◇----------------------------------------------------------◇
光榮 みつほ:はいこんばんは、熱中症で日和もよろしくい
GM:夜もすっかり暑くなりましたが、体調には気をつけてくださいね。
GM:さて、揃ったようですし再開の前に。 毎度恒例 前回のおさらいです
光榮 みつほ:留守番
釈道澄:うちの子です
冴木 聖:ようじょになりました
GM:君ら、本当にそれで思い出せてるんだな?w
光榮 みつほ:ALSOKしろとまでは覚えています
釈道澄:だいじょうぶです、仏の導き。
GM:まぁ、大丈夫でしょう。大丈夫じゃなかったら苦労するのは君たちだw
光榮 みつほ:そうそう(他人事かましつつ)
◆----------------------------------------------------------◇
【Middle Scene-4】
SeanePlayer:Hijiri Saeki
◇----------------------------------------------------------◆
GM:さて、それでは今回は 聖くんのシーンで潜入調査というか店舗に行ってみよう でしたね
冴木 聖:ですねえ
冴木 聖:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 4[4]+48 → 52
釈道澄:ふぁいと♪
GM:店舗はホームページにありますし、土地勘もあるのですぐに見つけることができますよ。
GM:店舗そのものは喫茶店みたいなものと果物販売とで1棟を2分している感じですね。
冴木 聖:喫茶店ってなんかあれか
冴木 聖:果物を調理して出してる感じ?
冴木 聖:それとも別店舗?
GM:果物を調理して出してる感じですね。
GM:ショーウィンドウには果物沢山のタルトとかも並んでます。
冴木 聖:シャレオツ!
冴木 聖:まあ店舗のほうにまずは偵察に行きますか。
冴木 聖:丸のリンゴを売ってるとしたらそっちじゃ
GM:両方とも店舗と言えば店舗なんですけれどねw
◇----------------------------------------------------------◇
――物品販売ブース。
果物専門店と言うだけあって、所狭しと様々なフルーツが置いてあります。
通年のものから旬のもの。果ては瓶詰めにしたジャムやシロップ漬けの缶詰まで。
もちろん リンゴ も置いてありますよ。
冴木 聖:現在はようじょなので、保護者カッコカリに引き連れられているというロールプレイをしつつ
冴木 聖:リンゴって手に取れそうならば観察してみたいですが
GM:もちろん、手に取ることもできますよ。
GM:それじゃあ《知覚》で判定してみてください。
冴木 聖:うううううん使えそうなものがない。
冴木 聖:《無面目》使うので無邪気なようじょとしてじっくり観察できない?
GM:ふむ……いいでしょう。達成値に+1してください
GM:っと、言い忘れてました。
GM:1階部分はテナントというか店舗ですが どうやらビルそのものを借りたか買ったかしたらしく。
GM:2階より上は事務所や倉庫っぽいですね。
冴木 聖:そういえば何階建てなんですかここ
GM:3階建てですね
冴木 聖:なるほど
冴木 聖:ってことはスタッフオンリースペース結構大きいってことですな
GM:そうですね、かなり大きそうです。
冴木 聖:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 6[3,6]+1 → 7
冴木 聖:うーんひくい
GM:その達成値ですと……そうですね、食べたくなるリンゴを1つ見つけましたよ。
冴木 聖:おっと。
冴木 聖:暮朱さん近くにいるならリンゴ持っていこう
冴木 聖:見せよう
暮朱:「……見つけたみたいだねえ。それで、どうするんだい?」
冴木 聖:「どこでつくってるかとかきいてみましょう」必至のようじょろーる
冴木 聖:ようじょがなんたるかとかよくわからないので
冴木 聖:「店員さんとか捕まえて」
冴木 聖:「そういうの、お得意でしょう?」
冴木 聖:接客業だろホストォ!
