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【AfterPlay-ふらいんぐ-】
◇----------------------------------------------------------◆
GM:はい 皆様 おそろいですね。前回は無事にバックトラックまで終了いたしました
光榮 みつほ:ッデデーン
冴木 聖:やったー
GM:えー 経験値ですが キャンペーン終了ですし。
GM:細かいこたぁいいんだよ記念 って事でALL 20点+Sロイスとか にしたいと思います
釈道澄:わーお、じゃあ25点だΣ
冴木 聖:いえーい
冴木 聖:Sロイス使っちゃったけどいいのか
GM:おう 記念だもってけもってけ。 そしたら私の収支も増えるからw
冴木 聖:やったー
光榮 みつほ:いえーい
光榮 みつほ:23点ナス
GM:全員 何点になったのか報告だけはお願いしますねw
GM:私 そこから私の経験点を計算しないとダメなんでw
釈道澄:フルマークだと25かな、細かいあれこれも全部コミ20なら、だけど
GM:フルマークでいいですよう
光榮 みつほ:なので上記の通り
冴木 聖:22?(侵蝕値のもんだい)
釈道澄:侵蝕値「とか」なのがいつものあれこれ~ならもうちょい上なんです、わからないの!?
GM:最大効率で経験値取得した と考えてくださいな 聖さん
冴木 聖:ウッス
冴木 聖:フルマーク+Sロイスだと25?
釈道澄:セッション/ロールプレイ/助けた/進行助けた/スケジュール管理、で5
釈道澄:侵蝕率で5
釈道澄:Sロイスで5
釈道澄:ココに目的達成がどこさ入るっていうわからない(そぉい)
GM:目的達成で+10点 なので トータル25点になりますね
光榮 みつほ:わたしは倍ぶりで3点ですゆえ
GM:倍振りも忘れていいよ。 もってけもってけw
冴木 聖:んでは25いただきます……ふとっぱらぁ
光榮 みつほ:ナーニ りょうかいでっす
GM:では 25点オールになったので GMは26点いただきますw
光榮 みつほ:(それがやりたかったんだろうなあという顔)
GM:計算めんどい(GMにあるまじき発言)
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【Ending Scene】
◇----------------------------------------------------------◆
GM:さて、それでは エンディングに入りましょう
GM:まずは共同エンディング。というか戦闘後ですが
冴木 聖:はいな
GM:全員登場になります。
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キャロルが倒れてから 城が…… というか、不思議の国が揺れ始めています。
城も世界も登場人物である お友達 も崩れ、その下からいつもの日常が顔を出そうとしているのです。
冴木 聖:(これ脱出必要なやつだ)
光榮 みつほ:「そういえば考えたことなかったのだけれど――ここ、どうやって出るの?」
釈道澄:「ひじりくん、出番ですよー?」
釈道澄:「まずはお寺まで飛んでから連続でお願いしますねー」
GM:判定はいりませんから御安心ください。
冴木 聖:「こういう時、自分の能力に感謝しますよ」
冴木 聖:《ディメンジョンゲート》!
