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星明りひとつも見えない、闇夜。
ひとっこひとり、ここにない。
静寂の世界。
そのただなか、キネマ・アルバ。
その建物が丸ごと、すべて凍りついている。
東京近郊・N市の冬で感じられる程度の氷点下なぞ生ぬるい、厳寒の世界。
矢神春人:その少し前、建物のエントランス前にいる、ブラックフォーマルを着た青年。
矢神春人:曖昧に笑みを浮かべるその青年からも。――温度が全く感じられない。
GM:さてちょっとだけ。
GM:《知覚》か《RC》、好きな方で振ってください。
高橋 健人:〈RC〉で宣言します
高橋 健人:(5+1)dx+4 〈RC〉判定
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 10[1,4,6,7,7,10]+7[7]+4 → 21
高橋 健人:は?
GM:HAHAHA、だろうなー。
服部 絵理奈:あ、知覚でふりまーす!
服部 絵理奈:(3+3)dx+1@10 <知覚>
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[2,3,8,9,9,10]+2[2]+1 → 13
GM:あ な た た ち
どう見ても、普通の氷じゃない。
エフェクトの氷獄。
――だがどうやら、“いのちを摘む”氷じゃない。
この氷はたしか、病気の進行を停止させる、氷。
それが目の前の青年にも、キネマ・アルバ全体にもかかってる。
そして青年は、《不燃体》。
暑さも寒さも、通常には意に介さない体質のようだ……。
高橋 健人:おそらく因子の華は館長室に残ったまんまだけど、この状況だと察知できそうだな……。
GM:できます。“いきてます”。多分おろおろしてますがちょっとそっちは置いておいてね。
矢神春人:「くるな」
矢神春人:「きちゃいけない」
矢神春人:「なにも見ず、なにも聞かず、すべてなかったことにして、今すぐこの場から立ち去るんだ」
矢神春人:「――それが、しあわせだ」
高橋 健人:「……それが幸せというのなら、否と言いましょうか」
高橋 健人:《領域》の一部、健人の末端。耳にして華は、館内の状況を走査できる。――この状態、この凍えた力。
中は阿鼻叫喚の地獄絵図。
狂気に笑うもの、倒れるもの、うめくもの。
外に出ようと扉を窓をたたいて、出られず嘆くもの。
中には完全に氷漬けになってるものもいる。
コキュートスの状態だ。
服部 絵理奈:「嫌……です! 立ち去るんだったら、《ワーディング》の気配を察知してここまで来ることもありませんでした!」
服部 絵理奈:そう言いつつ借りた自転車から降りる。自転車はキュマイラの膂力に耐えられたのだろうか
一段と険しくなった顔色は、春人を通り越してキネマ・アルバを見据えている。
これが支部長かつ平時であれば、「パニックムービー」などと形容できたものだろうか。
高橋 健人:鼻っ柱の痛みなぞ、こんな冷えた景色の中ではすぐに治まる。
高橋 健人:疲弊もここに来て無理やり治めたのか、身を軽々と翻して自転車から降りた。
服部 絵理奈:>チャリで来た(2ケツ)<
高橋 健人:しかも男が後ろに乗ってんぞ。
矢神春人:「そ」
矢神春人:キネマ・アルバを一瞬見上げて、すぐまた2人に視線を戻す。
矢神春人:「じゃあ、レイトショーでも見に来たのかい?」
矢神春人:「だったらいまは、間が悪い。きょうは閉店。おわり、おわり」
矢神春人:「ほかにいきなよ、カップルさん」
服部 絵理奈:キネマ・アルバの惨状に一瞬顔をしかめるも、矢神氏に視線を戻し
高橋 健人:殺意やそういったたぐいのものはこの敵対勢力“らしき”人間を前にして珍しく健人は携えていない。
高橋 健人:“携えられない”、というのが正しい表現だろうか。
高橋 健人:「あいにくですが、自分は中の清掃を任されております。貴方には、ここでお待ち頂けると幸甚ですが」
矢神春人:「清掃……?」
高橋 健人:「蔓延っている。悪性のものが。……人を人たらしめなくする」
高橋 健人:小さく咲かせたままの華を、控えた左手に添えて。
服部 絵理奈:「違います! カップルでもないです! 中に助けたい人が居るから……っ」
矢神春人:「あきらめなよ。ておくれだ」
服部 絵理奈:「……じゃあ、何でこんなエフェクト、使ってるんですか?」
服部 絵理奈:「手遅れなら、このままこのシアターを氷漬けにしてしまえばいい。でも貴方は出入り口を塞ぎはしても中の人の病気の進行を抑えてる!」
矢神春人:一瞬目を伏せる。
矢神春人:「……けっこう珍しい力、なんだけどなぁ、これ……」
高橋 健人:察知できなければこっちで話しかけていたなりしていましたが。
高橋 健人:えりちゃんも知っているのでこちらは黙ってキネマの方を見たままです。
矢神春人:「よく見切れるね。そうだ、“ほんとうは、まだておくれじゃない”。だがほぼほぼ不可能だ」
矢神春人:「この中のものを外に出すのも」
矢神春人:「また反対に、外にいるものを中に入れるのも」
矢神春人:「――ほぼほぼ、俺の手間がふえる」
服部 絵理奈:「女の勘って奴です!」どーん。
高橋 健人:ちょっと呆れ気味になりたい所だけどそんな状況でもなかった。まる
服部 絵理奈:ついでにこの小娘獣の勘も備えてるからな。
矢神春人:「そうか、勘か」
矢神春人:「――帰れ。事実として、ほぼほぼ不可能である以上、通す気はない」
矢神春人:「大をいかすためには、小をころす」
矢神春人:「あきらめろ、そして、帰れ」
服部 絵理奈:「ほぼほぼ不可能……なら、完全に不可能ではないんですね? なら、帰りません!」
高橋 健人:小さく息をつき、一旦平静になる表情。ここで気を立てても仕方あるまい。
『……懐のもの、また当支部長のことはお忘れでございませんか。
なるべく春人自身のことは交えないよう、自分には判らない形で示唆するのが一番かと。
可能性の話をするのであれば、まだ“間に合う”』
高橋 健人:「勘だけでいうのならたしかに不確かなもので、自分もあまり頼りたくはありません」
高橋 健人:ただ、支部長のことを思い馳せると断言できないという声色であるが。
矢神春人:「キミたちに、何ができる?」
矢神春人:「キミ達が入ったところで、俺の手間がふえるだけ」
服部 絵理奈:「大を活かすためには小を殺す……それは間違ってない、と思うけど……でも、小を殺さずに済む手段があるとしたらどうします?」
矢神春人:「あるならば、のるけれど」
矢神春人:「それはほぼほぼ、ありえない」
矢神春人:エンドランスを、親指でさす。
矢神春人:「時間的にいえば、この中に“当該者”がいないかぎりな」
高橋 健人:『こんなところで、あまり細々とした腹の探り合いは好ましくないですが――』というぼやきじみた思念。伝わるということは、伝えたいということ。
高橋 健人:それだけ一刻も与えられていないのだ。
服部 絵理奈:『当該者、って支部長の事だよね……』
高橋 健人:『その通り。我々には手札が揃っています。自分から告げるのも構いませんが、一番は貴女のこと』
高橋 健人:『抗体を受け取った貴女自身が何のためにこれを入手し、またウィルスを駆除できるのか』
高橋 健人:『そして矢神春人は何故、この状態を保持しているのか』
高橋 健人:『時間が過ぎれば、勿論“ジ・エンド”です』
服部 絵理奈:「当該者――人を殺さずにウイルスだけを殺せるヒトなら、この中に居ます! これは勘とかじゃなくて、聞いた話です!」
矢神春人:ぴく、一瞬反応する。
矢神春人:「長い話をする気はないので」
矢神春人:「手短に、聞かせてもらえるかな」
服部 絵理奈:『えーと、何て言えば良いんだろ……。はるひ君と同じ研究施設に居たって事? 支部長が?』
矢神春人:「――粗忽物の、おじょうさん」
かつ、と靴底を鳴らし絵理奈の隣に立つ。この毅然とし、歳にそぐわない面立ち。
ここでようやく、春人を見た。見定めるような視線。極めて想定したくないことではあったが、ここまで条件が揃うと。
高橋 健人:胸に手を当て、一礼する。絵理奈の言葉には、もはや応じる暇もない。
高橋 健人:「失礼。この《キネマ・アルバ》の勤務員――高橋健人と申します。こちらから説明致しましょう」
矢神春人:「できれば、手短に」
矢神春人:「冗長な時間も、ないのでね。これでもいまは、とりこみちゅうだ」
高橋 健人:「当支部長は元FH所属にて、施設に居たとのこと。ウィルスに対する抗体――彼女自身もまた、“抗体なる”者です」
高橋 健人:「肚の探り合いなど、している暇がないのはお互い様でしょう。自分たちは、彼女を助けなければならない」
高橋 健人:「そしてこれが成功すれば、ウィルスを処分することもできる。貴方がどういう目的あってかは、問いません」
流暢に言葉が紡がれ、白い色を伴った一息。
高橋 健人:「――“俺”自身も支部長を、他の皆を出来うる限り最善の方法で助けたい。……ただ、この一言に尽きます」
服部 絵理奈:「私はウイルスの抗体の事しか聞いてなかったけど……彼女の手に抗体が渡れば、この事態は収束するはずです!」
矢神春人:「ならひとつだけ、ためさせてもらう。質問だ」
矢神春人:「その抗体たるもの、施設にいた時のコードネームを何という。こたえろ、ふたりとも」
高橋 健人:「“ベツレヘム”。救世主の町、救済の地」
服部 絵理奈:「……ベツレヘム。意味は……わからないけど」
矢神春人:「……」
ほんの少しだけ、風が吹く。
――エントランスの氷が、解けた。
矢神春人:「片道キップだ。とおれば閉じる、急いではいれ」
