◇――――――――――――――――――――――――――――◇

 

 村雨タイガ
 にゅ

 平ゆな
 にょ。

 GM
 にゃー

 平ゆな
 がおー

 村雨タイガ
 では2R目からーソレインが来てくれたぞー

 平ゆな
 そーちゃんやったー!!!

 ソレイン
 仕方なしだし

 村雨タイガ
 じゃあ仕方なしついでにMALICIA2下し飲んでけよ

 ソレイン
 だが断る(どこかの漫画家顔


◇――――――――――――――――――――――――――――◇

 GM
 さて、2R目を始めましょうか

 GM
 状況 思い出してますかー?

 村雨タイガ
 始めましょー、ソレインのサポートもあり、ノータイタスでようやく形が整ったとこですね

 村雨タイガ
 グラトニーは大分削ったけどパーフェクトボディ化してやばそう

 平ゆな
 わがままボディしてるよねー

 グラトニー
 “グラ”マラスだろう?


◇――――――――――――――――――――――――――――◇



◆―――――――――――――◇
第2ラウンド
◇―――――――――――◆


<セットアップ>

 GM
 というわけで、2R目のセットアップ!

 グラトニー
 グララララ セットアップなしだぜぇ

 ソレイン
 セットアップないよぅ

 村雨タイガ
 セタップは、ない!

 平ゆな
 セットアップ|>散会星団(《苛烈なる火》《幻影の騎士団》)

  system : [ 平ゆな ] HP : 7 → 2

  system : [ 平ゆな ] 侵蝕率 : 123 → 130

 平ゆな
 ぼろぼろの身体から、ふわりと
 散会星団が広がっていく。

 村雨タイガ
 バックファイアがそろそろ限界、か
 このRで決めたいところだが

 アメ
  維持で 精一杯

 村雨タイガ
 大丈夫ですよ、値千金です。(よしよしのポーズ

 アメ
  どやぁ

 GM
 では イニシアチブ 行きますね



<イニシアティブ>

 平ゆな
 イニシアティブ|>天の軍勢(《氷熱の軍団》)
 with使用前:パワーソース:デーモンを使用宣言っ。

 平ゆな
 対象は|>私/レイちゃん/そーちゃん/ガブちゃん/応援してくれてる観客のみんな―!!

 村雨タイガ
 これにより打点がぁ!

 平ゆな
 全員、このラウンド間の攻撃力を、とりあえず【+36】してね☆ミ

  system : [ 平ゆな ] 侵蝕率 : 130 → 141

 村雨タイガ
 +36は脱法

 GM
 ラウンド間ね……

 平ゆな
 ですよー☆ミ

 村雨タイガ
 サラマンダーの地味壊れエフェクト

 GM
 派手に壊れてるよ、安心して良い

 グラトニー
 少しばかりビビったが、なぁに。
 先に全員殺してしまえば問題ねぇ

 村雨タイガ
 くっ、ダブルクロスをわかってる強敵の発言だ……

 グラトニー
 殺してから喰ってしまえば、より強くなれるしな!

 村雨タイガ
 そこはけなげに、涙の数だけ強くなれるよ、とかそういう路線で行きません?

 平ゆな
 指をぱちん、鳴らす。
 翼が広がるかのように、熱気が冷気が伝播する。
 レイちゃんに、己に、そーちゃんに、アメちゃんに、みんなみんなに。
 力が宿る、授けられる。

 村雨タイガ
 怒りに、殺戮の衝動に満ちた冷たい手に、意志ある強さが戻ってくる
 この度に思う、今も昔もいつだって、力をくれるのはこの人の灯(あかり)で

 村雨タイガ
 だからこそー彼女はアイドルなのだろう

 アメ
「 おぉ……!! 高まる……溢れるぅ……!!
 もうちょっとだけ 抑え続けられそう」

 ソレイン
「あはぁ。
 久しぶりだとキいちゃう」

 平ゆな
 にこっ、と笑い
「さあ、暴食の魔王討伐、いっくよー!」

 村雨タイガ
「ええープロジェクト”セラフィム”出撃!」

 平ゆな
 あ、イニシア割込み系は私はないので、どうぞどうぞ。

 村雨タイガ
 次はグラか

 グラトニー
 というわけで攻撃行くぜぇ



<イニシアティブ:28>
―グラトニー

 グラトニー
 マイナーで《インフィニティウェポン》

 グラトニー
 メジャーで《伸縮腕》《コンセントレイト:エグザイル》《ジャイアントグロウス》《カスタマイズ》《ストライクモード》
 対象はエンゲージしてる3人だ

 平ゆな
 オートアクション|>恩寵(《ミスディレクション》)

  system : [ 平ゆな ] 侵蝕率 : 141 → 146

 村雨タイガ
 誰か1人にしてくーださいな

 平ゆな
 レーザービームが交差し、スモークが舞う。
 どうぞ誰か1人に変えちゃってね☆ミ

 グラトニー
 仕方ねぇな。
 ……誰か煽ったりする?

 平ゆな
 煽る、とは

 ユピテル
 我こそはと立候補したりするぅ?w

 平ゆな
 するけどさするけどさあ!!?

 平ゆな
 するけど”煽る”ってキャラじゃないんですよ私??!

 GM
 注意を引く とかでもいいんですけどね

 村雨タイガ
「どうした、グラトニーさっきから喰うとか威勢のいいことを言っているがーお前の腹の中身は出てくばっかじゃないか」

 平ゆな
「まさしく暴食の魔王、て感じかなっ。
 ――だからこそ、私はみなを護るし、」

 平ゆな
「だからこそ、」

 平ゆな
「私は、あなたを倒すよ。
 貴方の力は、届かせない。暴れさせない。
 ここで、終わらせる」

 村雨タイガ
「それとも―さっき俺の空けた大穴が存外快適だったか?」

 グラトニー
 choice[ユナ,タイガ] (choice[ユナ,タイガ]) > タイガ

 グラトニー
「グララララ!!
 安い挑発だが乗ってやる!
 大穴で済まないから覚悟しとけぇ!」

 グラトニー
 (13+4+6)dx+4 (23DX7+4) > 10[2,2,2,3,3,4,4,4,5,5,6,6,6,6,7,8,8,9,9,9,9,10,10]+10[2,2,4,5,6,6,8,8,9]+10[5,8,9]+10[7,10]+3[1,3]+4 > 47

 村雨タイガ
 ガード宣言

 グラトニー
 回避でなくガードを選んだか。

 村雨タイガ
 と同時に《スプリングシールド》《自動触手》

 平ゆな
 あ、刺し違えの構え!?

