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 Middle Scene:1
 Side:Blitz
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GM:このシーンは、【FHサイドは登場禁止】のシーンです。場面がUGN支部だからね……。
GM:ということで:れっつ・侵蝕率あっぷ♪
ブリッツ=ナルカミ:ブリッツ=ナルカミの侵蝕率が8上昇 ((侵蝕率:44->52))
GM:たっぷり、あがって、る。
ブリッツ=ナルカミ:たーっぷり
GM:では、演出はいりますね。あの後連絡即GOしたと判断させていただきます。


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 ――UGN、N市支部。

 バタバタしている。
 とても、バタバタしている。

 支部についたら「ちょっとそこどうぞ!?」的にほぼ丸投げで応接間に通される。
 いかな早朝に来たとはいえど、かれこれどのくらい放置プレイされてるか。

 支部内部はどたばたと、朝っぱらから戦争後? てカンジで右往左往している。
 主に、ホワイトハンド(医療班)がせわしなく。
 
サオリ:少女改めサオリちゃん、なんかそういってましたしね。
サオリ:不安そうな顔で、キョロ、キョロ、してます。
ブリッツ=ナルカミ:「……はー、週末だからな」
ブリッツ=ナルカミ:ということにしておきましょう。何、金曜日はサボった

GM:だいたい現状、リアルにほんじつの早朝に起きた事件――を対応するエトセトラと思ってください。わりと洒落になってない。
GM:もしくは「メディック、めでぃーっく」な状態でも可。
ブリッツ=ナルカミ:「それだけでもない――みたいだけど。どうしよう、手の空いてる奴いねえのかな」
サオリ:暗い顔。
サオリ:「接触……取りに来たのはいいが……この調子だと、対応できるの、か?」
GM:とうぜんだけど放置プレイ喰らってる=それどころじゃない、ってことですね。
ブリッツ=ナルカミ:胡乱げに周囲を見渡して、肩を小さくすくめる。
サオリ:くっくっく。袖を引っ張ります。
ブリッツ=ナルカミ:「ンだよ」
サオリ:「オーヴァード、サオリ此処まで連れてきてくれた。いいやつとみて頼みがある、聞いてほしい」
ブリッツ=ナルカミ:すん、と鼻を鳴らす。『いいやつ』と言われたことが癪なのかどうかは微妙な反応だ。
ブリッツ=ナルカミ:とはいえ、拒絶する理由はない。

サオリ:「今、起きてるたいへんなこと、に関することだ」
GM:そういうと、話しはじめます。ちょっと長いぞ聞いててねっ。
サオリ:胸に手を置く。
サオリ:「サオリは、“ティルフィング”っていう特殊なレネゲイドクリスタル――あー、《賢者の石》、から生まれた生命体だ。《賢者の石》はオーヴァード、知っているか?」
ブリッツ=ナルカミ:「えーと……あー。……。……。……」
ブリッツ=ナルカミ:いっぺんに説明されてオツム内整理中。視線が宙を掻く。

ブリッツ=ナルカミ:「特殊で石でオーヴァードなのは解った」
ブリッツ=ナルカミ:暫しの思案の下、端的な結論を吐き捨てる。何せ深入りはそこまでしていないものだから、詳しくは知らないのだ。
ブリッツ=ナルカミ:とはいえ人造人間めいたものなのだということは理解した様子。

ブリッツ=ナルカミ:「僕はそこんとこよく知らないから、あとで確認すっけど……」
サオリ:「うん、とりあえずそこまで分かってもらえれば、だいじょうぶだ」
サオリ:「“ティルフィング”はFHエージェントの“サイレントシープ”っていう女性と適合して、その望みを叶えるために活動を開始した。のだ、が」
サオリ:「適合直後に、砕けて分裂してしまった。そのひとつがサオリだ」
ブリッツ=ナルカミ:「分裂? 真っ二つ?」
サオリ:「ううん、いっぱいだ。ガラス球が、カシャンってくだけた感じを想像してくれ。そんな感じに砕けたんだ」
ブリッツ=ナルカミ:「石から人が造られる――即ち、石は素材だ。大本が砕けた上で造られたというのなら、その分だけ“お前”ができる」
ブリッツ=ナルカミ:「……この認識で合ってるか?」

