「貴重なゾディアックウェポンの一振りにして厳重監視対象であり、ついさっき私が信じて託したカンケルを、イリーガルに手渡したあげく『折っていい』とは、どういうことかな?」
野々瀬は笑顔で問い詰めます。
――さくらちゃんは知っているでしょう。
真に責任を追及するときの野々瀬は、笑顔を見せることはありませんし、このような口調でもありません。
雲井 さくら
「しんじて、たくされた、からこそ」
雲井 さくら
「その処遇も現実も、伝えて私が責任負うため、です」
雲井 さくら
「しんじられない、つかいものにならない、ならば、」
雲井 さくら
「私はカンケルを取り上げられ、封印されるべきです」
「今の私の侵蝕率は、下手なジャームを超えています。
おそらく、“籠目と精彩”にも、“夢見鳥”にも、隠しようがないほどに」
雲井 さくら
「時間を取ってしまったことは、謝罪します」
雲井 さくら
「ただ、」
雲井 さくら
「ヘタに、”ヴルトゥーム”に現実を指摘され、悲惨さをトラウマを仲たがいを増幅させるようにし、仕向けられるよりは、」
雲井 さくら
「イリーガルの助力が必須である以上、」
雲井 さくら
「私と、カンケルがこの場で消されたとしても、」
雲井 さくら
「まだ、利点のほうが高いと、判断しました」
野々瀬 ほたる
「……なるほど。
“巡れる灯り”、あなたは、自分で説明した理屈が『下手なジャームの理屈』だと思う?」
野々瀬はさくらちゃんの目をまっすぐ見て、微笑みながら問いかけます。
雲井 さくら
「ヘタなジャームの理屈かは判断が利きませんが、」
雲井 さくら
「戦闘人形の理屈ではあります」
雲井 さくら
「――“ともだち”と言われてなお、」
雲井 さくら
「私は、事件解決としてどう動く? が大きかったですから」
雫川 ナズナ
「(どういう教育をしたらそういう思考に……)」
夢咲 揚羽
「(元チルドレンとしてはその思考もわからんでもない……)」
“零落三女”堂棺愛
「おい、聞き捨てならないねぇ……ジャームがアタイらを呼ぶかい」
コツン
野々瀬 ほたる
「私はカンケルがアゾートに侵蝕しつくされている可能性を疑っていた。
一度“造られた虚影”の手に渡ってからは、事の成り行き次第では実力行使で奪い返すつもりでいたんだよ?」
野々瀬 ほたる
「……『そうでない』と知っていたあなたは、真実を告げ、最悪の事態を避けるための最善策として、“造られた虚影”にカンケルを手渡した」
野々瀬 ほたる
「もし、手渡す前に私に確認を取っていたら、確認が必要だという事実そのものが、“造られた虚影”の判断に影響を与えていたかもしれないね」
野々瀬 ほたる
「……結果論にはなるけれど、あなたの判断は正しかった。少なくともジャームの行動とは思えないね」
雲井 さくら
清聴している、そしてその間はいろいろ考えている。
並べた現状は事実、ゆえにその意味で封印指定されても不思議じゃない。
ジャーム判断は魔女裁判だ。
たとえジャーム判断が否――オーヴァードとされていたとしても
『剣を渡した』案件だけは、管理人案件で私で収まらないなら支部長にも飛ぶ。
どうしたらヴルトゥーム対峙までに人的/時間リソースを最低限に落とせるか。
――数拍の間、
雲井 さくら
「……ありがとうございます」
ひとっつも顔色を変えずに。
頭を下げる。
“結果論にはなるけれど”の言葉を汲んで。
野々瀬 ほたる
「カンケルを渡した事実については……そうだね」
野々瀬 ほたる
「……『カンケルの由来』については、私よりあなたのほうがよく知っていた。あなたはその情報をもとに、最も私たちUGNの利になる道を、自らの判断で選んだ」
野々瀬 ほたる
野々瀬は自分に言い聞かせるように一度頷きます。
そして――
野々瀬 ほたる
「よって、カンケルをイリーガルに渡した件については……厳重注意とする」
野々瀬 ほたる
ここまでの口調なら「『厳重注意』だね」と表現するところですが、最後だけはしっかり責任を追及する態度で、あえて「厳重注意とする」と告げます。
野々瀬 ほたる
「今後カンケルを無断で手渡したり、破壊を認めたりすることは許されないと思うように」
雲井 さくら
「はい」
短く、しっかりと。
野々瀬 ほたる
「あなたは戦力として……」
野々瀬 ほたる
「そして、ナズナちゃんの友達として、なくてはならない存在であるからして、そう簡単に『自らが封印される道』をよしとしないように」
ナズナちゃんとさくらちゃんのほうを一度ずつ見て、最後はさくらちゃんに向けて笑顔でそう告げます。
雲井 さくら
片膝をつきましょう。
「――“巡れる灯り”、その旨、拝領、致しました」
野々瀬 ほたる
「さーて、南N市支部の戦力は『欠けることなく』ここにいるね!」
雫川 ナズナ
「全員いるわ」
造られた虚影
ノ
野々瀬 ほたる
「“巡れる灯り”はもちろん、“造られた虚影”に……フェイちゃんもいるねー。心強いよ!」
夢咲 揚羽
「後は問題の”ヴルトゥーム”の位置ですけど……アッシュがくれた拠点候補市内だけでも30はありますね……回ってたら茜ちゃんの体がもたないです」
GMぼーず
ではここで結城にロイスを持つほたるさんだけは、【RC:12】で成功すれば居場所が分かります
雲井 さくら
だいぶんおやばいすうちでは
野々瀬 ほたる
「パッと見で多いとは思ったけど……30件も!?