光榮 みつほ:ではリデルをおんぶして、戦車(ばしゃ)の人を気にして視線を向こうに飛ばしている
GM:灰かぶりは座席の中で意識を失ったままでしょう
釈道澄:とっととっとっとっと。
釈道澄:馬車の方までおもむろに走って行ってお嬢さん引っ張り出しましょう。
GM:まぁ、最後の悪あがきが自爆でしたし。
GM:研究資料は 不思議の国にあるシンデレラ城の中なのでこのままだと 諸共崩壊するでしょうね。
とっとっとっとっと。
お姫様抱っこで戻ってくる地蔵。どう考えてもお姫様がすごくおっきい。
釈道澄:ぴょーい、そのままゲートへだいぶいーん。
光榮 みつほ:自分の代わりにことを行ってくれた地蔵様に頭を下げてから自分も門を潜る。
冴木 聖:では一番最後にゲートくぐります。
GM:では、全員でお寺に帰還しました。
――静楽院。
お寺では住職や嫁が警戒態勢ではありましたが 君達の帰還をよろこんでくれます。
釈道澄:「張られた世界が崩れそうですので、体勢整えてください皆さま―」
光榮 みつほ:きょろりきょろりと周囲を見渡す。
この有り様だけは変わらないが、囲った世界は変る。
光榮 みつほ:みつほは言葉をきいて、「柱にでも掴まるのかしら?」とぼんやり。
リデル:「だいじょうぶ だよ。 リデル がんばる ね」
光榮 みつほ:「もう頑張らなくていいの。……ここまできたし」
冴木 聖:「元々ある建造物……まあこの場合は寺ですが。は、大丈夫かと」
リデル:「ううん。 もともとあったように おかたづけ する ね?」
リデル:「これはリデルがやらないと だめ だと おもうから」
GM:リデルが 《キングダム》を使用します。
GM:対象はL市。 不思議の国に戻る前と寸分違わずに 再構築です。
数分後には強い閃光と揺れが襲いますが、元あった通りのL市になっているでしょう。
……失われた人命と経過した時間までは 戻りませんが。
リデル:さすがに、疲れたのか リデルはその場に座り込んでしまいました。
光榮 みつほ:お寺の外を見る前に、リデルの頭頂部をなでて抱え込む。
光榮 みつほ:それから――寺の門まで向かって外の光景を見ると、普段の景色が戻っているのだろう。
光榮 みつほ:「ありがとう」「おつかれさま」
“フェアリーテイル”が起こした一連の騒動は、これで本当に終いだ。
◇----------------------------------------------------------◇
GM:では 無事に元の世界に戻ったところで。
GM:個別エンディングに入りたいと思います。
GM:我こそは という方 いらっしゃいますか?
釈道澄:とりあえずひじり君がお嫁さんといちゃいちゃ?
冴木 聖:それはかくていなんですか
釈道澄:いやどちらでも!?
釈道澄:ただ最後にまとめるのならやるのかなっていう!!
光榮 みつほ:メインタイムか!
GM:キャンペーンの最後なのでね。 やり残しは無いようにお願いします
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【Ending Scene-1】
SeanePlyaer:Shakudoutcho
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菩提寺・静楽院。
一連の騒動も終わり、お疲れ様のねぎらいと。
すぐに騒動が起きてかっきりとはできてなかったな、で伸びてしまっていた披露宴を開催という運びとなりました。
地蔵曰く「セルの方々も目的は一緒でしたし。何よりこういう機会に話して打ち解けてもよろしいのでは」とはいって、フェアリーテイルメンバーも列席を望んではいたものの。
リヴァイアサンらUGN’sがかなり全力をもって止めたとかとめなかったとか。
釈道澄:うっすら困った顔をしながら、クリス嬢に一礼し。
釈道澄:「うーん、みなさま列席のがよろしいかと思いましたが、ははは……」
釈道澄:悪気がないからたちが悪いかもしれない、そこがレネゲイドビーイングと言われたらそれまでな感じ。
光榮 みつほ:「さすがに……“犯罪者”、を招くのは、よくなかった……んじゃないかな、と」なにせ自分の友人を危険に晒した人間も居る。……憎んではいないが、よくも思わない。