矢神春人:「たが罹患しても、俺はたすけない。たすけてるいとまはない」
矢神春人:「ておくれになったそのときは――すべてにあまねく平等に、終わりの安寧を与えるよ」
高橋 健人:「誠に感謝致します。規定時間が過ぎた折には、このまま我々ごと処分しても構いません」
もちろんこのままの状態を維持もできずウィルスが拡散すれば、“終わり”だ。
健人は、その換算も含めて命を賭している。
服部 絵理奈:「……はい! ありがとうございます、矢神さん!」
高橋 健人:『何かを成すためには対価が必要です。それはもう十分貴女も判ったことでしょう。
高橋 健人:『同情だけで動かせるほど、口弁だけで他者を動かすほど、世の中は安くない。そして“タダより高いものはない”』
突き詰めて、何もかもの行動には基軸がある。
一貫性を貫くならば、こういった抗体を渡すことに依るメリットも相手にはある。
これを渡すことに依る過剰なデメリットがあるなら、相手だってそう簡単に渡すこともないだろう。
“温情”と示す箇所なのは、努めて健人としては「これをしても結果が逸脱せず、誤差は僅かにしかならない」「絵理奈らにとっても利益になる」という程度。
そのために多大なリスク――研究の露見――を負う理由というのが見込めないからだ。
つまり、「何を以てしてもウィルスを殺す理由が確実にある」ということ。
これは施しのようでいて、取引の一部。
しかし、そこまでして相手を忌む必要性もない。
互いに利があるのなら、相手が自分を利用するのなら。
高橋 健人:『ここに必要なのは、自分と――そして貴女の覚悟です』
高橋 健人:『かつて“ディアボロス”に蹂躙され、“シューラ・ヴァラ”を殺したように。貴女には“得る”と同時に“失う”覚悟を今一度自覚して行動して頂きたい』
道程は一つと限らず、その性質は異なれど結果として逸脱しなければいい。
高橋 健人:「イリーガルというのも、いや、オーヴァードになってしまった以上。これは避けられない」
高橋 健人:「理不尽だと喚いてもいい、それでも思考放棄して逃げ出すことはどうなるのか」
高橋 健人:「もはや貴女は賓客の立場ではない。能力を使う、1人のオーヴァードです。大人になれ、とも言いませんが。考え、動いて下さい。貴女にはない視点を自分は持っていますが、逆に貴女は常に自分とは異なる視点を持てるはずだ」
だから抗体を得られたのだ、と健人は小さく告げた。
絵理奈の立場に基づく中立に近い観点。
悪を挫き善を助くの“2択”の思考しかない、最善を求める健人にとっては捉えづらいもの。
高橋 健人:げほ、という咳払い。そこから相手の返答も待たずに走り始めた。
服部 絵理奈:「う、うん……! 今回掛かってるのは私たちと支部のみんなの命……失敗は、できない!」
服部 絵理奈:はやとくんに少し遅れて走り出します
矢神春人:絵里奈ちゃんがエントランスを通る、すれ違いざまに小さくつぶやく。
矢神春人:「すこしだけ」
矢神春人:「《それ》は、“ネズミ”ほどに大きな存在に試したことはないそうだ」
矢神春人:「だからたとえ消せたとしても。――“ネズミ”がどうなるかは、わからない」
矢神春人:「まあ、殺戮の申し子のベツレヘムがジャーム化したら、喰いつくされて死ぬのは確定だろうけれどね」
服部 絵理奈:「それでも……やるしかないじゃないですか……!」
矢神春人:「――こううんは、いのっとくよ」
――通り過ぎればまた、エントランスが固く、封された。
服部 絵理奈:封されたエントランスを背に。
服部 絵理奈:「神崎さん、はるひくん、待ってて……!」
服部 絵理奈:カバンから銃を取り出し左手に持って行きます。
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――Side:Inside
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神崎 リサ:神崎 リサの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:94->103)
GM:おいでませ100%♪
神崎 リサ:こんな環境じゃーしょうがないね!(はらくくり
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パキ、パキ、パキキキキキキ――
空気が、音を立てて凍りつく。
部屋が、建物が、傍の花が、何もかもが、目に見えるよう氷に閉ざされる。
悪寒がする。
――命の危機を感じるほどに、温度が下がっていく。
――ふっ、ふっ、――ふっ。
電燈も消えた。
あたりは一面、完全な暗闇。
ずいぶん遠くから、阿鼻叫喚の音がする。
氷点下なぞ生ぬるい。そのレベルに空気が冷えたことで、いやなくらい音が通る。
だいぶはっきりと、聞こえてくる――。
支部員:「くっそ! なんだこれ! 窓も扉も凍ってやがる!!(バンバン」
歓喜とも悲鳴とも曖昧な境の声がほうぼうに上がっている。
例えば「愉しい」。例えば「しんじゃいそう!」。例えば「どうして」。例えばそんな調子。
支部員:とててて、つるっ、がこん。
支部員:「アハハハ、いいカオするじゃない☆」
――ザク、ザク、ザク、ざく。
支部員:「あだっ!?」ちーん。
支部員:「はははは、イタイ、いたい、タノシイ!!」
支部員:荒ぶる氷像のポーズ
支部員:「ほら、もっとほしいでしょぉ……」
支部員:にたぁり、ケーキナイフを持って、ためらいなく刺す。
支部員:「いいよこいよ……へへへ……」
支部員:ざす、ざず、ざすざずざす。
支部員:めっためったにさして、お互いに笑っている。
これが映画の中の出来事であれば、盛り上がるシーンだ。
――事実は映画より奇なり。すべて今この世に起きていること。
神崎 リサ:――つめたく凍り始めた世界で、廊下の傍ら、立ち尽くす影。
神崎 リサ:いまだ光景を目にはしていない。こわくて、先に進めない。
支部員:「おーぅ! 次は胴上げしようぜー!!」
神崎 リサ:立ち止まっているのに、おのずと音が集まってくる。匂いが届く。目に浮かぶ。
神崎 リサ:聞き知った声、知らない声、見知った顔、知らない顔。
支部員:「おー。じゃあ、このガキからだな」
神崎 リサ:記憶にあるのは、いずれもそんな顔じゃない。みんな、笑って、怒って、こんな冷たくない、もっと暖かなもので。
支部員:「そら、たかいたかーい★」
ごつぅ!!?
この中には見知っていて見たことのない表情の支部員の顔や声も。
きっと良き休暇の最中訪れた客の顔も声も。
リサにとってはすべて“異常になった”人々の群れが跋扈している。
神崎 リサ:「――ちがう。ちがう」
支部員:「わーっしょい! わーっしょい!」
神崎 リサ:守りたかったのは、望んでいたのは、こんな世界じゃない。それは唇に載らずに白い靄にのって散って行く。
支部員:「ぎゃあ!?」びたーん!!
神崎 リサ:つめたく暗い屋内。荒れた音、くるったような笑い声。崩壊の足音が、迫ってくる。それは、きっとかつても見た景色。
神崎 リサ:暗闇でひとり、これでもう終わりだと。ようやく終われると、最期を待っていたあの時と、同じ。――同じ?
神崎 リサ:ちがう。今はそうじゃない。終わってほしくない。終わらせたくない。こんな形のエンドロールなんて、望んではいない。
神崎 リサ:でも。実際の現実はといえば。首を振っても、かつての記憶に思いを馳せてもこの景色は消えない。寒さは消えない。音は消えない。
支部員:「おー、次は誰だー? わーっしょい! わーっしょい!」
――ぬるっ。
生あたかかい感触と、重みが背中から感じられる。
支部員:「しぶちょー、なにへんなかおしてるんですかぁ~?」
支部員:べたぁりと、背中から血まみれの女がもたれかかってきた。
神崎 リサ:完全に意識から外れて迫ったなにか。ひ、と声があがりかけたと掴みかかりかけて、その顔に思わず手が緩む。
支部員:「しぶちょーのたんじょうびかいなんですから、たのしみましょぅよぉ……」
狂気の笑みを浮かべ、無理やり神崎リサの顎をもってこちらに目線を合わせさせる。顔が近い。
神崎 リサ:いつもするりと懐に潜り込んでは、こうしてあたしの周りにくっついてはころころと笑っていた彼女。難しい顔しないでくださいよ、と笑いかけてくれて。真っ先にクラッカーを鳴らして祝福してくれたうちのひとり。
神崎 リサ:やめろ、と突き飛ばすのは簡単なはずなのに。腕に力が入らない。彼女を拒絶する、なんてそんな事今日のこの時まで考えてみたことも――
支部員:「ねえ、しぶちょー……」
顔を近づけ、ゆっくり口づけようとし
――パキキ。
そのまま、そのうごきと狂気の笑みのまま。凍りついた。
支部員:もう、体温は感じない。
支部員:もう、血のぬくもりもない。
支部員:あるのはただ、凍てつき凍りついた狂気だけ。
神崎 リサ:「――……」
神崎 リサ:そえられたまま凍り付いた彼女の手が、目をそらす事を許してくれない。これがお前の招いた結果だと、突き付けて来る。
それでも尚、宴は続いている。
リサが目の前の現実に絶望しようがしなかろうが、狂気の色彩は冷気とともに館内を侵食していく。
神崎 リサ:「……ごめんな」ぽつり。許されるはずなんてないけど。冷たい手に、身体に手を置いて、そっと身を引きはがした。
支部員:返事がない、ただそこで凍りついている……。
神崎 リサ:FHからの逃亡者を引き入れる。そう決めた時、自分はどこまでこの可能性を考えていた?
神崎 リサ:自分と同じだという彼を、皆よりも重く見ていた? 天秤の片皿は浮き上がったのか?
神崎 リサ:あたしはリーダーとして、何を見ていた? リーダーとして何を優先させなければいけなかった?
