GM
 さて 始めましょうか。
 前回までのおさらーい

 ななしのむじな。
 あめみちゃんが あめみとちゃんに なった よ

 枡花 ビビ
 そうだ、内裏、行こう

 ななしのむじな。
 あとじじさまが おにゃのこに なった よ?

 ななしのむじな。
 。〇(だいり行くのだったら、じじさまはじじさまのすがたのがつうじそうなんだけどなー って、むじな おもう の)

 枡花 ビビ
 装備の新調と一緒に《ヒューマンズネイバー》でお色直し、なぁに内裏の連中ならワシの姿など関係ないわ


《ヒューマンズネイバー》
 
 レネゲイドビーイングであることを表すエフェクト。
 同時に、人間そっくりに装うことができるエフェクトでもある。

 衝動判定のダイスを+Lvする。
 このエフェクトは侵蝕率でレベルアップしない。

 このエフェクトを取得した場合、侵蝕率基本値を+5する。

 枡花 ビビ
 同類なら一発で正体見抜くだろ、そもそも同じ姿で他人と会ったことなんぞないしのーワシ

 ななしのむじな。
 すさのーさま、は?

 ななしのむじな。
 あとつたわってないの?

 枡花 ビビ
 70年前にあったこっきりだからの……いやアレは30年前? ……5年前とかのような気も……ふむ

 ななしのむじな。
 こっちでもあいまいふあふあしつでんこーす

 GM
 初代素戔嗚にはいい顔されないでしょうね、逸話的にw

 枡花 ビビ
 ここ5年くらいはまとめて「最近」
 そんなおじさんになっていこうな

 ななしのむじな。
 さいきんさいきん

 ななしのむじな。
 みのやまさまのまんじゅーだいかっせんも、さいきん

 ななしのむじな。
 (ふるふる)

 枡花 ビビ
「ワシの真の主はただ一人よー勇敢なる旅人は皆主だがのー」

 GM
 旅人は多いけど勇敢かどうかは……ネ!

 ななしのむじな。
 ゆうかんー、なら、ねのくにいっぱいいるー

 ななしのむじな。
 (ふんわ、ふんわ)

 枡花 ビビ
 ま、そこな心臓食いは異邦人故案内せねばな

 ななしのむじな。
 ねっ

 雨深 美登
 そうだねぇ 私は旅人だねぇ








Middle Scene-2







 ななしのむじな。
 さ、だいりはどうなってるんだろう?

 ななしのむじな。
 きんぴらごてん??