冴木 聖:「……流石に説得するのは骨が折れました」(とめたひと)
釈道澄:「んー……」
それを言い出したら新郎新婦お2人ともそうだし、プランナーもそうだし、リヴァイアサンも……とキリはない気がするんだけどなあ。
とは思うけれどそこは口を停めておこうと思うお地蔵様。
釈道澄:「まあでも新郎がだめー!!!! いったら引き下がります、はい」だって主役だもん。
霧谷:「……まぁ、理解できなくはないんですけれどね。我々にも立場がありますので……私はよくても部下が賛成してくれませんですよ」
冴木 聖:「ご苦労をおかけします……」上司である。
都築京香:「後は単純に危険度の問題ね。灰かぶりなんて、絶対に暴れるわよ?」
釈道澄:「ああそうかもしれませんねえ」とひじり君を見る「――こういう席ですし、ひじり君とよい仲だったようですから」
冴木 聖:「人の家庭に波風を無駄に立てるのやめてください」
冴木 クリス:「……」 じー
釈道澄:つられて、じー。
冴木 聖:「ちがいますからね????」
冴木 クリス:「やはり……おっぱい?」
冴木 聖:「どこで覚えてくるんですか、誰が吹き込んだんですか」
釈道澄:「そこはやはり《ラプンツェル》辺りではないでしょうかねえ」
冴木 聖:(アイツもうほんとうに覚えとけよ)
光榮 みつほ:痴話喧嘩の漂う空気を避け、リデルにここに来て尚プロテインバーを授けている。イチゴ味。
光榮 みつほ:「大人の……話……みたいだから……あたしもあまりこういうのは得意じゃないし……おいしいもの、いっぱいあるよ」
冴木 聖:「あー、そうではないんです。そうでなくて……ですね」
リデル:「リデル あまいおかし すきだよ。おかしのいえ とか つくってみたいな」
光榮 みつほ:「…………雑貨屋に、そういったキットあるの。今度買ってるのもいいね」
リデル:「うん! やる!!」
釈道澄:「リデルちゃんも、だいぶ笑えるようになりまして何よりです」
釈道澄:「さて、その功労者は……」いったいどこに行ったかな、と暮朱さんを探してみたり。
冴木 聖:「やっぱり、子供は笑ってる方がいいですね」嫁の頭なでていよう
暮朱:隅の方で大人しくお酒を嗜んでますよ。
暮朱:まぁ、携帯使って 写真とかとったりもしてますけれど。
釈道澄:ではとことこと、般若湯を持っていきまして。
釈道澄:ぺこりと礼をして、「王子様がこんな隅で壁の華はもったいないですよ? お姫様のところにまいりませんか?」
釈道澄:にこにこ、にこにこ。見上げている……。
暮朱:「僕はキングというより 白騎士なのさ」
暮朱:「アリスを助けて退場するのが役目だよ。困っている女性は助けるけれど、恋焦がれているってわけじゃあないんだ」
釈道澄:みつほちゃんにちょっとだけ目くばせというか視線。
光榮 みつほ:視線を受ければ、ゆったりと首が振り向く。宴用の握り飯を片手に。
光榮 みつほ:「はい?」
光榮 みつほ:とりあえずリデルの側から離れられないので、少々思案の後にリデルの手を引いて地蔵様の所に行く。
釈道澄:「恋や番の話は私は絵本程度にしか測りかねませんが」
釈道澄:「困ってた女性を助けた王子様であったことには何も違いがありません」
釈道澄:リデルちゃんにそっと手で促して、暮朱さんを紹介する。
暮朱:「いや、もう顔も名前も知ってるからね?」
冴木 聖:あ、さりげなく退路を断っています
釈道澄:「みつほちゃんもひじりくんも尽力してくださいましたが。その裏でいろいろがんばってくれたひとがそこにいます」
釈道澄:「UGNのM市支部、支部長をなさっておられます。納谷暮朱様と申します」
光榮 みつほ:「そういえば――納谷さん、リデルちゃんのこと、すごく、おもってましたものね」
釈道澄:「ええ」
暮朱:「裏で動くのが精一杯だったのさ」
暮朱:「僕だけじゃ助けられなかったし、きっと間に合わなかった。 力不足の上に役者不足だ。
暮朱:「……紳士はレディを助けるものだろう? 聖君だって、そう動いていたさ」
冴木 聖:「何のことやら」スットボケ
光榮 みつほ:「えっと……それとこれとは別で。あなたはリデルちゃんとお話、してくれないです、か……?」
リデル:「……キャロルがけいかいしてた し よく こわいかお してたから こわかった けど」