神崎 リサ:脚を引きずって、彼女に背を向ける。これが選択の責任であるならば。目を反らしてはいけない。
神崎 リサ:冷たい空気をかきわけて、前に進んでいく。途中いくつもの光景を目にする。こちらを認めて近づく彼らも、狂った宴も、そこかしこで凍り付き、次第に静寂が満ちていく。
神崎 リサ:途中窓や扉を目にもしたが、皆一様に凍り付いて固く口を閉ざしている。試そう、という気は不思議と起らなかった。ただ、健人たちはどうしたろう、とだけ思いが浮かぶ。
高橋 健人:<ギコギコギコ
神崎 リサ:部屋を出る時とっさに摘み取った小さな花。掌の中の花弁はどこかほの暖かいようで、ここにいる、と存在を示してくれる気がして。
神崎 リサ:まだ、ひとりじゃない。
神崎 リサ:そう考えて、はたと目を見開いた。
神崎 リサ:ひとりきりなのが当たり前だったはずなのに。昔も、ここに来るまでも。ひとりもいなかったわけではなかったけれど、それも遠くに見守ってくれる人で。
神崎 リサ:ひとり立つのが当たり前、と思っていたはず。なのに、今はそうじゃないとわかって、どこか安堵している自分がいる。
神崎 リサ:――ひとりは怖い。そういう自分が、さっきまでいたわけで。
神崎 リサ:ぱり、と膝にかかった霜をほどいて歩みを進める。こんな世界で、ひとりきり、待たせているであろう彼の元へ行かなければ――
――神崎リサの、部屋。
……ドアが。
……開け放たれた状態で、凍っている。
夥しい血の道。
中を見れば、狂気と絶叫・そして歓喜の表情で凍りついた、――人。
数人の、自分の、部下。
部屋の方々の壁に磔となるように、楔に打ち付けられ凍っている。
床には、ナイフが、フォークが、ワイングラスが。
コーラの瓶が砕けて、散乱している……。
神崎 リサ:動くものがいない、と確認してから足を踏み入れる。割れた瓶の破片が砕ける音が響き渡る室内で、いつも春日がいた場所を覗き込んでみるも。
――はるひの姿は、どこにもない。
神崎 リサ:ふ、と息を吐いて磔に目を留める。ひとりひとり、顔を確かめた。
神崎 リサ:今日は丸一日非番だから、と意気込んでいたメンバーだったはず。そして床に続いた血の道へと視線を移して。
神崎 リサ:廊下に続いている……?
GM:だいぶ大きな血の跡が、続いてますね。今はどす黒くまた凍っておりますが血の跡。
神崎 リサ:足された数と、引かれた数。であれば、この跡は誰がつけた者かに思い至るのは難しくはなかった。
神崎 リサ:彼らに背を向けて、部屋を出ます。血の道を辿っていこう。
――血の跡は、4番シアターへ続いている……。
神崎 リサ:いくつもの彫像を横目に、進んでいく。重かった足取りも、今は迷いのないものに変わりつつあり。
神崎 リサ:いつもは賑やかさに包まれていたホールにたどり着いて、足を止め。ここで、初めて春日に出会ったんだったな、と記憶が呼び起されて。
神崎 リサ:今にして思えば、まるで運命のような出会いだったんだな。と、思わず笑みが浮かんだ。
高橋 健人:そんな耽っている最中にでてもいいかなーッ!?
神崎 リサ:おいでくださいませ!!
服部 絵理奈:「神崎さん!」エントランスから聞きなれたであろう声が。
服部 絵理奈:右手で高橋くんを俵担ぎして、左手に拳銃を持ったとかいう絵理奈の登場だ!
神崎 リサ:>俵担ぎ<
高橋 健人:高橋 健人の侵蝕率を10%上昇 ((侵蝕率:76->86))%
高橋 健人:あっ
GM:消してください
GM:いや、アウトサイド組2人ともあげたい?
GM:あげたいなら本来は確かに場面切り替えだからそのが合います。
高橋 健人:消し消し
服部 絵理奈:(首を横に振る)
GM:(でも同じクライマックスなのでそこはね、でね)
高橋 健人:今何かすごい上がり幅を見たが、きのせいだよ。そしてぐったりしてる人がいる。
GM:はい、じゃあなかったことでGO
GM:。○(あと1回くらいあげてもよかったからGOでもよかったかしら、しぬけど)
高橋 健人:死ぬ人がそこにいるしね
GM:うん。のでこういう裁定です。
高橋 健人:そして健人は現在進行形で死んでる
神崎 リサ:支部長がタフすぎる(
突然響いた声、聞き覚えのあるそれに思い出の中から引き戻される。
はじかれる様に顔をあげた先に見えたのは。
服部 絵理奈:「抗体と健人くん、持ってきました!」
服部 絵理奈:持ってきた、というのはどうなのか。
神崎 リサ:「絵里、奈……?」
高橋 健人:「――――」『すみません』すごい微弱な思念が華から伝わる。
神崎 リサ:「と……は、健人、おい大丈夫なのか!?」
高橋 健人:「…………」『きびしいです』
高橋 健人:――というのも、氷点下という環境、そしてここに至るまでの経緯――
高橋 健人:あまりにも肉体に関して貧弱な彼にはウィークだった。
高橋 健人:GURPSならマイナス入ってた
高橋 健人:……とまあ、以上になる。降ろされれば、なんとか体勢を立て直すだろう。
服部 絵理奈:「お、おろすよー。大丈夫?」
高橋 健人:『大丈夫です』大丈夫ではない。
駆け寄って、花の香りと飛び込んでくる意識とにとりあえずほっと。
自分の身体に鞭打つ姿は今まで何度も見てきたけれど、こんな姿は初めてかもしれない。
服部 絵理奈:健人くんをおろしつつ肩を貸そう
高橋 健人:げほ、げほ、と咳き込んでかぶりを振る。面立ちは平静を保っているが、顔色はそうとは言えない。
高橋 健人:それでもやるしかない、と顔は言っている。
神崎 リサ:コート脱いで、健人くんにかぶせようとしますぞ。ひゃってなるけど。
高橋 健人:その手を制す。既にコートは着用している以上、枷にしかならないし、相手も体を冷やしてしまう。
高橋 健人:「――お気遣いなく。ここからはレネゲイドの力を以てして、繋いでみせます」
神崎 リサ:「……わかった」
神崎 リサ:身をさらして思いのほか自分も冷えている事にようやく気付いたようで。
高橋 健人:するとさっさと歩を進め始めている姿。散乱している様子には目もくれない。
服部 絵理奈:「健人くんのためにも、支部のみんなの為にも、私たちのためにも早くどうにかしないと……ね!」
服部 絵理奈:ポケットをごそごそして。「高橋くん、のど飴舐める?」
高橋 健人:「……頂いておきます」それは貰うようだ。
服部 絵理奈:「はい、あーん」袋を破って差し出します
高橋 健人:足が止まる。視線がそれる。破られた袋から頭を出している飴を摘んで、口に放り込んだ。
高橋 健人:「感謝します」なんとも応対には温度がなかった。
神崎 リサ:「時間がない。絵里奈、抗体を」
服部 絵理奈:「はい! ええと、抗体の弾は1発だけ、最初の1発だけ入ってます!」
服部 絵理奈:神崎さんに拳銃を渡しますよー
高橋 健人:こっちは特になければこのままさっさと進んでいこう。途中躓いてる。
服部 絵理奈:ホールの凍った支部員や客を心配そうな目でちらちら見つつ、進んでいます。
服部 絵理奈:えーと、ロイス:キネマ・アルバ内の人間、で取れませんか?
GM:いいですよー
服部 絵理奈:では○尽力/不安で取ります。みんな助ける……から!
神崎 リサ:あ、自分も支部員ロイスを……ネガティブを表にしようか、な。なんとも言い表し難い状態だけれども……
GM:感情変化、承りました。
神崎 リサ:注射とかを想定してたのが、銃を持ってこられてまじまじと見つめてしまい。
GM:拳銃は、オートマチック式のよくある拳銃ですよ。
神崎 リサ:「泣いても笑っても1発勝負、か。……ありがとう、絵里奈」
神崎 リサ:銃を受け取ります。使い方はよく知っている。
GM:装備状態に気を付けてください、ね?
GM:(初手は「所持」でスタートします)
神崎 リサ:今は抗体銃を装備状態、了解ですー
GM:あ、装備スタートしますか。りょうかいです。
神崎 リサ:あ、そうか装備ってそういう意味もありますよな。
GM:はい。
GM:基本的に「所持」からスタートします。
GM:ですが、装備でスタートするなら申請をください。反応が変わります。
GM:(雑談参照)
神崎 リサ:倒しに行く、わけじゃないから。今はホルスターに収めよう。
服部 絵理奈:はるひ君の状態がわからんけど装備した状態でいくと怖がらせちゃいそうやな
GM:では規定通り、「所持」スタートでよろしいですね?
神崎 リサ:はいー
GM:手持ちの拳銃も、「所持」スタートで構いませんね?
神崎 リサ:ですね、抜かない。
GM:りょうかいです。
服部 絵理奈:所持スタートだと初手は拳銃一本で戦う事になるのかしぶちょー
GM:そんな簡単なことだといいねえ、くっくっく
高橋 健人:へっへっへ
服部 絵理奈:こわい。
高橋 健人:げほげほげ
神崎 リサ:今はねろって言えない(
神崎 リサ:と、皆揃ったのを確認して。中からは何か聞こえたりとかは……?