 GM
 では、鼠浄土から旅立って えっちらおっちら黄泉路の旅を。




 枡花 ビビ
「まぁ折角人化けしたし、人のいる方から回っていこうかい」

 ななしのむじな。
 頭の上をひっしとだいて「じじさまがんばってー」

 枡花 ビビ
「おうおう、行こかい。ホレ、ぬしも飾れぃ」(ぽぽんと頭の上に花を飾る

 ななしのむじな。
「きゃー」

 ななしのむじな。
「はなざかりー」

 雨深 美登
「地獄は触りだけ見たけど、こっちのは緩いねぇ。
 同じ亡者でもえらい違いだよ」

 ななしのむじな。
「ふあふあだからねー、ふあふあだよー」
 花を飾ってもらってから、せっかくなのでミカンも飾りました、ぽむん。

 GM
 なんて話をしながら行くわけですが。
 内裏にほど近い街エリアにやってきました。
 この辺りは農村の風情が強い感じですね。

 枡花 ビビ
「飼いのむじなと姉上と、連れ立っての祭りぞ、楽しいのう」

 ななしのむじな。
「おまつり、おまつり」

 ななしのむじな。
「きょうは、あまごいの、おまつり??」
 頭の上できょろきょろり、にんげんたちとかなにしてるかなー? って。

 ななしのむじな。
 1d10+72 とりあえず侵蝕しとこ (1D10+72) > 3[3]+72 > 75

 ななしのむじな。
 [悪魔の血]でぷらいちー。

  system : [ ななしのむじな。 ] 侵蝕 : 72 → 76

 枡花 ビビ
 1d10+44「さてきたはいいが、こんなとこだったかのー」

 枡花 ビビ
 1d10+44 (1D10+44) > 4[4]+44 > 48

  system : [ 枡花 ビビ ] 侵蝕 : 44 → 48

 GM
 よろしい。
 1D10で7以上だったらお祭りしてることにしようじゃないか。

 ななしのむじな。
 1d10 おまつり、してう? (1D10) > 2

 ななしのむじな。
 さみしい

 GM
 残念ながら食べなくていいのに普通に農作業とかしてる感じです。

 ななしのむじな。
 さみしい。

 GM
 畑のちょっとしたところに無人販売所とかありますよ。

 ななしのむじな。
「あ、はんばいじょー?」

「はつとか、たまごとか、あるかなー?」

 ななしのむじな。
 あめみちゃんの おやつように

 GM
 冬野菜なんで、大根とか白菜がメインですけど

 枡花 ビビ
「む、野菜と……このカンカンはなんじゃらほい」

 枡花 ビビ
「ははぁ、銭入れか」

 雨深 美登
「責め苦を負うでなく、復活に備えるでなく。
 ……責務もなく か」

 ななしのむじな。
「なかつくに、や、たかまのはら、と、かわらないー」

 ななしのむじな。
「……よね? じじさま」

 枡花 ビビ
「そうよ、ここは世界の下も下、これ以上ないドン詰まり――罪も罰も幸も福も彼の岸の向こう」

 枡花 ビビ
「つまるとこ巷となんもかわりゃせん」

 枡花 ビビ
「地獄や天国、高天原や輪廻転生―こちらの岸も様々ある。各々皆そこに向かうのであろう
 だが――やまとの民はココにくる、そういうものだと思っておるよ」

 枡花 ビビ
「責め苦を負うもの、復活に向かうもの、責務をうもの、天に召されるもの――お主の所にいるモノもこの中にはいるはずだ。
 だがそれでも――やまとの民であるならば、やはり一部は、一かけらはここにもいる。そういう世界さのー」

 ななしのむじな。
「あめみちゃんのところは いっぱい かわう?」

 ななしのむじな。
「あ、さいばー、いがいでね??」

 雨深 美登
「私のところは、復活に備えての待機所みたいなものだからねぇ。
 そもそも品行方正な良い子ちゃんしかこれないし」

 雨深 美登
「そういう意味じゃ、根の国のが私らの冥界に近いね。
 復活して永遠に暮らすのだもの」

 枡花 ビビ
「永遠かどうかはーわからんがの、何せワシの言の葉にはない。とはいえどこか違うがどこかは似てる、そういうものだろ」

 枡花 ビビ
「彼岸に向かう旅人の背にかける祈りは――そう変わるもんでもないのだから」

 枡花 ビビ
「さてはて、戦ということだったが様子はどうかの……」その辺の村人に話しかけてみるか

 村人
 はい 村人です

 枡花 ビビ
「おじさま、こんにちはー」

 村人
「ああ、こんにちは」

 枡花 ビビ
「山向こうから遊びにきたいとこの姉やに町を見てもらってるの、久しぶりだから忘れてしまったのだけれど、お内裏にはどっちにいったらいいですか?」

 村人
「ああ、お内裏はあっちの方だよ。
 道なりに進めばつくよ。」

 枡花 ビビ
 村人だぁ

 ななしのむじな。
 むらびと?

 ななしのむじな。
 とーせ の むらびと??

 ななしのむじな。
 (むじな わかんなーい)

 枡花 ビビ
「ありがとう! そういえば今日はお祭りの日ではないのね」

 村人
「あー、先週くらいまではお祭りしてたんだけどね。
 飲んで歌って野菜食べて野菜作って。
 余り物でよければ持っていくかい?」

 枡花 ビビ
「わぁ、お野菜! 食べる? むじな」

 ななしのむじな。
「たべうー」
 きゃっきゃっきゃ。
「おみき、おみきはありますかー?」
 頭の上の毛玉がわきゃわきゃいいだしているぞっ!?

