s
ぼーず(GM)
点呼ぉ! PC1から順々に!
烏丸響夏
ダディヤナザーン
九十九・詩花
メインシステム戦闘モード起動
湯越 千尋
お呼びでございますかマイマスター。
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
では、虚言の夜を始めよう
ぼーず(GM)
揃ってるな野郎ども! いくぜ!
九十九・詩花
揃っているが纏まりのない連中のようだが
ぼーず(GM)
ノクチルに比べたらマシですよ、ってことで続きまして
ぼーず(GM)
前回は最後の扉開ける前に色々準備したとこですね
九十九・詩花
あってないような我がHPがそれなりに回復しておりますな
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
んだね。最後の扉はガルディエーヌが開けられるのか、それとももう片方のお嬢さんが開けられるのか
烏丸響夏
いっせーのせかと思っていたぞ
烏丸響夏
(親指を左だけ挙げる
虹原 彩音
いっせーのーせ! で一緒に開ける気でいる
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
まーどっちかならそれでもいいだろ
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
後は何があっても俺達はサポートするだけだ
九十九・詩花
主に援護ブレスで
湯越 千尋
がんばれっ、がんばれっ。
虹原 彩音
扉に手を伸ばす、少し震えていたその手は今はしっかりと響夏の手に重ねて
烏丸響夏
「行くぞ」
虹原 彩音
「うん」
ぼーず(GM)
では最後の扉が開きます。響夏はなんか嫌な予感―というより
ぼーず(GM)
喪失感、悲しさといった感情が過る、かもしれない
烏丸響夏
――少し開いた隙間から、風を感じた
そんな過ぎ去った感覚が通り抜けると同時、
2人同時にその扉を押し開けた
ぼーず(GM)
扉を開けると――闇は出てこない、代わりにまばゆい光に包まれて
ぼーず(GM)
まるで霞がかかったような、全てが曖昧模糊とした幻視が、扉の主の走馬灯が君達を包む
そこは――崩壊した広間。
瓦礫が散らばり、中央には壁のようなものの上に、薄れた触手の怪物が浮かんでいる。
――黒い人影が、動く。
無数のナイフが、壁――壁画を削り取るように破壊する。
――また別の影が飛び出す。
疾風を纏った紅の剣閃が怪物を強かに貫く。
黒い影が断末魔を上げると全身の触手を解き、辺り一帯を飲み込んでいく――
とっさに『己』は目を向ける。
崩れた瓦礫の影、気を失った栗色の髪の少女にも触手が伸びるとひとつの影が飛び出し、その身に覆いかぶさる。
咄嗟に足が動く。
破滅に向かい駆け出して――身を翻したところで、全身に衝撃。
真っ赤に視界が染まり、そして――
ぼーず(GM)
という所までが走馬灯です
ぼーず(GM)
介入するのであれば――悪あがきする、2人の少女に迫る触手を、叩き落とせばよいでしょう
九十九・詩花
走馬灯っつーか他人の疑似体験って感じね
ぼーず(GM)
まぁ今までと同じっすね
ぼーず(GM)
普通に攻撃を宣言するだけで、このエキストラな触手君は倒れることでしょう、各々演出攻撃どぞ
湯越 千尋
んじゃ割って、エキストラの触手を捕まえてぶん投げましょうか。
烏丸響夏
「やめっ!!」
烏丸響夏
言うよりも先に身体が動く
九十九・詩花
カウンター成立
烏丸響夏
全力の体当たり
何も考えずの動きだった
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
まぁ、伸びる触手を切るようにナイフを投げるとするか
湯越 千尋
無言で合間に入り、触手を捕まえる。
「――これ以上、殖やすな。消えろ」
と、そのまま触手を引っ張って、ちぎって投げ返す。
九十九・詩花
ワタクシ攻撃お手段がないのでチア姿で応援します
ぼーず(GM)
どっから出して来たんだ、その衣装
九十九・詩花
そこを気にすると……死ぬよ?
烏丸響夏
便利だ
ぼーず(GM)
では皆さんの活躍により、解決をしまして
触手に襲われてる栗色の髪の誰かも
彼女をかばった誰かも
それを庇おうと駆け出した誰かも
傷つくことも、殺されることはなくなります
ぼーず(GM)
トラウマポイント、突破です!! いええええいい!!
九十九・詩花
警戒ポイントMAX
烏丸響夏
池崎ぃぃぃぃぃぃぃ!!!
九十九・詩花
ジャスティス!?
ぼーず(GM)
ハハハ、どうしたのかね? あ、ちなみに誰も衝動判定はしなくていいですよ
そのまま霞が溶けるように元の広間に戻っていきます
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「結局、ここのトラウマポイントは誰のものだったのかは微妙に分からんかったな」
湯越 千尋
「……」
九十九・詩花
逆にこういう場で何も起きないと不安ですな
虹原 彩音
「おー……流石、きょうちゃん」
烏丸響夏
「何が何やら……だけど」
咄嗟に動いたので肩で息
虹原 彩音
「お疲れ様、ふふー有言実行、カッコいいよ」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「随分、落ち着いてるな、お嬢さん」
九十九・詩花
しかしあやたん、見事にこの不思議な状況に順応していますな
虹原 彩音
「――護ってくれて、ありがとう」
虹原 彩音
そういうと響夏のことを、ぎゅっと抱きしめますね
虹原 彩音
抱きしめようとする、かな
烏丸響夏
「……? どうした」
いつもならうざいくらいに引っ付いてくるのに
烏丸響夏
「……ほら」
溜息ひとつ、片手を横に広げて迎え入れる姿勢
虹原 彩音
じゃあちょっと顔を伏せたままで飛び込んで、ギュと強く抱きしめる
九十九・詩花
ど~じんの一冊や二冊は作れそうですな
烏丸響夏
「昔から……構いたがりというか甘えたがりというか」
上げた右腕でその背中をひとつ叩く
虹原 彩音
「……へへー、ひとりじめ?」と堪能しつつ
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
(いつも通り、と言うことでいいのか? 精神退行とかの兆候は――)
虹原 彩音
「リンちゃんと、仲良くね」
九十九・詩花
まあいつも通りな気もしまするが
烏丸響夏
「……彩音?」
虹原 彩音
「喧嘩とかしちゃーいや、それはいいか。最後に仲直りすれば」
九十九・詩花
ただなんか違和感がある、そんな感じもする……
虹原 彩音
「きょーちゃん、素直じゃないときあるし……うーん、でも、」
虹原 彩音
「仲良しな2人がいいかな、しーちゃんも」
烏丸響夏
「リンとは喧嘩なんて……詩花は……まぁ、うん」
烏丸響夏
彩音が何を言いたいのかわからない。
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
……(今するような話か? それとも、やはり何かあるか?)
