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GM:さて、皆様 おそろいですね
GM:毎度おなじみ、軍帽被ったやるおGMでございます
GM:このたびは、自作シナリオ 【二人の英雄】 をプレイしていただく為に以下略。
GM:かしこまった挨拶は面倒臭いな!!(5分もたないメッキ)
天道菊理:ウェェェイ
成就院正和:ほっほっほ
“S”:ンアアアア
GM:では さっそく 今回予告 を発表しまして。
GM:ハンドアウトの発表 → キャラ紹介 → OP の順番で進めていこうと思います
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君は子供の頃にどんなヒーローに憧れてた?
○○か。僕も見ていたよ、カッコよかったよねぇ。
どんなピンチになっても悪をやっつける正義のヒーロー!
……そいつが、実際に居たらどんな奴なんだろうな?
ダブルクロス The 3rd Edition
『二人の英雄』
ダブルクロス――――それは裏切りを意味する言葉。
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――開幕です!!
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“S”:はくしゅー
成就院正和:(ぱちぱちぱちぱち)
天道菊理:ぱちぱちぱち
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PC1用ハンドアウト
シナリオロイス:ジャスティスマスク
推奨感情 憧憬/隔意
君は幼い頃からヒーローに憧れていた。
その影響だろうか、オーヴァードである事にもあっさり順応したほどだ。
そんな君のいる支部に事件が舞い込んできた。
銀行強盗の犯人が、惨殺されていたと言うのだ。
その犯人は、一時期新聞を賑わせていた本物のヒーローらしい。
……犯人をなんとしてでも止めなければ!!
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GM:PC1の方 自己紹介とかお願いしまーす。
天道菊理:はい~
天道菊理:てんどう きくり と申します
天道菊理:見た目はどこにでもいる地味めな男子学生、中身は頑丈さがウリのサラマンダーピュアです
天道菊理:同じサラマンダーピュアの双子の妹がいます
天道菊理:守ることに特化したキャラなので殴ったり物探したりするのはちょっと苦手かもしれないです……
天道菊理:よろしくおねがいします
GM:よろしくお願いします。 男子学生との事ですが 中学?高校?大学? それとも専門学生でしょうか?
天道菊理:あ、高校生です
GM:高校生……と(心のメモ帳に書き込み)
GM:それでは、さっそくOPをはじめましょう。
GM:とと そういえばロイスはどんな感じでしょう?
天道菊理:ええと
天道菊理:どんなかんじ、というのは
GM:ああ、つまるところNPCとの人間関係みたいなものです
天道菊理:ジャスティスマスク:情景/隔意 オーヴァードに目覚める頃から密かに憧れていた存在。確かに、悪人は裁かれるべきだ。でも……
天道菊理:霧谷雄吾:信頼/脅威 彼の思想には共感できる。オーヴァードの力は、日常を守るために使われるべきだ。
天道菊理:天道 桃理(てんどう とうり):庇護/劣等感 共にオーヴァードとして目覚めた大切な双子の妹。自分と違って戦闘が得意なので、ちょっとうらやましい。
天道菊理:S(エス):感服/嫌悪 その顔は!!!!! 不真面目ですね!!!!! ああ仕事中に煙草吸わない!!!!!!! お酒もだめです!!!!!
天道菊理:ロイス以上になります
GM:ふむふむ 了解です。
GM:ではでは OPを開始しましょう
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【Opening Scene-1】
SeanePlayer:Kikuri
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GM:君が支部にいると…… って今回支部長いないから支部の設定がない!?w
“S”:え?(目そらし)
GM:あー…… よし決めた。 支部はバイクショップです
天道菊理:バイク
GM:高校生が入り浸っててもバイトとか理由つけてたら問題ないでしょう
天道菊理:なるほど!