 村人
「お神酒かい?
 残ってたかなー?」

 GM
 調達判定してもらいましょうか 難易度は3

 ななしのむじな。
「あとねー」

「はつほしいのー、はつー。
 あめみちゃんがすきなのー」

 枡花 ビビ
 (2+0+0)dx(10+0)+1+0 〈調達〉判定 (2DX10+1) > 10[5,10]+9[9]+1 > 20

 ななしのむじな。
 わぁぉさすがはじじさま!!!

 枡花 ビビ
 すげぇ酒が手に入った

 GM
 ……お酒と焼き鳥 持って行ってくださいw

 GM
 あと、規格外判定になったお野菜

 ななしのむじな。
 ももとざくろとびわとかきとー★

 ななしのむじな。
 あむあむ。

 枡花 ビビ
 スタッフに聞いて本当に捨てるモノかどうかチェックしないと

 GM
 捨ててもスタッフが美味しくいただくので

 枡花 ビビ
 廃棄おやさいのスティックと、なんかすごい酒と焼き鳥
 本日の0円食堂はこれでフィニッシュです

 ななしのむじな。
 やしおりのおさけ?

 ななしのむじな。
 しんわてきに???

 GM
 お神酒って事にしてる普通のお酒ですよ。
 いいお値段のやつってだけですw

 GM
 ああ、でもクオリティは当世のものなのですごいかもしれませんね

 枡花 ビビ
「(うおっ……今の酒ヤバ……)」

 ななしのむじな。
 あたらしいおさけってすっごいよね……

 ななしのむじな。
 ちょっとまえなんかもぐもぐのおさけしかなかったのに……

 GM
 口噛み酒がちょっと前とか……これだから古代出身はw

 ななしのむじな。
 ちょっと まえ だよ???

 枡花 ビビ
「舐めただけでかーっときたぞ、いやあどうやってこんなものを……」

 村人
「当世から来た人の知識で作ってみたんだよ。
 意外となんとかなるもんだよね」

 村人
「私らの世代の酒もいいけど、野菜も酒も味に拘れるってのは平和でいいよね」

 ななしのむじな。
「ねー……ふあふあへいわってすてきー」

 枡花 ビビ
「こっちにでてくるのも久しぶりだから、お酒がこんなにすごくなってるなんて知らなかった! ささ、『姉さま』もどうぞ」と焼き鳥と酒を美登さんに

 雨深 美登
「おやおや、悪いねぇビビj……ちゃん」

 枡花 ビビ
「こっちがハツで、こっちがセセリね……あとは……えーと、ボンジリ? こんなのあったかな」

 雨深 美登
 とくとくとく といい音をさせてぐい呑みに注ぐ。
 透明なソレを見て、満足そうにうなずいて。

 くっと飲む。
 口当たりは強い。カァっと焼くようなアルコールの刺激。
 しかし、喉元を過ぎればすっきりとした喉越しとまるで水のような後味。

 枡花 ビビ
「ビバ当世……」

 雨深 美登
「……すっごいな、当世の酒。
 無限に呑めそう。
 そして無限に焼き鳥食べられそう」

 ななしのむじな。
「さかいめ、かわったら、むげんに、のめう?」

 枡花 ビビ
 日埃冥界戦争――後にヤキトリ戦争と呼ばれる地獄の始まりであった

 雨深 美登
「私は無限に呑めそう。
 ……でもこの匂いは少しだけ人を選ぶかもねー?」
 日本酒あるある

 枡花 ビビ
 さていい気分になったとこでオッサンも巻き込んで今の内裏の状況、探ってみる?