――ぼこっ、がこっ、ぼこっ。
「……け、て、さむい、よ……ベツ、レ……」
神崎 リサ:まあ、開ければわかるんだよな……。
|>シアターのドアを開けますか? Y/N
神崎 リサ:「……」扉に手をかけます。 >Y
――ギィ……。
服部 絵理奈:ごくり、と唾をのむ。
――4番シアター。
温かみなぞみじんも感じられぬ、シアター内部。
たぶんに漏れず、霜が壁に扉にも見える。
深淵の箱の中。
中央の、シアタースクリーンのその前で。
小さく凍え、打ち震えている少年がいる……。
睦月春日:「くら、い、さむ……い、……」
ボコッ――ボコッ――
睦月春日:「いやだ……し、にたく、ない……」
遠くからも見てわかる。
体がいびつに膨らんでは、はじけて、広がる。
まるで泡が立っては膨らみ、はじける。そんな所作をしている……。
神崎 リサ:「――春日」
睦月春日:びくっ。
睦月春日:「べ、つれ、へむ……?」
睦月春日:ぼろぼろの顔を上げる。瞬間「ひっ」と小さな悲鳴。
高橋 健人:多少よろけたものの、リサの後ろに立つ。それから視線を動かし、睦月の姿を見て目を険しくする。
高橋 健人:一度、双眸の瞼をおろした。
服部 絵理奈:「……」神崎さんの後ろに立ち、ちらちらとはるひ君の様子を伺っています。
睦月春日:首をふるう、いやいやするようなしぐさ。
睦月春日:「いやだ、……たすけて、ベツレヘム……」
睦月春日:「ころ、さないで……ころ、さ……」
自分の知らない匂いがする。
自分の知らないたくさんの血、それと生きているオーヴァードのにおい。
今、起きていることを考えれば。――ベツレヘムが“ここにきた”と、いう、ことは……。
神崎 リサ:いびつな姿に辛そうな顔こそしたけれど、目をそらすことはしない。
神崎 リサ:「春日、聞いてくれ。この2人は、お前に何もしない。傷つけたり、ころしたい、とは思っていない」
神崎 リサ:と、両手をあげて、何も持ってないアピール。
睦月春日:ふるふる、首を横に振る振る。
睦月春日:「なに、もってなくたって」
睦月春日:「ばけものに変われば、引き裂かれる」
睦月春日:「レネゲイドに、訴えれば――」
――ボコッ
睦月春日:「あ、ぐぁ……」
睦月春日:身体をくの字に曲げて、うめく。
高橋 健人:「――彼が、“睦月春日”、で確かですね」声を抑えたまま、支部長の傍に立つ。
服部 絵理奈:[]
服部 絵理奈:「神崎さんの部屋に籠りっきりだったから、顔を見るのは初めてだ……ね」
神崎 リサ:「……ああ。彼が、そうだ」姿はだいぶ変わってしまいつつあるが、と頷く。
高橋 健人:「化物。……自分たちが、化物であると」何か、独りごちるように呟いた。
睦月春日:「いやだ……しにたく、しにた――」
――どがっ!
扉の方で、派手な衝撃。
次いでなだれ込んでくる。――UGN支部員たち。
支部員:「ひゃあああはははははっ!!」
神崎 リサ:「なっ――」
服部 絵理奈:「えっーー」
服部 絵理奈:目を丸くして支部員のほうに振りかえります
睦月春日:「ヤだ、いやだ――」
高橋 健人:「――――」
高橋 健人:「覚悟は、できておりますか」
高橋 健人:そうして、支部員に振り返る。
睦月春日:「消えろ、みんな――くるなあああああああ!!?」
高橋 健人:背後の睦月の様相も、目にくれず。匂い立つ。
GM:衝動判定宣言:目標値:8を宣言します。
一気に身体が変質する。
同時に展開する、いびつで弱いレネゲイド。
服部 絵理奈:あれ、普段より1低い?
GM:です、仕様です。
GM:ぶっちゃけると【装備してるか否か】【どうあたってきたか否か】で左右してました。
GM:(反対に、ころすき全開・装備も全開だととんでもねー閾値でした)
GM:ので「あれ、やわい?」は気づいてくださって平気です。
服部 絵理奈:あ、あぶねえ……
高橋 健人:俺だってビビるわ。誰だってそーする。
服部 絵理奈:さて意志判定か(震える?
GM:さあさあ、どうぞどうぞ振ってください衝動判定(にこ
神崎 リサ:「――――」春日と、支部員と。視線を走らせて。
服部 絵理奈:(1+3)dx+1@10 <意志>
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[1,7,7,10]+10[10]+6[6]+1 → 27
服部 絵理奈:なんじゃこりゃああああああ!?
服部 絵理奈:服部 絵理奈の侵蝕率を+14(2d10->5,9)した (侵蝕率:100->114)
GM:(腹抱えてけたけた
神崎 リサ:おおおお
高橋 健人:その出目のリソースが登場で逆にふるっていればよかったのに……
高橋 健人:(5+1)dx+2 〈意思〉判定・アイテム:〈思い出の品〉使用
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 10[1,2,6,7,9,10]+4[4]+2 → 16
高橋 健人:はいはいいつものいつもの
服部 絵理奈:「……落ち着いて……すー、」
神崎 リサ:「――勿論、やってみせる!」支部員に向きなおった!
神崎 リサ:(1+3)dx+1+1@10 <意志>
DoubleCross : (4R10+1+1[10]) → 9[4,7,8,9]+2 → 11
GM:#しってた
神崎 リサ:あっぶぬあ
服部 絵理奈:「はー……」落ち着いて深呼吸。湧き出る吸血衝動を鎮める……。
胸のポケット、身分証を控えたその上に手を添える。たったそれだけの所作。
健人には、何一つ動じることはない。肉体的に、例え疲弊を伴っていようと。
GM:ほれほれ、はやと君とリサちゃんも侵蝕あげましょうね2D。
高橋 健人:高橋 健人の侵蝕率を11%上昇 ((侵蝕率:76->87))%
高橋 健人:高橋 健人の侵蝕Bを+1増加 (侵蝕B:1->2)
神崎 リサ:神崎 リサの侵蝕率を+11(2d10->1,10)した(侵蝕率:103->114)
服部 絵理奈:しぶちょー侵蝕値おっそろーい♪
神崎 リサ:片方1なのは覚悟かな!!
神崎 リサ:胸元のドッグタグを握りしめる。誰1人、殺すわけにはいかない。そんな決意が突き動かそうとする力を抑え込む。
GM:《Climax battle》
[エンゲージ宣言]
睦月春日-5m-【UGN支部員】【UGN支部員】-5m-【PC’s】
場所は4番シアター内部。
ある程度左右はできます、ある程度は。
はるひ君は「後ろにはさがれません」、そこがシアタースクリーンです。
◆勝利条件:下記のいずれかです
1:“レミングス”睦月春日の戦闘不能以上
2:“レミングス”睦月春日に対し、《アンチウィルスの拳銃》を装備状態かつアンチウィルス有効化条件を揃えた上で、攻撃をHitさせること。
◆終了条件
3ラウンド・クリンナップに到達すること。
この条件を満たすと強制で戦闘終了、こちらの演出を挟みます。
“全員しぬ”と思っていただいて結構です。
☆アンチウィルス有効化条件
・“ベツレヘム”神崎リサが暴走状態でないこと。
・“レミングス”睦月春日に《重圧》が付与されていること。
・“ベツレヘム”神崎リサが《狂戦士》で活性化の状態で、“レミングス”睦月春日に攻撃をHitさせること。
【 《アンチウィルスの拳銃》をこの使い方で使用した場合】
【攻撃の成否にかかわらずそのメインプロセスで神崎リサのHPは0になります】
上記時、アンチウィルスは“ベツレヘム”神崎リサのレネゲイドと共振・活性化し連動しています。
バックトラックにおける神崎リサの帰還成否によって、“レミングス”睦月春日の末路も変わることをお伝えします。
神崎 リサ:あー活性化ってそういうことか!
高橋 健人:あーーー
高橋 健人:俺だなーーーー
GM:GM的に宣言します。
GM:3ラウンドの合間に、失敗できる手数はたった1度だけです。
GM:基本的には2ラウンドかかります。
高橋 健人:しょうがない、そういうことか。ならこっちもリスクを切る準備をしておこう。
高橋 健人:いやリスクをおかす、だ まーまー 成功してくれ。祈れ。
GM:てことでGMはいってきますので
GM:すみませんがみなさま、るるぶと首っ引きで「どうすればいいか」なやんでください。
☆
高橋 健人:さてとだ。勝利条件はシンプル、わかりますね。
高橋 健人:その内訳についてです、がー。「健人が頑張れ」というのはかなりデータ的な側面があります。ご覧の有り様だよ!
服部 絵理奈:デスヨネー!?
神崎 リサ:健人くんがいないとワクチンがあって支部長いても無理な奴だったなこれ……
服部 絵理奈:俵担ぎしてきた甲斐があった……
高橋 健人:先ず健人が2手必要としているのはわかってほしい。
神崎 リサ:重圧かけるのと、《狂戦士》と。
服部 絵理奈:ですね……
神崎 リサ:その間の時間稼ぎか
高橋 健人:うん、よかったね。ほんとだね。まあそうでなくとも何とか突貫しようと試みてたけど。
高橋 健人:その上で、私は侵蝕率が低い。すなわち帰還率は一応皆の中では高い。とすると、ここから勝利を固めるためには一応切り札として。
高橋 健人:ロイスによる命中率を上げ切ることは可能だね。ま、これ、あたればいいだけの話で、ダメージは関係ないんだけど……。
神崎 リサ:リスクなるほど
服部 絵理奈:アクティブ方面にタイタスを使う?
高橋 健人:《リザレクト》もできるからね。その辺色々保証はされている、相手の出方次第。
高橋 健人:そのまえにレミングスを沈黙させる必要もある。これはみんなも頑張って欲しい
高橋 健人:といって戦闘不能にさせるわけじゃなくて、あんまり刺激になるようなことは言わないよーに……ってまあ、いいかここ。もう暴走してるみたいなもんだし
神崎 リサ:うむ……
服部 絵理奈:うむ。
高橋 健人:問題がそのへんの支部員ですからねえ~~
神崎 リサ:支部員を引き付けて足止めと、はるひくんをおさえられればなのと
神崎 リサ:ヒャッハーしやがって……(ばきぼき
神崎 リサ:完全に周り凍り付いたな演出もしつつあったからちょっと油断してたわ不覚不覚
高橋 健人:事前通達あったよ!w
服部 絵理奈:トループ出るよって通達はあったね
神崎 リサ:あートループ話はいはいくそう
高橋 健人:誰が壁になるかっていう話もあがってくるなこれ。隣接すれば通せないことも可能っちゃ可能
服部 絵理奈:勝利条件がレミングス戦闘不能orアンチウイルス撃ち込みだから保険としてはるひ君にダメージ蓄積はさせるべき? それともあくまで後者一点狙い?
高橋 健人:攻撃しないほうがいい
高橋 健人:レネゲイド(感情)を刺激させることになるとおもうので……
服部 絵理奈:あー、攻撃するとそうなるよねえ
高橋 健人:保険として殺すってんならそれでもいい。どのみち3Rで終わりですもん。
高橋 健人:でも命を賭して助けるからには、そこで殺すような真似をPCはするか? という考え方がありますね。
服部 絵理奈:ですよねえ……特にこのフィールドだと……。
高橋 健人:すなわち“保身”です。やだよー!