暮朱:「女性店員ならね?」
冴木 聖:「まあこういうおみせならばおねえさんのほうがおおいでしょう」
GM:では、情報:噂話 か 知識:流通 か 情報:何か思いついたもの で判定をお願いします。
GM:暮朱はアイテムのコネ相当としてダイスを増やしてくださいね。
冴木 聖:裏社会、は?
冴木 聖:いやまあ噂話でもええねんけど
GM:裏社会で聞ける内容かもしれませんが、聞く相手は店舗スタッフですからねえw
冴木 聖:なるほど
冴木 聖:噂話で
冴木 聖:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[2,4,5,7,10,10]+7[6,7]+1 → 18
光榮 みつほ:わかるなー すごいわかるなー
GM:すごいわかりますねー。
GM:では、暮朱がナンパしながら聞きだしてくれました。
★この果物店について
基本的に、裏から納品してはいるんですが 産地としては契約農家から仕入れているらしいですね。
その契約している農家は社長が見つけてきているのだとか。
冴木 聖:産地って遠い……?
冴木 聖:地産地消?
GM:基本的に地産地消で新鮮美味しいがモットーらしいです。
GM:まぁ、モノによっては遠い産地のもあるんですけれどね。
冴木 聖:ふーむ
冴木 聖:社長が怪しいのか、農家が怪しいのか
光榮 みつほ:農家はわるくない!
光榮 みつほ:(偏見
GM:「社長が悪いなら、今から上に調べに行くかい? やるなら僕は見張りとかするけど」
冴木 聖:「そうですねえ」
冴木 聖:しまったな
冴木 聖:《鍵入らずの歩み》をとっておくべきだった!
冴木 聖:「おねがいします」子供なら謝れば許してくれる許してくれる
冴木 聖:「もしものときはおねがいします」
暮朱:「最悪、《ワーディング》すれば逃げられると思うけれどね」
冴木 聖:「おなかまというかのうせいもかんがえましょう」
GM:《鍵要らずの歩み》は暮朱もってるんですけどねw
GM:あと、《十徳指》。
冴木 聖:クレミィ!
GM:普通の鍵なら問題なくあける。車のキーとか関係なくまわす。
冴木 聖:スタッフルームのそばまで一緒に行って開けてもらえないっすかね
GM:いいですよ。
冴木 聖:やったあ
――スタッフオンリーの扉、そば。
しれっとした顔で、鍵を開けて。
「どうぞ、お嬢さん。僕はこの辺でブラブラしてるから」
冴木 聖:「はいはいよろしくおねがいします」
冴木 聖:《無面目》で無害な一般ようじょっつらをしつつ探索だ!
GM:どうやら、スタッフルームと倉庫は2Fで3Fが社長室と応接室・会議室みたいな区分けになってるみたいですね。
冴木 聖:1d2
DoubleCross : (1D2) → 2
冴木 聖:社長室にレッツラゴー
GM:了解です。
――社長室です。
GM:中から人のいる気配がしますね
冴木 聖:おっと
冴木 聖:まあここまで来たんだ聞き耳立てて
冴木 聖:行けるならば次の部屋
GM:では、やっぱり 知覚 でお願いしますね
冴木 聖:低いんだよなあ
冴木 聖:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[6,8] → 8
冴木 聖:おっそこそこ
GM:3階は社長しかいないみたいですね。
GM:その社長も書類仕事しつつ、電話か何かで応対しているみたいです。
冴木 聖:ほむほむ
冴木 聖:会話までは聞き取れないか……
GM:断片なら。
冴木 聖:どんなんでしょ
社長?:「計画 順調 売り上げ リンゴ」
GM:くらいでしょうか
冴木 聖:はーいまっくろおおおおおお!!
GM:売り上げ計画は順調 売り上げ一覧だけど リンゴだけがちょっと低いよね とかもありえるんですよw
冴木 聖:そうだけどさあ
冴木 聖:社長さんって女性っぽい?