リデル:「たすけてくれて ありがとうございました」
暮朱:「まぁ、怖い顔はしてたろうからね。仕方ないさ。君が助かって、笑えているなら それで十分だよ」
暮朱:「……僕は仕事があるから余りこれないけれど、ここの人たちはいい人たちだからね。沢山、友達を作るといいよ」
光榮 みつほ:「こわいかおしてたとしても、このお兄さんはすごくリデル――アリスちゃんのこと、守りたかった……から、大丈夫」
光榮 みつほ:そう諭す。そして警戒心のない笑顔が暮朱に向いた。どこまでの仲を取り持てるかはいざしらず、とはいえ無下にもできずという様子。
光榮 みつほ:「今後もお話できるよう、いろいろおねがいしてみますね」にこ……
冴木 聖:「メールアドレスとか渡さなくていいんですかい?」(超小声)
暮朱:聖には髪の毛で必要ない と筆談で返しています。
暮朱:「……まぁ、この支部だけで手に余りそうなら連絡をくれたらいつでもやってくるよ」
釈道澄:「そのときは、おねがいしますね」
釈道澄:ほんわり、と笑みを浮かべてから。
釈道澄:リデルちゃんの方に向いて。
釈道澄:「ここは菩提寺・静楽院。20余年ほどの浅き月日やも知れませんが、この地に御仏の加護を示し続けていた場所です」
釈道澄:「いかほどの災厄が押し寄せようとも」
釈道澄:「またいかほどの悪霊が目を向けようとも」
釈道澄:「そのたびに打ち払いまた不可侵として、皆々を護ってきた場所です」
釈道澄:「御仏はいつでも、みなさまを見ております。幼子も、老父も、だれもかれも」
釈道澄:「皆々が救われ笑えるように、そうあるように護っております」
釈道澄:「――たとえ、今までが暗くうつむく闇であったとしても」
釈道澄:「いつまでも闇に閉ざされているわけではありません」
釈道澄:「生きとし生けるものすべて、《命を賜った》その時点で、現世(うつしよ)を謳歌することができ、」
釈道澄:「また命尽きるその時まで、生を感じ生きる喜びを感じられます」
釈道澄:「過去は過去としてあり、否定することもなく」
釈道澄:「また今を謳歌し、未来を見据え、この世を生を感謝したのしんでください」
釈道澄:「この世は宴、たけなわはいまだに続きます」
釈道澄:「どうぞ、各々が歩いてきた道を、縁を、そしてこれからを、心行くまで楽しんでください」
光榮 みつほ:手を合わせて拝む。ありがたーい御言葉だと静聴していた。
冴木 聖:(やれやれ……本当に、かなわないな)
光榮 みつほ:「…………」
光榮 みつほ:「あたしは……まだ、これからも《違う世界》で力を奮うのをやめないことにしましょう」
この事件に遭う前は、本当はどこかでケリをつけたかった。
《超能力》に関わりのない世界に生きることも頭にあったが、こうして人を助くこともできる。
自分の命は投げ難いが、それとは裏腹に正義感もある。
みつほにしてみれば、文香の力強さの影響もあって出るところに出てもいいと最終的に至ったようだ。
ぺこり。
稚僧が礼をすれば、その場から消える。
――静楽院の地蔵堂。
そこにはほがらかにほほえむ、石の地蔵がありました。
◇----------------------------------------------------------◇
GM:えー それじゃあ この流れで 聖さん EDしましょうか。
冴木 聖:アッハイ
◆----------------------------------------------------------◇
【Ending Scene-2】
SeanePlyaer:Hijiri Saeki
◇----------------------------------------------------------◆
冴木 聖:えーとどうしようか!
光榮 みつほ:特に考えてないと規定EDになります
冴木 聖:規定あるんです???
光榮 みつほ:嫁 と 俺
釈道澄:クリスちゃんとの夜の茶会
釈道澄:ってなるよねー
GM:まぁ そうなりますよね。
釈道澄:(さあさあ考えないともっと恥ずかしくて転がることを演出する規定になるぞ☆ミ
冴木 聖:なんでじゃ!
冴木 聖:まあやりたいことはそこでやれるので
冴木 聖:規定で……
冴木 聖:お茶会しようね
冴木 クリス:どのようなお茶会でしょう?