 村雨タイガ
 これも立派なダメージ源!

 グラトニー
 その意気や良し!
 ダメージ行くぜぇ

 村雨タイガ
 装甲値8、ガード値15、その他効果が3

  system : [ タイガ ] 侵蝕率 : 140 → 144

 グラトニー
 (5+5)D10+28 そんなの関係ねぇ、圧し潰して擦り潰す!! (10D10+28) > 62[5,10,8,2,8,1,1,10,10,7]+28 > 90

 村雨タイガ
 流石にお化けェ

 ソレイン
「ダメ元でもやっときますねぇ?」

 ソレイン
 《波紋の方陣》

 村雨タイガ
 お? 助かるかも

 ソレイン
 7D10 (7D10) > 47[9,2,7,10,4,7,8] > 47

 ソレイン
 47点減らしてくださぁい

 村雨タイガ
 26+47で63減るやん

 平ゆな
 残ったんじゃないです?

 村雨タイガ
 27点やん

 村雨タイガ
 2残るんだワ

 平ゆな
 26+47=73なので

 平ゆな
 17ダメージかな?

  system : [ タイガ ] HP : 29 → 12

 GM
 自分でやってて何なんだけど なんだこの作ったような出目

 村雨タイガ
 魂が乗ってる

 平ゆな
 きゃーさすがGM-!!!

 村雨タイガ
 じゃあここで演出カード切ってしまうか、えーとGM、ちょいと相談

 GM
 はい 何でしょう?

 村雨タイガ
 本来メジャーの《擬態の仮面》ですが、ここで瞬間的に発動して、マリーシャになってもいいですか?

 GM
 許可します。
 使用タイミングを厳密に判定するタイミングでもないですし

 村雨タイガ
 では激しい大技と衝撃波がぶつかり、激しい土煙が立ったかと思うと

 マリーシャ
 ふわりと軽い身のこなしから雨の鞭がうねりグラトニーを穿つ! 《自動触手》15点!

 グラトニー
 ぐぅ!

 マリーシャ
「ありがとう、ソレイン! 久しぶりに助けられてしまったわね」
 とボロボロになりながらも優雅さを崩さず、余裕の笑みで立つスタイル抜群の美女

 ソレイン
「最後の一回にしたいでぇす」

 マリーシャ
「さて、忘れてるみたいだから……出てきてあげたわ、グラトニー
 哀しみ癒す雨の使者――”レインメーカー”参上よ!」

 グラトニー
「グララララ!!
 おう、思い出してやったぜぇ。
 仕事に失敗した挙句に雲隠れしてた奴じゃねぇか。
 太陽とやらに当てられて出てきたか?」

 マリーシャ
「ええ、そうよ。太陽に当てられて――生まれかわったのが今の私。それを今から、たっぷり理解してもらいましょうか!」

 マリーシャ
 と啖呵を切って……ソレインのターン?



<イニシアティブ:15>
―ソレインの手番です―

 ソレイン
 んー どうしよう?

 ソレイン
 ボクにあと残ってるのは、《カバーディフェンス》と《孤独の魔眼》くらいなんだよね。
 《時の棺》は切ったし、《波紋の方陣》もラウンド1回だから

 マリーシャ
 ゆなさんに抱きつきにきてもいいんじゃよ

 平ゆな
 いいんですよ?

 ソレイン
 よし。
 それじゃあ、マイナーで戦闘移動。
 エンゲージを同じにして。

 行動終了

 ソレイン
「ソレインは攻撃できないからねぇ。
 後よろしく~」



<イニシアティブ:11>
―レインメイカー/タイガ君どうぞ―

 マリーシャ
 じゃあ満を持して攻撃

 マリーシャ
 13dx7+8 コレもう流刑者まで入れちゃうぜ! コンボ《先導の御使い》(カドゥケウス)で攻撃 (13DX7+8) > 10[2,2,3,3,4,5,6,6,7,7,8,10,10]+10[3,5,6,10,10]+5[4,5]+8 > 33

 マリーシャ
 アイドルヒーロー、ください

 平ゆな
 陽の光のようにスポットがレイちゃんへ差し込む。
 《銀河の歌姫》、ラストワン使用宣言っ。

 マリーシャ
 1dx7+48 どこまでのびるかなー (1DX7+48) > 5[5]+48 > 53

 マリーシャ
 あ、またグラヘの攻撃-2D忘れとる

 グラトニー
 振り直しても いいんじゃよ

 マリーシャ
 11dx7+8 なおします (11DX7+8) > 10[3,3,3,3,4,4,5,7,8,10,10]+10[3,6,6,9]+10[8]+1[1]+8 > 39

 平ゆな
 んでそこで《銀河の歌姫》

 マリーシャ
 1dx7+48 (1DX7+48) > 4[4]+48 > 52

 マリーシャ
 結果的に1下がりました、

 グラトニー
 誤差だったぜぇ。
 ガードだ!

 マリーシャ
 8d10+22+36 諸々有効!! (8D10+22+36) > 44[2,6,4,6,9,8,5,4]+22+36 > 102

 平ゆな
 >3けた<

 マリーシャ
 期待値くらい! でも十分

 グラトニー
 おっと 言い忘れてたぜぇ。
 《自動触手》

 マリーシャ
 それは《デビルストリングス》!

 GM
 このPT意外と防御性能あるのよねぇ

  system : [ マリーシャ ] 侵蝕率 : 144 → 166

 マリーシャ
 コンボで16とんで、デビストで6消費、3倍振りが見えてきた?

 GM
 げぇ、結果として247点を超えた。

 平ゆな
 ん? フィニッシュブロー?