GM:男性ですね。渋い声です。
冴木 聖:男か
冴木 聖:まあバレる前に2階に行きます
GM:ホームページを見たので、知っててもいいですけれどね。名前。
GM:ブライアン・オルサフスキーさんです。外国人。男性。40代後半ー50前半くらい。
GM:写真を見るに、渋いイケメンでした。
冴木 聖:ナイスダンディ!
GM:で、社長室はスルーして2階ですか?
冴木 聖:ここで突撃する意味もないでしょう。
冴木 聖:してもいいんだけど言い逃れしにくい気がするので2階!
冴木 聖:倉庫にいこう
GM:了解です。
――2階。
スタッフルームや休憩所 そして倉庫があります。
GM:では毎度おなじみ 知覚 をどうぞ。
冴木 聖:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[9,10]+7[7] → 17
冴木 聖:まわったああああああ
GM:倉庫には色々なフルーツが置いてあるわけですが。
GM:リンゴだけないですね。
冴木 聖:えっ
冴木 聖:さっき店頭にはあったよね
GM:はい。店頭にはありました。
GM:倉庫にはストックがありません。
冴木 聖:単に売れたのかなあ
冴木 聖:それとも、別の場所に保管してあるのか……?
GM:んーと。 売れたにしてもリンゴがおいてあったらリンゴの分だけ空きスペースがあると思うんですが。
それがありません。
冴木 聖:成程、元々別管理なのか、きなくせえなあ
冴木 聖:流石にスタッフルームには人が居そうだし
冴木 聖:かといって……休憩所にリンゴを積んでおくとは考えにくい
冴木 聖:GM、ここ覚えておいて《ディメンジョンゲート》出来るようにしておくのは可能?
GM:ええ、イレギュラーさえなければ可能ですよ
冴木 聖:よっしゃ
冴木 聖:まあトラブルを起こすことはあるめえよ
冴木 聖:収穫はあったので暮朱さんと合流します
――戻ってきました。
暮朱:「探検は終わったかい?」
冴木 聖:「ばっちりです」
暮朱:「それじゃあ、帰ろうか。お土産のタルトも買ったしね」
冴木 聖:「ですね」
冴木 聖:「おっきいのかいましょう、おっきいの」
冴木 聖:「ちびたちもいますし」
冴木 聖:リンゴ買って、隣の喫茶店でタルト買いに行こう
暮朱:「もう買ってあるよ。 費用はツケておくさ」
冴木 聖:「ありがとうございます」
GM:といったところでシーンを切りましょう。
◇----------------------------------------------------------◇
GM:ところで、調べた内容はどこかに連絡したりしますか?
冴木 聖:一応調べた内容はかんたんにまとめて
冴木 聖:地蔵はスマホ持ってないから住職とみったんに
冴木 聖:ラインかなにかで送っておきます
GM:了解しました。
◆----------------------------------------------------------◇
【Middle Scene-5】
SeanePlayer:Mitsuho Koei
◇----------------------------------------------------------◆
GM:さて、一方のお寺組みになります。シーンプレイヤーはみつほさん。
光榮 みつほ:おらー!
光榮 みつほ:光榮 みつほの侵蝕値を+2(1d10->2)%上昇 (侵蝕値:59->61)%
光榮 みつほ:光榮 みつほの侵蝕Bを+1増加 (侵蝕B:0->1)
釈道澄:釈道澄の侵蝕値を+6(1d10->6)した(侵蝕値:59->65)
釈道澄:釈道澄の侵蝕Bを+1した(侵蝕B:0->1)
釈道澄:おいでませ。まあ自動登場でしょう。
光榮 みつほ:さてやさて、大人しくしていろとのお達しに素直に座して待っている留守番組?