サオリ:「んーっと、そうだなあ……」
サオリ:手でくっくと、丸い器みたいなジェスチャー。
サオリ:「”サイレントシープ”という器があった、そこに」何かを移すジェスチャー「”ティルフィング”という、賢者の石が同化した」
サオリ:「だけど、その瞬間。器と石が混ざってひとつになった瞬間。パーンって、砕けた」
サオリ:「で、その”くだけた”かけらのひとつが、サオリ」だいじょうぶか? 伝わるか? と上目使い。
ブリッツ=ナルカミ:「器ごと……」
ブリッツ=ナルカミ:「石が素材の一つで、人が交わると強くなるかなんか……砕けて……バラバラ……」
ブリッツ=ナルカミ:ガシガシと後頭部をさすって再びの考察。中学生にはむずかしい。

ブリッツ=ナルカミ:「……まあ、いいや。お前がいっぱいいるのはわかった」
サオリ:「うん。欲望(ネガイ)に呼応する石と、人が結びついた、あってる、だいじょうぶ」
サオリ:「だから、サオリは生まれたばかりなんだ」
サオリ:「だが、存在的にはぜんぜん、しっかりしてる。だけどはっきりいってサオリは強さ的にはへっぽこぷーだ。たぶん吹けば飛んでしまう位にへっぽこぷーだ」
ブリッツ=ナルカミ:「パンピーだろ、お前。すぐ寝るし」関係ない
サオリ:こくこく、首を縦に振る。
サオリ:「別にそれだけならなにもたいへんじゃなかったんだが、サオリと同じように分裂して生まれた個体に“ブラッドレイン”ってのがいて」
サオリ:「コイツがちょっと、色々ヤバい。でもって、強い」
ブリッツ=ナルカミ:「力が偏って分散したのか」
サオリ:沈痛な顔をして、こくり。下を向きます。
サオリ::「”サイレントシープ”は”ティルフィング”に、【ひととオーヴァードが平等に生きることができる世界】を望んだ。その欲望(ネガイ)が賢者の石と結び合わさって、サオリは生まれた」
サオリ:「だけど」
サオリ::「サオリのほかにも、“ブラッドレイン”という存在も生まれた。“ブラッドレイン”は”サイレントシープ”の望みを【UGNとFHの破壊】として活動している。――強いんだ、アイツは」
ブリッツ=ナルカミ:……顎に人差し指を添える。考える時のクセのようなものだ。度々行われた指先は、やがて額へ上り。
ブリッツ=ナルカミ:「真逆の思想を持ったヤツがどうして生まれたのか、――なんてのはまあオーヴァード関連だし色々あるだろうけどよ」

サオリ:”真逆の~”といわれたときに、少しいたんだような表情を浮かべます。
ブリッツ=ナルカミ:「とどのつまり、それをなんとかしろってことだな」
サオリ:「“サイレントシープ”をベースにしたティルフィングの欠片はいくつかある。それをサオリはティルフィング・オルタ、と呼んでる。みんな、サオリと同じ顔だ」
サオリ:「“ブラッドレイン”もティルフィング・オルタのひとつだ。だけどアイツは別格だ。サオリと同じように砕け散ったティルフィングをまとめる資格を持ってる」
サオリ:「ティルフィング・オルタは他の存在を吸収することで力を付け・取り戻す。アイツにティルフィング・オルタを吸収・統合されたらやっかいなことになる。アイツはUGNもFHも破壊しようとしてるから」
サオリ:「だから……協力してほしい。サオリ1人じゃむりなんだ。アイツは“ティルフィング”の核を持ったうえであらかたの戦闘力までがその手にあるから」
サオリ:「サオリがアイツより早く、力を取り戻せれば、アイツより力が上になれば、ティルフィングの支配権は奪取、出来るはず。――アイツを、停めるためにも」
ブリッツ=ナルカミ:「んーあー」
ブリッツ=ナルカミ:わしわしわしわし。顎を指先でこする。

ブリッツ=ナルカミ:「協力はする。……けど、まずな、お上の状況がわからん。話はそこからだよ」
ブリッツ=ナルカミ:「僕は面倒なことは別に慣れっこだけど、大人にも手伝って貰わないと自体の収集は容易じゃない」

ブリッツ=ナルカミ:てなわけでいい加減話できるヤツはおらんのかって睨み(ガン)飛ばしてます。
GM:うん、いない、ザンネンながら。ただ
GM:廻りを聞いているとどうやら――ああいいや、《知覚》で振ってください。
ブリッツ=ナルカミ:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[1,7]+1 → 8

GM:まあ十分だね。
UGN職員:「クソッ……なんだあの通り魔っ……」「赫い光が瞬いたと思ったらっ……」「小さな子どもだろ」「チルドレンじゃないのか?」「いや、それよりもほぼエージェントもチルドレンも、どころか交戦中のFHまで屠られてるのがまずい」
UGN職員:「はやく部隊を立て直して……」「戦えるUGNがあとどれくらいいる?」「イリーガルにも――だが向かった奴は悉くころされてる、協力要請が出来るかどうか」
GM:みたいなことがバタバタしてるところで聞こえてきます。
ブリッツ=ナルカミ:耳に飛び込んでくる状況の断片。大方、同じような厄介事(イベント)でここもてんやわんやなのだろうと把握した。
ブリッツ=ナルカミ:首裏に手を当てて軽く肩を鳴らした。