服部 絵理奈:はい(正座
高橋 健人:健人はそういう提案するなら「わかった」っていいます(さいてい
服部 絵理奈:しぶちょーが許さなそうだけどネ!
神崎 リサ:許す人だったらこんなことになってなかったでしょうしね!
高橋 健人:です。支部長がそういう心算だから、端から考えとしてない。
神崎 リサ:ワクチン投薬の場合はヒットさえすればいい、から、その1発さえ当たれば大丈夫だ
服部 絵理奈:ではわたしはトループの壁になるのがお仕事かな?
服部 絵理奈:肉体系だから、トループ相手なら回避の目がちょっとはあるかと
神崎 リサ:とりあえず暴走は回避したんで、立ってられれば打ち込める
高橋 健人:えーとえとえと……(そろばんパチパチパチ)
高橋 健人:あ、あとリサちゃんも戦闘不能になったらやーよ、とだけ。
神崎 リサ:注射器が倒れちゃ元も子もないですねはい。
高橋 健人:私肉壁すっかなあ……(ほんのり
高橋 健人:行動順があるので、えーとー
服部 絵理奈:はやとくんは重圧と《狂戦士》のお仕事があるじゃないですか!!
高橋 健人:「待機」という手があります
神崎 リサ:私が動いて、支部員が動いて、
服部 絵理奈:おそらく支部長>はるひ君>支部員>高校生?
神崎 リサ:はるひくんもそれなりに早いかもしれないなエンジェルハイロウだと……
高橋 健人:支部長が待機して、うちらが動いて壁になり重圧・《狂戦士》付与、待機してた支部長が撃つ、という真似ができますな。
神崎 リサ:ふむふむ
高橋 健人:で、重圧が手数消費による解除だからこの場合
服部 絵理奈:先に《狂戦士》かけて支部長には待機して貰う?
高橋 健人:1R目は支部長動いてもある程度は大丈夫。その後に健人が狂戦士を撃てばいい。
神崎 リサ:で2ターン目に重圧を待って打ち込む、か
高橋 健人:(ていうかここで80%いってなかったらやばかったな)(今更感)
服部 絵理奈:っジェネシフト
GM:ちょっとだけ
GM:1、を、満たしたらはるひ君は、デッドエンドです。
服部 絵理奈:デスヨネー
服部 絵理奈:戦闘不能にした後にアンチウイルスなんて甘い事はなかった。
高橋 健人:クソアマだなぁ!
高橋 健人:失礼、それは手としてありえないです。(げほげほ
服部 絵理奈:うーん、1手目しぶちょー高校生ズとエンゲージ分けた方が良い、かな?
服部 絵理奈:カバーリングできるから一緒の方が良いか?
高橋 健人:というわけで具体的に。1Rは支部員を押さえ込む形で健人が狂戦士を発動。2Rは支部長待機からの健人が縛鎖、そこから待機してた支部長がHITさせる。支部長が壁になってもいいけど侵蝕率……
神崎 リサ:ハイ……(結局ダッシュがおさまらなかった
高橋 健人:ああ《狂戦士》ってメジャー行動か、全部にかかるかと思っていた……なら大丈夫だ。(前回間違ってたの思い出したけど健人だから関係なし)
服部 絵理奈:はるひ君を興奮させないために支部員にも攻撃は無しかな?
高橋 健人:どうだろうねえ。戦闘不能に持っていくだけならいいんじゃないですか
高橋 健人:だって動いてること自体が邪魔ですもん、殺そうぜ!(ぐるぐる
服部 絵理奈:支部長の射線確保を名目に峰打ちするかね……
神崎 リサ:うーん1ターンでできることか
高橋 健人:あと私も《狂戦士》かかるから、縛鎖の時に有効か~
神崎 リサ:もうはるひくんの傍に行っちゃってもいいんだよな 前に立って守るモーション
高橋 健人:どうぞどうぞ。
神崎 リサ:というか行かざるをえないだろうかもなーこれ 支部員ズ殺到してるし……
神崎 リサ:にほんごがおかしい
高橋 健人:えーと、だいたいこんなかんじですがツッコミあります?
服部 絵理奈:はやと君の行動に関してはツッコミ特になしッス!
服部 絵理奈:つーか時間制限が3Rだからマジで1発勝負だな
神崎 リサ:うん……(ごくり
服部 絵理奈:自分は支部長と同じエンゲージに行って肉壁になる方向でいいかな?
高橋 健人:いや、縛鎖は1度失敗してもいい、っていう。
服部 絵理奈:(支部長がはるひ君の方にダッシュするなら
服部 絵理奈:あー、縛鎖の成否見てから発砲できるか
神崎 リサ:武器を装備する、はマイナーかな(確認
高橋 健人:待機するから射撃自体は後回しになる。でもねーーー
服部 絵理奈:ちなみに支部員ズは武装してますか?
GM:余裕で武装してます。
GM:ナイフ持って、お洋服。
高橋 健人:3Rでいよいよもって失敗するならロイス切るです。ぐらい。
神崎 リサ:装備して、メジャーで攻撃。大丈夫そうだ
高橋 健人:あいや、2Rで失敗したばあい、だ
服部 絵理奈:移動もマイナーやで
高橋 健人:ここを決め打ちにするためにその時点でロイス切ってもいいけど、これは私の最終判断だな……よし
高橋 健人:メジャーでそうびしてもいいのよ?
GM:だめです
GM:装備品の変更は、マイナーアクションのみとなっております。
高橋 健人:はっはっは
神崎 リサ:この距離関係なら最悪ここからでも届くはず。普通の拳銃で20m範囲だから
高橋 健人:まあそんなかんじです。メジャーをどうしようかはお任せします。
はやと君:1R狂戦士/2R縛鎖/3R失敗した場合縛鎖
しぶちょー:1Rはるひ君とエンゲージ/2R待機して縛鎖の後アンチウイルス/3R失敗した場合2Rと同じ
えりな:しぶちょー&はるひ君とエンゲージして肉壁?
服部 絵理奈:しぶちょーが移動するかどうかで俺の行動が決まる!
高橋 健人:あーまてまて
高橋 健人:えりなちゃんは支部員を食い止めていてもいい
高橋 健人:いちおうエンゲージ封鎖もあるから
服部 絵理奈:GMー、支部員の武装は見てどんなもんか分かりますか?
神崎 リサ:ナイフだっけ?
GM:ナイフ、と、服です(もっかい)
服部 絵理奈:なら同エンゲージに入れば攻撃引き受けられるな
高橋 健人:エンゲージ封鎖の脱出には【肉体】対決があるし、それ以前にこの状態だと目前の標的を攻撃してくる可能性が高い
神崎 リサ:この位置関係だと支部長は移動しますねうむ
高橋 健人:ただ合間に支部員がいるとなると、ここをすり抜けてはるひくんのところまでいけるのかはある
高橋 健人:これはるひくんに支部員がサイドアタック?
GM:の、気分だと思ってください。
高橋 健人:了解です。じゃあいちおう全力ならいけるかも支部長。
神崎 リサ:了解です。初手に動けばいけるか。
GM:もうちょっとちゃんとエンゲージを最初からかけばよかったね、ごめんね。
GM:場所を考えたらハコ型だからね、四方に全員が陣取ってます。十字架みたいな感じ。
高橋 健人:よし、じゃあこれ以上なければ始めてだいじょうぶ、かと
高橋 健人:あとは動いて考えます(ぽくぽく
GM:では、開始いたします。
☆
GM:<第1ラウンド>
<セットアップ>
#だれもないのでかっ飛ばします
<イニシアティブ-19>
#リサちゃんからです
神崎 リサ:はーい はるひくんの元に走る!
神崎 リサ:真ん中つっきって、ステージまで駆け抜けますひらり!
睦月春日:ひっ、息をのむ。
彼らがどこに殺到するか、それを理解した瞬間にはもう弾けるように身体は春日の元へと駆け出した。
勢いをつけて壇上へ身をひるがえし。一瞬おびえた目と視線が合う。
神崎 リサ:「――大丈夫だ」にっこり、笑いかけた。
睦月春日:「ぁ……ぅ……ベツ、レル、ム……」
睦月春日: 少しだけ、落ち着いたような、そんな声。
神崎 リサ:「あたしもう1つ思い出したんだ。ずっと前。お前が行ってしまった、あの日。本当はお前とあたしが“訓練”をするはずだった」
神崎 リサ:訓練、で少し目を伏せる。きっと、どんなものかは春日には伝わるはず。
神崎 リサ:「それがなくなって、あたしなんでだか、正直ほっとしてたんだ。お前を殺さなくて済む、って思った」
神崎 リサ:「それに比べればもう会えないのはしょうがない、って」
神崎 リサ:「でも、今は違う。もうお前に会えなくなるのはいやだ」
神崎 リサ:「2度と会えなくなるかも、って考えたら、ここが痛くて、しょうがなかったんだ」
神崎 リサ:ここ、ととんとん示したのは胸の、心臓の辺り。
神崎 リサ:「だからお前は、あたしが絶対助ける。助けてみせる。誰にも殺させないし、死なせない。あたしがそばにいる限り」
神崎 リサ:「安心できなくてもいい。信じられなくてもいい。あたしがそうしたいって思うから、そうする。どんな手を使っても」
神崎 リサ:そう、言い切って。はるひくんに背中を向けて、迫る支部員に腕を開いて仁王立ち。ここは絶対通さない!
神崎 リサ:ただし、彼らに危害を加える気も毛頭ない、ので装備はしない。空の手を広げるのみ。
<イニシアティブ-14>
#レミングスの行進
睦月春日:ほっとした顔を浮かべる、が。
睦月春日:すぐさまに苦悶の表情を浮かべる。
睦月春日:「あ……くぁ……」
ボコッ……ボコッ……
睦月春日:メジャーアクション:コンボ:異なる暴徒
睦月春日:(|>《コンセントレイト/ソラリス》《痛みの水》《吸収》《異形の祭典》)
睦月春日:「ベツレヘム、逃っ……!」
睦月春日:14dx+4@7 対象:全員。1貫通で放心&ダイスペナ-3です。
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[2,2,3,4,5,5,6,6,7,9,9,9,10,10]+10[2,2,3,3,4,8]+3[3]+4 → 27
高橋 健人:いってえなあ!!!
