ハンドアウト/Hand out

このシナリオは、ルールブック2の320ページより掲載されているサンプルシナリオです。
若干どころか全力でネタバレを含みます、ご了承ください。

舞台はルールブック1の306ページを代表として記載されている、東京近郊N市。
人口は15万、都心まで電車で約1時間ほどの最近発展してきた近郊都市。
古い町並みと新しい町並みが混在する様は、どことなく混沌とした様相をも感じさせる。

それがN市、今回の舞台。
Play Cast 1
指定ワークス:UGNチルドレン
シナリオロイス:永見昴 推奨感情「好意/悔悟」

 半年ほど前まで滞在していたUGNの研究所で知り合った少女、それが永見昴だ。
 だが、研究所は何者かに襲撃され、彼女は殺されてしまった。
 ところが、N市で街に侵入したFHエージェントの創作任務中に、君は昴と再会する。

 死んだはずの彼女が何故、ここにいるのだろうか。
Play Cast 2
指定ワークス:特になし
シナリオロイス:永見孝三 推奨感情「遺志/悔悟」

 永見孝三はUGNの研究者で、かつて君に力の制御法を手ほどきしてくれた人物の一人だ。
 しかし、孝三の娘――昴の死後、彼とは疎遠になっていた。

 ある日、君は構造の詩を知ると同時に一通の手紙を受け取る。
 差出人は孝三。

 その内容は娘の昴を助けてくれ、というものだった。
Play Cast 3
指定ワークス:UGN支部長
シナリオロイス:”バンダースナッチ” 推奨感情「執着/脅威」

 N市支部の支部長である君のもとに、ある日、FHエージェント“バンダースナッチ”侵入を伝える報告が来た。“バンダースナッチ”は、きわめて狂暴なFHエージェントとして有名で、放置すれば重大な危機が起こることは明白だ。

 N市を預かる身として、早急に対処する必要がある。
Play Cast 4
指定ワークス:UGNエージェント
シナリオロイス:千木良明仁 推奨感情「執着/敵愾心」

 ローザ・バスカウィルから、千木良明仁という元UGNエージェントの処理命令が下った。
 彼は好戦的な男であり、UGNからの再三の警告を無視して暴走。とあるUGN研究所を壊滅させFHに寝返った裏切り者だ。

 君は明仁を処理すべく、彼の潜伏するN市へと向かった。
Play Cast 5
指定ワークス:レネゲイドビーイング
シナリオロイス:永見昴 推奨感情「好奇心/不安」

 ある日、君の元にゼノスの都築京香が現れ、永見昴という少女の護衛を依頼してきた。
 都築京香が言うには、昴を守れば人間をより深く知る機会を得られるという。

 奴の“プラン”に乗るのは癪だが、これも人間を知るためだ。
 ひとつ乗ってやるとしよう。