虹原 彩音
さて背中に手をやった響夏ですが、彩音の体が随分柔らかい、というか沈んでいくような感覚を覚える
烏丸響夏
「お、おい……おい!!」
虹原 彩音
まるで体が、柔らかくなっているような
「うん、お願いはそれだけ! じゃあ――」
九十九・詩花
(目を見開く)
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「ん? どうした、ガルディエー……」
何か、変だ
虹原 彩音
「――こんなとこ、出ちゃおう!」
響夏をつきとばすように離れると、同時に彼女の手にある、いびつな石板。
エメラルド色の不思議な輝きに包まれたソレは彼女の手に収まると――強い輝きを放ったまま、世界に罅を入れていく。
九十九・詩花
様子がおかしいですぞ!?
烏丸響夏
「待てよ!! まさか、お前!!」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
元々おかしかった気がするが、これ程じゃあなかっただろ確か
シュレーディンガー
「んあー、まぁ最後は消化試合になるよねー」
烏丸響夏
「お前も帰るんだろ!! 何言ってんだよ!! なぁ!! おい!!!」
シュレーディンガー
視線の先には――猫。不穏な道先案内人、不安定で享楽的な言動で煙に巻く、この世界のイレギュラー。
石板に共鳴するように緑の光を発し、世界を壊すソレに向けて彼女は言葉を紡ぐ。
虹原 彩音
「ありがとう、ねこさん。私の願いを叶えてくれて――みんなを助けてくれて」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
……(そこの猫が仕掛けた――って線ではなさそうだな)
シュレーディンガー
「べつに―? それがキミとの”契約”だからね。悪魔の仕事さ! シシシシ!
それにまさかこんなことになるとは思ってなかった、ボクの負けだよ、アヤネ。いや――」
シュレーディンガー
「“ダンタリオン”。賭けは、『負け』に賭けたキミの勝ち――望み通りの、結末さ。おめでとう」
九十九・詩花
「な……!?」
烏丸響夏
「おかしいだろ!! おい猫!! その願い撤回させろ!! アイツも、彩音も帰るん」
虹原 彩音
エメラルドの光輝が、破れる。
言葉と同時に彼女の手に持つ石板が色を変える、朽ちた、ボロボロの壊れかけた色褪せた板。
湯越 千尋
GM、虹原 彩音をSロイスに指定します。
九十九・詩花
はえーよ!?
虹原 彩音
あ、そうそうちっひ
虹原 彩音
この瞬間に、キミは気付いていいですよ
虹原 彩音
目の前にいる虹原彩音は存在をそのままに――ダンタリオンと同質の存在になってます
湯越 千尋
ですよね、色彩の城調べてから疑ってた(だから黙ってた)
契約者で取り込まれたんでしょそのこ、多分!?
湯越 千尋
(《キングダム》は”モルフェウス”のエフェクトです(虹原さんのシンドローム)
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「……ったく。面倒事もこうまでくるかよ」
虹原 彩音
祈るように目を伏せると、そこから侵蝕するように、徐々に体が灰色の触手へと変貌していく
烏丸響夏
「……は?」
烏丸響夏
おい、何の冗談だよ。
烏丸響夏
なんで、なんで彩音が
「彩音ぇぇぇぇぇ!!!!」
烏丸響夏
変貌していく友を前に、
ただ叫ぶしかできなかった。
虹原 彩音
「こっちで、あずかり、ますね」
そういうと千尋に目を向ける。そして石板を触手の手でひと撫ですると
九十九・詩花
これはヤバい。戦慄が走ると同時に自分も2人に向かって駆け出す
虹原 彩音
キミの体を構成してた触手――ダンタリオンと同質のソレは、人間の肉体に戻りますよ
虹原 彩音
>ちっひに
湯越 千尋
小さくため息。
「あんまり当たって欲しくなかったんだが、そんなもんか」
と、顔を抑えて激昂しようとした、その刹那
「……?」
目を見開く。
”ダンタリオン”が抜かれるのが分かる。
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
……(銃は撃てるように準備はする。が――。まだ撃つ場面じゃない)
湯越 千尋
「ぉぃ」
「”意味わかってやってんのか”、ケイヤクシャ様」
湯越 千尋
「同時に」
「俺がそれで慈悲を与えるとしたら、刺し違えの慈悲だというのも分かっててやってんのか」
虹原 彩音
「げんじつに もどったら」
虹原 彩音
「おわりに してください。わたし――だんたりおん、なので」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「……」
ぼーず(GM)
そうこうするうちに、城全体が、緑色のひび割れと共にガラスのように砕けていく
九十九・詩花
アワワワワワワワワワワワワワワワワワワ
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
……(さて、どういうやり口があるかね。悪魔に対応するために必要なアイテムはここにない筈だが――だが、消滅するケースはあると聞いたことがあるな)
湯越 千尋
「嬲る趣味はないんでね」
「苦しまずに逝かせてやる、心置きなく伝えとけ」
シュレーディンガー
「おーっと? アフターサービス……必要だね! コレは」
九十九・詩花
(しーかは混乱している)
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「グルだった。と言うのも微妙に違うな、シュレーディンガー?」
シュレーディンガー
そういうとねこが君たちの足元に光の道――というか落とし穴のようなホールを作ると
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「それより。おいブレイクロス! ガルディエーヌ!」
シュレーディンガー
君たちは体がどこか別の場所に引っ張られるような感覚を覚える
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「『最後までやるべきことを見失うな!』
戻るんだろ。あの子も合わせて、全員で!」
九十九・詩花
(ショックでちょっと放心中かなこれ、BS)
湯越 千尋
かぶせる
「いったよな、俺はその為だけに生きていると。
一切の容赦もなく――ぶち壊すと」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
ビンタでもガンカタでもやるがあんまりレディに手を上げたくないんだよなぁ
ぼーず(GM)
残念だが、ここのねこのボッシュートは強制退場(シーン閉じ)、とさせていただこう
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
ほいほい
湯越 千尋
ん。
九十九・詩花
はいはい。まあある意味向こうが瞬間退場しても同じようなもんだしね
虹原 彩音
”きょう ちゃん”
もう面影はほとんどなくなった怪物が彼女の声で脳裏に語り掛ける
虹原 彩音
”しーかちゃん”
虹原 彩音
”ごめんね”
烏丸響夏
「ふ……」
烏丸響夏
ざけるなぁぁぁ!!!!