神崎 リサ:こいよ! してたらひいん!
服部 絵理奈:(7+3)dx+2@10 <回避>
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 8[1,2,4,5,5,6,6,7,7,8]+2 → 10
高橋 健人:(1+2)dx+1 〈回避〉判定 よけろなっぱー
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 5[1,2,5]+1 → 6
高橋 健人:( ˘▽˘)すっ
神崎 リサ:(1+3)dx+1@10 <回避>
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[2,5,5,10]+5[5]+1 → 16
神崎 リサ:むりだ!
神崎 リサ:回ったのにな!
睦月春日:3d10-7 全有効!!
DoubleCross : (3D10-7) → 13[5,3,5]-7 → 6
GM:6点、全有効。
高橋 健人:ちなみに。支部長は通らないよ
高橋 健人:ちぇくちぇく。
神崎 リサ:あ!
神崎 リサ:装甲点!
高橋 健人:いえす。
神崎 リサ:守られてる……!!
――ぞぞぞぞぞ。
凍れるシアター内で、強酸性の激痛の矢は瞬く間に楔と化す。
刺さり、うがたれれば、灼けるような痛みを伴って。
【貫通した人は、ラウンド間ダイスペナ-3&放心を受けてください】
神崎 リサ:目の端で何かが閃くのが見えた瞬間、反射的に身をひるがえそうとして。
しかし直近の矢をいなしきれるはずなどもなく肩を焼かれ――
服部 絵理奈:「………っぁ……!?」
服部 絵理奈:強酸の矢を受け、激痛に意識が朦朧とする……
服部 絵理奈:気に入っていたダッフルコートも溶け穴があく。しかし、まだ膝をつくには至らない……
――激痛と冷気、これらが組み合わせればさしもの健人も顔を歪める。
だが、それでも、立つしかあるまい。まとう衣服が、焼け溶ける。
高橋 健人:高橋 健人のHPを-6点減少 (HP:27->21)
――た、はずが。
焼け焦げたのはコートのみで、その下から覗く防具は無傷を保っていて。
神崎 リサ:守られている、という実感に心が奮い立つ。視線を再び客席へと戻して、構え立った。
<イニシアティブ-9>
#サディスティックに狂う支部員たち
支部員A:1d6のガチランダムです。
服部 絵理奈:(嫌な予感しかしねえって顔
支部員A:1:しぶちょー、2:はるひ君、3:支部員A、4:支部員B、5:はやと君、6:絵里奈ちゃん。
神崎 リサ:(よぎるなにか
支部員A:1d6
DoubleCross : (1D6) → 2
支部員A:「くふふ、しぶちょー……」
支部員A:「おおきな隠し子です、ねえ……」
支部員A:にたぁり。
支部員A:マイナーアクション|>神崎リサ&はるひのエンゲージに突入
支部員A:メジャーアクション|>狂気の祭典(《踊る髪》《音速攻撃》)
支部員A:ナイフを振り上げて。
支部員A:「少し小さくしてあげますよ――!!」
神崎 リサ:よし見つけたいけるな! カヴァーリングだ!!
服部 絵理奈:カヴァーリングはメジャーアクション消費だからしぶちょーは無理やー!?
神崎 リサ:ああ未行動じゃないとってあったはい!!
睦月春日:「ひっ、や――」
睦月春日:「くるなあああああああ!!!?」
睦月春日:オートアクション|>壊れた幻灯(《フラッシュゲイズ》)を宣言。
ばああああああ――!!?
真っ暗闇の中、いきなりストロボのような光が発現する。
支部員A:「!!?」
神崎 リサ:っておおう
支部員A:目がくらんで、頭を抱え、うめいている……
支部員A:【命中判定のダイスが0以下になりました、自動失敗となります】
<イニシアティブ-9>
#サディスティックに狂う支部員たちぱーと2
支部員B:1d6 1:しぶちょー、2:はるひ君、3:支部員A、4:支部員B、5:はやと君、6:絵里奈ちゃん。
DoubleCross : (1D6) → 4
服部 絵理奈:あ、自傷した。
支部員B:「クフふ、アハハハハハ――」
支部員B:その場で笑い、ナイフを手に心臓を穿つ。
支部員B:メジャーアクション|>狂気の祭典
支部員B:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[3,3,5,8]+1 → 9
神崎 リサ:「――ッ」
<リアクション宣言>
支部員B:ドッヂ
支部員B:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[2,8,9,9,9,10,10]+10[4,10]+2[2]+1 → 23
高橋 健人:おもしろいなあ(こなみ
神崎 リサ:すごい目が出てるのに独り芝居なのがこれ(
目の前で繰り広げられる様はもはや悪夢でしかない。
しかし、自分にはすべて見届ける義務がある――
支部員B:「アハ、アハハハ――」
支部員B:心臓へと向かうナイフが――
――パキン。
服に触れた瞬間、もろく折れた。
支部員B:「……あれぇ?」
服部 絵理奈:「早く、早く止めない、と――」
服部 絵理奈:しかし、まだ先ほどの強酸のダメージで身体が麻痺している……
<イニシアティブ-7>
#お好きな順でどうぞ高校生’s
服部 絵理奈:どうぞどうぞ
高橋 健人:了解、うごきまーす。マイナーで支部員トループBに接敵。形骸にはなっちゃうけど、一応の食い止めにはなるかなあ。
高橋 健人:コンボ始動:《喚起する華共》/ メジャーアクション
高橋 健人: →《要の陣形》+《導きの華》+《狂戦士》宣言 / 侵蝕率+10%
高橋 健人: →自陣の次判定に+4D/達成値+6/C値-1
高橋 健人:「――贈り物が役立ったようで、何よ、り、で、」
――咳き込む仕草、渦巻く華。紅と白の色がそれぞれ咲き、因子が模るのは葵の花。
高橋 健人:リサ、絵理奈、そして健人のレネゲイドを活性化させる。冷気の中も荘厳な香気を放ち、また奮い立たせる。
たとえ斃れぬ閾値であっても、辛いことには変わりない。華やレネゲイドの力でようやくといっていい。
胡乱な視線が、支部員どもを捉えた。
高橋 健人:高橋 健人の侵蝕率を10%上昇 (侵蝕率:87->97)%
<イニシアティブ-7E>
#絵里ちゃんの番ですよ?
服部 絵理奈:はるひ君と支部長が狂乱状態の支部員たちの中でもみくちゃになっている……この状態じゃアンチウイルスを打つのも覚束ないだろう
服部 絵理奈:マイナーアクション>破壊の爪+ハンティングスタイル
服部 絵理奈:服部 絵理奈の侵蝕率を+3した (侵蝕率:114->117)《破壊の爪》
服部 絵理奈:服部 絵理奈の侵蝕率を+1した (侵蝕率:117->118)《ハンティングスタイル》
服部 絵理奈:で、支部長はるひくん支部員ズ達のエンゲージに突入!
服部 絵理奈:メジャーアクション>コンセントレイト(ブラム)+鮮血の一撃 >目標:支部員1
GM:かまん、ペナと狂戦士に気を付けてね。
服部 絵理奈:ダイスが狂戦士で+4、ペナ5で差し引き-1、達成値+6、C値-1だな!
GM:です
服部 絵理奈:(7+3+4-1)dx+4+6@6 <コンセントレイト+鮮血の一撃>
DoubleCross : (13R10+4+6[6]) → 10[2,2,3,3,4,4,5,6,7,9,9,9,10]+5[1,1,4,4,5,5]+10 → 25
服部 絵理奈:「ごーめーんーなーさーいー!!」
服部 絵理奈:リアクションお願いしまーす!
<リアクション宣言>
支部員A:ドッヂ
支部員A:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[1,7]+1 → 8
GM:こいよだめーじ!!
服部 絵理奈:3d10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 15[2,7,6]+10 → 25
GM:演出どうぞ、「倒れました」
服部 絵理奈:ごめんなさいと叫びつつ、異形と化した鉤爪を握りこみ、支部員たちの間をすり抜けつつ。
服部 絵理奈:腹パン、足払いの鮮血、肘打ち。絵理奈は峰打ちに徹していた。
服部 絵理奈:「ごめんなさーい! 今大事なところだから邪魔しないでええええ!!」
支部員A:「あぅ……」
支部員A:ごてん。
支部員A:【支部員Aは、戦闘不能になりました】
謝りつつ暴れる絵理奈の絵はシュールとも言えなくはないが、それにツッコミを入れる者はこの場には居ないだろう、たぶん。
神崎 リサ:疾風のような立ち回りっぷりに目を丸くしつつも、頼もしさを感じていよう。
<クリンナップ>
――ぽろっ。
うたがれた楔が、割れて落ちた。
【放心と吸収が、解除されました】
高橋 健人:楔を外されようが、この厳寒状況から逃れるすべはない。遠巻きに、咳き込む音が上がる。
GM:<第2ラウンド>
<セットアップ-14>
#はるひ君のイベントテイスト
睦月春日:「あ……あ……」
睦月春日:カタカタ、カタカタ、震えてる。
睦月春日:周りの惨劇と状態に、がたがた震えて。
――ずるり。
睦月春日の中から、気色の悪い液体が出てくる。
ごわり、それが広がると――
――バキリ!
シアターを壊す形で、2人ほどイった支部員が現れた。
睦月春日:セットアップ|>移りゆく狂気(《戦力増員》)を宣言。
GM:睦月春日のエンゲージに、2トループあらわれました。
神崎 リサ:悠長なことを言ってられる雰囲気じゃなくなってきた!