 グラトニー
 グララララ 切り札を切らせてもらうぜ

 グラトニー
 

 グラトニー
 《魂の練成》!!

 マリーシャ
「これが、私と、タイガと、”あの子”の! お前が捨てたものたちの、怒りの一撃よー疾走れ! MALICIA1!」

 マリーシャ
 一喝するとゲシュペストが3条の閃光の竜になってグラトニー頭から喰い潰す!!

 グラトニー
 頭に喰らいついた竜の中から。
 むしゃり、むしゃり と咀嚼音。

 マリーシャ
「これで―!?」

 グラトニー
「俺様の命に……いいや、魂にはちいとばかし届かなかったみてぇだぜぇ?」

 マリーシャ
「まさか―く、っ戻りなさい」反射的に食らい潰されそう(触手)なMALICIAを雨水に変化させて逃がす(デビスト)

 グラトニー
「グララララ!!
 おいおい、もっと食べさせてくれよ。
 親不孝じゃねぇか」

 マリーシャ
「もう貴方に奪われるのはゴメンよ、それにー」

 マリーシャ
「メインディッシュは、もう準備できてるの」
 そういうとゆらり、と彼女の姿が陽炎に煙る

 グラトニー
「そいつは楽しみだ。
 しっかり喰らいつくしてやらねぇとなぁ!!」



<イニシアティブ:10>
―ゆなさん、手番です―

 平ゆな
 マイナーでふわりと、太陽のように円を描く。
 メジャーアクション|>紅炎(《コンセントレイト/サラマンダー》《災厄の炎》)

 平ゆな
 対象がトリッキーだよ
 グラトニー&私自身だっ、いっしょに昇ろうかっ

 グラトニー
 我慢比べは得意だぜぇ

 平ゆな
 そっかー☆

 平ゆな
 オートアクション|>[能力訓練:精神]を使用宣言。

 平ゆな
 (2+3+4-2)dx7+7+1 (7DX7+8) > 10[3,6,8,8,9,10,10]+10[4,7,8,10,10]+6[1,1,3,6]+8 > 34

 グラトニー
 ガード!

 平ゆな
 では私もリアクションです。

 平ゆな
 オートアクション|>《月光の奏者》!
 ドッヂ選択&ドッヂ自動成功へっ。

 平ゆな
 2d10+146 侵蝕率がこうなって (2D10+146) > 8[1,7]+146 > 154

  system : [ 平ゆな ] 侵蝕率 : 146 → 154

 平ゆな
 からの、ドッジ成功時使用宣言。
 オートアクション|>《陽炎の亡霊》、いっくよー2連発っ。

  system : [ 平ゆな ] 侵蝕率 : 154 → 160

 平ゆな
 オート×2できっかり160★ミ
 全体バフが【+40】になりましたー。

 グラトニー
 げげぇ

 平ゆな
 ンデGMGM、ちょこっと裏(雑談)でおっしゃられていたことのをこちらで再確認。

 平ゆな
 《陽炎の亡霊》って、ドッヂ成功時にメインプロセスが発生するなので
 →これだと1話目同様、ココで生えたメインプロセスが先に処理される、のです、が。

 平ゆな
 【今回に限りメインフェイズ後に追加の行動権を得る】と解釈しても良いよ、と雑談でGMより提案していただいたので

 平ゆな
 そう解釈して、まずアタックした分の紅炎からの処理をしても、よろしいでしょうか?

 GM
 おっけー!

 マリーシャ
 今日は特別、ブレイコウ(?)だぜ

 平ゆな
 感謝いたします。ということで|>今回は、特別処理だぞ★ミ

 平ゆな
 4d10+36+21+40 紅炎のダメージダイスっ (4D10+36+21+40) > 19[7,4,6,2]+36+21+40 > 116

 平ゆな
 どうぞ太陽の熱にアテられろっ、116点諸有効!

 マリーシャ
 魂3つ位焼けそうなんじゃが

 グラトニー
 一応な?

 グラトニー
 俺様、《魂の練成》は侵蝕率ボーナス加えてレベル5相当だったんだよ

 マリーシャ
 50はあったんだね

 グラトニー
 だからな、込み込みでトータルHP300点相当あったんだよ(最低で)

 平ゆな
 くるりと描いた円から形成されるは、ミニ太陽。
 それが、すっと指を下に下げれば、己とグラトニーへと墜ちて、灼き尽す。

 グラトニー
「グラララララ!!
 これほどの熱ってぇのは、体験したことはなかったな!!」



 収束、閃熱、爆発。
 辺り一面へと熱波がうねり、曲がり、食らい、暴れる。
 まるで地獄の蛇が、そこから爆ぜ産まれて飛び出すかのように。

 グラトニー
 そのまま燃えて。

「グララララララ!!」

 酸素も届かないであろうに笑い声だけは響かせて手を伸ばす。

 あと一歩。後半歩。残りは握りこぶしひとつ分。

 グラトニー
 そこまで詰めてーーー暴食を冠する男は大きな音を立てて倒れ伏した。

  system : [ 平ゆな ] 侵蝕率 : 160 → 166



― 《陽炎の亡霊》で生えたメインプロセス―

 平ゆな
 てことで☆ミ
 生えたメインプロセスいっきまーっす。


 
 ――くるりと。

 