 GM
 では 内裏の状況 情報:噂話 で行ってみましょうか。
 難易度は内緒だけど二桁超えるといいことあるよ

 枡花 ビビ
 (2+0+0)dx(10+0)+2+0+4 〈情報:噂話〉判定
 [デヴォーティ]使って+4 (2DX10+6) > 7[5,7]+6 > 13

 GM
 きっちり超えてくるあたり、君たちは本当に持ってるよね


[デヴォーティ]
 
 あなたをあがめる信者たち。
 彼らはあなたという超常の存在を敬い、様々な情報をもたらす。中にはレネゲイドの存在は知らないが、あなたへの信心を欠かさぬ者もいるだろう。

 あなたが行う<情報:○○>の判定の直前に使用する。判定の達成値に+4。
 1シナリオ3回まで。

 ゼノスのエンブレムアイテム。

 枡花 ビビ
 ただの村娘……と思いきや根の国に育った気品と威容が村人たちを寄せて酔わせていく
 気付いたときには大宴会の無礼講。

 枡花 ビビ
 かん口令が敷かれてようが、するっと情報抜いちゃうぜ



内裏の状況

情報:噂話


内裏では荒事をするために兵隊を集めている。
ヨモツシコメやヨモツイクサの予備役や見習いまで動員しているようだ。
今まではこんな事なかったので、界隈はざわついている。

★10越えたので追加情報★
悪万呂はこのままでは根の国が溢れかえるとして、地上への侵攻を狙っているらしい。
また、その為に穴を作る実験を行っていた。
その影響で根の国の境界が不安定になっている。



 枡花 ビビ
「やだなー戦争とか」

 ななしのむじな。
「だいり、ばーん、けってーこー?」

 ななしのむじな。
 あとにはなにものこさんぞ!!!

 枡花 ビビ
 このまま突っ込むとどうなるんでっしゃろ

 ななしのむじな。
 てかGM-、”思いついた”じゃないんですがちょっと情報判定させてほしいですー

 GM
 はいはい お聞きしましょう むじなちゃん。

 ななしのむじな。
 既に2回出たしね。

 ななしのむじな。
「……ところで」

 ななしのむじな。
「あくまろ、って、なに??」

 ななしのむじな。
 てことで|>悪万呂を調べたいです。

 ななしのむじな。
 黄泉軍と黄泉醜女と素戔嗚は分かるが、”悪万呂”が此方の視点わかんにゃい!!!

 枡花 ビビ
 そりゃそうだ

 GM
 ……言われてみりゃそうですね。

 GM
 というわけで 情報:噂話 や 情報:UGN、FH、ゼノス でどうぞ

 GM
 FHなら7 その他は8 特定の誰かに聞くことができれば5になります

 ななしのむじな。
 そんな情報源は一切ないよ!!?

 ななしのむじな。
 ぇ―、誰か、誰かー……はげるほど無茶ふりしてイイ?

 ななしのむじな。
 空に向かって叫ぶ
「ひみたーん、たすけてー」

 ななしのむじな。
 (2+1+0+3)dx(10+0) 情報:FHでいくよっ。……技能ないけど。 (6DX10) > 8[1,4,4,7,7,8] > 8

 枡花 ビビ
 きっちり天の声に聞いていくスタイル

 GM
 普通に成功していますね。
 まぁ ひみたん呼んだんで難易度5ですけどね!

 ななしのむじな。
 呼ばれて応じるかわからないからね!!
 ちゃんと[師匠のコート]は着てから叫んでるけど!!

