GMぼーず
 さてではお時間でございまするね、皆さんこんばんはー

 野々瀬 ほたる
 こんばんはー!

 雫川 ナズナ
 こんばんは~!

 雲井 さくら
 こんばんはーですよー

 GMぼーず
 ではでは前回ののおさらい、各々どうぞ

 雲井 さくら
 どあほーがとけました

 雫川 ナズナ
 あかねー!!!

 野々瀬 ほたる
 ……こんな形で再開したくはないんだけどなー。

 GMぼーず
 死屍塁塁ですね、いい事です(笑顔

 雫川 ナズナ
 大変な状況だぁ……

 雲井 さくら
 むしろしぶちょは、これからデート?

 雲井 さくら
 (×2)

 雫川 ナズナ
 あ、開始前にエフェクトの侵蝕ミスだけ訂正大丈夫ですか……?

 GMぼーず
 あ、どうぞどうぞ>訂正

 雫川 ナズナ
 ありがとうございます……! 1点減らします……

  system : [ 雫川 ナズナ ] 侵蝕 : 88 → 87




 GMぼーず
 さて、前回ついに本性を出したヴルトゥーム、その大規模テロから2~3日経ったところですね
 PC各々のシーンとなります

 野々瀬 ほたる
 なるほど、2~3日。
 それだけあれば野々瀬もギリギリ立ち直れる……はず。

 雲井 さくら
 しぶちょには、クイーンの羽毛布団を

 雫川 ナズナ
 もうずっと茜の傍から離れてないナズナ

 雲井 さくら
 そしてアイスノンを……

 GMぼーず
 あ、茜ちゃんは面会謝絶です、ナズナは眠れない日々を過ごしてることでしょう

 雫川 ナズナ
 にゃーん!?

 雫川 ナズナ
 あかねー!!!

 雲井 さくら
 ぁぁ、きちんとねないとまずいひとがもうひとり……

 雲井 さくら
 しぶちょとともに すまきふとん かな……

 雫川 ナズナ
 がるるるるるるるる……

 夢咲 揚羽
 事態の収拾に駆けずり回っています

 雲井 さくら
 ヒーリングミュージックもかけよう……

 GMぼーず
 裏でも言いましたが情報量自体はほたる>>さくら>ナズナって感じですね

 雲井 さくら
 その順でやります?

 GMぼーず
 状況は分かりやすいかも

 野々瀬 ほたる
 そして一日の終わりに、支部に戻ってきて顔を見せてくれる夢咲さんに、普段よりも弱気な感じの姿を見せてしまう野々瀬。

 野々瀬 ほたる
 それならば、状況がわかりやすい順番がよさそうですねー。

 雫川 ナズナ
 順番こちらもおkです~








Middle Scene-5
Side:Hotaru






 夢咲 揚羽
「……っていうとこです。事件はバスの爆発事故、という形で表向きは処理してます。
 死亡者12名、重傷者35名、軽症者多数の、記憶処置は……ちょっと考えたくない数ですね」

 夢咲 揚羽
「従者の爆発はかなり的確に急所を狙ってました、ジャーム化した重傷者や死亡者も……正直、ようやく一段落はしましたが、予断を許さない状況です」

 夢咲 揚羽
「茜ちゃん……保護対象Aも意識が戻ってません、心不全で、もう、時間が残されてないと。担当医からは」
 かなり表情が暗くなる

 夢咲 揚羽
 という報告を受けてるとこで登場どうぞ、PC3野々瀬支部長

 野々瀬 ほたる
 では、登場します。

 野々瀬 ほたる
 1d10 (1D10) > 5

  system : [ 野々瀬 ほたる ] 侵蝕 : 83 → 88

 野々瀬 ほたる
「見るからにひどい有様だとは思っていたけど……改めて数字にされると信じがたい規模、だね。
 まさか、これまで暗躍してきた“ヴルトゥーム”が、突然一般人を巻き込んであんなことをするなんて……」

