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GM:SATE,
GM:皆様 おそろいですね。 寒さに負けていませんか?
GM:負けてたらスマブラで熱くなろうな。CPUの殺意の高さとかで。

天道菊理:スマブラはいいぞ
“S”:GE3はいいぞ
成就院正和:スイッチ自体もってないですよえーん!!?
GM:私も持ってないし、購入予定もないぞ。


GM:さて それじゃあ続きをしましょう。 菊理くんのエンディング。

天道菊理:よろしくおねがいします



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【Ending Scene-2】
SeanePlayer:Kiluri


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GM:何か希望はありますか?
天道菊理:特には 大丈夫です
GM:ふむ それじゃあ デートしましょうか。
天道菊理:!!!!!!!!!!
GM:憂いが全部なくなった、完全にデート。
天道菊理:心置きなくデートができるぞ!!
GM:さて、デートコースはどこにしましょう?
天道菊理:喫茶店かな また来ようって約束したので
GM:わかりました。それじゃあ お爺ちゃんがいたのとは別の時間ですね。

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 ――喫茶店で、前に座った席に同じように。

花尾 星子:とても嬉しそうにニコニコとして、メニューを見ています
天道菊理:その様子を微笑みながら眺めています
天道菊理:「……よかった、本当に。また一緒にここへ来れて」
花尾 星子:「無事に終わったし、一緒にまた来れて すごく嬉しい」
天道菊理:「約束したからね、またここに来ようって。今日はゆっくり過ごせるね」
花尾 星子:「うん、そうね」
花尾 星子:「……そういうのが約束できちゃう菊理君は、やっぱり強いなぁ」

天道菊理:「そ、そうかな?」と少し照れた様子で。
花尾 星子:「私は、ほら」
花尾 星子:「ああいう感じの力だから。毎回、次がないかもって思っちゃって」
天道菊理:「……そんなこと、ないさ」
花尾 星子:「……そう かな?」
天道菊理:「次がない、なんて考えないでくれ。自分を信じて生きている限り、”次”はきっと来る」
天道菊理:「そのためにも、僕は……君の力になるよ」

花尾 星子:「そうだね! 死んじゃったらもう菊理君とこうやって美味しいものを一緒に食べられないもんね」
花尾 星子:そういいながら、そっと手を繋ごうとしてきます。

天道菊理:その手を優しくとって、力強く頷きます。
花尾 星子:顔を伏せるのですが、耳や首下まで真っ赤なのが見てとれます。
花尾 星子:そうでなくても、温度が高くなるので菊理君にはすぐにわかるでしょう。

天道菊理:「……な、なんて、ちょっと恥ずかしいこと言っちゃったけど……」釣られて顔を赤くしながら。
園苗 マサヨシ:「んんっ!!」
園苗 マサヨシ:咳払いをしつつ、注文を届けに来たマスターがそっと置いていきます。

園苗 マサヨシ:サービスなのか、いつか食べたマカロンがついてきています
天道菊理:「アッ……あ、ありがとうございます」とビクッとしながらもそれをうけとります。
天道菊理:「……一緒に食べようか、マカロン」
花尾 星子:「あう……う うん、食べよう」
花尾 星子:何かを誤魔化すように頷きます。

天道菊理:「やっぱり、二人で食べるとおいしいね」マカロンを一口齧って、はにかみながら。
花尾 星子:こちらもマカロンを齧って。
花尾 星子:「うん とっても美味しい。また一緒に食べようね」
花尾 星子:「菊理君が一緒なら、私もきっと大丈夫だから」

天道菊理:「ああ、また食べよう。約束だよ」
天道菊理:「僕も、君がいてくれれば……もっと頑張れると思う」
GM:そして 2人が見つめあったあたりでシーンを切りましょうか


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【Ending Scene-Final】
ScenePlayer:“S”


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GM:では お待たせしました。 Sさん エンディングです
“S”:スイートタイムは終了です
GM:ここからは大人の時間。 さて、何か希望はありますか?
“S”:よし、病室へ喫煙にいくか
GM:では 病室という名前の軟禁部屋です。
GM:まぁ病院の一室ではあるんですが。


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 愉快な愉快なディナーの後には、優雅な参拝のお時間です。
 手元の紙巻きは無論のことスタッフの威圧に渋々封印されて、りんご片手にノック・ノック。
 