 ななしのむじな。
「……むりか」
 空に向かって叫んだだけですしねえ……。

 ひみたん
「そんな事はありませんよ?」

 ななしのむじな。
「ぷあ!!?」
 声が文字通り耳元からっ。
 拍子にびっくり、転がり落ちたっ。

 ひみたん
「相変わらずの癒し具合……持ち帰りたいですね」

 ななしのむじな。
 転がり落ちて、つつつつ……と頭をさすりさすり。
「あ……」

 ななしのむじな。
「ひみたーん、きこえてたー!!?????」

 枡花 ビビ
「お、おお……コホン、お久しぶりです、『ひみさま』」

 ひみたん
「……此処ではその名の方が通りが良さそうですね。
 たまたま、聞こえる場所に居ましたので。
 宴会に呼びたかったわけではないのでしょう?」

 ななしのむじな。
「えんかいーもありありー。
 だけど、ききたいことありありーなのー」

 てことで、ちょっとお神酒の瓶をくわえて
 目の前に、お供え。
 ちょん。

 ななしのむじな。
「ひみたん、ひみたん、おしえておしえて」

 ななしのむじな。
「いまねー、じごくのみちあんない、してるのー。
 けどねー、せんそ、はじまりそうなのー」
 かくかくしかじかこれこれうまうま。

「そもろんねー。
 せんそーてかしんこー? しようとしてる、”あくまろ”てのがいるのー」

 ななしのむじな。
「あくまろ、って、なに?」

 ななしのむじな。
 おしえておしえて、しています。
 お神酒はお供え。

「……おそわるのに、かめも、いる?
 じゅんび、する???」
 甲卜、的に。

 枡花 ビビ
 そそっと少し距離を取る

 ひみたん
「その事でしたら、甲羅も骨もお供えも必要ありませんよ。
 知っている事ですから。
 明日の天気を予報するより簡単です」

 ひみたん
 (というか、当時も予知に近い予報をしていただけで占いはポーズだったんですけどね)

 ななしのむじな。
「でも、おそなえ、だいじ」

 ななしのむじな。
「ただでおしえて、あつかましーだからね」
 てことで、さらに桃やら柿やら檸檬やらをお供えに追加していく。
 ちょん、ちょん、ちょん。

 ひみたん
「ではお気持ちはありがたく。
 果実は後で美味しくいただきますね。
 身体が小さくなっていますので、お酒は遠慮しておきます」

 ななしのむじな。
 右に小首をかしげ、左に小首をかしげ。
「はーい」
 じゃあ瓶は託宣貰ったら引こう、みんなに後でふるまおうと

 ひみたん
「“鬼道使い”死反 悪万呂しがえし あくまろ
 FH所属の……伝わりませんね、この言い方」

 ななしのむじな。
 頭にはてなまーくがいっぱい浮かぶ。

 枡花 ビビ
「や、やきとりたべます?」

 ひみたん
「いただきます」

 小さいお口でちょっとずつ頬張っていく。

 ひみたん
「……我欲を優先する野党の集団にいる、逸れの怪物です。
 人を傀儡にする術に長けており、この度 自分自身を作り出して操る術を得ました」

 ななしのむじな。
 あ、ちょっとだけわかった。

 枡花 ビビ
 うへぇ、という顔

 ひみたん
「また……鬼道を嗜んでいるようで、幾つかの術も行使するようです」

 ななしのむじな。
「くなてき、な?」

 ひみたん
「狗奴と邪馬台を混ぜたような感じです。
 正しく伝わらなかったのでしょう」

 ななしのむじな。
 こくこく、こくこく。
 鬼道に関しては邪馬台的だけどーかな?