GM:#ありていにそういうことですね
ブリッツ=ナルカミ:「――オラッ!! 聞こえてますかこの野郎ッ!! ここに人手が居るからさっさと場所教えろ下さい!!」
UGN職員:はたっ!
UGN職員:「あ、きみっ。ごめんだいぶ待ちぼうけさせたね、えっとー」慌ててる慌ててる。
ブリッツ=ナルカミ:舌打ち。ガン飛ばし。半目が反応した職員を貫く。
UGN職員:「――場所? さっき搬送された場所は――」
UGN職員:カクカクシカジカ。
ブリッツ=ナルカミ:「賢者の石とかなんとかがどうとかで、こいつは無害だが別の破片が有害だとよ。それが今回の原因ですよ」
UGN職員:「手が空いてるなら急行お願い! こっちも搬入に収束に討伐に手が足りてないの!」
UGN職員:わたわたわたわた。
ブリッツ=ナルカミ:「……はいはい」
サオリ:サオリちゃんは沈痛そうな顔をしている……。
ブリッツ=ナルカミ:「……ああ、悪ィ。“お前”も“あいつ”も“お前”だもんな。……お前が悪い訳じゃねえけど、こうでも説明しないとな」
サオリ:いたたまれそうな顔をして。
サオリ:「オーヴァード、いこう。早く、うん……これ以上、被害が広がる、前に……」
サオリ:「……」ギュッと、口を引き結ぶ。
ブリッツ=ナルカミ:「……はあ。僕しかいないのか。オーヴァードを訂正しろ。ブリッツだ、そう言え」
サオリ:「……。分かった、ブリッツ。キオク、した」
ブリッツ=ナルカミ:――行くぞ、とサオリに手を伸ばして端的な声掛け。職員に訊いた場所へと速やかに向かいたい。
ブリッツ=ナルカミ:拒絶されなければ《軽功》でスタコラサッサです。

サオリ:その手を取る。されど足取りは重く、引っ張られる感じでついていく。
GM:てなところで、シーンエンドいたします。


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GM:さて、と。
GM:かまん、選手交代ですよ。


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 Middle Scene:2
 Side:Awako
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GM:どうぞ、がっつり侵蝕率を上げてください。
芽吹淡子:がっつりいうなー
GM:ふふっ。
芽吹淡子:芽吹淡子の侵蝕率を+5(1D10->5)した(侵蝕率:36->41)
GM:今度は【PC2以外が】登場禁止です。
GM:フィールドはN市ならどこでもいい、です、が――まずついたらなにされてますかね? 
GM:(イントロは好きに動いてていいです、イベントフェイズになったら動かしますので)
芽吹淡子:なんか目立つ事件が起きてないか、新聞や週刊誌を買って、公園のベンチでぱぱっと速読してます。

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 ――UGN、N市中央公園。
 
芽吹淡子:「お、このカフェ素敵……覚えておこ」

 駅にショッピングモールにアミューズメントパークにほど近い、中央公園。
 スマフォを見るとサクラのエフェクトがちらちら待ってたり、舞っていなかったり。
  
芽吹淡子:関係ない情報もちょこっと頭の片隅に入れつつ、謎の爆発とか、謎の襲撃事件とかないかざーっと確認中。
芽吹淡子:「おー、このへんもポケモントレーナーがいるねえ」
芽吹淡子:ぱた、と雑誌を閉じ。
芽吹淡子:「ちぇっ、あまりザルい隠蔽はしてないかあ」
芽吹淡子:ゴミ箱に突っ込んで立ち上がります。

芽吹淡子:UGNはレネゲイド事件を「謎のガス爆発」などに隠蔽しているが、今回はそれっぽい偽装が見つけられませんでした。がくり。
GM:立ち上がると、すっと、影が差します。子どもくらいの大きさの影。
芽吹淡子:「?」そっちのほうを見ます。
???:「よぉ、キュリオスネス。久しぶりだな」
芽吹淡子:顔に見覚えはあるでしょうか……?
GM:あります、いまから演出かいてくる。
芽吹淡子:はいな(すちゃ