“M”:「あいてまーす。というか、ここの鍵は中からかかりませーん。不思議だねー 不思議だねー」
“S”:「Why? 病人は病人らしくベッドの上で縛られるのが当たり前デショ」
“S”:と声を上げない程度に嗤いながらドアノブをつかもうとし、煙になってすり抜ける。

“S”:「それとも売女がお好みか? のうのうといろんな所から逃げ出した先が収容所なンて、いい身分だねェ」
“M”:「安心してゆっくりご飯が食べられるなら、収容所でも十分だねー 十分だよー」
“M”:「まぁー 人肌は恋しいけどねー」


 不自由なきところで自由を感じるのなら、今彼女は一番安心できるのではなかろうか。
 そんなことは本人のみぞ知った所であり、男自身はそういう考え方も持っている。
 
「ならスタッフにでも好きなだけ欲情してるンだな。その気になればいくらでも構ってもらえるだろ」
 そう男は煽り、懐から出したウィスキーボトルを一口。
 

“M”:「堅物なっかりでさー 相手してくれないのさー」
“M”:「まぁ、篭絡されたら困るからだろうねー。 私にもウィスキー頂戴よー」
“M”:「そのうち暇になったら情報屋家業でも再開するかなー」

“S”:片手に持ったりんごを投げた。「ガキにはこれで十分だ」
“M”:「ちゃんとした大人だよー?」
“M”:言いながらリンゴに齧りつく。 切ったりはしない。

“S”:「それなら俺みたいに“大人しく”UGNの狗にでもなってりゃよかったンだ」
“S”:「おかげさまで俺は日陰で悠々自適に自堕落できてるぜ、世間様にも咎められない」

“S”:それが本懐かと言えば全くそうは見えないし、かといって嘘に塗れた言葉にも聞こえない。曖昧なふちを、酒のせいにする。
“M”:「いやー無理無理。 大人たちは信用できないってのが私らだったしー」
“M”:「あと世間様は咎めてると思うよ白モヤシ兄ちゃん」

“S”:そうだっけ? と舌を出す。
“S”:「俺は利用できるならオールオーケーだったし」
“S”:「ドーセ俺らも薄汚い体で薄汚い大人になってただろ? なーンも変わりゃしない。今も昔も」

“M”:「そーりゃ、そうだねー。まぁ、子供達をカモにしないだけ知ってる大人よりはマシかなー?」
“S”:適当な壁に背中を預ける。相手との距離を今まで合わなかった時間のように空けている。
“S”:もたれかかった背中をずらし、猫がそうするように男の目が細まる。
“S”:「もう具合(コンディション)は?」
“M”:「ここからは動けないけど、『使う』分には支障なーし」
“S”:「ふゥン。じゃ、ここからでも幾らでもオネガイできるな。お前がその気なら、レディ――いや、《クイーン》? にちょいと刑期を短くしてやってやらんこともない」

 だって昔からの好誼(ファミリー)だものねェ、と似つかわしくない言葉が弧を描く口元から紡がれる。
 蠱惑的であり、手招く秘図であり、男にとっての都合のよい理由。
 

“M”:「まぁ人体実験はお腹一杯だけどねー」
“M”:「それ以外なら、やっちゃうよー。ファミリーだからねー」

“S”:そこですいと口を結んだ。
“S”:舌の根も乾かない男が、今しばらく沈黙を装い考え事をしている――。

 しゃくり しゃくり
 リンゴを齧る音が病室に響く。


“S”:「…………、……、で、ほんとにUGNには興味ねーわけ?」
“M”:「安定した生活と、程ほどの自由には興味あるよー」
“M”:「組織にがっつり組み込まれるのは、遠慮したいねー。 政治とかさー、私の力にとっては利用し放題じゃん?」

“S”:「なァに、俺のスタンスも似たようなモンよ。適当に暴れてハイおしまい、組織内の抗争なンざ知りゃしねえ」
“S”:「巻き込まれたならトンズラすりゃあいい。地獄の果てまでな」
“S”:「それまでは気ままに尻尾振って投げられたボールを拾ってりゃあ、ご主人様も喜ぶってェことヨ」