 夢咲 揚羽
「完全に鳴神先輩の能力に的を絞ってましたから、裏をかかれた形です。
 “ヴルトゥーム”は一体何がしたかったんでしょう……」

 夢咲 揚羽
「くやしい、です。何もできない、あたしが。
 アゾートの研究者なんだって言って、全然追いつけてない……事態の中心にはあの石があるはずなのにっ」

 夢咲 揚羽
「こんな時、結城先生が、いたら」

 夢咲 揚羽
 小さな声で悔しそうに揚羽はつぶやきます

 野々瀬 ほたる
「……そうだね。結城くんは優秀で、アゾートについて誰よりもよく知っていた。それは間違いない。こんなとき、私たちの傍にいてくれたら、きっと頼りになったはずだよ」
 夢咲さんのつぶやきに、野々瀬は複雑な表情で答えます。

 野々瀬 ほたる
「……結城くんは帰ってこない。それでも――」

 夢咲 揚羽
「……! ごめんなさい、ホットライン、え? この番号、中枢評議会!?
 “籠目と精彩スパークル”、支部長の……召喚命令、みたいです」

 夢咲 揚羽
「あああ、アッシュ・レドリック!? あの悪名高い改革派の……」

 野々瀬 ほたる
「っ、“ミリオンサンズ”!?  ……ついに、来ちゃったかー」

 夢咲 揚羽
「どうしましょう、流石に緊急事態なんでっ! って無視できなくはないですけど、後で何言われるか……」

 野々瀬 ほたる
「なんて言ってみたけど、いざこの時がくると緊張するねー。
 ……“リヴァイアサン”から受け取ったレシピで、胃薬だけお願いできるかな?」
 野々瀬は無理して微笑んで答えます。

 夢咲 揚羽
 ここで中枢評議員は、中間管理職の手に余るっ!
「え、あ、会うんですか!?」

 野々瀬 ほたる
「……正直、私も本当は、会いたくないよ?
 だけど、この事件には謎が多すぎて、情報が足りない。情報が足りずに後手に回って、今回の従者爆発事件を招いたのなら……少しでも情報を持っているだろう相手――中枢評議員と接触するしかない」

 夢咲 揚羽
「わかりました、胃薬、《元気の水》付きで! アクシズ何するものぞ!!
 ご武運を、支部長」

 野々瀬 ほたる
「……そう、これは好機。うん、私たちにとっての好機だ」
 野々瀬は自分に言い聞かせるようにそうつぶやきます。

 野々瀬 ほたる
 最後に夢咲さんに。

 野々瀬 ほたる
「ありがとう、“夢見鳥ドリーミングテイル”。……あなたがいてくれるからこそ、私はこうして立ち直れた。
 3日前、私が倒れたとき、それから、今日まで……あなたが支えてくれなければ、私はとっくにダメになっていたかもしれない」

 野々瀬 ほたる
「『何もできない』なんてことはないんだって、それだけは覚えておいて」
 野々瀬は優しく微笑み、本心から夢咲さんにそう答えます。

 夢咲 揚羽
「……はい! ありがとうございます」

 野々瀬 ほたる
 >GM
 ここでロイス周りの処理をしてよろしいでしょうか?

 GMぼーず
 どうぞ!

 野々瀬 ほたる
 まず、ロイスの最後の一枠を、“ミリオンサンズ” アッシュ・レドリックに対して取得します。

 “ミリオンサンズ”アッシュ
 やったぜ

 野々瀬 ほたる
 感情はP連帯感/N憤懣。ネガティブが表です。
 同じ「世界の守護者」として、過去と現在の対応には何らかのやむを得ない理由があると信じ、やり方は違えど志を同じくする相手として連帯感。
 それはそうと、「お前が何もかも伏せていたせいで取り返しがつかない大惨事になった。どうしてくれるんだ!」と憤懣。

 GMぼーず
 了解です、憤懣ぶつけてきましょう

 野々瀬 ほたる
 そしてもう一つの処理は――

 野々瀬 ほたる
 夢見鳥ドリーミングテイル” 夢咲 揚羽をSロイスに指定します。

 夢咲 揚羽
 まさかのS昇格!? ただの情報収集チームから大抜擢

 野々瀬 ほたる
 思えば、ここまでの流れで夢咲さんがいなければ危なかった場面はいくつもありました。
 私としても「まさか」ではありますが、ここは野々瀬の気持ちに素直になります。

 夢咲 揚羽
 うう、感激です。ぶっちゃけGM用の便利NPCなのに

 野々瀬 ほたる
 それでは、ついにアッシュと対峙、ですね……!