 恒星の爆発から、ひょっと飛び出てくるポニーテール。
 くるりくるりと、宙を描いてから。
 そーちゃんにはぐっ。

 ソレイン
 びくりと体を震わせて。

 何かに耐えるように虚空で手をぎゅっと握る。

 平ゆな
 いつの間にか手にもつのは、小さなアンプル。
 パパに造ってもらった、”マリーシアIIアンチタイプ”。

 ソレイン
「だめだよぅ。
 ギリギリだって言ってたでしょう?」

 平ゆな
 耳傍で呟く。
「だいじょうぶ」

 平ゆな
「いったでしょ。”パパ特製の霊薬がある”って」

 ソレイン
 ああ、耳元から声がする。
 ゾクゾクする

 平ゆな
 小さい声で。
「刺してイイ、それがそーちゃんのヤりたいことなら。
 でも、おねがい」

 口そばに、アンプルを近づけて。

「これ、は、飲んでほしい」

「おねがい」

 マリーシャ
 すっ、と近くに寄る万一があってもすぐにカバーが出来るように

 フォーリンラブ
 手を開く。
 手元にはソレインにはまったくもって似合わない大振りなナイフ。

「ふたつ目のお願いはぁ
 ちょぉっと聞けないよぅ?」

 フォーリンラブ
 あはぁ と 蕩けたような笑みを浮かべて。
 本当に嬉しそうに。

 抱きしめるように背中側から。
 一息に自分諸共 貫いて。


 ――ザクリ。

 己もろとも、そーちゃんもろとも貫かれる。
 背中から、抱きしめられるように。

 マリーシャ
 ――! 手に隠したナイフに一瞬気を取られる。
 己ごと貫くこの一撃は計算になかった。

 平ゆな
「……そ、っか」

 口元から、血をあふれさせながら。
 口そばにあてていたアンプルをくっとその口に含む。

「じゃ、しょうがないね」

 平ゆな
 そういうやいなや。
 相手の顔を無理やりこちらに向けて。

 口移しで、薬を流し込んだ。

 フォーリンラブ
 びくりと大きく体が跳ねる。
 刺したナイフをグリグリと捻ろうとしていた腕が動きを止めた。

 平ゆな
 そっと、相手の頭をなでる。
 だいじょうぶ、とでも伝えるように、安心させるように。

 フォーリンラブ
 ハート型の魔眼が形を少しずつ崩していく。
 もっともっとと血塗れの口づけを続けて。

 ナイフから手が離れ。

 真下 愛
 そのまま魔眼が消え去り、意識を失った。


  ――カラン。

 ナイフが落ちる音。
 とともに、そーちゃんが腕の中で落ちる。

 平ゆな
 ”よかっ……”
 と、声にもならず。

 そのままゆなも、崩れ落ちた。

 マリーシャ
「ゆな! 愛!」一声叫んで二人を支える

 マリーシャ
 お互い抱き寄せた姿のまま、右腕でくるりと抱え―
「……っ! すいません、医療班!」と助けを呼んで、ここで一旦シーンED。


◇――――――――――――――――――――――――――――◇

 

 GM
 では クライマックスを終了します。
 そしてお楽しみのバックトラックの時間だよー



◆――――――――――――――――――――――――――――◇

【BackTrack】

◇――――――――――――――――――――――――――――◆

 GM
 各自、侵蝕率と残ロイスの数を報告!

 マリーシャ
 ワクワクドキドキ

 マリーシャ
 166でロイス5つ!

 平ゆな
 侵蝕率:166,残ロイス:6!

 GM
 ではGMから 今回のEロイスの発表です



◆――――――――――Eロイス――――――――――◇

《悪意の伝染》
《暴食の胃袋》
《飢えの淵》
《飢えの淵》
《飢えの淵》
《餓鬼の晩餐》

合計6個!

◇――――――――――――――――――――――――――――◆

 平ゆな
 ちょ!? 2個しか見えてなかったのに!?

 GM
 そりゃあ、《飢えの淵》と《餓鬼の晩餐》使えませんでしたからね。

 マリーシャ
 アメちゃん大金星

 GM
 アメちゃんを連れてなければ、グラトニーヘッドが盤面に居て、そいつら喰ってパワーアップしてたんですが。

 GM
 なのでグラトニーの行動は嫌がらせも含めてますが、ホントに盤面ひっくり返すつもりだったんですよね アレ。

 マリーシャ
 実際彼女を護るためのリソースも結構切ってるからね、《時の棺》に助けてもらったとこもあるけど

 GM
 さて、そんな裏話もありつつ。
 6D10減らしていいですよ

 平ゆな
 はーいー

 平ゆな
 166-6d10 まずはEロイスー (166-6D10) > 166-28[6,7,8,1,4,2] > 138

 マリーシャ
 6d10+10 はーい、ヒロクロも入れてっと (6D10+10) > 47[3,10,8,10,6,10]+10 > 57

 平ゆな
 あ、そうだヒーローズクロス忘れてた

 平ゆな
 てことは128か。

 平ゆな
 んじゃちょっと背伸びしちゃおっと。

 平ゆな
 等倍で振りまーす。

 平ゆな
 128-6d10  (128-6D10) > 128-28[3,3,4,10,5,3] > 100

 平ゆな
 >1たりてない<

 GM
 OH

 マリーシャ
 つ、追加あるからっ!

 平ゆな
 100-6d10 いいんだ追加振りで戻れるから (100-6D10) > 100-38[5,10,5,8,8,2] > 62

 平ゆな
 お帰り私。先に出てよ!? 経験点凹んだー

  system : [ 平ゆな ] 侵蝕率 : 166 → 62



 マリーシャ
 100-5d10 Eロイス分爆発してるぅ! 等倍で (100-5D10) > 100-24[2,4,8,2,8] > 76

 平ゆな
 さっすがレイちゃーん、おっかえり―

 マリーシャ
 帰ってこれた! 遠足完了!!

  system : [ マリーシャ ] 侵蝕率 : 109 → 76

 GM
 皆さま、無事? の帰還おめでとうございます


◇――――――――――――――――――――――――――――◇




◆――――――――――――――――――――――――――――◇

【Ending】

◇――――――――――――――――――――――――――――◆

 GM
 さて、それではエンディング……なのですが。
 希望があるなら ガンガンやってくださいね!

 平ゆな
 はっはっは、クライマックスでラストライブしようと思ったけど状況上どう考えても 気絶 が適切だったからね!