烏丸響夏
残響を残して、意識が引き延ばされていく――
九十九・詩花
(プツン)
「冗談じゃねえぞ何してんのかわかってんのかコラァァァァ!」
ぼーず(GM)
では崩れ行く城の中、君達の意識が闇に堕ちて――
ぼーず(GM)
シーンED!
九十九・詩花
そーいや登場侵蝕ってこのシーンあったっけ?
湯越 千尋
してたしてただいじょうぶ★
九十九・詩花
りょりょ
ぼーず(GM)
前回やってたね
ぼーず(GM)
では次のシーンは
ぼーず(GM)
響夏のソロです
ぼーず(GM)
まずはね
烏丸響夏
あの引きでソロ
九十九・詩花
出来ればそれはありがたい。侵蝕率的に……!
あれから随分寝てるような気もしたし、すぐだったような気もする、朦朧とした意識の中
消毒薬の匂いと、そして手に感じる温かな感覚を頼りに、ゆっくりと君は覚醒します
???
「……っ」耳にはぼんやりと誰かがすすり泣くような声
ぼーず(GM)
登場、どうぞーあ、そうだ
烏丸響夏
「……んっ、ぅ」
烏丸響夏
1d10+89 (1D10+89) > 6[6]+89 > 95
ぼーず(GM)
登場は振らなくていいです
烏丸響夏
いいんかいっ
ぼーず(GM)
まぁ振ってもいいのだが、侵蝕率は上がりません
この時点では
烏丸響夏
まぁ、個人的には上がらない方がありがたいのだが(戦闘になると一気に増えるタイプ
烏丸 鈴奈
「……おねえ、ちゃん?」
烏丸響夏
「り、ん……?」
烏丸 鈴奈
目を覚ますと枕元には妹の姿、ベッドの手を強く握られた感覚がします
烏丸響夏
「ここ、は?」
烏丸 鈴奈
「お姉ちゃん……! 良かった……目開けてくれた……」と祈るように手を握る
烏丸 鈴奈
「病院だよ、美術館で、ホールが、その壊れて」
烏丸響夏
「どうした、私は大丈夫」
烏丸響夏
「大丈夫、だ」
烏丸 鈴奈
「覚えてる? お姉ちゃん、今までずっと寝てたんだよ」
烏丸響夏
そうなのか……全く記憶にない。
ぼーず(GM)
辺りはもうすっかり夜のようで
覚醒すると同時に頭に鈍痛、体もあちこちが痛いような鈍いような
烏丸響夏
握られている手とは別の手の甲を額に当てる。
どうにも身体の調子は良くない。
烏丸響夏
「その、美術館が崩落したのって、いつだ?」
ぼーず(GM)
目を覚ましてみると、あちこち怪我して手当てされてますね
リンちゃんも君ほどじゃないようですが、怪我をしているようです
九十九・詩花
今は何月何日? 1か月経過してるとかはない?
烏丸 鈴奈
今日の昼過ぎのことのようです
烏丸響夏
「そうか、そんなに時間は経ってないんだな……」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
じゃあまだ半日位なのか
烏丸響夏
「彩音は!? 詩花は!? 無事なのか!?」
ぼーず(GM)
とはいえ丸半日近く気を失ってますからね、彼女にしてみれば気が気じゃなかったでしょう
烏丸響夏
「リン、お前もケガしてるじゃないか!!」
一気に上半身を起こす。
痛みは感じるが、妹がケガしているのだ。寝ている場合ではない。
九十九・詩花
まあそりゃそうだよねえ
烏丸 鈴奈
「しぃちゃんは、別の部屋に入院してるみたい」
九十九・詩花
で、きょーたんがケガしている状態ということは、そういうことだな?
ぼーず(GM)
んじゃあひび入った肋骨とかが悲鳴を上げますよ?>身を起こす
烏丸響夏
構わん!!