 枡花 ビビ
「アクマロ流と見た方がいいですね」

 ひみたん
「それで良いかと。
 ……彼をどうにかするおつもりですか?」

 ななしのむじな。
 んー、って顔。

 ななしのむじな。
「むじな、どっちでもいー」

「せんそするなら、ばーんするー」

 枡花 ビビ
 さて、跳ね返りの亡者かと思ったら、かの姫巫女が出張る程度には悪性の災厄だったようだ

 ななしのむじな。
「あ、でもちょときになる?」

「あくまろ、ねのくにの、じゅうにん?
 なかつくにの、じゅうにんじゃない??」

 ななしのむじな。
 高天の原の住人とは思ってない。

 ひみたん
「中つ国のまま、幾度も死を経験したことにより根の国に座しています。
 どちらでもあり、どちらでもない」

 枡花 ビビ
「……『ひみさま』が、その、収めていただけるとかはぁ」

 枡花 ビビ
 チラッチラッ

 ひみたん
「私が収めても良いのですが……後でより大きな戦になりますよ?」
 具体的にはゼノスvsFHの代理戦争がはじまります

 枡花 ビビ
「……この国の民でなんとかしろ、と。正論、ですけどぉ」

 ななしのむじな。
「いくさ、ひがんでやるなら、とめないけどねー」

「いくさ、すきなひと、すきだから」

 ななしのむじな。
 いくさきらーい、の、ぶーたれ顔中。

 ひみたん
「狗奴には好き勝手されましたからね……」
 当時を思い出したのか、ふぅと息を吐く。

 枡花 ビビ
 (絶対疲れるじゃん、やりたくねー)の顔

 ななしのむじな。
「ひみたん、でばると、ねのくに、もっとおおきなせんそ、なる?」
 いちおー、きいてみようか。

 ひみたん
「ええ、私が出張ると今は良くてももっと大きな、終わりの見えない戦になるでしょう」

 ひみたん
「……仕方ありませんね。
 久方ぶりに託宣でもしてみましょうか。
 私が出張るでなく、貴方達がさほど疲れず(当社比)、ある程度は丸く収まる計画プランを」

 ななしのむじな。
 居住まいを整えて、ちょこん。
「おねがい、します」

 枡花 ビビ
「スサノオさまが下されてるとなると、私どももお手上げ、なとこありますしねぇ」

 ななしのむじな。
「すさのーさま、ちんもくっていってたからね……」

 ななしのむじな。
「むじなが、すさのーさまごと、ぼーん?」
 流石に大変なんだぞーって顔してる。

 ひみたん
「……やるべきことは、4つ。
 不安定な穴を利用して、祟り神を起こす事。
 次代のスサノオと知己を得る事。
 次代のスサノオが悪万呂の秘術を行っている場所を知っているので、そちらを破壊する事。
 その後に地獄への道を進む事。」

 枡花 ビビ
「ほほー『次代のスサノオ』と、かのアクマロを倒しうる勇者達がいる、と?」

 ひみたん
「ええ。
 それは間違いなく。
 ……勇者か、新たな魔王か までは責任を持ちませんが。
 私が収めるよりは、争いは少なく。
 また、貴方達が矢面に立つ回数も少ないでしょう」

 雨深 美登
「で、それが最短だから私は付き合うのが良いと」

 枡花 ビビ
「……託宣有難うございます、まさかこんなところでお会いできるとは」

 ななしのむじな。
 ぺこり、深々と礼をする。

 ななしのむじな。
「ありあと、ございます」

 ななしのむじな。
 地面に伏したまま、まずは礼。

 ひみたん
「……ふふ、久しぶりに懐かしい顔にも会えました。
 冥界下りも偶にはやっておくものですね」

 ななしのむじな。
 そして顔上げ。

 ななしのむじな。
「ひみたんは、ふわふあ、げんきそー」

 ななしのむじな。
「なにより?」

「たかまのはらとなかつくにとねのくに、ふあー、ふあー」

 ひみたん
「ええ、計画が破綻したりそのまま負けたり方向性を変えたり所属を変えたりと忙しいですが元気にやっていますよ」

 ななしのむじな。
 ちょっとだけ横を向く。
 うん、まあ、当時もいろいろあれこれそれであれでしたよねー……

 枡花 ビビ
「(なんかちょっとした自虐が見えたな……珍しい)」

 ななしのむじな。
「げんきに、たのしそう、なら、よいこと?」
 てことでちょっと居住まいを正してたのを解除して、
「わーいっ。げんきーばっちりーよかったーっ」
 とびこむ、ぴょーん。