 平ゆな
 てことで会見からどうぞどうぞかなあ……


◇――――――――――――――――――――――――――――◇


 グラトニーvsセラフィムはショウアップ史上最大視聴率を記録した後、混乱の内に幕が下りた


 激闘から一夜明けて、会見に臨むのはマネージャーのタイガと小鳩。

 昨日の一幕の多大な心配をかけました、からのお詫びに始まり
 これまでのグラトニーとの因縁―レイニーデビル潜入から昨日までのあらましを淡々と説明していく。


 村雨タイガ
「ここからは見ていただいた方が早いでしょう。私は―

 マリーシャ
 私“レインメイカー”マリーシャ・レイニーディはかつてヴィランでした。緑川博士が発明したMALICIA1、
 グラトニーの息子タイガ氏を乗っ取り、肉体を操って活動する潜入する潜入工作員―”レイニーデビル”それが過去の私の姿です」

 マリーシャ
「アルコイーリスに潜入し、アイドルとして活動をする傍ら、破壊工作を行いました――これはUGNにも記録が残っている、事実です。」

 マリーシャ
「そしてその最終段階で――”ソレイン”真下愛にMALICIA2を植え付け、ヴィラン化し、現”セラフィム”の平ゆなを襲ったのです。
 それがあの――火事の日の真実です」

 マリーシャ
「しかし、”レイニーデビル”は敗北しました、悪意あるプログラムMALICIA1は焼き尽され、
 後には本来体の持ち主であるタイガ氏の精神と、アイドル時代――女性としての私の精神が残りオーヴァードとなりました」

 小鳩
「レイニーデビルについては完全に消滅し、現在の彼および彼女―レインメーカーは別の存在になっていると、証明されていることを補足します」
 UGN日本支部長:藤崎さん、登場で補足。

 小鳩
「また、MALICIAシリーズについても、本来の用途としては――」
 と緑川博士の証言も追加しつつ



 これまでのことを、包み隠さず述べていく


 小鳩
「あくまで私たちの側から見た一側面に過ぎないと思っています。また、独自調査の過程で多くの方を欺いていたのも事実です」

 小鳩
「特にヴィラン”フォーリンラブ”に関係する事件、被害状況については、」

 小鳩
「不明な点も多く、調査が必要です」

 小鳩
「これからの調査の中でグラトニーが何をしたのか、私たちが何をしてしまったのか。
 明らかにしていくことが私たちの義務だと思っています」

 村雨タイガ
「UGNへの全面協力の元をここに約束します。そして解明の日まで――



「”プロジェクト”セラフィムの全ての芸能活動を、停止します」



◇――――――――――――――――――――――――――――◇

 村雨タイガ
 というとこで、ED1は終わり


◇――――――――――――――――――――――――――――◇

 GM
 では 次は……全てが解明されて新生セラフィムが再開された日 ですかね?