九十九・詩花
漢
ぼーず(GM)
それがなんですけどねぇ、さっきまでは別に痛いけど動ける、レベルだったんですが
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
オーヴァードじゃないなら動けないまであるかもな
ぼーず(GM)
なんか今はやたら痛くて、反射的に身が固まる感じですね
まぁ動いていいですけど
烏丸響夏
「っ、ぎ……」
おかし、おかしいぞ!? さっきは全然平気だったじゃないか!
烏丸響夏
「ゴッホゴホッ……あっ」
烏丸 鈴奈
「お姉ちゃんダメだよ! わたしより大怪我なんだから……死んじゃう、かも……」ってそういう本気で泣きそうになる
烏丸響夏
「なん……の……」
詩花の様子も見に行かなきゃ。そして彩音の様子は
烏丸響夏
ベッドから起き上がって、その病室に行って
烏丸 鈴奈
そういうと「あやちゃん……」と言葉を続けて
烏丸 鈴奈
「あやちゃん、は、」
烏丸 鈴奈
「特別治療室って所にいる、って……で」
烏丸響夏
……気持ちだけ、気持ちだけが行こうと急くも
烏丸響夏
ベットに倒れこむ
烏丸 鈴奈
「ご家族の方の連絡先、知りませんか、て言われて」そういうと下を向いてしまう
烏丸響夏
身体は言うことを聞かなった。
烏丸響夏
「……無事なんだよな?」
烏丸 鈴奈
「わかんない、わかんない、けど……」
烏丸響夏
見に行ってやることもできない。
ぼーず(GM)
ここで体起こした時に目が入る。
君達の荷物が病室の片隅にまとめてあるのだが、
ぼーず(GM)
彩音の傘と帯、後パンパンのブリーフケースにはどれも尋常じゃなく汚れて壊れており、尋常じゃない量の血がついている
烏丸響夏
不甲斐ない、不甲斐ない自分だ。
烏丸響夏
「くそ……何なんだよ、一体」
烏丸 鈴奈
「私たちより、ずっと大怪我みたいで……どうしよう……」と俯いていると
ぼーず(GM)
動いた拍子にガタっと荷物が倒れて、彩音のブリーフケースが壊れますね
烏丸 鈴奈
とっさにリンがばっさーと散らばった中身を拾い集めようとしますが
ぼーず(GM)
まぁ手伝ってもいいのじゃぞ? 体は痛いけど
烏丸響夏
「ぐっ……」
思うとおりに動きはしないが、何とかベット下に降りることはできる。
烏丸響夏
ベシャッ
という擬音が丁度いいくらいだが。
烏丸響夏
「あたしも、やるよ」
烏丸 鈴奈
「お姉ちゃん!?」とちょっとびくり
烏丸 鈴奈
「い、いいよ! あたしが……」そういうと絶句する
烏丸 鈴奈
散らばったのはールーズリーフにびっしり書かれた高校の資料
虹原 彩音
”ここ観終わったら―ちょっとだけリンちゃんと一緒に時間もらえるかな?”
そんな彼女の言葉がリフレインする
ぼーず(GM)
彼女なりに考えたのであろう、大事な友人の妹が、夢をあきらめないための処方箋
烏丸 鈴奈
「お姉ちゃん――どうしよう、あやちゃん……死んじゃうかもしれない」
そこで絞り出すように、妹は君に抱き着いて言葉を漏らす
烏丸響夏
「死なない、アイツは死なない!」
烏丸響夏
「大丈夫だ、すぐに……またいつもの緩い顔で、抱き着きにやって来るさ」
烏丸響夏
「死なない、死ぬなんてことが……あるかよ……」
烏丸響夏
特別治療室、今そこにアイツが――
ぼーず(GM)
はい、じゃあこのいい感じのとこでね
警報というか
ぼーず(GM)
エマジェンシーコール? が鳴り響きます
烏丸響夏
「行かなきゃ……」
壁に手をかけ無理やり立ち上がり
烏丸響夏
「なん? だ……」
九十九・詩花
コンディションレッド発令
ぼーず(GM)
内容は手の空いている職員は「特別治療室」に集まるべしと
ぼーず(GM)
このタイミングで他のPCも警報聞いたことにして起き上がっていいのと
烏丸響夏
「あやね……」
烏丸響夏
「彩音っ!」
ぼーず(GM)
あとオーヴァードのPC、要は響夏以外は分かります
このアナウンス「ジャーム発生、直ちに討伐されたし」の意味です
烏丸響夏
壁を伝い、立ち上がる。
行くんだ……アイツのところに。
九十九・詩花
元からオーヴァードなメンツは特に行動は支障ないのね?
ぼーず(GM)
はい! 支障はないです! だってオーヴァードなので!!
湯越 千尋
我は職員じゃないのに行っていいんでしょうかていうか気づいていいんでしょうか。
公安だから知ってるとするよ!
ぼーず(GM)
ハハハ、ジャーム発生にウチソトなんて気にしませんよ? 病院やぞ?
湯越 千尋
符丁は知らない可能性あったからね、ああちっひがだんだん化け物に
湯越 千尋
あ、でも突撃前に少し確認RPスル。
湯越 千尋
病院の一角
手を見やる。血が腕を手のひらを、蛇のように蜷局を巻いてうごめいている。
”少し前までは灰色の触手だったものが”。
「(現実世界には干渉不能だったはずなんだが。持ち主だから、か――)」
九十九・詩花
では舞台裏でBダッシュしよう。
烏丸 鈴奈
「お姉ちゃん! ……っ!」
君の決意を感じたのか、リンが肩を貸してくれます
烏丸響夏
「リン……多分、危ないから」
本当は来ないでほしい。
烏丸 鈴奈
「私も、いく……あやちゃんとお別れなんて、やだもん」
烏丸響夏
「でも、一緒に行こう」
烏丸響夏
2人で、一緒に。
アイツに逢いに。
ぼーず(GM)
というとこで全員合流ですかね、んーシーン切った方がいいか?