 というわけで現場のエールと共に場面転換し、アッシュのオフィスに突撃です
 迎えのリムジンにエージェント付きの送迎、VIP待遇で速やかにどあとぅーどあで45分





 やや薄暗い執務室
 に、優雅に腰かけているいやみったらしー笑みを張り付けたサングラスの白人男性
 中枢評議会、評議員、アッシュ・レドリックです


 野々瀬 ほたる
「UGN日本南N市支部長 “籠目と精彩スパークル”、ただいま参りました」
 やや緊張を隠し切れない様子で入室し、挨拶ののち一礼します。

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「やあ、顔を合わせるのは初めまして、になるな。“籠目と精彩スパークル”」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「まずは掛けたまえ、レディを立たせたままにしておくのは忍びないのでね」

 “フラガラッハ”マリア
 そういうと配下の女性が鋭い笑みで椅子を引いてくれますね。
 この人は”フラガラッハ”マリア・チェスノコフ、アッシュ付きの始末屋ですね

 野々瀬 ほたる
 再度二人に軽く頭を下げ、席に着きます。

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「さて――キミを召喚したのは、例の事故――テロ事件についてだ。
 ”ヴルトゥーム”に出し抜かれたようだな」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「確認したいのは一点、鳴神紅次は、現場から血だまりを残して消えた、と――これは確かかね?」

 野々瀬 ほたる
「……はい。
 “ヴルトゥーム”は私たちの裏をかき、従者テロを起こしました。この一件につきましては、返す言葉もございません」
 野々瀬は重圧に耐えながらも、どうにかアッシュの目をまっすぐ見て答えます。

 野々瀬 ほたる
「鳴神 紅次はその場で消滅し、血だまりのみが残りました。これは過去に目撃された“ヴルトゥーム”の従者と同様です」

 野々瀬 ほたる
「また、“巡れる灯りペルセポネ”による解析で、その血の持ち主は妄想の衝動を抱えるオーヴァード、あるいはジャームであることが判明しています」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「成程、中々優秀なようだ、”鳴神紅次が姿をくらました”と考える程度の連中でないことは評価しよう」

 野々瀬 ほたる
「お褒めにあずかり光栄です、“ミリオンサンズ”」
 本心は隠しつつも、礼儀として答えます。

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「さて――ご苦労だった、“籠目と精彩スパークル”。後始末は私がやっておく、これより先はキミの手には余る。この件についてはアクシズが引き取ろう。
 キミは”リヴァイアサン”に休暇の申請でもしておきたまえ」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「“巡れる灯りペルセポネ”も消耗が激しいだろう? 貴重な剣持ちを使い潰すには忍びない、オンセンにでも行ってくると良い」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
 酷薄な笑みを崩さず、余裕たっぷりでこう返しますね

 野々瀬 ほたる
「……私と支部員を気遣ってくださるのですね」

 野々瀬 ほたる
「――ですが、ご心配には及びません」
 アッシュの発言はギリギリ提案の形なので、野々瀬は強い意志を感じさせる表情で、そう答えます。
 いち支部長の立場で可能な、ギリギリのラインの拒絶の意思表示です。

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「何か不服かね? 花売りならばもう少し殺気は抑えておくものだ、“籠目と精彩スパークル
 私は『下がれ』と言ったのだ、聞こえなかったか?」

 野々瀬 ほたる
「先日の研究施設襲撃から、私たちは違和感を抱いていました」
 アッシュの「殺気は抑えろ」との言葉に隠れたプレッシャーに必死で耐えながら、野々瀬は命令を無視して言葉を続けます。

 野々瀬 ほたる
「『なぜ今なのか』、と。
 南N市支部が保管していたアゾートは、5年前の事故で研究成果が逸失し、それ以来、私たちの研究の進捗も芳しくありません」

 野々瀬 ほたる
「『眉唾物かもしれない伝説に囚われた研究者が、成果を焦って事故を起こし、それ以来、当たり障りのない対応で保管されていた』
 ……私が知っていた『この情報』こそが、アゾートの全てだったはず。
 そんなアゾートを狙う者が、今になって現れること自体が、不自然でした」