GM:で、
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――そこの支部にいると 支部長が声をかけてくるわけです。
支部長:「……若ぇのに振りたくねぇんだが、仕事だキー坊」
天道菊理:「若いうちに色んな経験をしておくべきだと、僕は思っております。……そして、仕事とは?」
支部長:そう言って新聞を放り投げてきます。
支部長:一面には 銀行強盗篭城事件がありますね。
天道菊理:「ふむ……」
支部長:「その記事の犯人がな、ジャスティスマスクってやつなのかもしねぇんだ」
支部長:「どのみち犯人はオーヴァードないしジャームが確定してるから調査しないわけにもいかねぇ」
天道菊理:「え、ジャスティスマスクって……”あの”ジャスティスマスクですか!?」と驚きを隠せない様子
支部長:「当人の可能性が高いってだけだがな、今んとこ」
支部長:「堕ちたなら誰かが止めにゃならん……そういうのはロートルの仕事と言いたいが、俺ぁ荒事苦手でな」
支部長:「“S”にも同じ仕事振るから 協力してやってくれ」
天道菊理:「そんな、どうして……一体どんな理由が……」
天道菊理:と陰鬱な面持ちだったが、”S”の名前を聞くと一気に表情が変わる
天道菊理:「げえっ!!!! あの人とですか!?」と滅茶苦茶嫌そうな顔
天道菊理:「え~……あの人所構わず煙草吸うし会う度お酒臭いし……いや、仕事なら仕方ないんですけど……」
支部長:「うちの店は人が少ねぇんだ、それにあいつぁ腕は立つからな。猫の手も借りてぇのよ」
支部長:「そういうわけでキー坊、調査頼むわ」
天道菊理:「……わかりました、支部長がそう仰るのなら……もちろん引き受けますとも」と諦め顔
支部長:「……すまねぇな。お前さんがジャスティスマスクに思い入れあるのもわかっちゃいるんだが……」
支部長:「まぁ事は“殺人事件”だ。しっかり頼まぁ」
天道菊理:「……かつての正義の味方とはいえ、法を犯したというのならば……」
天道菊理:「思い入れのある相手だとしても、真実を突き止め、裁かねばいけません。今回の仕事も、全力で取り組みます」
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GM:熱血漢っぽい いいキャラクターですねぇ。
GM:正統派って好きです。
天道菊理:目指せ正統派です でも貫く正義にもまだ迷いがあります
GM:青臭い正義 大好き。
GM:では 次はPC2ですよー
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PC2用ハンドアウト
シナリオロイス:園苗マサヨシ
推奨感情 敬意/猜疑心
君は最近になっていい喫茶店を見つけた。
落ち着いた空間で、あんまりお客がいない。
大丈夫かと不安にもなるけれど、マスター曰く大丈夫らしい。
ある日、君は見てしまった。
犯人が立て篭もったとされている現場の銀行から目立たないように出てきたマスターを。
そしてその銀行で起こった事件は……。
さて、どこから手をつけたものか。
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――ぱっ。
扇子を広げて軽く煽ぐ。
成就院正和:「おやまあ、露も新緑もなかなか良き光を携えるこの昨今、みなさまのお加減はいかがでしょうか」
成就院正和:「ともあれ、今日は。私は成就院正和(じょうじゅいん-まさかず)と申します」
成就院正和:「つい昨今米寿を迎えまして、はてお迎えややれ往生やとわいわい楽しませていただいております」
GM:悟ってるなぁ おじいちゃんw
成就院正和:「連れ合いと離れて久しく恋しい昨今。この頃は処々も息子や孫に継ぎましたゆえ、一線退いた爺はひとりのほほん隠居をしております。最近はよき雰囲気の喫茶店でコーヒーをたしなむのが趣味でしょうか」
成就院正和:って感じでよろしいですかね、ゲームマスター。
GM:はい オッケーです。
おじいちゃん まじ おじいちゃん。
GM:さて、それではシンドロームやらできることやら ロイスやらの説明 おねがいします
成就院正和:「しんどろぉむは”ぴゅあ・えんじぇるはいろぅ”。周りからは”まじてんし―”といわれておりますのぉ」
成就院正和:「出来ること、出来ること、はて……」
彼方からの声:<このジジィはその気になった場合文字通り上からぶっこ抜く射撃屋だぞー
彼方からの声:<そもそも学者だから英語分からないとかないからぼけ老人してるだけだこのじじぃー
――コホン。
成就院正和:「ロイスは、ひ孫のお友達のテレーズ嬢ちゃんと、生物学の小童のアルフ坊」
成就院正和:「どちらも博士号の話からでの茶のみや論文の話になっております」
成就院正和:「後は私自身の一族、つまり親類などと。喫茶店のマスターですのお」
GM:了解しました。
GM:それじゃあ OPをはじめましょうか
成就院正和:成就院正和の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:36->41)
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【Opening Scene-2】
SeanePlayer:Masakazu