烏丸響夏
#そすかね
湯越 千尋
ですね、さくっと。
烏丸響夏
#みんな集合演出したい人はしてそれからかの(登場というか次回の引きとして
ぼーず(GM)
んでは全員登場
ぼーず(GM)
してもいいよ???
ぼーず(GM)
所謂クライマックス前、という所です
九十九・詩花
1d10+120 まあ出るよね (1D10+120) > 7[7]+120 > 127
system : [ 九十九・詩花 ] 侵蝕率 : 120 → 127
湯越 千尋
1d10+95 (1D10+95) > 8[8]+95 > 103
system : [ 湯越 千尋 ] 侵蝕率 : 95 → 103
ぼーず(GM)
あ、あと登場と同時にですね
ぼーず(GM)
皆さん病院であらかた治療受けてるので、3d10回復してもいいですよ
湯越 千尋
10+3d10 GMの心遣いだー (10+3D10) > 10+20[10,1,9] > 30
system : [ 湯越 千尋 ] HP : 10 → 29
湯越 千尋
全★快
九十九・詩花
3d10 (3D10) > 18[10,7,1] > 18
九十九・詩花
鼻血吹きましたな
system : [ 九十九・詩花 ] HP : 20 → 26
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
3D10 おっと回復か (3D10) > 16[2,8,6] > 16
system : [ Uwe・Gegenbauer・Neuendorff ] HP : 2 → 18
烏丸響夏
#おーばーどすぎょい
湯越 千尋
うーたん、登場登場。
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
1d10 登場 (1D10) > 3
system : [ Uwe・Gegenbauer・Neuendorff ] 侵蝕率 : 101 → 104
ぼーず(GM)
響夏さんは、HPそのままで、登場侵蝕も「いまは」振らなくていいです
烏丸響夏
ほいー
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
で、今は妹さんとここの4人がいるってことだな
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
……妹さんを返したい気がすごいするんだが
ぼーず(GM)
流れでついてっちゃった
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
まぁ、一般人ならワーディングで「寝てなよ」するけど
烏丸響夏
#( ˘ω˘)スヤァ
さて、アラートが流れる中
君たちは病院の廊下で鉢合わせするわけですが
湯越 千尋
げって顔。
「未成年は引っ込んでろあきらかなグロ指定直行だぞ!」
九十九・詩花
その時点でR15ですな
湯越 千尋
言い放ってジャーム発生地に突撃しますよ。
烏丸響夏
「うるっさい! サム・ライミだってどんとこいなんだよ!!」
湯越 千尋
「そこの栗毛の子は?
ころすきか!! 避難してろ不良少女!」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「俺は俺でやることがあるんでね。
つーか、公安ならUGNが来た時点で役割はおしまいじゃないか?」
湯越 千尋
あ、バラしやがったって顔をする。
烏丸響夏
「警察なんだ!? なら余計いうことなんか聞かないね、不良だからね!!」
烏丸響夏
顔をしかめながら、妹の肩を借りてゆっくりと進む。
湯越 千尋
すっとぼけてもいいが場合が場合か。
「俺は私用できてるんでね、しったことか!」
湯越 千尋
「大体UGNがどうともできる奴らじゃないだろうに。
できてたらそもこんな事態になってないだろうが」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「アンタだけが行ってどうともなる相手でもないだろう。
『俺達で』行くか、行かないかだ」
烏丸響夏
「アイツに、どうしても会わなきゃいけないんだ。あたしも、こいつも!」
烏丸 鈴奈
「わ、私、妹です! あやちゃんに会うまで帰りません!!」
九十九・詩花
きょーたんの前にすっと出る
「それは、命を懸けないとダメ?」
烏丸響夏
「駄目だね!!」
九十九・詩花
「きょーたん、その様子だと”覚えている”よね? でも、だからこそわかるよね? ”今は違う”」
湯越 千尋
「いっしゅんで死ぬぞ、アンタも、栗毛の子も」
烏丸響夏
「ぐっ……」
烏丸響夏
「……これは、人任せにして後でああよかった、って言っていいことじゃないんだ」
烏丸響夏
「直接、言わなきゃダメなんだよ」
烏丸響夏
「『帰ってこい!』『お帰り』ってさぁ!!」
湯越 千尋
「不良少女、アンタが死に急ぐのはアンタの判断ならとめない」
ほんとはとめたいがそれはおく。
「その栗毛の子もしんだと気づく前にしぬ、そういう場所だ。帰れ」
九十九・詩花
「今、きょーたんはピーーーーーーーーーじゃないよ。だから言うよ。本当に、死ぬよ? そして死んだら先はないよ。なくなるんだ、この世から」
九十九・詩花
「どんなに尊い意志も、気高い心も、死は全て押し流すんだ。そして二度と戻らない」
烏丸響夏
「なら、お前に任せてればちゃんとしてくれるのか!? なぁ!!」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
(……本当に行かせたくないのなら、問答すらいらないだろ。)
九十九・詩花
(まあそれは言えてる。でも本当に説得するなら問答するしかないと思っている)
烏丸響夏
「アンタらに、全部大人や凄い奴らに任せて! それでうまくやってくれるのか!?」
烏丸響夏
「なぁ、頼むよ……」