光榮 みつほ:ラインでの通達も受けていて大丈夫ですね。
釈道澄:実際的には通達が来る前、の時間軸で
GM:あえて登場しないのも手段ですけれどね。はい。通達を受けていても大丈夫ですよ
GM:同じくらいの時間軸ですからね。ちょっとくらいは前後していても大丈夫です
釈道澄:えーっと、久我山さんも巻き込みます。てかちゃんと事情を説明します。
光榮 みつほ:久我山捕獲
◇----------------------------------------------------------◇
釈道澄:「――というわけでして。今現在、遺産:“白雪のリンゴ”を用いられ、集団昏睡事件をおこされておりまして」
釈道澄:「いまひじり君が、ちょっとそのリンゴの出所っぽい? なおしゃれなお店に向かって調べていただいております」
久我山:「なるほど……」
光榮 みつほ:「(タルト食べたいなあ……)」思考の横道中
釈道澄:「の、で」
釈道澄:「ものすごーいふんわりなお願いなのですが」
釈道澄:「此方もこちらで待ちあい中、調査をしようと思っております。お手伝いください」
釈道澄:「――無理に、荒事や、外出まで付き合えとは言いませんので。はい」
釈道澄:「私個人ははいからさんな、すまふぉ? とか、たぶれっと? みたいなものは所有しておりません、が」
釈道澄:「たぶんあるとは思いますので、はい」
久我山:「匿ってもらう手前、協力できることは惜しまないですけれどね」
光榮 みつほ:「――あ、そうです。……危険は先日体感してもらったので、そんな大層なことはして頂かなくて――いえ、したくないですものね」
光榮 みつほ:「私もその……文書的なものや、レネゲイドそのものに疎いものですから……そういったことにかんする、ご助言頂けると」
釈道澄:ちょこっとだけ「(ここ乗りこまれたら否応なくしてもらう感じだろうなあ)」は思ってるけど口には出さない。
久我山:「その危険を排除しておかないと。ここを攻められたら否応なしですからね」
釈道澄:「そういうことです。はい。ということでしばし、お手をお貸しください」
釈道澄:「あとでちゃんと、お支払いは致します……」
光榮 みつほ:「攻められたら倒します」真顔
光榮 みつほ:それがみつほ唯一の取り柄のようなものだ。
久我山:「ええ、お願いしますね。荒事はできなくもないですが、やりたいわけでもないですので」
久我山:「最新の情報かどうかはわかりかねますが、それでよければわかる範囲でお教えしますよ」
釈道澄:「なおこちらが件のリンゴです」と、袱紗に包まれたのを掲げます。「見ると魅入られてしまいますので、不肖わたくしが管理させていただきます」
釈道澄:そういうともう一度、袱紗包まれのリンゴを自分の袈裟にしまいます。
光榮 みつほ:袱紗から目をそらした。
釈道澄:かくしかで、リンゴの詳細情報を伝えます。
釈道澄:「――そんな感じで。どうやらバロール/オルクスが関わってるのまでは、はい」
久我山:「なるほど。それで先ほどの集団昏倒事件 と」
釈道澄:「はい」
光榮 みつほ:「それから、セルにはペアのオーヴァードが複数存在しているのは、お訊きした通りですが……やっぱり。“白雪姫”と、“茨姫”、が、今回の相手なのかな、って……」
光榮 みつほ:「おもいま、す……」自信なさげに、手元を見ていた。
GM:それじゃあ、何についてを聞きたいか 改めて宣言してから 情報:噂話 か 情報:UGN か(以下略 でお願いしますね
光榮 みつほ:佐倉クリスについて、裏社会で調査します
GM:了解しました。
光榮 みつほ:(1+2+1)dx+1 〈情報:裏社会〉判定・コネ:裏社会使用 思い出せ久我山さーーん
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[1,3,6,9]+1 → 10
光榮 みつほ:何を思い出せという感じではありますがどうぞ
久我山:「」