 村雨タイガ
 ですね、月日は流れ―と




 村雨タイガ
 じゃあいうほど流れず、あの日以来眠り続けてるゆなの病室で

 村雨タイガ
 彼女が起きたとこから


◇――――――――――――――――――――――――――――◇


 …………。
 ……。

 目を開ける。
 知らない天井、知らない壁、知らない明かり。

 知らない場所。
 ――否、知ってる。

 病室。


 平ゆな
 見覚えがある、あの時の天井。
 記憶がある、仄か明かり。

 平ゆな
 気怠さは、……あって。
 少し、横を向く。

 村雨タイガ
 ゆっくりと周りを見渡すと視界に入る医療器械と点滴
 それを調整している誰かが、気付いて声をかける

「ああ……目、覚めましたね」

 平ゆな
「あ」

 平ゆな
「レイ、ちゃん」

 声は出る。
 聞きなれた声が。

「おは、よー?」

 村雨タイガ
「落ち着いて、ゆっくりでいいですよ――ゆなさん」

 村雨タイガ
「お、ボクはわかりますか、じゃ―これは何本です?」と指をピース

 平ゆな
 起き上がる、その前に。
 ペタ、ペタ、己の身体を触る。

 手を、足を、腹を、喉を。
 ……見切れはしてない、麻痺もしてない。

 だいじょうぶ。

 平ゆな
「にーほん-!」
 ぱくっ!
 食いつくように飛び起きて、その指をはむる。

 村雨タイガ
「ちょっとぉ! 元気すぎるでしょ……じゃあ」

 村雨タイガ
「今日が何日か、わかります?」

 平ゆな
 首をかしげる。
 そふいえば:前髪がけっこ―伸びてる気がする。

 平ゆな
 病室のカレンダーを見る。

 …………。
 ……。

「ゆな、何日寝てたのー!?」

 村雨タイガ
「さあ、何日でしょうかね? 10年経ってたり?」

 平ゆな
「やー10年もたってたら私アイドル覚えてられてるかわっかんなーい!?
 ママー、パパー、助けて―!!?」

 村雨タイガ
「……あの時、ナイフがちょっと良くないとこに刺さってましてね。オーヴァードですから蘇生は出来たんですが」

 村雨タイガ
「快復に時間がかかって、ずっと寝てたんですよ、ゆなサン……無理してたんですよ? 本当に」

 平ゆな
「やーん、やーん、やーん!!?」

 マリーシャ
「はい、落ち着く」とマリーシャの優しい手でちょっぷ

 平ゆな
「ぴえっ」

 村雨タイガ
「大丈夫ですよ、今は……」
 と休止の事情と、ここ最近の動きを話す

 平ゆな
「…………」

 平ゆな
「そっ、か」

 村雨タイガ
「皆がベストを尽くした結果の処置です。それに
 でもご心配なく忘れられてるどころか……『これ』ですからね」

 村雨タイガ
 見ればベッドサイドには山と積まれた手紙、最近の消印のものもどっさりで「早くよくなってね!」というメッセージが中心

 村雨タイガ
「皆、ゆなサンのこと待ってます、忘れてる人なんていませんよ」

 平ゆな
「……」

 平ゆな
「そっ、か」
 と、枕を引き寄せて、顔をうずめる。

 村雨タイガ
「まーボクも、大分ゆったりですが、「暇がある」程度には忙しくしてます。暇しかない、じゃなくてね」

 村雨タイガ
「ゆなサンのマネージャー、なんで」

 平ゆな
「……」
 ぎゅ、枕を強く抱く。

 平ゆな
「かつどうが、ていしして、」

「でも、」

 平ゆな
 少し逡巡する

 平ゆな
「タイガさんは、自分の仇も討てて」

 平ゆな
「そー……ちゃんも、すくえて」

 平ゆな
「私が、倒れて、でも、もう、」

 ”終わってしまったアイドルの、マネージャーをする理由はあるのか”
 もう、必要は、ない。

 村雨タイガ
「てい」タイガのちょっと優しめのちょっぷ

 平ゆな
「みうっ」

 村雨タイガ
「今、『終わってしまったアイドルのマネージャーなんてしてないでもっと自分のことをー』とか考えてましたね?」

 村雨タイガ
 スッとここで目隠しのサングラスを外す

 平ゆな
 あたまさすさす。

 村雨タイガ
「バカなこというな、オレはオレが望んでここにいる。全部終わったこの際、だから言うよ」

 平ゆな
「そりゃ、そうですよー。
 だって、”タイガさん”は――」

 あのときより以前。
 タイガさんは何もないと言っていたから。

 続けようとして、言われ、口をつぐむ。

 村雨タイガ
「オレは何もなかった、歴史はグラトニーに改造された時に、どこかに吹っ飛んじまったからな、過去も記憶も」

 村雨タイガ
「だから、やることは――まぁ成り行きだった。そして成り行きのその先で、いつしかヒーローになって、皆に認められた」

 村雨タイガ
「でも、成り行きだったけど――その道中には常に隣に人がいた。誰よりもキラキラ笑って、その裏で同じ位泣いて――強くて、へこたれなくて、強情で――そんな奴が」

 村雨タイガ
「この際だから――うん、いうよ。君が好きだ」

 「みんなの前で笑うとこも、そうして泣き虫の癖に我慢するとこも」

 村雨タイガ
「抱え込むとこも、努力するとこも――最後には皆も自分も笑顔にしようとするとこも、全部ひっくるめて、君という人が好きだ――だから」

 村雨タイガ
「オレは君の側を自分の居場所にしたい。君が笑顔になるところ、君が笑顔にするところを一番最初に特等席で見たい、だから――」

 村雨タイガ
「俺を『マネージャー』にしてくれて、ありがとう。世界で一番のアイドル、平ゆなの、な」

 平ゆな
「~っ」

 手に持ってた枕をぽふっとタイガさんに投げつけて。

「それは―、傍から聞くと―、めっちゃプロポーズなんですよ分かってますタイガさん―!!?」

 平ゆな
 満面の笑みでにこっ、として

「わーい、どういたしましてーなのですよー」
 とまずはお礼にお礼を返して。

 村雨タイガ
「ハッハッハ、これ位言わないとわかってくれないでしょう貴女。あと――」

 村雨タイガ
「今のボクは”レインメーカー”ですよ?タイガ『さん』なんて他人行事な呼び方よりは、もうちょい許せる呼び名がありそうです」

 平ゆな
 死に向かおうとしていた。
 その彼が生きる導になったと言ってくれたなら。

 既に役目は終わってるのに
 恐らくどういうつもりで私が彼を囚われにしたかも読んでるだろうに

 それでも《世界で一番のアイドル》と言ってくれたなら。
 それでも、好きだと言ってくれたなら。

 平ゆな
「そだねっ。
 レイちゃーん、たっだいまー☆」
 と今度は、飛び込むようにハグをして、
「からの、今後とも、よろしくなんだよー!」

 村雨タイガ
「はいよろしく……って気を付けてください!? オーヴァードとはいえ寝たきりで筋力、落ちてるんですからねっ!」

 平ゆな
「だいじょーぶだいじょーぶっ。
 私、体温調節得意だからっ!」

 平ゆな
 どういう意味かって?
 意識さえ戻ってれば、《自動体温》すればなんとかなるなるっ。

 小鳩
「うん、そう今日あたりってことだったけど……ゆな、おは……ってあれー? 起きてる!?」

 平ゆな
「ハトさーん、おっきましったーっ」
 とたたたたっ、飛び込みからのはーぐっ☆ミ

 アメ
「 にぎやか ひさしぶり」

 小鳩
「やーん! はぐー……うへへぇ(溶ける」
 片手に杖を突きながらも、青いゴムのようなものに覆われた足でしっかりと歩いてます

 平ゆな
「アメちゃんもおっはーっ」
 溶けた小鳩さんに追撃でキスをして、アメちゃんに今度はハグ&キスっ。

 小鳩
「あ、そうだ聞いて聞いて。
 MALICIA3ね、アメちゃんの協力で実用化して、今テスターしてるんだ、私!
 この通りちょっと歩けるようになりましたー!」

 平ゆな
「だよねそれアメちゃんのっ、やったー小鳩さんっ」

 小鳩
「ね! やったよ! ……ゆなも、よく頑張った! 本当に」

 アメ
「 いう事きかせる できてきた。
 ……ただ アメから離れすぎると ダメ」

 小鳩
 ぎゅと強めに抱きしめて、顔を埋める

 小鳩
「あ、そうだ―今丁度、愛も―」

 真下 愛
「いませんよぅ」

 真下 愛
「なんか いい雰囲気なんで刺していいですかぁ?
 大丈夫ですよぅ、根元までなんでぇ」

 村雨タイガ
「シャレになってませんが」

 真下 愛
「8割本気だからねぇ」

 平ゆな
「なってないねーっ」
 というと手を広げる。ハグかもんっ、のポーズ。
「そーちゃーん、おっはー!」

 真下 愛
 仕方ないなぁ というポーズのままそわそわと近づいてハグ。

 平ゆな
 ハグむぎゅー&耳にキス。
「おっはー。そーちゃんも、だいじょうぶー?」
 耳傍うつ。

 真下 愛
「たった今から大丈夫じゃなくなりそう」

 耳とか食べていいかな、ダメかな。
 噛むならいいかも。

 真下 愛
 はむ

 平ゆな
「ぴえっ!?」
 びっくり。

 平ゆな
 はまれた耳を抑えて。
「みゃー、そーちゃんがはむったー!?」

 平ゆな
「でも、大丈夫で元気そうで何より―なのでーっす」

 真下 愛
「小鳩さぁん、これ持ち帰っていいですかー
 いいですよねー?
 持ち帰りまぁす」

 小鳩
「んー我が社の資産価値ナンバーワン資産ですからにゃあ、お持ち帰りしちゃいますか、事務所に」

 真下 愛
「自宅に」(真顔

 平ゆな
「きゃー」

 小鳩
「退院準備、進めないとね。お土産も用意してるんだ。ディアボロ屋の美味しいパン」

 平ゆな
 だいじょうぶ、それ、からくない??