烏丸響夏
「詩花、あたしも……仲間に入れてくれよ……」
九十九・詩花
「わからないよ。でもね、それでもここにいるのは、自分の力と命に自分で責任を持つ人だよ」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
……(特にどちらにもつく気はない。行かせたくないなら強制させた方が良い、とは思っている)
烏丸響夏
「……生きててほしかったんだもんな、アンタも」
脳裏をよぎる、こいつの過去。
烏丸響夏
言いたいことは分かる。
それでも、私はアイツに言ってやりたい。
九十九・詩花
「私は、自分以外の誰かが死ぬのが、もう嫌なんだ。だから私は、そのために全力を尽くすよ」
九十九・詩花
「だから、私に任せてくれないかな? その代わり、全力以上でやるよ。私も、このままは嫌だから」
烏丸響夏
「なんで……なんで、あたしは……アイツと一緒にいることさえ」
烏丸響夏
「ぇ……ぇっぇっ……」
烏丸響夏
いつもおどける少女が冷たい顔をする、その胸に顔をうずめて泣く。
烏丸響夏
ただ、泣くしかできなかった。
九十九・詩花
「お疲れ様。人にはきっと、役割があるから。それがきっと、私の役目だから。私があの子を連れ帰ってくる。その時に、笑顔でお帰りって言ってあげて?」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「……ブレイクロス。そろそろ行こう。一刻を争う事態だろう」
湯越 千尋
「まったくだ」
と、ぽんと響夏ちゃんの肩に手をやって、ぐっと血を垂らす。
《生命治癒》使用宣言。
響夏ちゃんの怪我を全快させます。
system : [ 湯越 千尋 ] HP : 29 → 28
ぼーず(GM)
はい、この時点で全快します
湯越 千尋
怪我も痛みも何もかも身ぎれいになってください。
system : [ 烏丸響夏 ] HP : 13 → 26
九十九・詩花
「じゃあ、行ってくるね。頑張ってくるからね、きょーたん……」
烏丸響夏
「……帰ってきたら、また3人で出かけるからな」
烏丸響夏
不意に、立つのがやっとだった足が、何の抵抗もなくたつ。
烏丸響夏
「3人でだからな」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「なぁ、おふたりさん。
彼女のことが大事で、伝えたいことがあるんだろ?」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「何。ちょっと待ってな。少し寝てたら、元通りだ」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
で。《ワーディング》を宣言します
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「だから、『自室に戻ってお休み』」
湯越 千尋
「寝て起きたら、終わってるよ」
烏丸響夏
「いや、4人でだ」
隣のリンを見て。
烏丸響夏
「絶対だ……ぞ」
烏丸 鈴奈
「あ……」そうされると横の妹はこてん
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
ああ。「ベッドに行ってから寝る」が今回の《ワーディング》での指示です
九十九・詩花
その言葉を受けて穏やかに微笑み、しかし応えなかった……
シュレーディンガー
「おー、やっぱそうなっちゃうかぁ」
シュレーディンガー
意識を失う刹那、響夏にだけ見える形で登場します
烏丸響夏
oO(猫……? なんだお前)
シュレーディンガー
「ま、ボクとしてはどっちでもよかったんだけどー? にしてもおっかしいなぁ、オーヴァードじゃなかったんだ、あの子」
シュレーディンガー
全てが止まった、無の瞬間、引き伸ばされたその時間の中で悠々と猫は動く――そして君も
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
じゃあ、そんな変化は知らない俺達は向かうとするか
「まぁグリム。こうなってもやることは変わらない。
俺はアンタの依頼をこなす。アンタはアンタの生きがいをこなせよ」
湯越 千尋
「そのつもりだ」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「行くぞブレイクロス。覚悟を持つことはいいことだ。その上で、帰るまでが任務だからな」
烏丸響夏
oO(あ、あれ……)
九十九・詩花
「いいえ。この任務は、彼女が帰るまでが遠足です」
シュレーディンガー
「ん?」目が、合う
「気のせいか、目があったような気がしたけど……見えるわけないもんね」
烏丸響夏
「どういう状況だ?」
烏丸響夏
「おい、猫」
シュレーディンガー
「ん? んんんん??」
烏丸響夏
「んんんん?」
シュレーディンガー
「…………わぁ!」飛びついてみる
九十九・詩花
「それをこなすためならば、どうか私の全てをお使いください。2人が、攻撃の要です。
おふたりへの攻撃は、シナリオ3回まで私が防ぎます」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「なんか微妙にメタいな」
九十九・詩花
全て防げるとは言えないので……
烏丸響夏
「ぎゃあ!? 何しやがる!?」
湯越 千尋
「あんまり未成年を盾にはしたかないんだがなあ……」
シュレーディンガー
「にゃああああああ!!? うそぉ! なんで?」
シュレーディンガー
「君、もしかして見えてる? ボクのこと見えちゃってる????」
烏丸響夏
「何だこれ、どうなってんだ!!」
べりぃっと引きはがす
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「まぁいいや。連れて帰るぞ。あのお嬢さんを。それから――」