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最近になって見つけた喫茶店は イマドキでは珍しい純喫茶。
珈琲に限らず、ケーキなども美味しいのですが まぁ流行ってませんw
成就院正和:その閑静な雰囲気が良いのです、良いのです
成就院正和:わいわいするスイーツパラダイスやコメダ珈琲店だと、わいわいするので……爺は気後れします。
GM:そんな落ち着いた喫茶店です。
GM:やや寡黙な店主がカウンターでのんびりしているようなお店
成就院正和:からん、と、ベルを鳴らしましては。ゲタをカランコロンさせた和装の爺が来訪します。
成就院正和:「今日は、マスター。今日もお日柄もよく、澄んだ良き雰囲気ですなあ」
マスター:「……いらっしゃい。ああ、いい天気だ。夕方くらいから崩れてくるそうだよ」
成就院正和:「ほっほ。これより暑くなりますし、初夏の夕立も風流ですしよいことですよ」
成就院正和:そっとマスターのおすすめを注文しますね。
マスター:「……」
すぐに出せるように用意していたのでしょう、出してきたのはマカロンと珈琲です。
マカロンは薄い紫色をしていますね
マスター:「少し、シーズンからは外れてしまったが 菫風味のマカロンだ」
成就院正和:「ふむ、ふむ。綺麗ですのお……」
成就院正和:しずしずと、茶菓子を食べる体で黒文字で切って、口に運ぶ。
マスター:「紅茶の方が合うかもしれないが……まぁ、お代わりもどうぞ」
マスター:「いつも贔屓にしてもらっているから、変更はサービスで」
成就院正和:「おやおや、若いのに気遣っていただいてありがたいですのお」
GM:やわらかいマカロン生地の中に、菫の香りがついたクリーム。
GM:爽やかな酸味と甘さをお楽しみください。
成就院正和:「いや、マスターが勧めてくれましたのでな。この組み合わせで嗜まさせていただきますよ」
成就院正和:口に運んでは、目をつむって楽しんで。ゆっくりと珈琲をいただいて。
マスター:「ごゆっくり」
GM:そう告げて、再びカウンターの中に入ります。
さて、
そんな喫茶店の日常だったのですが。
ある日 近くに銀行強盗が篭城なんてしまして。
成就院正和:マスターの手づからケーキwithブレンドをたしなんでいたところ、おや?
成就院正和:「おやおやおや」
GM:人質が解放された頃合くらいですかね。
GM:銀行の裏口から外に出る店主の姿を目撃します
GM:店主はちょっと用事がある といって少し前に外に出ていたんですね
成就院正和:珈琲を啜ってたら何の気なく見えるいつもの光景。
成就院正和:割と閑散とした、静かなその光景の裏手――つまるは表通りでは、大騒ぎしている事件中。
成就院正和:――裏口からひょこ、と見えた気がする。
成就院正和:首をかしげる。そういえば先ほど用事があるというておった気がする店主。
成就院正和:「マスター?」
成就院正和:小さな店内で大声を出さずとも通る声。当然ながらマスターからの返答はない。
GM:はい。
GM:マスターらしき人 は そのまま違う道の方に歩き去っていって……。
それから数分後
人質が解放……というか自力脱出してきます。
GM:警察が踏み込んだ後には 見るも無残な姿になった犯人が残っていたそうで。
成就院正和:おやおやおや、と思いながら珈琲を飲んでいる。さすがにこの年で野次馬根性は出しません。
成就院正和:ただ、状況は見ている。裏手のその先に
GM:なお、マスターはそれからさらに数分後に戻ってきています
成就院正和:「おや、マスター。……だいじょうぶですか?」
成就院正和:「今しがた、変な事件が起きたようですよ」
成就院正和:と軽く雑談交じりでかくしかと。立てこもりと、人質と、無残な犯人とという事件のお話。
マスター:「……物騒な世の中になったな……」と苦い顔。
成就院正和:「ですねえ。なかなか、なかなか。こんな近くで起きるなんて、なかなか、なかなか」
マスター:「……まったく、悲しくなるな……」
マスター:「今日は野次馬も多くいるし、送っていこうか?」
成就院正和:「おや。マスターもなんども席を外してだいじょうぶですかね?」
マスター:「どうせ流行ってない店だ。締めたところで売り上げはそう変わらないさ」
成就院正和:ははっ、と軽く笑い。では、とお会計を置きまして。
成就院正和:「よろしければ、お言葉に甘えて。些少爺の談話をしていただいて、送ってもらえますとありがたいですよ」
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GM:おじいちゃん まじ おじいちゃん
GM:お待たせしました PC3
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PC3用ハンドアウト
シナリオロイス:堕ちたヒーロー
推奨感情 好奇心/脅威
銀行強盗惨殺事件。
世間では、仲間同士の同士討ちとされているがとんでもない。
隠蔽こそしているものの、映像記録にしっかりと残ってしまっている。
かつてのヒーロー。彼がその姿で殺人を犯していたのだ。
イリーガルだったらしく、当時も正体は不明だったのが悔やまれる。
どちらにしろ、ここは君の管轄だ。
どうにかして解決しなければならない。
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GM:出番だぜっ!!