 小鳩
 と取り出したるはパンの包み、
「からーいのもあまーいのも取り揃えてますよー」

 平ゆな
「あ、いいにおいーっ」

 小鳩
「うん……ふふっ」

 小鳩
「愛のいう通り、甘いの買っといてよかったっ! うん――じゃあ皆で食べましょう、それで――」

 小鳩
「新生”セラフィム”、スタート! で!」

 平ゆな
「はーいっ」







「GRYAAAA!!」
 激しい唸り声と共に現れたるはゴリラとクジラが融合したような異形のモンスター、逃げ戸惑う人々を嘲笑うかのようにビルを破壊し、電柱をなぎ倒す
 それを迎撃するのは各々のコスチュームに身を包んだオーヴァード――”ヒーロー”たち

 この世界:RWでは当たり前となったその光景。
 颯爽と現れた4つの影。倒した怪獣をバックに瓦礫でできた特設ステージには大勢の聴衆がつめかけていた。

 平ゆな
 《天使の絵の具》
 指を鳴らし、手を広げれば。
 瓦礫が廃墟が煌めいたステージへと塗り替えられる。

 空に浮かぶいくつものスクリーン。
 そこに表示されるは特設ステージの上の4名。

 マリーシャ
「うん、設営が終わったみたいね。皆準備はいい?」
 声をかけるのは、リーダーの”ラファエル”。

 アメ
「 ばっちぐー」

 どんな時でも平常運転 ”ガブリエラ”。

 マリーシャ
「ふふ、ダンス、上手くなったものね、待ちきれないかしら、”ガブリエラ”。
 ――”ウリエラ”は? さっきまではいたけど」

 真下 愛
「リーダーの人使いが荒すぎる件。
 あのデカブツが倒れてビルとか壊さないように気を張ってたばっかりなのにぃ」

 平ゆな
「まあまあまあまあ。
 だってこれからファーストライブだもんっ、気合も入るってものだしねーっ」

 マリーシャ
「そうね――これが私たちの初ステージだもの! それじゃあ号令お願い、我らがセンター」

 平ゆな
「はーいっ」

 平ゆな
「愛するみんな―、今日は来てくれてありがとーっ。
 新生”セラフィム”が一翼、ミカエラがご挨拶させていただきますっ」

 平ゆな
「なぁんて、長々しいご挨拶はあとにしてっ☆
 ファーストライブ一曲目、いっきまーす」



 あの日、雨雲は嵐と炎に消えた
 あの日、天気雨は混沌の渦に呑まれて去った
 そして、日輪は浮かぶべき空を喪った

 けれど、果てを目指した虹達の歌は止まず
 今ここに、新たな彩を添えて舞い戻る
 走り続けた先にだけ架かる虹

 その軌跡はきっと――

 マリーシャ
「それでは聞いてください――『いつか、空に届いて』!」




◇――――――――――――――――――――――――――――◇

 

 GM
 これを持ちまして、本シナリオは終了です。
 皆様 お疲れ様でした。

 平ゆな
 おつかれさまでしたーっ!

 村雨タイガ
 わーわーぱちぱち

 GM
 経験点 お渡ししますねー


◆――――――――――――――――――――――――――――◇

【AfterPlay】

◇――――――――――――――――――――――――――――◆


◆――――――――――――――――――――――――――――◇

セッションに最後まで参加した 1点

シナリオの目的を達成した 10点
最終侵蝕率 ?点

よいロールプレイをした 1点
他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った 1点
セッションの進行を助けた 1点
場所の手配やスケジュール調整など 1点

Eロイス 6点

◇――――――――――――――――――――――――――――◆


 村雨タイガ
 はーい、ありがてぇ

 平ゆな
 うふふ、追加振りしたから最終侵蝕:0なんですよねー。
 Sロイスはちゃんととったけど、そーちゃん!

 平ゆな
 26てーん。

 村雨タイガ
 あ、最後のEDの告白で、ゆなさんSロイス! Sロイスです!

 GM
 認めます

 村雨タイガ
 やったー! アレはやろうと決めてたんすよ

 村雨タイガ
 31点かな

 GM
 ではGMは20点と。
 ……3で割るのおかしくない!?(毎回言ってる

 村雨タイガ
 2で割ってくれ

 平ゆな
 もう2割でもいいと思うんですよねえ……

 GM
 まぁ、少人数シナリオを想定しなかったんでしょうね。
 サンプルシナリオも最大5人とかですし

 平ゆな
 サンプル成立さすのに最低3人な気もしますしねえ……

 平ゆな
 (それ以上削るならけっこ―改造がいる)

 村雨タイガ
 DXは3人から! が多いモノね


◇――――――――――――――――――――――――――――◇

 

 村雨タイガ
 アイドルであるゆなに伝える感謝の言葉は「I love you」で君が好きだ、はどこかで言いたいんですが、浮つかずにしっかり伝わるように、言葉選びに苦労しました。

 村雨タイガ
 (そのせいで盛大に誤字って台無し

 平ゆな
 誤字はあとでなおったけどね!