久我山:「……確か、かなり昔の行方不明者の中にあった名前ですね その人」
光榮 みつほ:らしいですね、と久我山に茶を勧めつつ。
光榮 みつほ:「私は、各組織のことは詳しくありません。知っていて、ギルドやFH、UGNそのあたり程度です」
久我山:「状況から、SOGの仕業ではないかと今からでは判断できますが……」
久我山:「確か、この近くの土地の人だったと記憶しています。まだ行方不明のままですね」
光榮 みつほ:「ここの近くの人……」
光榮 みつほ:「所在不明、ですか……ありがとうございます」
久我山:「ええ。当時の資料を見た事があるのですが花が好きな大人しい子だったと」
光榮 みつほ:「…………」シンパシーを覚えるなあ、という脳内のぼやきはさておき。
釈道澄:そんな合間にとっとっと、倉庫(という名の資料がいっぱいあるところ)に向かいまして、は。
釈道澄:GM、情報UGNで過去の資料洗う。ひじり君が逃げてきたときの事件について。
釈道澄:多分むかし調べたはず――、それでもってお蔵入りになってるならで。
GM:了解しました。 当時の事件を調べもしたでしょうから+2のボーナスをどうぞ
釈道澄:《環境適応》《異形の歩み》で自分の汚れや状態を顧みないで資料あさりしたいです。
釈道澄:あと資料ドカーン! と落とさないように、《かしづく歯車》も併用で、と。
GM:さらに+1していいですよ
釈道澄:多謝ー。
釈道澄:(1+1)dx+1+1+2@10
DoubleCross : (2R10+1+1+2[10]) → 10[1,10]+2[2]+4 → 16
釈道澄:伊達に地蔵はしてません、キリっ。
GM:では、当時の資料を探して改めて検分するのですが。
GM:アジトは茨に覆われて壊滅状態。生存者はなし。佐倉クリスという名前の少女は見つかっていません。
――とっとっと、戻ってきました。
ちょっとほこりまみれになったな? みたいな様子ですが払った上で戻ってきました。
釈道澄:「ですねえ」手には資料、ちょっと古いファイル。ちょっと久我山さんにカムカム、来てもらえます? のジェスチャー。
久我山:「なんでしょう?」
釈道澄:「え、と」ということで持ってきた資料をみせます。
久我山:「では、失礼して……」
久我山:言うが早いか、すごい速度で資料に目を通していきます。
光榮 みつほ:おちゃずずー。
釈道澄:「佐倉さんは、以前にひじり君――先だって、タクシーに乗り合わさせていただいた男の子なんですが――、彼にも当時、「どうにかして助けてくれ」と懇願されておりました」
釈道澄:「ですが結果としてはこの通りです。誰が誰やらもわからぬ有様で生存者なぞは……と」
久我山:「状況から鑑みるに、幾つかおかしい部分がありますね」
釈道澄:「よろしければ、お聞かせ願えますと」正座、しゅたっ。
光榮 みつほ:締まる空気に、おもわず正す背筋。
久我山:「まず、最初は火災が原因になったと。無論、その後もあるんですが……規模が大きいですね」
久我山:「茨で消火ができるんでしょうか? この茨が“眠り姫”だとすると、彼女の茨は押しつぶして刻んですり潰すでしょう?」
久我山:「生存者無し なら、彼女はどこに消えたのか」
久我山:「この切欠の火災そのものも、誰かに仕組まれた事件ではないか とも思えるんですが……確実にそうか、といわれるとまだピースは足りてないんですけれどね」
久我山:「……オルクスの領域であれば、ひょっとしたら誰にも気づかれずに隠れ続ける事は可能かもしれませんが……」
釈道澄:「ええ」
釈道澄:「先だっての通り、護送中に茨にて件の方々が処分されてしまいました」
光榮 みつほ:握る茶碗に少し力を込めた。
釈道澄:「そして、その際に残された茨と、この事件に置いての茨。どちらも同一のもののようです」
釈道澄:「もっともその情報をもたらしたのは、ほかならぬひじり君です」
釈道澄:「状況上疑いを消すこともできません。その“佐倉さん”がいばら姫で、その事件も仕組まれていて、今昏睡事件をFHと組んで起こしていて、その斥候と裏方にひじり君がいる、もふつうに成り立ってしまいます」