 野々瀬 ほたる
「こんな石のために支部を襲撃しようなどと考える者は、いるはずもありません」

 野々瀬 ほたる
「……5年前に死亡したとされる人物を除いて」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「ほう?」

 野々瀬 ほたる
「その後、鳴神 紅次は、私たちが全くマークしていなかった高校生『雫川 ナズナ』を襲撃しました。
 彼は私たちの知らない『重要な事実』を知っている、そう考え、私は5年前の事故の情報を改めて洗いました」

 野々瀬 ほたる
「……正解でした。
 CASE:パエトーンは実際には爆破テロ、鳴神 紅次は未帰還、南N市には当該テロの被害者にして特異なレネゲイド反応を示す本部A級監視対象がいる」

 野々瀬 ほたる
 野々瀬は淡々と続けます。

 野々瀬 ほたる
「――アゾートの研究データは、当時の査察部により接収されていた」
 わずかに悩み、その後、決心したようにそう言います。その目線は、アッシュの目をまっすぐ見つめたまま。

 野々瀬 ほたる
「“ミリオンサンズ”、あなたは……ご存じでしたね」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「ふむ――貴様の支部員が中々優秀と評価したことは訂正しよう、“籠目と精彩スパークル”、有能――そう評価を改めよう」
 にやけ面が急に冷徹になる

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「だが――それを当の支部長が直々に私に訴えるとは馬鹿正直にも程があるな」

 野々瀬 ほたる
「……当の支部長だからこそ、です。
 このような内容を書面で伝えるほど私は愚かではありませんし、部下を介して伝えるほど私は冷酷ではありません」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「ハ、ハハハーハハハハ!!
 成程、つまり貴様はこう言いたいわけだ、“籠目と精彩スパークル”よ。
 『”ミリオンサンズ”はCASE:パエトーンに乗じて、アゾートの研究成果を独占するために隠蔽工作を行った』
 『そして今その石を強奪する過程で、内部で何らかの過誤―ヴルトゥームの暴走―が生じてあの惨劇を引き起こした』と!」

 野々瀬 ほたる
「……やむを得ない事情がおありだったのか、あるいは独占のためだったのか。
 志を同じくするUGNの構成員として後者と思いたくはありませんが、私には知るよしはありません」

 野々瀬 ほたる
「ですが、隠蔽の理由はどうであれ……『その情報さえあれば、私たちの対応が後手に回ることもなかった』。
 それは事実だと考えています」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「貴様は花屋より小説家の方が才能があるようだな、さて――そもそも前提から私と貴様には差異があるようだ、““籠目と精彩スパークル”」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「ならば、一つ貴様に問おう。
 いかにも5年前、私は“天墜つ大火パエトーン”の研究成果を握りつぶした。認めようそこまでは正しい」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「だが、それが目的ならば――なぜ貴様達はアゾートを研究できた?
 この5年間、貴様の支部からアゾートを奪おうと思えば私にはいくらでも手があった。
 いっそCASE:パエトーンの隠ぺいの際に喪失した、と言えばいいだけのことだ
 何故私はおめおめと南N市支部がアゾートの欠片を所有することを許している?」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「そしてここが核心だ――そもそも、貴様はアゾートとは『どういうモノ』だと考えているのだね?」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「よくよく考えろ――そこが出発点だ、得たものに福音を齎す奇跡の石、そう考えているから私のしたことの真実が視えなくなる」

 野々瀬 ほたる
「『一度砕けた賢者の石レネゲイドクリスタルの欠片で、愚者の黄金デミクリスタルの性質を示す結晶。伝説では蘇りと永遠をもたらす』とされています。
 研究では、『そのような作用を発現する可能性こそあれど、実際にそのような現象は確認できなかった』と、そう認識しております」

 野々瀬 ほたる
 質問の意図を理解しきれていないながらも、野々瀬はそう答えます。

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「それは貴様の研究の意義を否定することではないか? 対抗種やジャーム化諸々の副作用を打ち消す、とそう信じてはいない、と?」