<イニシアティブ-19>
#リサちゃんー
神崎 リサ:予定通り待機のつもり、なんですがちょこっとだけはるひくんに話をば。
GM:どうぞどうぞ
神崎 リサ:そうだ、ともう1回春日くんを振り返り。
神崎 リサ:「春日、ようやく言える。ワクチン、見つけたぞ」
睦月春日:『ぇ……?』
睦月春日:頭の中に声が響く、《声なき声》
神崎 リサ:「絵里奈が見つけてきてくれて、ここまで運んでくれた。だからこれで本当にお前を助けられる」
神崎 リサ:「健人も手伝ってくれた。皆、お前を助けるために頑張ってくれたんだ」
神崎 リサ:名前を呼びながらそれぞれを見やって示してみせる。
神崎 リサ:「――これだ」
ごそごそ、とホルスターを探る。
取り出すのはいつもの相棒ではなくて、もちろん絵里奈に手渡されたもの。
神崎 リサ:「銃だけど、弾が薬だ。レミングスのウイルスを殺せるアンチウイルスが入ってる」
睦月春日:目を白黒して、リサちゃんとホルスターを交互にみやる。
神崎 リサ:「これで、あたしがお前を撃つ。ごめん、当然痛い、だろうけど」
神崎 リサ:「でもそれがうまくいけば、お前は助かる。生きられる」
睦月春日:「……ほんとに?」
睦月春日:「ほんとに……たすかる、の……」
高橋 健人:<そのまえにしばるんですけど
現れた新たな支部員たちを目端で気にしながらも、絵里奈や健人たちが踏ん張ってくれているのを見て目の前に集中しなおす。
ここを誤れば、次はない。
神崎 リサ:「それと、少しだけじっとしてもらうようにお前を抑えなきゃいけない。それを我慢すれば、助かる」
神崎 リサ:かもしれない、とは続けない。
神崎 リサ:「それに、銃なら任せろ。あたしの十八番だ。絶対に外しはしない」
神崎 リサ:「……どうだ、頑張れるか?」
睦月春日:涙すら即凍る厳寒の中、がちがちとふるえる。
睦月春日:無理矢理、こく、こく、首を縦に振る……。
神崎 リサ:「――よし」たしかに返事は見届けた。頷き返して、しっかりと銃を握りしめる――
神崎 リサ:と、ワクチン銃を装備します! 待機だ!
GM:だめです
GM:マイナーないしメジャー、どちらかを使うと行動終了です
服部 絵理奈:待機はフル行動だからねえ
神崎 リサ:ああー!?
GM:この場合は、待機or銃装備です。再宣言を要求します。
高橋 健人:待機してからマイナー装備・射撃がいいんじゃないのかなー
神崎 リサ:あ、なるほど。すいません銃宣言取り消して、このまま待機宣言します!
<イニシアティブ-14>
#だが悲しいかな、レミングスは止まらない
睦月春日:ガタ、ガタガタガタ……
睦月春日:ふるえが止まらない、歯ががちがち言っている。
睦月春日:首を縦に振りはした、でもそれは“オリバナム”の意思。
睦月春日:メジャーアクション:コンボ:異なる暴徒、対象6体。
睦月春日:【とどめを刺す】を宣言します。
服部 絵理奈:アァー!?
GM:お祈りのお時間です。
GM:1:しぶちょー、2:はるひ君、3支部員A、4支部員B、5:支部員C 6:支部員D 7:はやと君、8:絵里奈ちゃん。
GM:対象は6体です、なので。自分以外の7人中。
GM:1人だけが除外されます。
GM:2が振ったら振り直しでございます。
GM:1d8 除外はだーれ?
DoubleCross : (1D8) → 8
服部 絵理奈:これはキツイ……(遠い目
どろり。
粘液が広がり、それが楔となり矢となって。
――絵里奈以外へ、悪意を持って襲い掛かる。
睦月春日:14dx+4@7
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[1,2,2,4,4,4,6,7,7,8,8,8,10,10]+10[1,5,5,6,6,7,7]+10[4,10]+10[8]+4[4]+4 → 48
【システム・メッセージ】
支部員Aは、先ほど【戦闘不能】になってます。
この状態から1でもダメージ貫通すれば【死亡】します。
神崎 リサ:うーわー
服部 絵理奈:……うー、ここは!
服部 絵理奈:行動権を放棄して支部員Aをカバーリングできませんか!
GM:いいですよ(にこ) 演出してね。
神崎 リサ:「――春日! 駄目だッ!!」
服部 絵理奈:先ほど大立ち回りをして倒れた支部員たち。無防備な彼らにあの楔が刺さってしまったら……私のせいで、また人が死んでしまう!
服部 絵理奈:蠢く粘液の前を駆け、先回りし。支部員たちへ刺さるべきだったそれを体で受け止める――
服部 絵理奈:「こっち、こっちに来い――」
神崎 リサ:回避します!
神崎 リサ:(1+3)dx+1@10 <回避>
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[6,7,9,10]+8[8]+1 → 19
神崎 リサ:いい目回ってるんだけども! 受け止めてやるさ!
高橋 健人:(1+2)dx+1 〈回避〉判定
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 4[2,3,4]+1 → 5
高橋 健人:咳き込みました。
神崎 リサ:健人くんが喀血しそうな勢いである(はらはら
睦月春日:5d10-7 ダメージ!
DoubleCross : (5D10-7) → 22[9,7,2,1,3]-7 → 15
GM:さすがに刺さったな、15点諸有効。
神崎 リサ:ついに通ったひいん
神崎 リサ:神崎 リサのHPを-8した
服部 絵理奈:ガード値込みで14ダメですにゃー。
服部 絵理奈:のこりHP15点……!
高橋 健人:高橋 健人のHPを-15点減少 (HP:21->6)
神崎 リサ:ぎりぎりだー!?
支部員:「あひ、あひ、あひ……」
支部員:支部員たちもほぼほうほうのてい、ふらふら、ふらふら。
高橋 健人:咳に混じって口端に赤が滲む。穿たれた体が悲鳴を上げる声すら、彼のレネゲイドが黙らせている。
神崎 リサ:「ッ……!」
神崎 リサ:眼前からの一撃をまともに食らった。アーマーで守り切れなかった肌が焼かれて嫌な臭いが鼻をかすめる――。
服部 絵理奈:「う……ぐっ……!」
高橋 健人:アドレナリン出してるから痛みとかへーきへーき
楔から、ぎりぎりと、じわじわと。
体を締め付け灼けつくような、いやな痛みが全身に広がっていく。
【貫通した方、放心&ダイスペナルティ3を受けてください】
服部 絵理奈:氷の楔がどすどすと体に突き刺さる。痛みで暫しの間は動けそうにない――
神崎 リサ:焼けるような痛み、奥歯を噛みしめてなんとか耐えようと。
睦月春日:「ぁ……ぁぁ……、ぁぁ……」
睦月春日:ごめんなさいごめんなさいごめんなさいゆるしてゆるしてたすけてたすけて、ガタガタガタガタ……。
神崎 リサ:「はる、ひ」
神崎 リサ:鋭い痛みで持って行かれそうになるのをこらえて、春日を見る。
神崎 リサ:「だいじょうぶ、だ」にかっと。
神崎 リサ:「あたしなら平気、だから。だいじょう、ぶ」
神崎 リサ:自分の痛みよりも他人の痛みの方がもっとつらい。それに比べたら。
<イニシアティブ-9>
#狂う支部員です
GM:順番にやっていきます、まず支部員B。
GM:1d10 奇数で支部員、偶数ではやと君。
DoubleCross : (1D10) → 5
支部員:「アハハハハ」
GM:まーたひとりしばいだよいってくる;
高橋 健人:へいへいへーい
支部員:メジャーアクション|>狂気の祭典
支部員:4dx+1 アハハハア
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[3,5,9,10]+3[3]+1 → 14
<リアクション宣言>
支部員B:ドッヂ
支部員:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 6[4,6]+1 → 7
支部員:2d10+1 貫通で硬直
DoubleCross : (2D10+1) → 8[6,2]+1 → 9
服部 絵理奈:自爆した……!?
支部員:狂気の笑みを浮かべたまま、自分の首を絞める。
支部員:「アハっ……ジェルマン……ファイアフラッシュ……たすけてぇ……?」
――ごろり。
支部員:【支部員Bは、戦闘不能になりました】
高橋 健人:「――――」黙して反応せず。
<イニシアティブ-9C>
#次はCさん、出てきた片方
GM:1:しぶちょー、2:はるひ君、3:支部員A、4:支部員C、5:支部員D、6:絵里奈ちゃん。
GM:1d6 せーのっ
DoubleCross : (1D6) → 2
GM:またひとり(ry
服部 絵理奈:NPC芝居行ってらっしゃい……
支部員:「し ぶ ちょ う?」
支部員:「イケナイこは、おしおき ですよ ねえ?」
支部員:に た ぁ り。笑って大ぶりのナイフをなめ、振りかぶる。
支部員:メジャーアクション|>狂気の祭典
睦月春日:「く、るなあああああ!!!?
睦月春日:オートアクション|>壊れた幻灯
――。
ストロボをたいたような、光がまた現出した。
神崎 リサ:「ッ――!?」痛みで反応が遅れた!
支部員:【攻撃ダイスが0以下になりました。攻撃が自動失敗となりました】
<イニシアティブ-9D>
#最後はDさん、もう片方
GM:1d6 1:しぶちょー、2:はるひ君、3:支部員A、4:支部員C、5:支部員D、6:絵里奈ちゃん。
DoubleCross : (1D6) → 1
支部員:「いや」
支部員:「しつけができてないのは。――ままさんのせきにんだなぁ?」
支部員:メジャーアクション|>狂気の祭典
支部員:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[3,4,4,9]+1 → 10
神崎 リサ:ついにこっちきたな! 回避します!
高橋 健人:(自動失敗の予感)
服部 絵理奈:ダイス-5なら自動命中じゃね?