シュレーディンガー
「うわー! さーわーらーれーたー!」
烏丸響夏
しかもなんだこれ、皆止まってるな。
シュレーディンガー
「そ、そりゃそうだよ! ココ、誰にも見えないし、触れないんだから!!」
Uwe・Gegenbauer・Neuendorff
「お友達に次に会う顔も、ちゃんと用意しておけよ」
烏丸響夏
「いや今触ってんだろ」
湯越 千尋
「俺が言うこっちゃないが」
「”奇跡にかける”なら、身代わりになるよりやるべきことあるとおもうぞ、シイカは。そういう意味でもな」
シュレーディンガー
「おーかーしーいーんだよー! ここは契約者しか入れな……ん? アレ? ってことは」
べりっとはがされた状態から、肉球ででこタッチ
烏丸響夏
「だっ、なんだよっ」
シュレーディンガー
すると君の額に、エメラルド色の肉球マークが浮かびます
「わ、まさかと思ったけど……わ、わぁ……なんだよーまた”お仕事”か」
烏丸響夏
「は? 仕事? あんた、今までのも何か役目があって?」
シュレーディンガー
「んまぁいいや、どっちにせよ答えは決まってるし、ちゃっちゃといこう、うん」
「えーとキミ、名前なんだっけ? きょーこ? きょ-か?」
烏丸響夏
「響夏だよ、きょ う か」
シュレーディンガー
「キョーカね、おっけー。ボクはシュレーディンガー」
烏丸響夏
「うん、知ってる」
シュレーディンガー
「“禁書の悪魔”、階位第101位(ロストナンバー)の一位……悪魔の支配や宿主の契約がエラーを起こして『どっちつかず』の状態になった場合、調停する代行者だよ、よろしくね」
烏丸響夏
「そんな奴がいるのか」
シュレーディンガー
「平たく言うとさ、禁書の契約や悪魔に関わってエラー吐いてる場合のデバッガー? みたいなもんだよ」
烏丸響夏
「なんか急にわかりやすいな」
情報の授業でやったな
シュレーディンガー
「悪魔と宿主の力がぶつかったり、食い合わせが悪かった場合に、間に入って調停するのさ……損な役目さ、他の悪魔もボクの存在は知らない……例外は何体かいるけどね」
烏丸響夏
「……あんたは契約者は? 悪魔は必要なんだろ?」
シュレーディンガー
「言っただろ、例外中の例外だよ。悪魔の契約システムに干渉するから、悪魔の一柱になってるけど。ただのプログラムみたいなもんさ」
シュレーディンガー
「君みたいにバグった契約の仕方してる人の前に自動で跳ぶんだ。さっきのダンタリオンとアヤネみたいに」
烏丸響夏
「へぇ」
大きい悪魔のシステムを動かすための自動装置だから、特例として自立起動するために別システムから動かす装置みたいだ
烏丸響夏
「って、ちょっと待て。私が契約者?」
烏丸響夏
「いや誰とだよ」
シュレーディンガー
「まーそんな理解でいいよ……うん、そうだよ? ボクと話してるんだから当然だろ?」
シュレーディンガー
「キミの相手はね、”ダンタリオン”さ。まー話すとややこしくなるな」
烏丸響夏
「……どういう状況だよ」
右手で頭を抱える
シュレーディンガー
「んーまぁちゃんと話すなら、アヤネがダンタリオンとどう契約したかの話からになるんだけど」
シュレーディンガー
「……んまぁ、キミの心は決まってるみたいだし、はしょってもいいでしょ
このまま、あの3人に任せて日常に帰るんだろ?」
烏丸響夏
「……その場合、私の契約ってどうなるんだ?」
シュレーディンガー
「ボクの力で解消する、キミは普通の人間になれるよ」
シュレーディンガー
「ホントはもうちょい複雑なんだけど、
そもそも―、契約先のダンタリオンが虫の息だしね」
シュレーディンガー
「だからここでボクが介入する必要があるんだよ。
このまま中途半端に繋がったまま、ほっとくとダンタリオンと一緒に君が死にかねない」
烏丸響夏
「逆に言えば、今は普通の人間じゃないんだな?」
シュレーディンガー
「うん、今の君は『どっちつかず』の状態だ、ダンタリオンの力によって覚醒したオーヴァード、とノーマルの間にいる」
シュレーディンガー
「だから本来ここでオーヴァードになるかノーマルに戻るか選ぶんだけど……まぁノーマルに戻るでいいんだよね?」
シュレーディンガー
「アヤネ……じゃなかった、ダンタリオンもそう望んでるわけだし」
烏丸響夏
「……おい、ちょっと待て。ダンタリオンが死にそうって言ったか。今メイン? で契約してる彩音はどうなってるんだ?」
シュレーディンガー
「?」
「アヤネとダンタリオンは契約とか通り越して一体化してるよ?」
烏丸響夏
「じゃぁ、彩音はこのまま死ぬってことか?」
シュレーディンガー
「どっちにも差はない、同じものさ。この後殺される、彼女がそう望んだように」
シュレーディンガー
「ちょっと語弊があるかな? アヤネがジサツを望んだわけじゃないけど、」
シュレーディンガー
「彼女が望んだとおりにするなら、一体化するしかなかった。そして今のダンタリオンは、」
シュレーディンガー
「その辺の野良ジャームと変わりない、禁書の不死性は全部失われちゃってるからね」
シュレーディンガー
「シーカはものすごくがんばる、的なこと言ってたけどアヤネとダンタリオンを切り分ける力は――彼女にはない。最終的に殺すことになる」
シュレーディンガー
「うん、まぁ死ぬというか、もう死んでいる。
――悪魔と一体化した時点で、もうアヤネって人はいない。ボクが回答として言えるのはそれだけだ」
烏丸響夏
「なんだよ、それ……」
烏丸響夏
じゃぁ、なにか。彩音はもう戻らないし、死ぬ気で止めに行った詩花も最悪戻らない。
烏丸響夏
また、何か知らないところで勝手に知ったような奴が動いて、結果だけ私らに渡されて
烏丸響夏
それで納得しろっていうのか
烏丸響夏
勝手に決めたアイツに恨み言も怒りの拳も
烏丸響夏
感謝の言葉すらいえずに……
シュレーディンガー
「……ボクは悪魔だからヒトの気持ちはよくわからないけど」