冴木 聖:披露宴が終わって
冴木 聖:ひと段落してる感じですかね
冴木 聖:ひじりがお茶淹れますよ
◇----------------------------------------------------------◇
冴木 クリス:にこにこと笑みを浮かべてテーブル……もといちゃぶ台の前に座っています。
冴木 聖:じゃあ、ほうじ茶をいれて、とっておきの金平糖を出す
冴木 聖:「おつかれさまです、知らない人ばかりで疲れたでしょう?」
冴木 クリス:「でも、楽しかった」
冴木 クリス:「お兄ちゃんが迎えにきてくれてから、ずっと毎日楽しいよ」
冴木 聖:「よかった」
冴木 聖:支部に異動願いも出した、正式にこの支部に居ることになる。……仏門ではない自分がいていいかわからないが
冴木 クリス:お茶をふーふーと冷ましながらチビチビと飲んでいきます。
冴木 クリス:「お兄ちゃんは、私で……よかったの?」
冴木 聖:「……俺はクリスしかいないと思ってる」
冴木 クリス:「……えへへ、一緒だね」
冴木 聖:まぶしいと思った。これでよかったとも思える。
冴木 聖:「俺が、俺があそこで正気を失わずに、絶望しないで居られたのはクリスのおかげだから」
冴木 聖:「これからも……ずっと俺の傍に」「居てください」
冴木 クリス:「……はい」
冴木 クリス:言いながら聖に抱きついていきます。
冴木 クリス:「次は待ってあげないから、もう離しちゃだめだよ。おにぃ……聖さん」
冴木 聖:背中に手を回してぎこちなく抱きしめよう
冴木 クリス:「もっとー」
冴木 クリス:冗談のように言ってクリスは強く抱きしめてきます。
冴木 聖:「クリス……クリスさん!? そういうのはそのもう少し勉強が進んでからということで」
冴木 聖:離しはしないけれども頭をなでながら
冴木 クリス:「やーだー」
少しだけ頬が膨らんだ後に、聖を見つめて。
何かを待つようにそのまま目を閉じます。
冴木 聖:「本当に……」まあ、甘えられるようになったのは良いことだし
冴木 聖:甘えさせてあげようと
冴木 聖:そっと唇を重ねる。
◇----------------------------------------------------------◇
◆----------------------------------------------------------◇
【Ending Scene-Final】
SeanePlyaer:Mitsuho Koei
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GM:最後に みつほさん。 お願いします。
光榮 みつほ:え? もう終わりでしょ? 二人は幸せなキスをして
GM:いえいえ。まだありますよ。
光榮 みつほ:私はこうというシーン設定を実は考えていないのです
GM:では場所は、文香かみつほさんの自室としましょうか。
◇----------------------------------------------------------◇
宴の後に。
――みつほの部屋。
文香:「それで、今回の顛末ってどんな感じなんですか?」
光榮 みつほ:「ええっと……記事にするには、あまりにも奇っ怪すぎて、けれど……皆は覚えている」
光榮 みつほ:「とにかく、めでたし、めでたし、でいいんじゃない、かな……」
文香:「いえ、UGNでしたっけ? その方達が記憶処理と情報操作をして“なかった事”にするそうですよ」
光榮 みつほ:少し俯く。死者の報道は既にされているだろうが、ある程度は情報統制もされるだろう。
光榮 みつほ:「死んだ人のことは、なかったことにはできないでしょうけれど……」
文香:「記事にするつもりは、実はあんまりないんです」
文香:「私は ほんとうのこと が知りたいんですよ。 みつほ姉さんがどんな事をやってるのかを知りたいんです」
光榮 みつほ:「あたし? あたし――――なんだろう。今まで何してたんだろう。言われるままに力を使ってたわ」
光榮 みつほ:「でも、それだけじゃなくて……友達や、仲間を救うためにがんばってるのかな、って……何となく自覚できてきた」
あやふやなのは、立場や組織、諸所のことについて説明しがたいのだ。
これは説明できないわけではなく、本人が形にしづらいということもある。
文香:「姉さんがすごい超能力を持ってるのも知ってますし……折り合いをつけるのに苦労してるのも知って」