“S”:はい、落ち着いた
GM:ならばよし。 自己紹介よろしくぅ
“S”:PCなら優雅に潰しそうな奴なのに圧し負けてたPLです
“S”:天道くんと同じUGN所属の一介のエージェント、“S”です。
CNなんかお飾りでついた渾名が“まだお”。
一応支部カヴァーショップの店員ということになってはいますが、名義上だけでほぼ幽霊店員。
“S”:エスという名も偽名に等しく、正しい名前はわかっていないので各々自由に呼ばれています。
GM:駄目人間の気配がプンプンするぜ……
“S”:出自は海外のスラム街、元ストリートチルドレン。現在はオーヴァード犯罪に一度手を染めてUGNに身柄を確保されています。
“S”:んでまあ、なんやかんやあって日本に行き着き適当な支部を宛行われてほぼ鉄砲玉のような扱いでエージェントをしている――というのが一連の話。
GM:ろくでなし一直線でしたのね。
GM:エフェクトやロイスはいかに?
ロイスは同僚の天道くん、UGNの幹部“ローズ”、それから裏社会に近付こうとするのを追っ払う件も兼ねて弄んでいる志賀野。
――んでもって今噂に持ち上がっている“元ヒーロー”
本人的にはベクトルは違えど堕ちた身分として気になっているので、許可を頂いて始末していいとのことで小躍りしてます。
“S”:エフェクトはハヌマーン/モルフェウス。
“S”:高速射撃に加えカバー範囲が広い戦術を得意としていますね。まあおじいさんよりは速度は遅いけど。
“S”:身軽なのと、聴覚が優れているので暗躍しながらの狙撃が特技――ってのがあるかな。
“S”:そして普段は働きたくない。社会性のしゃの字もないUGNの爪弾き者です。以上。
GM:本気出せば強いだめ人間把握
GM:では、そんな貴方のOP いきましょう
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【Opening Scene-3】
SeanePlayer:“S”
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――時間はPC1の少し前。
支部長からお声がかかります
“S”:よし、店にはいませんよ
“S”:めちゃくちゃお家で惰眠を貪ってます
GM:よっしゃわかった。
GM:それじゃあ、お家のドアをコンコン コンコン と 上品なノック
GM:そして女性の声で 「“S”いるのはわかっています」 と。
“S”:「ZZZZZZZZZZ」
“S”:――――明らかに狸寝入りのいびきが扉越しから盛大に響いてくる。
???:「あと、10秒待ちます。 それまでに出ないとマスターキーで扉を開けるのであしからず」
???:「10 9 8」
???:「7654」
“S”:えす は ふとんで まるくなった!