“ミリオンサンズ”め、どうせおびき出すなら敵の居場所はどうでもいいと思ってたなー?」
野々瀬は不満そうに一人つぶやきます。
雲井 さくら
おびき出す……?
とは思うがみあげるだけにとどめておこう。
GMぼーず
南N市の中でのスポットのウチで同等の気配を領域で探る……これは中枢評議員でも霧谷でもない、この支部の長で結城の友人であった君にしかできないことです
野々瀬 ほたる
判定の前に一つだけ。
野々瀬 ほたる
「“ミリオンサンズ”から勝ち取った情報が示すように、“ヴルトゥーム”の正体は“天墜つ大火” 結城 延人を模したレネゲイドビーイングのジャーム――“擬者”。
その存在は、彼の死を示すものにほかならない」
野々瀬はそう宣言し、決意を込めて目を閉じます。
夢咲 揚羽
「……結城、先生のニセモノ」
野々瀬 ほたる
「……模倣が完璧に近くて助かった、かな」
野々瀬 ほたる
では、判定します!
GMぼーず
どうぞ!
野々瀬 ほたる
判定に際して「能力訓練:精神」を使用します。
達成値+1です。
野々瀬 ほたる
>GM
この方法での情報収集に適したイージーエフェクト《地獄耳》を所持していますが、少し有利になったりはありますか?
GMぼーず
《地獄耳》!
いいでしょう、+2差し上げます
野々瀬 ほたる
ありがとうございます!
では、《地獄耳》を使用し、さらに達成値+2です。
野々瀬 ほたる
合計修正は+3。行きます!
野々瀬 ほたる
(6+2+0)dx(10+0)+(6+0+3)>=12 〈RC〉判定 (8DX10+9>=12) > 10[1,6,6,8,8,9,9,10]+8[8]+9 > 27 > 成功
雫川 ナズナ
回ったぁ!
雲井 さくら
わぁい気合入ってるー!!!
野々瀬 ほたる
やりました!
GMぼーず
ぶほぉ! では見つけました、今は廃墟となった結城の生家、【結城内科医院】の地下から同じ反応を感じます
GMぼーず
これより、ここの場所に突入したらクライマックスです!!
野々瀬 ほたる
ここで「結城さんは死亡した。敵は結城さんではない」と意識しながら能動的に擬者の気配を探り、居場所を突き止めたことで、結城さんのロイスをタイタス化したいのですが、よろしいでしょうか?
GMぼーず
はい、いいと思います、どうぞ
野々瀬 ほたる
ありがとうございます。
野々瀬 ほたる
では、ここでシーン〆!
GMぼーず
では次回、ついについにクライマックスです、お疲れさまでした!
次回は5/7(木)予定ですがちょっと、皆様の予定次第ではガガっと休日開催で駆け抜けるかも?
雫川 ナズナ
お疲れ様でした~! 次回もよろしくお願いします~!
雲井 さくら
おつかれさまでした、わーお2630!!?
GMぼーず
というわけでいい時間なので明日の朝に備えましょう、皆様おやすみなさーい!
野々瀬 ほたる
……そうでした。さくらちゃんの調達は!?
雲井 さくら
ロールに合うなら戦闘服とかオーバーほしかっただけなので
雲井 さくら
もうするーでいいやつです気にしないでー!!???
雲井 さくら
(一応ガチ戦闘員あんどカバーリンガーだしね)
雫川 ナズナ
一旦振るだけ振っておきましょ!
GMぼーず
調達は次回の頭に皆一回していいこととします
野々瀬 ほたる
>調達は次回の頭に全員1回ずつOK
了解しました。
雫川 ナズナ
次回了解!
雲井 さくら
はーい
野々瀬 ほたる
本日もお疲れ様でした!
GMぼーず
では皆様体に気を付けてよいGWを! サラダバー!!
雲井 さくら
おやすみなさいませー
野々瀬 ほたる
次回もよろしくお願いします! おやすみなさいー!