文香:「だから、私は 知る事でみつほ姉さんを助けたいんです」
文香:「私だけでも、みつほ姉さんは凄いことしてるんだぞ って」
文香:「一緒に戦うのは無理でも、横に並んで立っていたい我儘なのかも しれないんですけれどね」
文香:「一番の理解者なんだって胸を張っていたいんです」
光榮 みつほ:たおやかに笑む。燃え盛るような能力とは縁遠い表情。
光榮 みつほ:「ありがとう。あたしがなんだかんだと理由を付ける必要もないし、どこかに所属する必要もないと思ってる」
光榮 みつほ:「……それは、文香や皆が居るから。それだけで十分に、戦う……んじゃなくて、守れるの」
そうやって背を押してくれる人間が居るからこそ、今でもわからないことは多いみつほは頑張れる。
もちろん、夢を捨てたわけではないが――《日常》に潜む悪夢がある以上は、看過できない。
力のある人間が行おうとする、義務ではなく使命感に依るものだ。
光榮 みつほ:「…………面白い《超能力》のネタは他にもありそうだけど、今度は物騒じゃない奴なら、おしえるから……」
文香:「楽しみに待ってますよ!!」
文香:「……超頭がいい、とかふわっとしたのは無しでお願いしますね?」
光榮 みつほ:ゆら、ゆらと視線が動く。「超強いお坊さんとか……」
文香:「ただの筋肉達磨とかもやめてくださいね? 安いバラエティーの面白人間コンテストじゃないんですから」
光榮 みつほ:「だってそれぐらいじゃないと、不自然すぎてかえって変じゃない……?」
「ああ、そうだ。面白いネタを仕入れたんですよ」
「夜な夜な人間を襲う人形のお話なんですけれど――」
光榮 みつほ:「あとはうさぎを飼ってる女の子とか、妙に達者な――ううん、そうね」
光榮 みつほ:「その人形、あたしでも倒せるかしら――――」
文香:「一緒に調査してみませんか? きっと楽しいと思うんですよね」
そんなふうに、他愛なくも奇っ怪な会話がパステルの部屋に繰り広げられていく。
《日常》と《非日常》の間、そのどちらにも適する娘が二人。
それはとても、仲の良いもの。かけがいのないもの。
光榮 みつほ:「うん、…………危ない真似は、しちゃだめだよ?」
文香:「私には頼りになる姉さんがいますからね!」
文香:現金に笑いながら、行きますよー と立ち上がる。 止まるつもりはさらさらないらしい。
光榮 みつほ:挙動から少しだけ、不安がにじみ出る。しかしそれは以前よりも控えめだった。
光榮 みつほ:「まか……せて。だいじょうぶ、あたしがいるから」
文香:「折角なんで久我山さんも巻き込んじゃいましょう!!」
玄関に手をかけて。
「出発ですよー!!」
光榮 みつほ:文香の手をこちらから強引に引っ張って玄関を出る。
――彼女たちの《日常》はなんだかんだで騒がしい。
◇----------------------------------------------------------◇
光榮 みつほ:おつかれさまでしたー!!
釈道澄:おつかれさまでーしたー!!
冴木 聖:おつかれさまでしたああああああああああああああ
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これにて、ダブルクロスThe3rdEdition キャンペーンシナリオ
《Terror & Teller》
最終幕
『Play & Pray』
――終幕です。
◇----------------------------------------------------------◇
GM:おつかれさまでした!!
GM:最後までお付き合いしてくれました皆様に感謝を!!
釈道澄:わーわー(ぱちぱちぱちぱち
光榮 みつほ:どんしゃんどんしゃん
冴木 聖:いえいいいえい
GM:以下、感想戦になります。 本当にありがとうございました。
光榮 みつほ:長らくのお付き合い本当にありがとうございましたー。
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冴木 聖:やーたのしかった
釈道澄:ですねえ。
釈道澄:GMもおつかれさま、ですよー。
釈道澄:てかプランナーのお山スルーしてごめんね♪ アレバックヤードそこで解放だったんだろう、けれど。空気がそれどころじゃなかった;
冴木 聖:ぜんっぜんあかされなかったね!
光榮 みつほ:プランナーガンスルー
釈道澄:実際リデルちゃんのバックヤードどんなんだったんですかねえ?