釈道澄:「――ま、ゆえにお外回り、お願いしたんですけどね」
ちょろ、ちょろとお地蔵様と久我山の顔を交互に見るが――難しい話で、飲み込むには時間が必要であり、口を挟む余地もない。
久我山:「1つ。打開策がない事もないです」
久我山:「当時の状況をおそらく確実に知っているかもしれない人物に心当たりが」
久我山:「会える保障はないですし、ヘタするとフェアリーテイルセルのメンバーより私は会いたくないんですけれどね」
釈道澄:「おや。お聞かせいただいても構いませんかね」
久我山:「元FHのリエゾンエージェント。“プランナー”都築京香 ですよ」
光榮 みつほ:「あ、聞いたこと有ります……」ぼんやりと相槌を打った。とても偉大な人、最も危険なレネゲイド、など様々に――。
釈道澄:「致し方ない、旧知の仲ですし。取り次ぎましょう」
釈道澄:そういうと席を立ちます、失礼と。
釈道澄:黒電話にとことことこ。
じーこ、じーこ。
釈道澄:都築京香に電話をかけます。
都築京香:ワンコールしないうちにとってくれます
釈道澄:「え、と、あえていまの流儀に準えさせていただきます。お久しぶりです都築様」
釈道澄:「先ごろは《来訪者》を立ち上げご健勝のこと、まことに喜ばしい限りです」
都築京香:「ええ、お久しぶりです。《Guardian diety》。そろそろ連絡が来る頃だと思っていました」
釈道澄:にこ、と笑う。
釈道澄:「数足とびで話させていただきます」
釈道澄:「先ごろ、私の鎮座するこの界隈で集団昏睡事件が起きております。恐らくは古巣である“あの場所”のものたちであるとは類推しております、が」
釈道澄:一呼吸を置く。
釈道澄:「それと同時に、処刑者として“茨”があらわれ行動されております。――件の事件の、茨と同じ代物です」
釈道澄:「そこで、この当時の状況、また“茨使い”のこと」
釈道澄:「行方不明となった、佐倉クリスについてのこと」
釈道澄:「差しさわりなければ、お教えいただきたいと、お電話いたした次第です」
都築京香:「……外にいる方にもわかるように伝えた方がよろしいですか?」
釈道澄:「よろしければ。ただ、うちの電話は古式ゆかしく黒電話です」
釈道澄:「いわゆる《すぴーかーふぉん》なるものがありません。一応録音めいたことは、私自身が起こせますが」
都築京香:「では、手近な連絡先を。こちらからかけなおします」
釈道澄:「なので」ちょっとちらっと久我山さんをみてから「もしお暇でしたらこちらまで来られませんでしょうか。きっと楽しいものは視れると思います」
釈道澄:で、その上で
釈道澄:「では、連絡先はこちらまで、で――」と、住職のスマフォNoを連絡します。「あの子も元気ですよ、なかなかなかなか」
都築京香:「ええ、近いうちにそちらに遊びに行こうかと思います」
光榮 みつほ:しかしそんな人物と気軽にやりとりできる辺り、と思案げに顎に手をかけて。いや、地蔵様だし……と謎の納得をしていた。
――かけなおしてもらいました。
GM:住職フォンがスピーカーモードで とw
都築京香:「さて……佐倉クリスさんの事でしたね。 知っていますよ」
釈道澄:「ええ」
釈道澄:住職もみつほちゃんと久我山さんのところまで来てもらってみんなで聞きましょう、のカタチです。
都築京香:「彼らが脱走する事件は私の“プラン”でした」
都築京香:「彼女には別の用途がありましたので、こちらで回収後に別の“プラン”で動いてもらっていました」
釈道澄:「ふむふむ」
聞くモード。軽い相槌だけにとどめている。
そうしないと聞いていないと思われかねない。――相手がそうは思うとは全く思っていないが、形として必要なこと。
都築京香:「現在は、その“プラン”が暴走状態になっているようですね。 私がFHを離れて以降の事でしょう」
都築京香:「『御伽噺の枷』としての役割を期待していたのですけれどね」