GM:ダイスが0なら、失敗確定です
神崎 リサ:でしただめーじください(身を投げ出し
支部員:に や あ
支部員:そんな顔でケーキナイフとフォークを構えて
支部員:「――くっちまうぞー!!!」
支部員:振り下ろした。
支部員:2d10+2
DoubleCross : (2D10+2) → 14[6,8]+2 → 16
GM:16点諸有効。1貫通で【硬直】
――ザグ。
わざわざ肉をそぎえぐるよう、容赦なく。
フォークとナイフを突き立てる。
とめどなく流れ落ちる血が、即固まっていき。
足が、舞台に繋がれる。
【1点貫通により、【硬直】を付与されてください】
神崎 リサ:狙われる――見切ろうとした瞬間、痛みが突き抜ける。反応が途切れた、その瞬間。
神崎 リサ:「ぐっ……!!」
神崎 リサ:狙われたのは、無防備な足。文字通りの身を切られる痛み。
神崎 リサ:噛みしめた唇の端から零れた赤い雫もまた即座に凍結していく――
ギーコ、ギーコ。
肉をそぐように、ナイフで切っている……。
神崎 リサ:神崎 リサのHPを-8した(HP:21->13)
<イニシアティブ-7>
#お好きな順でどうぞ高校生’s
服部 絵理奈:私はカバーリングで行動権消費したのではやとくんどんぞ
高橋 健人:えーと。はるひくんと会話出来るかしら……
GM:しようと思えばできます、もちろん。
高橋 健人:マイナーで支部長のエンゲージに接近します。
健人はゆっくりと振り向く。そこから、遅くもなく早くもない速度で人の密度が高い所に、スクリーン側へと足を運ぶ。
足取りは、やや覚束ないもののまだ歩ける。
高橋 健人:道中、血反吐混じりに咳をこぼし。
高橋 健人:「かんざき、しぶちょう……」一度リサを見る。大丈夫か、などと問う間もなく、睦月へ視線を転じる。
高橋 健人:「むつき、はるひ……さん。今からあなたを……」
睦月春日:近づいてきた。びくり、わななく。いやいやするよう、首を振っている。
高橋 健人:「いちど、……おとなしく……して、いただけ、ます、か……。しぶちょうの、“ベツレヘム”のためです、あなたを……なお、す……」
睦月春日:ゆるして、ゆるして、しにたくない、たすけて、ベツレヘム、たすけて……
睦月春日:うわごとのように、つぶやいている。
高橋 健人:「あなたを、たすけ、る……ため、に……」『――どうか、お願いします。貴方を助けたい』
睦月春日:「……!?」
睦月春日:目をぱちくり。
睦月春日:「……」
睦月春日:『……え……?』
こころを開いたわけじゃない。
逆に、向こうから《声なき声》を使われたらしい。
高橋 健人:支部長の懐には、まだ、華がある。凛とした、小さな華。
高橋 健人:ただそれも、今までの攻撃で華自体の総数が少なくなったか。一粒、その程度か。
高橋 健人:『聞いて下さい。“ベツレヘム”からも説明を受けたはずです。貴方を助けるために一度、……多少、痛いけれど』
血の香りにまじり、冷気に気圧され、それでも尚香気を強く放つ。
高橋 健人:『今から自分が、貴方を縛ります。そこから、ワクチンを撃つ。……わかりますね』
睦月春日:ぽかん、口を開けてる。
睦月春日:その口もどんどん凍りつくわけ、だが……
睦月春日:しばらく逡巡して、首を。縦に振った。
睦月春日:『……わか、った』
高橋 健人:『――ありがとう』笑った気配。こうして何かの“犠牲になった子供”の立場を、健人自身もよく知っている。
神崎 リサ:声こそないが、2人の間に確かに通う何かが見えた、気がして。静かに見守っている。
高橋 健人:葵の華の匂いに混じり、新たな新緑の気配。
高橋 健人:コンボ始動:《蕁麻の戒め》 / メジャーアクション
服部 絵理奈:「っ……うぅ……」痛みに身を捩りながらはるひ君の方を見る。そうだ、この場面は私が見届けないといけないのだ――
高橋 健人: →《CR:オルクス》+《縛鎖の空間》宣言 / 侵蝕率+5%
高橋 健人:……CRいるか? まあいいや。
高橋 健人: 対象→睦月春日
高橋 健人:(4+2)dx+10@7 〈RC〉判定
DoubleCross : (6R10+10[7]) → 10[1,2,3,6,8,9]+3[3,3]+10 → 23
<リアクション宣言>
睦月春日:放棄
睦月春日:異形と化したからだが、避けようとする。
睦月春日:「――クソッ、逃げるなっ……!」
――ザクリ。
おもむろに、散乱する楔を持ち出して。
その場で自分自身を磔にした。
睦月春日:「……ガ……ぅあ……ぁぁぁ……」
GM:演出ください。
睦月の周囲を、茎が伸びる。刺毛と葉、蕁麻を模した長い蔓。
刺されば嚢から液体を放ち、相手を縛る毒となる。
高橋 健人:形的には軽く纏う形にはなるけれど、毒そのものが動作を縛り付ける。本当は敵であればもっと強く縛り付けるけど。
自らで創りだした楔で磔にし、そこに延びまきついていく長いつる。
蕁麻から滴り落ちた液体は毒は針となり、ちくりとした痛みとともに彼を停める。
高橋 健人:一度目を伏せ、恭しく頭を下げた。
睦月春日:「……ぁ……」
睦月春日:かくり、力なくうなだれる。
GM:【睦月春日に、【重圧】【放心】が付与されました】
高橋 健人:「“奇跡の成就を告げる星。騒ぐ者共を諌める我が主よ”」
高橋 健人:一句を告げ、蔓の戒め自体は解かれる。封は成された。
高橋 健人:えーと。そうだ、ロイス取得。
高橋 健人:睦月春日 ○尽力/憐憫 ――救える命であれば、それに越したことはない。いつかのときのように、喪うこともなく。
高橋 健人:高橋 健人のロイスを+1
高橋 健人:高橋 健人の侵蝕率を5%上昇 (侵蝕率:97->102)%
<イニシアティブ-0>
#さあ、どうぞ。最後の希望のお星さま
すべての準備が整ったのを見届けて、かじかむ指でホルスターからアンチウイルスの銃を引っ張り出す。
冷たく凍り付いた鋼はなお冷たいが、もはやその感覚すらも麻痺してしまったようで。
何時しか足の傷口もまた凍り付いて、感覚を伝える事はない。唯一残った痛み、穿たれた楔だけが存在を主張する。
神崎 リサ:と、今度こそアンチウイルス銃を装備します。
神崎 リサ:マイナーアクション:装備(アンチウイルス銃)
服部 絵理奈:支部長から少し離れた位置で固唾を飲んで見つめている……
神崎 リサ:力を尽くしてくれた健人を見、そこからうなだれた春日へと視線を移す。
高橋 健人:視線を貰えば、頭を低くして視線で応える。ただ、その焦点は合わない。
神崎 リサ:自ら穿った楔が目に入って、ふ、としょうもないことに笑みが浮かぶ。
神崎 リサ:「――ああ、これであたしたち、お揃い、だな」
神崎 リサ:同じ楔で打たれた同士。同じ力により、同じものに繋がれて、そして離されて、また出会った者同士。
睦月春日:聞こえているのか、いないのか。
睦月春日:うなだれたまま、目はうつろ。
「No.17ーっ」
駆け寄ってくる、目がキラキラしてる男の子――"オリバナム"。今度は間近ではっきりと聞こえる。
「イイなースゴイなカッコいいー、大人の言う“ネガイ”ての、みつかった?」
「え、だって、ネガイがあれば、チカラが引き出せるんでしょ?」
「それにそのチカラが強かったら、それこそなんでもできるんだよ?」
キラキラ、視界いっぱいに輝いている彼。
こんな暗闇の中でも、まぶしく輝いて見えて。
「好きなおかしだっていっぱいたべられる」
「そもそも言いなりになんてならなくていいし、いっぱいいっぱいのユメだってかなえられる」
「だって」
「ボクたちには、そのシカクがあるんだからっ!」
そう語って聞かせてくれた"ユメ"。夢なんて、と目を伏せても、なお輝きは視界いっぱいに広がる。
そんな風に言われてしまえば、そんなにいいものなのかな、なんて
ああ、そうだ。君は、かつてあたしのひかりだった――
神崎 リサ:……と、ここでロイス取得宣言とかしていいです、か。オリバナムに。
GM:いいですよー
神崎 リサ:ありがたや! 憧憬/不安で、ポジティブが表で取得します。
神崎 リサ:神崎 リサのロイスを+1した
――よぎる、光景。フラッシュバックではない、これは思い出。あたしが思い出した、記憶の欠片。
神崎 リサ:かちり、とセーフティを外す。握った右手を掲げて、狙いを定める。
神崎 リサ:かつてあたしが救われたように、今度はあたしが救う番。差し伸べられた手を、引き寄せる番。
神崎 リサ:ふ、と息を吐いて、呼吸を止める。これで、終わらせる。
神崎 リサ:メジャーアクション>射撃攻撃 対象:睦月春日
神崎 リサ:エフェクトは特にもう組み合わせず。ストレートに撃ち抜く……!
GM:ごっ!
神崎 リサ:(9+3-5+4)dx+4+6@9 <射撃> ※《狂戦士》修正込
DoubleCross : (11R10+4+6[9]) → 10[2,4,6,7,8,8,9,9,10,10,10]+7[1,2,4,6,7]+10 → 27
服部 絵理奈:おー回った回った!
<リアクション宣言>
睦月春日:放棄というか不可
――ターン。
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GM:いったんここで止めます。
GM:(18時なので)
高橋 健人:おつかれさまです
服部 絵理奈:生殺しいいいい!? お疲れ様でーす!
GM:てことで、聞きそびれたんですが。
GM:夜、やられます?
服部 絵理奈:IKEMASU
高橋 健人:ダイジョーブ博士
神崎 リサ:お疲れ様ですうううふええ
神崎 リサ:夜大丈夫です!
GM:では21時で!
服部 絵理奈:しぶちょー大丈夫か
GM:予告です、が
GM:こんかいは 3>2>1、の順でバックトラック敢行します。
GM:理由? 察せよ。
服部 絵理奈:ああ……。
高橋 健人:わかりやすぅい
GM:てことでー、いそいそとごはーんへ!
神崎 リサ:(こんな時に足が吊りそうになっており)(リアルな痛みはおやめください)
神崎 リサ:よ よし
服部 絵理奈:ごはーん、何食べよう……。