GM:そうですね。
GM:元々は レネゲイドビーイングを憑依させて進化を促すという計画なんですけれどね。
光榮 みつほ:ゼノスにとっちゃめんどくさい人間この上ないPCだったけどよくとっちめられなかったな……
GM:憑依したモノが共存して残ったのが キャロルとリデル。
光榮 みつほ:うむん
GM:ただ、リデルちゃんが元々オーヴァードだったのが原因で 両親が不仲でして……
冴木 聖:ふむ
GM:宿主であるリデルを護ろうとしたキャロルなんですが、基本的に表に出れないのでロイスが結べずに リデルを護る という事に執着するジャームになったのです。
釈道澄:ふむふむふむふむ
もっと積極的にリデルを護るために体が欲しいキャロル
一緒に遊びたいから分離したいリデル
それらを援護する為に作られたのが フェアリーテイルセル です。
冴木 聖:ほー
光榮 みつほ:お茶会連中も放置してたな
光榮 みつほ:どういう人望とか人脈だったんだろアリス
GM:ただ、キャロルはジャームなので お茶会連中もそうそう近づけません。
GM:このままだと 膨大な被害を出して分離してさらなる被害になるか リデルもキャロルに引っ張られてジャームになるか という瀬戸際でした。
≪第一幕:『Liar & Lying』≫
・狼少年 暴れられればどこでもいい。キャロルは都合のいい場所を用意してくれる プランナーの紹介
・裸の王様 同上。
≪第二幕『Sleepy & Slippy』≫
・白雪姫 リデルの親と知り合いだった為、リデルの願いを叶える為に動く。(ただしリデル以外はどうでもいい)
・眠り姫 リデルのジャーム化を遅らせる為の枷(ロイス)。 同時に、キャロルだけを殺すための切り札。
≪最終幕:『Play & Pray』≫
・灰かぶり 元FH所属の研究者。憑依と分離のメカニズムを掴めれば様々な応用が利くと(手段を問わずに)研究中。
・ラプンツェル フリーランス時に偶然出会う。時間経過で潰れることを察知し、打開策を求めて離脱。
GM:まぁ こんな感じです。
GM:まぁ ほぼほぼプランナーが集めた人材ですねw
冴木 聖:ほむむ
光榮 みつほ:解説アザトゥース
冴木 聖:クリスちゃんって元々出る予定だったんです?
GM:全員 最初から設定されていましたよ。
冴木 聖:おお
冴木 聖:突然ヒロインが生えて驚いた
GM:まぁ クリスちゃんは一番肉付けが多かったですけれどねw
光榮 みつほ:ひじりんのおかげでしっとりしっぽり盛り上がったのであーる
裏話としては――
・大してPC達と因縁がないのが 1話
・因縁が深いのが 2話
・キャンペーンの親玉が 3話
――という割り振りなんです
光榮 みつほ:なんていうか 全体的に ひじりくんの背中をお地蔵さんと2人で押し込んでた気がする
釈道澄:にこにこ、ぎゅっぎゅ
冴木 聖:ふええ
光榮 みつほ:おめーが! 真の! PC1だから!
冴木 聖:ありがとうございます
冴木 聖:なんでやみったんやろ!!!
光榮 みつほ:立場的には対等に近いようで頭半分ぐらい出てるからひじりん
釈道澄:お地蔵は見守り隊です、にこにこにこにこ
冴木 聖:ふええ
光榮 みつほ:GMがいいーしごとしましたからーねー
光榮 みつほ:NPCの膨大さにはお手間かけましたが
光榮 みつほ:私は謝らない
冴木 聖:くがやまさんとかいう有能NPC
光榮 みつほ:超絶有能
光榮 みつほ:意味不明な出目
光榮 みつほ:お地蔵様というカヴァーもあって戦闘も捗ったし、ひじりんという話の山があったし、見どころおおくておなかいっぱい
冴木 聖:すごかった
GM:楽しんでいただけたのなら 幸いです。
光榮 みつほ:わーわー言いたいんですが腰がビキビキいって仕事もあるのでそろそろおいとませねゔぁ…………
光榮 みつほ:文香チャァン……
冴木 聖:ですな
冴木 聖:文香ちゃんも可愛かった
GM:そうですね。 続きはスカイプとかでもいいでしょうw
冴木 聖:もうてっぺん超えてますし
釈道澄:はーあーい。
光榮 みつほ:ヒロインやしね
釈道澄:ではでは、のちほどワイワイしつつ、ほんじつはお休みなさいデーでっ!
光榮 みつほ:わーではおさきに失礼しまする これにてドロン
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