 平ゆな
 でも、見事に楽屋裏ではぴやー!? なタイガ君が見えます。

 村雨タイガ
 ユドナ○ウムとかだったら即死だった

 平ゆな
 ちょっとあれは茶化してもミスってもいい盤面のミスじゃなかったからねえ、けらけらけらけら

 村雨タイガ
 そそっかしマンとしてはココフォの仕様助かる―

 平ゆな
 治せるしねっ

 村雨タイガ
 完走した感想ですが……感無量、ですわ
 これが全て

 平ゆな
 ね。下手な言葉を出すのもあれだなと思う程度には。
 GMもお疲れ―ですよ、よくこんな無茶ふりイントロ付き合っていただきました。

 GM
 いえいえ 楽しかったですよ とても。

 村雨タイガ
「お前魂乗ってんな~! いいぞータイガ~!!」とわしゃわしゃしてやりたい気分

 村雨タイガ
 GMもありがとうございました、無茶苦茶やった気がする

 GM
 皆さんもロールがとても濃いので。
 ちょっと振るだけですごいの返ってくるしで。

 平ゆな
 無茶振ってかつ、銀河の歌姫やった分はガンバルかしてましたねえ。
 いやそりゃ、ほとんどがダイスの女神の思し召しなんだけれど設定からっ。

 平ゆな
 その結果、すごい惚れてもらえたり重要人物扱いスタートしたからね。
 そこらめらがんばった。

 平ゆな
 (後編であんまり歌ってないのはフォーカスがタイガ君の話だからだよ)

 村雨タイガ
 設定から全部ブン投げで、公式NPCのグラトニーとフォーリンラブがまさかのことに

 平ゆな
 ね、まさかのことに!

 村雨タイガ
 ゆなもね、アメちゃんも、愛もね
 も―ホント幸福になれ! ならなきゃ俺が死ぬ!! みたいな変なテンションになる位、良いアイドルしててね

 村雨タイガ
 マネとしては最高でした、グラトニーも怪演が光る、しっかりデータもロールも強かった

 GM
 そこはね、キャンペーンのラスボスの位置づけなんで。
 よくある頭悪いキャラにはしたくなくて。
 あいつ、社会:6もあるんだぜ

 平ゆな
 御名も御名でしたしねえ

 平ゆな
 格上げはがっつりしてかないとなを意識しつつ。
 実際合間で泣いたからね気づいた時にはっ、やーだー暴食の魔王―!?

 村雨タイガ
 ヴィラン界の大立者ですものね、いい格のある悪役でした

 平ゆな
 今回はタイガ君が特に因縁の相手
 なのでわっちわっちといろいろ表に動いてもらって、私はサポーター

 平ゆな
 してたら

 平ゆな
 なんかデータもロールもトンデモ行きましたね
 あの数値はC7じゃまず見かけないよ!? と。

 村雨タイガ
 最初C値間違えたんだと思ったんすよ。4位にしちゃったかなと

 平ゆな
 #でもC7

 村雨タイガ
 ありえへん、まわりましたね

 平ゆな
 ねっ。

 平ゆな
 今回はね、どうしてもね、グラトニー:殺意で引いてるわけだからね。
 ロール合戦はそちらが主軸。

 GM
 回ったわダメージ痛いわ。

 平ゆな
 フォーリンラブもグラトニーもダイスうわっぱねしたじゃないですかー

 GM
 私にしてはソレが非常に珍しくて

 GM
 とても印象に残ってしまう

 村雨タイガ
 下振れててたら全然飛んでましたもんね、こっちのロイス

 平ゆな
 うわっぱね×うわっぱねでよく残ったなってありましたからねえ。

 平ゆな
 かすれば死ぞ、の、破壊力がきてたのに……。

 村雨タイガ
 あとタワノビッチとサシになった時、正直ロスト覚悟しました

 GM
 HPこそ減らしましたけど、弱いわけじゃないですからねタワノビッチ

 平ゆな
 元は2人戦です? あそこ。

 平ゆな
 路地裏もそうですが。

 GM
 ええ、ずっとペアで動くかなーって想定でしたので。

 GM
 HP以外はそのままでしたけどね

 平ゆな
 ふむー

 平ゆな
 まあ、1話目でも、別行動はしてたから……
 いや護衛欲しかったけどねっ!?

 村雨タイガ
 侵蝕率走ってたからなー

 平ゆな
 なのでそんなに無理はしない。
 あれ、てことは

 平ゆな
 3ミドル/1クライマックスの4戦予定だったやつです今回

 GM
 グラトニーヘッド2戦目は割愛してた可能性も高かったですけれど。
 Eロイスも6個あるし いいかなってw

 平ゆな
 おにがいる

 平ゆな
 お・に・が・い・るー!?

 村雨タイガ
 しんでしまう

 平ゆな
 しかもクライマックスフルモードだと+3体いるわけだからっ

 平ゆな
 +150HPはまあ、タイガ君が何とかしてくれると思うけどっ

 平ゆな
 まあなんとかなるか。
 (冷静に考えた)(だって等倍だったしー)

 村雨タイガ
 こちらがガチというのはありますがPC2人に出す量ではないですな(ゲラゲラ

 GM
 300点環境だから、それくらいやってもいいかなってw

 平ゆな
 300点環境でも残機の数は一緒なのよー!?

 平ゆな
 グラヘッドだとタイガ君の防衛簡単に抜けちゃうだろうし―

 GM
 手を変え品を変え、ちょっとしたギミックを仕込むのが好きなので。
 戦闘には毎回悩んでおります。

 それはそれとして、ちょっと殺したいの荒木先生のマインドで。

 平ゆな
 ちょっと:とは

 平ゆな
 いやVs私相手ならまだ全然っていえるけれどっ

 平ゆな
 ぼーずはだいじょうぶでした? 死線的に。

 村雨タイガ
 大分お花畑見えてた

 平ゆな
 ダヨネー

 村雨タイガ
 でもHP伸ばしもスプシもいい感じに機能してくれましたね

 平ゆな
 ねっ、よきかな

 村雨タイガ
 楽しいセッションでございました、も―名残惜しいくらい

 平ゆな
 話は尽きぬとは思います、が

 平ゆな
 みなさま、ねむりのやくそくはだいじょうぶ?

 平ゆな
 (いま、25時ですよ?)

 村雨タイガ
 寝ましょう!

 GM
 ですね。

 GM
 皆様 長らくのお付き合いありがとうございました。
 またの機会に是非とも遊んでください

 平ゆな
 はーい、今回はありがとうございましたーっ

 村雨タイガ
 それでは皆様、ありがとうございました
 また機会があれば、是非に

 平ゆな
 ログとりぞうさんして、ダウンしますねー。


◇――――――――――――――――――――――――――――◇