“M”:「ネズミは、コソコソと隅で生活していたいんだけどねー。『薔薇の人』にはかけあってくれるのかい?」
“S”:「アレがどこまで俺を信頼しているか知らないが、やるだけやるさ。何分ウチのシマ、堅苦しい連中ばっかでなァ……お前みたいなのがいると、有り体に楽」
“M”:「あの手の人は、使える駒なら大事に使うよー。切り捨てるときは容赦ないけどねー」
“M”:「根っこが生真面目だから、私らみたいなのは手綱だけ握っててもらうのがいっとう楽チンだからねー」
“M”:「……でも、兄ちゃんのトコ 少年に嫌われたからなー 私ー」

“S”:そこはそこ、男は深く笑む。
“S”:「なに、“改心しました♥”の一言とハグの一手で一撃ヨ。メイビー」
“M”:「ダウト 一億」
“S”:「は?」
“M”:「いやー あの子は最初の垣根越えたら楽だけど 私みたいのは大変だねー きっとねー」
“S”:「今はツレっぽいのも居るしねェー。色仕掛けじゃダメかねェ? ンじゃあ、やっぱ普通に仕事して認めてもらえ」
“M”:「しゃーないねー。 やらかしちゃってるからねー。兄ちゃん、ヤってく?」
“S”:「ウン?」小首をひねり「愉しいことなら歓迎だ」
“M”:「それじゃあ、兄ちゃんにコレをあげようー」
“M”:「少年のデート。カラスとネズミによる完全記録版。店内はさすがに音は拾えなかったヨ」

“S”:「――――」
“S”:「グッジョブ!」

 徐にウィスキーを投げ渡した。
 まるで、手元のジュースより目の前のホールケーキ。これはお安い交換ではなかろうか。

“S”:「これはいい手土産だ。交渉材料、脅し文句、あのもやしっ子への手向けに十全、ヒヒヒヒ……」
“M”:「わるーい顔してるねー 愛してるぜ、そういうの」ケケケと笑うファミリー。
“M”:「後はキスしてくれたら、次回分もやっちゃうぜー? 見つかったら残念賞ー」
“S”:キスにはキスで、興味なさげに首を振る。伊達に魔法使いを嗜んでいるわけじゃない。
“M”:「まぁー いいや、そっちは気長に待つさー 待つよー。 今度は暇つぶしの漫画でも持ってきておくれよー」

“S”:「…………」

 そこではたと気づく。
 ここは監視も備えているのではないか。

 ま、いっか。いくらでも握りつぶせるしと一行の間に鑑みるのをやめた。


“S”:「ああ、いくらでもな。《マイ・ディア》」

 ――その微笑みにかすかな慈悲が見えた。
 男がいつしか見せた、息の根を止める相手に向けるたおやかな目元によく似ている。
 


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では これにて、二話目 『英雄の条件』 終幕となります。
おつかれさまでした

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成就院正和:おつかれさまでしたー!
天道菊理:おつかれさまでした!
“S”:おーつーかーれーさまー!
天道菊理:色々ご迷惑をおかけしました……
GM:いやいや 楽しく遊べているのなら何よりです
成就院正和:UGN組がえらいことになりそうな引きでしたねえ、しみじみ
GM:私は皆にワイワイキャッキャっしてくれるなら それが幸せなのだ
“S”:ローズに絡まれてる時点でえらいことにいくしかない
“S”:ぶじ完走できた それだけで善哉善哉
GM:ですです。
成就院正和:ですですです。
GM:楽しいと思ってもらえるのが何より私とっての我々にとっての報酬ですよ
“S”:あと初心者なのに連卓してくれてありがとうというのが私の最大の謝辞
“S”:やっぱりRP適正高かったな……見る目があった……
天道菊理:そんなうまくRP出来てなかった感じもするがw
“S”:いいかい? PC1をヒーロームーヴでこなせる人間はすごいんだ
天道菊理:まあ一番動かしやすい愚直なキャラだったからマシだったかも
GM:うむ いいヒーローっぷりだよ本当。
GM:えー 経験値ですが 来週でお願いします 23時超えてたw
成就院正和:あら、はーあーい
“S”:前回よりはあるよ!(刮目)
天道菊理:来週よろしくおねがいします!
“S”:明日も仕事じゃいじゃい ひとまずお開きだあーい
成就院正和:ですねおつかれーですよー


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