???:「32」
???:扉の向こうから ガシャコン と ポンプアクションの何かを動かす音が聞こえます
“S”:「まだ朝じゃない……ZZZ」
???:「1 もうお昼です。 ゼロ」
銃声と同時に、ドアノブが吹き飛びました
ローザ:「おはようございます、"S"。大変、いい御身分ですね?」
“S”:「あ"~~~……」気だるそうな声は銃声にかき消される。
“S”:「しらねえババアが不法侵入してきやがった……」「起訴……むにゃむにゃ……」
ローザ:「貴方は戸籍がありましたか?」
ふぅ と溜息をついて
ぽい とショットガンを放り投げれば チェーン店のドーナツに戻ります。
ローザ:「仕事の時間です」
“S”:「Let sleeping dogs lie…… ウィー、戸籍ならいくらでも作れるじゃねえか……」布団の中から男のしゃがれた声がする。
やがてローズ直々のご来訪にようやく重い腰を上げた。正確には布団から首をだした。
礼儀というのは、男からすればこの程度の所作である。
ローザ:「作れるということは、幾らでも消せる という事でもあります」
ローザ:「……先に支部に行ったらいなかったのでここだと」
ローザ:「今更、礼節についていう事はありません。 オーヴァードによる殺人事件です。『処理』してください」
“S”:「へろう、レディ・ローズ。今日もその花のように血生臭え」
ぴくり、と耳をそばだてた仕草。
甘美なセリフが美人から紡がれたのだ。
“S”:「いーのォ? オーライオーライ、チップは弾んでくれ。確実に殺してやる」
にたり、とローズへと角度を変えてもたげた首にチシャ猫のような笑み。
琥珀色の瞳を細めて、黙って委細を聞くようだ。
ローザ:「より血生臭くならなくてホッとしているところですよ、Mr.stupid」
ローザ:「この近所でおこった銀行強盗の立て篭もり事件は御存知ですか?」
“S”:知らん。とでも言いたげな目つきである。
ローザ:「その事件の犯人が殺される場面の映像記録を入手しました」
ローザ:「その姿から イリーガル“ジャスティスマスク”の犯行である線が浮上しています」
ローザ:「貴方には、犯人が誰であれ対処をお願いします」
“S”:「えーっとォ……イリーガル? ジャムった?」
銃の不良を引っ掛けて、ジャーム化したのかとぼんやりとした頭でアウトプットした。
ローザ:「表向きは犯人同士の仲間割れとして処理しています」
ローザ:「……普通の人間は上半身と下半身を素手で泣き別れにはできませんが」
“S”:「へー! すげえ! よっぽど仲が悪いんだな、そのボディは」
ローザ:「イギリスとフランスよりは仲がいいと思いますよ、そのボディは」
ローザ:「かのイリーガルの情報や映像記録は支部に置いてきましたので後ほど検分してください」
“S”:「イエア。――あー、何日ぶりだろ……それから修理代もよろしくねェ~」
内容次第では、2度寝を決め込むつもりだった。
但し相手が相手だ、大概のことは『処理』案件を持ち込まれてくる。
それを断るのは、目の前に出された大金をふいにするも同義。
男は鼻歌まじりにだらしない寝間着でもぞもぞと布団から生える。
ローザ:「……直すのも手間なので、次からは普通に取り次いでください」
もういう事もない と ローザさんは帰っていきます。
一応、玄関ドアを触って元に戻してはいくあたりは律儀なのでしょう
ローザ:「ああ、ひとつ 言い忘れていました」
ローザ:「今回の件は“シールダー”と共に解決に当たってください。 それが支部長の方針だそうです」
“S”:「ヒュー、惚れるね!」がさがさと乱れた髪を払う。
缶ビールが卓上の上で鎮座している以外は、まっさらな部屋を見渡して支度をはじめる。
向かうのは、まあ、久方に顔を出していない支部だ。
“シールダー”という言葉に一瞬眉を顰めたものの、「そうかい」と男は返す。
ローザ:「早期の解決を願います。私は日本史部長と違い、役立たずを飼い殺すのに意味を見出せませんので」
GM:それだけ告げて ローザさんは帰っていきました。
“S”:「意外と口説き文句が多いねェ……ゼンショしまァす、オア・ナー? イヒャヒャヒャ!」
「あーだる」。と今度は床に転がりながら端末をいじりだす。
支部長に念の為の内容確認と、人員の手配。
“シールダー”の予定が合うならすぐにでも出動してやる、というフランクとも高圧的とも取れるメールを送った。
支部長からの連絡は、シールダーはお前さんが来る前に説明しておく との事でした。
内容確認は支部に来てから詳しく話す とのこと。二度手間だしね。
人員の手配については了承。
イリーガルにも要請予定との事です
『 Suh :-) 』
という一文だけ、支部長へ返事がきましたとさ。
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GM:そして 天ちゃんSちゃん。 侵蝕率を増やしておくれw
GM:登場した分
“S”:“S”の侵蝕率を+7(1d10->7)%上昇 (侵蝕率:32->39)%
天道菊理:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4
天道菊理:侵蝕率32→36(+4)
GM:では、本日はここまでになります お疲れ様でした!
成就院正和:おつかれでーすよー
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