シュレーディンガー
「UGNはこういう時記憶も消してくれるから――日常に帰れるよ、キミも隣の妹も」
シュレーディンガー
「忘れることが許されてる、っていうのは悪くないと思うけどね。じゃあ……」
烏丸響夏
隣のリンを一目見て
烏丸響夏
「いや、ちょっと待て」
シュレーディンガー
ぴと、と肉球をデコに当てる
「おやすみ、キョー……ん? なにー? まだなんかあるの?」
烏丸響夏
もう一度、隣の妹を見る。
動かなくなった彼女といた生活を思い
烏丸響夏
「……進路変更だ。このままそのオーヴァードってのになる道もあるんだよなぁ?」
シュレーディンガー
「えぇー……? うん、まぁ、あるけど」
烏丸響夏
「じゃぁ、あたしをそれにしな」
シュレーディンガー
「キミ、さっき見たの忘れてる? ノイとかシーカの奴、オーヴァードの人生とか、普通にろくでもないと思うんだけど」
烏丸響夏
「ろくでもなかったな、ほんと」
烏丸響夏
それは本当にそう思う。
烏丸響夏
到底、まともに人が人として精神保ってられるような状況じゃないと思う。
シュレーディンガー
「殺し殺されの化け物だよ? そう望まなくても死と破滅が向こうからやって来るような世界だ」
烏丸響夏
「それでも」
烏丸響夏
「それでも、今したいことを、どうしてもやりたいことを押し通せる道があるなら」
烏丸響夏
「それを使ってでも、進むべきだと思う」
シュレーディンガー
「悪魔に魂、売っても?」
烏丸響夏
そう、みんなそんなろくな状況じゃない中でも、その力を使って
烏丸響夏
より人間らしく生きようとしていたから。
烏丸響夏
「より、私が私らしいと思る道があるなら」
烏丸響夏
「悪魔に魂を売っても、悪魔の力を使っても」
烏丸響夏
「私は私だ!!」
シュレーディンガー
「……いい、答えだね」
烏丸響夏
「それにね」
烏丸響夏
「なぁに、ちょっと腹が立ってさ。
警察とか大きい力持ったやつに好き放題言われたら、不良はとりあえず反抗するもんなんだよ。あ、何か思い出したらすっごい腹立ってきたなくっそ、詩花戻ったらあとで覚えとけよ3回回ってきゃんって言わすわ」
烏丸響夏
(早口
シュレーディンガー
「シシシシ! バカだね、大バカだ!! でも――」
シュレーディンガー
「悪魔は、そういう奴が好きなんだ、いいよ。契約成立だ」
烏丸響夏
「OK、折角だ。楽しく踊ろうぜ!」
ぼーず(GM)
ではここでEロイス《愚者の契約》!
《愚者の契約》
解放衝動限定、タイミング:オートアクション
切なる願いが生んだ、あらゆる願望を実現するEロイス。
しかし代償として本人、そして世界が恐るべき対価を払うことになる。
いつでも使用できる。
使用することで、他者が貴方に願った願いをひとつ叶えることができる。
《愚者の契約》使用者自身の願いは叶えられない。
その実現には必ず代償が必要になる。
また願いがどのような形で叶えられるか、代償が何になるのかGMが決定する。
その結果、本来の意図とは歪められた形で叶っても良いし、
願ったモノが自覚しない代償が発生したり、代償を払い続けない限り願いが実現しないなどしても良い。
◆――――――――――――――――――――――――――――◇
ぼーず(GM)
キミは彩音の
【このシナリオでバックトラックを振らず日常に戻ったものとしてロストする】
という願いを「破棄することができる」とします
ぼーず(GM)
破棄して、オーヴァードになる、でいいですね!!
烏丸響夏
いいよ!!!!!!!!!!!!!
シュレーディンガー
デコに肉球を押し当ててー
「ふふん、それじゃあ君は今からこっち側だ、ようこそ響夏」
烏丸響夏
「精々契約対象に見限られないようにするさ、Hello World」
烏丸響夏
情報の授業で習った初めの言葉。
烏丸響夏
今の気分にこんなにしっくりくるのは他にない。
ぼーず(GM)
ではここで、衝動判定と登場判定*2です
ぼーず(GM)
変則的ですが、ガッツリ上げて生きましょう
烏丸響夏
2d10+89 (2D10+89) > 5[2,3]+89 > 94
system : [ 烏丸響夏 ] 浸食値 : 89 → 94
九十九・詩花
落ち着いてるねー
烏丸響夏
KOOLになれ
ぼーず(GM)
意志判定は6です
烏丸響夏
衝動意思かぁ
烏丸響夏
4dx+1 (4DX10+1) > 10[3,3,5,10]+6[6]+1 > 17
烏丸響夏
2d10+94 (2D10+94) > 7[4,3]+94 > 101
system : [ 烏丸響夏 ] 浸食値 : 94 → 101
烏丸響夏
#思ったよりも落ち着いてた(スンッ
ぼーず(GM)
じゃあ落ち着きましたね、気が付くと3人の姿は見えません
シュレーディンガー
「ああそうだ、ひとつ、ついでに良いことを教えておこう」
シュレーディンガー
「ボクら悪魔には天敵がいる。
禁書第100位――『悪魔殺し(エグリゴリ)』。
下から数えて一番目の弱っちい奴だけど、奴は珍しい悪魔だけを殺す悪魔でね」
「見たとこ君自身にはレネゲイドを殺す力がある。
【キミに宿る力と同種の力を殺すイメージ】が出来れば――同じことができるかも、ね」
シュレーディンガー
「アヤネ以外の、ダンタリオンの部分だけ殺せるかもってことさ」
烏丸響夏
「へぇ……」
手を握りしめながら感覚を確認する。
あの世界で相手を打ち砕くようなイメージがわいたけど、それかな。
烏丸響夏
そして、横に視線をずらす。
烏丸響夏
「……ゆっくりお休み、リン」
借りていた肩から腕をどける。
烏丸 鈴奈
「ん……」安らかな寝息を立てている
ぼーず(GM)
さて、目の前には特別病棟への道、と
烏丸響夏
「さて、行きますか」
3人が進んだであろう道を走る。
シュレーディンガー
「行っちゃったか、じゃーね、キョーカ」
踵を返すとねこは闇に溶けていきます
ぼーず(GM)
シーン、エンドで!!