 野々瀬 ほたる
「『アゾートは諸々の副作用を打ち消す』、確かに、私たちはそう信じて研究を続けてきました。
 ……ですが、CASE:パエトーンから5年、ひたすら続けた研究の結果が示すものから目を背けるのは、現実逃避にほかならないでしょう」

 野々瀬 ほたる
「私は、この期に及んで伝説に縋ろうとするほど愚かではありません……それだけのことです」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「―――ならば、もう隠しておくこともない。貴様に真実を教えてやろう

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「まず、“天墜つ大火パエトーン”結城延人だが、査察部にいた時にねじ込んだ―――奴の飼い主は私だよ。同期でね」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「あの男の卑屈な人間性と偏屈さは筋金入りだったが――無能ではなかった。その才能を高く評価していた。
 いっそその頑迷さとアゾートへの執着、絶望は原動力となってアゾートの真相に迫った唯一の人材だ」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「必要な情報は全て私と共有していた―――その結果、判断したのだよ。アゾート、アレは使えん。とんだ厄ネタだ、とな」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「私が施したのは”封印”だ。
 災厄が外に出ぬよう、研究データと石を離して情報を徹底的に統制した――貴様の自宅も鍵を2つかけるだろう、原理としてはそれと同じことだ」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「アレは元々強大な力を持つ賢者の石レネゲイドクリスタルが割れ砕けたものだ。
 そして意志はないが――衝動がある。
 砕け、割れ力を失った自己の保存、生物でいうならば生存の欲求だ。肥大したその衝動のみが残されている」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「つまりジャーム化したEXレネゲイドだ。
 寄生、複製と様々な形態はあれど行きつく先は、消滅かジャーム化か死、それだけだ。
 アレは関わったものに何の福音ももたらさない」

 野々瀬 ほたる
「ジャーム化した、EXレネゲイド……」
 結城さんの正体をはじめとする情報の奔流に押し流されそうになりながらも、どうにか最も大事だと思われる箇所を復唱します。

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「だからこそ下種な空き巣に荒らされぬよう、私は立ち回った。
 希望が探されているうちは、誰もその先にあるのが絶望だと思いはしない」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「さて、答え合わせの前に具体的な作用について教示しよう――”フラガラッハ”、ホワイトボードを」

 “フラガラッハ”マリア
 がらがらー

 野々瀬 ほたる
 言いたいことはたくさんありますが、ここで言うには感情任せになるリスクがあり、内容自体も言ってもいいことはないので、野々瀬は素直に話を聞く姿勢を示します。

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「ひとつ。
 人体に作用し蘇生に近い肉体・生命の修復だが――ある程度は真実だ。
 あの石は死にかけた人間を癒す力がある、が、実際は寄生だ」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「欠損した臓器や器官に擬態し都合の良い宿主として使っているに過ぎない。
 一応賢者の石同様に体内に適合した状態であるからか、最も安定はするようだがな……」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「だが、元々が衝動しか残っていない紛いモノだ、レネゲイドの力が増幅され覚醒すればジャーム化は免れない。
 また石自体が不安定になれば寄生が解け、宿主を殺す」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「この寄生された宿主を“保有者ホルダー”と結城は呼んでいたな

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「CASE:パエトーン、あの事故では石の大部分が消えた。
 ――状況から見て、あの事故の生存者の中にアゾートの“保有者ホルダー”がいることはほぼ間違いなかった」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「最も可能性が高いと思われていたのは“冥い森の灯りカーバンクル”だよ、岩崎茜は次点で可能性もかなり高かった。
 故にこそ、いつジャーム化しても良いようにA級監視対象としていたのだよ」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「結果としては――岩崎茜が本命だったことになる。
 死ぬにせよジャーム化するにせよ遺骸からは、あの日失われたアゾートの欠片の大部分が回収できる、その手筈だった」