 ひみたん
「そちらも元気そうで何よりです。
 ……根の国って風邪とか病気になったりするんですかね?」

 なーでなーで

 ななしのむじな。
「なんなーい、ひみちゃんのち? かご? あるしじょーぶー」

 ななしのむじな。
「じじさまやすさのーさまはどーだろー」

 枡花 ビビ
「病自体はありますよ、現世とそうかわりませんから……花粉症とか……」

 ひみたん
「……杉の木を焼くプラン、実行した方が……?」

 ななしのむじな。
「ねのくにの?」

 ひみたん
「すべての世界の」

 ななしのむじな。
 小首傾げ。

 枡花 ビビ
「貴女がいうとシャレにならないんでやめてください(素」

 ななしのむじな。
「ぜんぶのすぎのき、やいちゃったら」

 ななしのむじな。
「たかまのはらから、おりてこれなくなるよ????」

 ひみたん
「では、保留にしておきましょう。
 杉の木を焼くだけにスルトを起こすのは大変ですし」

 ななしのむじな。
 うんうん、首を縦に振る。

 ひみたん
「よし、癒されました。
 非時香菓も手に入れましたし、懐かしい顔にも会えました。
 そろそろ現世に戻るとします」

 枡花 ビビ
「お、オタッシャデー……じゃない、お元気で」

 ななしのむじな。
 むぎゅーしてから。

 ひみたん
「ええ、貴女もお元気で。
 ……永久に壮健で」

 ななしのむじな。
「はーい。またー、いつかー、かなー?」
 こちらの時間間隔はそれこそ、とこしえにだからね。

 枡花 ビビ
 平伏したまま見送りつつ、気配が消えると顔を上げる
「……っふう! いやはや全く! まさかこんなところで御方に逢うとは」

 雨深 美登
「何あの人。プレッシャーやべー……」

 枡花 ビビ
「相変わらず二度と逢いたくないような、逢えたのが得難く幸運だったような……不思議な方よ」

 ななしのむじな。
「?」
 そんな中空気を読まない約一匹。
「ひみたんは、ひみたん、だよ?」

 雨深 美登
「うちんとこのトート様とオシリス様足したみたいなすごい気配だったよ……」

 枡花 ビビ
「おっと……コホン。ええとアレは「ひみさま」です。姉さま。なんというか「すごいお方です」としか説明が出来ないような、まぁ察してください、ええ」

 雨深 美登
「理由があって、筋を通したら許してくれそうな気配はあったねー。
 ……試練を超えられればって注釈つきそうだけど」

 枡花 ビビ
「ええ、あの託宣が試練ということだと思います」

 雨深 美登
「とにかく、今後の方針は決まった感じかな?」

 ななしのむじな。
「そーなるとね、すこしまたもんだいがぽっぷしてねー」

 ななしのむじな。
「じせだい、すさのーさま、だれ?
 むじな、しらなーい」

 ななしのむじな。
 祟り神はなんとかなるけど次世代素戔嗚様はどうともならないよ!?

 枡花 ビビ
「……とりあえず、一つ目の託宣をこなしましょう。祟り神には些か心当たりがあります」

 ななしのむじな。
「じゃ、いこー」

「じじさまじじさま、のせてーのせてー」
 前足を上に、のせてのせてとおねだりおねだり。

 枡花 ビビ
「うん、いきましょっか、むじな」くるんと肩にのせ

 ななしのむじな。
 かたのりむじな。





 GM
 といったあたりで本日ここまで

 GM
 おつかれさまー

 ななしのむじな。
 おつかれさまでしたーっ

 枡花 ビビ
 おつかれさまー!



 ななしのむじな。
 だあ!?

 ななしのむじな。
 振っといてなんだが出たなプランナー!?

 GM
 出るかもしれないし、出ないかもしれない と最初に言ったじゃないですかー

 ななしのむじな。
 多分呼ばなきゃ出ないと思ってましたけどね、正味

 ななしのむじな。
 デウスエクスマキナだしこういうのを通すにはちょうどいいと思って呼んだけどさっ!?

 枡花 ビビ
 お便利NPC

 ななしのむじな。
 いちおう無茶ふりしないルートとしては、狸シリーズはあったんだよね

 ななしのむじな。
 あったんだけど

 ななしのむじな。
 ”あ、何となく神悪魔系列呼んだほうがイイな”でピックしてて
 ああなりました(

 ななしのむじな。
 (なので最初はみのやまさまだったわけだし)

 枡花 ビビ
 お陰で一気に導線が楽になった

 ななしのむじな。
 よかったよかった

 GM
 不案内なシナリオでごめんねぇ。
 でもまだシーン2つめなんだよw