釈道澄:「ふむ」
都築京香:「……どのみち、現状を推測するなら佐倉クリスは長くないでしょう。枷そのものが暴走する日が近い」
都築京香:「……そうそう、彼女がいたセルリーダーは“世界を作る”能力者です」
釈道澄:「暴走前のプランはどうだったかお聞かせいただいても構いませんか?」
都築京香:「詳しくは教えない事が“プラン”の進展に関わりますので、今の私の口から伝えられるのはこれくらいです」
釈道澄:「りょうかいです、お時間をとっていただきありがとうございます」
都築京香:「ええ、それではまたそのうちに。旧知の方に会えるのを楽しみにしています」
釈道澄:「ええ。その節は茶の湯を、ふるまわせていただきますね」
釈道澄:「では、失礼いたします」
――そして電話は切れました。
釈道澄:「――まあ、ですよね、とはなりますか」
GM:なお、みつほさんには久我山さんが同時通訳してくれてます
光榮 みつほ:「……えっと、あらましはわかりました」
光榮 みつほ:世界って、おとぎ話規模なのだろうか……などと、小さい脳を回しながら唸りつつ。
釈道澄:「新しい情報としては、フェアリーテイルセル・セルリーダーの能力と、彼女はその枷、つまり抑止力としての役割が元でした、が」
釈道澄:「その枷自体が暴走――ジャーム化の日が近そうですねえ……」
光榮 みつほ:「その、佐倉って人は、冴木さんの知己の方なのでしょう」
光榮 みつほ:「救えるのなら、そうしたい、と思います」
光榮 みつほ:「私から言えるのはこれぐらいです。だって、どんなに状況を理解しても、できることはすべてじゃないですから」
釈道澄:「一切衆生を救うのが、お地蔵の役目でございます」
釈道澄:「そして、その気持ちは大事ですが」
釈道澄:「《そのために》何をするか、が、次からですね」
光榮 みつほ:「ええ。尽力します。……私の力でどこまで出来るか、は、やってみてから考えます」
久我山:「回収したと仰ってましたし、いるとすれば 今回の事件の場所か。過去の事件現場か が有力でしょうか」
釈道澄:GM、資料に《件の場所》て記載されてるよね、ほぼ絶対的に。
GM:ええ、載ってますよ
釈道澄:「こればかりは、ひじり君といっしょに行かないといけませんかね」
釈道澄:そういうと、こんこんと、もってきた資料をたたきます。
光榮 みつほ:喉を潤して、スケールの大きい話をなんとか咀嚼しようと試みてはいる。
光榮 みつほ:「冴木さんはもう戻ってくるのでしょうか――」と、通信を見る。
GM:では、それくらいのタイミングでリンゴ関係の通信がきた としましょうか
光榮 みつほ:「あ、連絡きてます」ということで、かくしか。「…………」
光榮 みつほ:りんご あやしい ? けいかく ? ぷらん ?
GM:そうそう。都築さんから情報を得たので 解禁された項目があります。
GM:今回のシナリオには直接関係はしません とだけ先に言っておきますね。
・フェアリーテイルセルについて(行動目的)
・都築のプラン について
・フェアリーテイルセルのセルマスターについて
釈道澄:住職にさらっと「おうち もどれ」てメールしといてください、と伝えます。
光榮 みつほ:「く、くろまく説?」小学生並みの感想。
GM:といったアタリでシーンを切りましょうか。
光榮 みつほ:はーい。
◇----------------------------------------------------------◇
GM:次回は 再集合で情報の統合ですかね?
冴木 聖:ですね
光榮 みつほ:統合および次手を練りましょう。まる
釈道澄:うん、ねりねり。
冴木 聖:ねっていこ
GM:では、本日はここまでです お疲れ様でした。また次回!!
光榮 みつほ:おつかれさまでした! おやすみなさーい!
釈道澄:はーい、おつかれさまーですよー
◇----------------------------------------------------------◇