 野々瀬 ほたる
「“冥い森の灯りカーバンクル”か、岩崎 茜か……だった、と」
 そうつぶやきながら、さくらちゃん監視体制の厳しさに改めて納得しています。

 “ミリオンサンズ”アッシュ
保有者ホルダー”には興味深い特性がある。
 “保有者ホルダー”が危機に陥った時に周囲の存在を一時的にオーヴァード化する現象――鳴神紅次が“騎士シュヴァリエ”と呼んでいたものだ」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「結城はほとんどこの分野に興味を示さなかったので、不明な点も多いがな。
 確かに言えることは“騎士シュヴァリエ”は“保有者ホルダー”のレネゲイド反応と同期する傾向がある。
 “保有者ホルダー”がオーヴァードに目覚めたらオーヴァードに、ジャーム化したならジャームに」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「そして“保有者ホルダー”が未覚醒であれば――極めて例外的なことに『一時的に』力を得て、失う……オーヴァードでありながら一般人に戻る。
 本来起こり得ないことではあるが」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「雫川ナズナといったか?
 そのオーヴァードはかなり特異だ、そうなる可能性は億に一つ、いや兆に一つでも足りないな、凡そ再現性のない事態と考えていい」

 野々瀬 ほたる
「覚醒から今日までオーヴァードであり続けている“造られた虚影フェイクホロウ” 雫川 ナズナは、ただの騎士シュヴァリエではない……そういうことですね」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「彼女は完全なイレギュラーだ、私にとってもおそらくは敵にとっても」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「さて――全貌を知るにはもうひとつのアゾートの特性について説明しよう。
 『複製』だ」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「結城は”転生”としていたようだが、研究の結果、レネゲイドビーイングというレネゲイド自体が生命を得た存在であると結論付けている」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「アゾートの欠片自体が自我と生を受け、人間そのものとして振舞う――私は“架空者パラミシア”と呼んでいるがね。
 条件は死者の血液とそれなりの大きさの欠片、そして両者が適合すること、だ」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「そうでない場合は何になるか、貴様も検証して見たのだろう?
 ――例の“幽霊”だよ、アレは“架空者パラミシア”のいわば『出来損ない』だ」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「CASE:パエトーンでは、研究書の遺体から流れた血を媒体にして発生したジャーム化した“架空者パラミシア”が発生していた――結城延人のものも。
 尤もその時は全部殲滅したがね」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「一部は不死性を思わせる稀有な頑強さを有していたのは懸念点だったが、な。
 私の部隊が念入りにすり潰したはずだったが」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「“架空者パラミシア”はブラム=ストーカーシンドロームを例外なく発症する、が、実態はジャームだ。
 何せ元となるアゾートが狂っているのだから」

 野々瀬 ほたる
「……その頑強さが、実際に不死性であった可能性は、考えられないのでしょうか」
 パズルを組むように情報を整理し、当然の疑問を投げかけます。

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「否定はできん。
 逆説的には“ヴルトゥーム”はあの事件から生き残った、 “保有者ホルダー”でも“騎士シュヴァリエ”でもない――死者ということになる」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「鳴神紅次は従者であることで否定された。
 あの事件の死者でこれだけのことが可能なのはただ、ひとり――」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「状況から見て、今回の黒幕は結城だ。
 いや、結城延人を元にしたレネゲイドビーイングにしてジャーム、“擬者フェイクス”。
 奴が死した鳴神紅次の“架空者パラミシア”を従者として従え、岩崎茜に宿るアゾートを狙った」

 野々瀬 ほたる
「“天墜つ大火パエトーン”を元にした、ジャーム……自立して行動する『研究成果の知識』」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「奴が生み出した幽霊――成り損ないは、基本的には無害だ。
 だが“保有者ホルダー”や“架空者パラミシア”に近づくと融合し、レネゲイドを活性化する特性がある」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「この特性を利用して、岩崎茜のアゾートを焙り出したのだろう。
 反動によってはジャーム化するリスクもあったが、結果として岩崎茜は死の淵にいる」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「さて――これらを踏まえてもう一度貴様に告げる、“籠目と精彩スパークル”よ。
 お前はこの件から降りろ、後事は私が引き継ぐ」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「不死性を持つジャームは脅威ではあるが、対抗策が全く存在しないというわけではない。
 不死殺しの遺産を持つ部隊も、UGNには存在する……MM地区の支部などがそれだ」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「岩崎茜からアゾートの剥落を待ち、回収しに来た“ヴルトゥーム”を待ち伏せる。
 アゾートを手に入れ、力を得るというならこの時ばかりは本人が姿を現さざるを得ない――そこを特殊部隊が叩く」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「コレは “保有者ホルダー”である岩崎茜と“騎士シュヴァリエ”である雫川ナズナの関係も考慮しての結論だ。
 岩崎は死ぬ――だが“騎士シュヴァリエ”である雫川はその場合、力を失う公算もまた高い」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「特異な存在ではあるが、通常オーヴァードが力を失い市井に戻れることはない、だが“騎士シュヴァリエ”であれば別だ」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「それがどれだけ稀有なことか、得難い事か貴様にも分かるだろう?
 友人を失うことは確かに本人からすれば、悲劇ではあるが――過去に類がない事でも、乗り越えられない事でもない」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「ひとりは人として死に、もうひとりは只人として日常に戻れるのだ。私はUGNとしてこの喪失と犠牲を許容する」

 野々瀬 ほたる
「……支部での検査により判明した“造られた虚影フェイクホロウ” 雫川 ナズナの特異性は、『ウロボロスシンドローム』とその身に宿す〈賢者の石レネゲイド・クリスタル〉です」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「成程、可能性があるとするなら全てがイレギュラーの“騎士シュヴァリエ”、“造られた虚影フェイクホロウ”は鍵となるだろうと思っていたが、そこまでか!」

 野々瀬 ほたる
「鳴神 紅次との交戦により“ヴルトゥーム”のレネゲイドを喰らった、賢者の石レネゲイド・クリスタルの適合者……そのようなイレギュラーが、果たして日常に戻れるのでしょうか?」

 野々瀬 ほたる
「“造られた虚影フェイクホロウ”には、先の戦闘中に『ある程度制御された暴走』とも呼ぶべき現象も確認されています」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「それは分からない――ただ巻き込むのであれば、石の力をひとたび開放してしまえば、この非日常からの帰還は不可逆のものとなるだろう。帰り道バックトラックは閉ざされる」

 野々瀬 ほたる
「雫川 ナズナ本人は、『岩崎 茜の死を許容しない。彼女を殺そうとする者は自分が殺す』と、極めて強い決意を抱いていました」

 野々瀬 ほたる
「私が最も危惧していることは……岩崎 茜が死に瀕したとき、 “保有者ホルダー”と“騎士シュヴァリエ”のリンクを通じてその容態を感じ取った“造られた虚影フェイクホロウ” 雫川 ナズナが、彼女を救うためにUGNに反旗を翻すこと。そして、賢者の石レネゲイドクリスタルの力を宿すジャームが誕生する可能性です」

 野々瀬 ほたる
「岩崎 茜を犠牲にする道を選ぶには、不確定要素が大きすぎる……そう、私は考えます」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「ひとりの少女にオーヴァードという十字架を背負わせることになっても、か?
 その権利と責任を貴様が負う、と」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「殊勝なことだ、“籠目と精彩スパークル”。
 だがどうする、現状岩崎茜の死でしか奴をおびき寄せることはできまい。
 ――何よりもだ、」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「貴様はこのアゾートの絶望を知ってなお、結城延人と戦えるのか?」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「“擬者フェイクス”はまがい物だ。
 だが、そうであるということ以外は本人と同じ――ジャームと化した結城そのものだ、貴様がそれを――打ち倒すと?」

 野々瀬 ほたる
「……結城 延人と戦えるか、ですか」

 野々瀬 ほたる
「――当然です。“擬者フェイクス”は、私が殺します」
 鳴神 紅次との交戦後、結城のものと思われる声を聞いたそのときに、すでに決意は固めていました。
 今さらの問いに拍子抜けした野々瀬ですが、自らの決意を示すため、力強く宣言します。

 野々瀬 ほたる
「鳴神 紅次との交戦後、結城 延人のものと思しき声を聞いたとき……私は、彼がジャームになったものとばかり思っていました。
 ……それでも私は、『彼が堕ちてしまったならば、彼を殺すのは私だ』と、そう決意しました」

 野々瀬 ほたる
「……『結城 延人である以前にジャームである』、それだけでも打ち倒す理由には十分でした。
 『そもそもまがい物である』と知った今、なにをためらうことがありましょう」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「……私の計画に変更はない、岩崎茜の死を契機として部隊を率い、”ヴルトゥーム”を殲滅する」

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「現場が今更どう動いたところでそれを変える気はない、が……」
 データを一つ野々瀬に送る。

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「“天墜つ大火パエトーン”の潜伏場所と思われる候補だ。
 結局絞りきることはできなかったが――結城本人と親交のあった貴様であれば、辿ることは可能かもな」

 野々瀬 ほたる
「――っ! ありがとうございます、“ミリオンサンズ”」
 思わず情報端末を二度見したのち、野々瀬は慌ててアッシュに感謝の言葉を伝えます。

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「ここまで来て何を隠すこともない――私の最優先事項はこの件で3日前のような惨劇を再び起こさぬこと。早い分には何も問題は、ない。
 精々足搔いて見せることだ、“籠目と精彩スパークル”」

 野々瀬 ほたる
「……今では、黒幕が結城 延人のまがい物であることに感謝したいくらいです」

 野々瀬 ほたる
「――この事件には、私たち南N市支部が終止符を打ちます」
 野々瀬は決意を込めてそう宣言します。

 “ミリオンサンズ”アッシュ
「フン、もう私から何も言うことはない……失礼する、これから会議があるのでね」不機嫌そうに椅子から立つと大股で出ていく

 野々瀬 ほたる
 野々瀬は立ち上がり、深く頭を下げ、アッシュを見送ります。

 “ミリオンサンズ”アッシュ
 と、いう所で支部長サイドシーンED
 実質的なラスボス退治、終了





 野々瀬 ほたる
 お疲れ様でした!

 GMぼーず
 さてといい時間ですので続きは次回、情報どばーッと出してしまったのですっきり

 GMぼーず
 では次回は明後日、というか実質明日の4/30(木)から!

 GMぼーず
 会話もそんなにないのでサクッとクライマックス前まではいけるかなー? どうかな?

 雫川 ナズナ
 了解です~! そういえば購入判定とかは逐次やっていいんですかね?

 雫川 ナズナ
 主に支部長の体力がね!

 GMぼーず
 あ、どうぞどうぞ、情報か調達の判定ができますので

 野々瀬 ほたる
 さて、野々瀬のHPを回復するための購入判定はいつになるか!
 もし、先ほどのシーンで購入判定できるなら、夢咲さんが用意してくれていたことになります。

 GMぼーず
 支部長も欲しいものあったら挑戦してよいですよ、アッシュの部屋からパチってきた、なんてことにはなりませぬので

 野々瀬 ほたる
 では、お言葉に甘えて、今から購入判定だけさせていただきます!

 野々瀬 ほたる
 IA採用なので、「高性能治療キット」なんてものもあるんですよねー(ただし少しだけ難易度が高い)

 GMぼーず
 狙うモノ宣言して振ってもらえればダイジョブ

 野々瀬 ほたる
 よし、「高性能治療キット」の調達に挑戦します!
 購入難易度は9。

 GMぼーず
 高めの社会が火を噴くか!? 行ってみましょう

 野々瀬 ほたる
 (3+2+0)dx(10+0)+(1+0)>=9 〈調達〉判定 (5DX10+1>=9) > 8[2,3,5,7,8]+1 > 9 > 成功

 野々瀬 ほたる
 ギリギリ成功です!

 野々瀬 ほたる
 入手した高性能治療キットをそのまま使用してよろしいでしょうか?

 夢咲 揚羽
 はい、どうぞ! まぁそのまま揚羽が治療してくれたということで

 野々瀬 ほたる
 回復値は、なんと3D10点! いきます!

 野々瀬 ほたる
 3d10 (3D10) > 22[5,9,8] > 22

  system : [ 野々瀬 ほたる ] HP : 6 → 28

 野々瀬 ほたる
 この時間なのでRPは省略するとして、ありがとう夢咲さん! 大好き!

 夢咲 揚羽
 いやぁSロイスですから(てれてれ

 野々瀬 ほたる
 というわけで、ゲーム的な処理も含め、これで本当にシーン〆とさせていただきます。





 GMぼーず
 はい、お疲れさまでした、ではでは~

 野々瀬 ほたる
 次回は30日(木)ですね。よろしくお願いします!

 野々瀬 ほたる
 おやすみなさい!