 年のころはどのくらいだろうか。
 どことなく、サイレントシープに似ているような気がする。
 だが、彼女はこんな年じゃない。もっと大人びた人間だ。

 少女、といって差しさわりのない、男言葉のおんなのこ。
 ――だが、その手には、平和な公園には似つかわしくない、赫く輝く長剣が握られている。
 上司からの資料にあった”ティルフィング”をもった、おんなのこ。

???:「俺だ、分かるか? 俺は“ブラッドレイン”。だが、その意識は”サイレントシープ”のものだ。いろいろあって今はこの姿にこの口調だがな」
芽吹淡子:「へえ……」目が輝く。「面白いことになってんじゃん」
ブラッドレイン:くっと笑う。
ブラッドレイン:「まーな」
芽吹淡子:「あたくし様としては、どうしてそんな不思議状態になっているのか、是非とも説明してもらいたい――っていう好奇心(よくぼう)が抑えきらんないねっ」
ブラッドレイン:「おまえらしいもんだな」ククッと笑う。その後すっと真顔になり、剣を水平に構える。
芽吹淡子:身構えます。
ブラッドレイン:「キュリオスネス、お前はN市を――いや、FHを去れ。俺はお前を殺したくないんだよ。正確には俺の中の”サイレントシープ”が、だがな」
芽吹淡子:「冗談。手ぶらで帰ったら、うちの閻魔大王に殺されちゃうよ」肩をすくめる。
芽吹淡子:「もう勝ったような言い方は、気に食わないねえ」
ブラッドレイン:「――なんだ、俺とこの場でヤりあうかい?」ずっと、光なき眼で見据えます。
ブラッドレイン:直後、目を閉じ首を振る。
ブラッドレイン:「俺は、UGNとFHを破壊する。それが”サイレントシープ”がティルフィングに望んだこと」
ブラッドレイン:「このままFHに残ったら、それはお前が俺を殺す気なんだと。俺と敵対するってことを選んだとみなす、みなさなきゃいけない」
ブラッドレイン:「どうせアンタのところの閻魔大王のことだ。俺とアンタの縁故を知った上で派遣ってところだろ。手心くわえると思ってんのかね。FHのやりそうなこった」
芽吹淡子:「ふん……」
芽吹淡子:「つまんないね、あんた」
ブラッドレイン:苦笑する。その言いぐさも反応も、おそらく分かってたんだろうなという、そんな笑い。
ブラッドレイン:「――”サオリ”と名乗る、オーヴァードにゃ気をつけろ。アレは人をたぶらかす。”サイレントシープ”の望みを無視してな」
芽吹淡子:「あんたみたいなのが、他にもいるってか。ご忠告どうも」
ブラッドレイン:「まあお前の場合は?」
ブラッドレイン:「たぶらかされるのも一興だっていいそうだがな? んじゃな、忠告じみたことはしといたぜ」
GM:そういうと次の瞬間、ブラッドレインはその場から消えてしまいました。
芽吹淡子:はぁ、とため息。「ったく、やってらんないねえ」
芽吹淡子:「共存する世界を実現するための理想が、双方の殲滅か。やるならもっと上の大物狙えっての」リエゾンとかね!
GM:別にN市はちまい支部じゃありませんよΣ
芽吹淡子:そ、そうだけどね(はは
GM:支部ってか、市ね。ふつーにリエゾンとかもいるんじゃないかな……だがそこまでは演出しない(ずれる)
芽吹淡子:あい
芽吹淡子:「いいさ。あたしはお友達のために自分の欲望取り下げれるほど、人間出来ちゃいないんだ。やってやろうじゃん」
GM:#てけとーにシーンエンドになります
芽吹淡子:「とりあえず……あいつが言ってたサオリってのを、探してみるかねえ」
芽吹淡子:その場からきびすを返し、公園を出ていきます。


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GM:さて、ここから情報収集シーンに入ります、が。
GM:今回は、割とちゃんと、諸注意がございます。
GM:1つ:【勝手に情報共有はされません】。だってそもそも別陣営、よくあるサンプルみたいに同陣営とかじゃないですからね。
GM:つまるところ、情報共有したい場合:1:まず相手に逢う 2:何らかの形で協力体制なりとるとかスピーカーに流すとかで伝える な感じです。勝手に渡すことは(ムチャすれば)できますが、勝手にもらうのはムリ、です。
GM:なのでそこら辺は、単独中はほんとうに単独で。合流したら折り合いつけてください、ふせっぱでもいいじゃないロールに合うならの精神で。
GM:2つ目:PC間ロイスなんてものはもともと私のセッションだとありません、が。今回特に:知らない前提ではじまります。でも知ってても大丈夫だよ? そこはれっつエチュードでGO。
GM:してそのため向けの【UGNサイドの動き】【FHサイドの動き】テイストの情報項目もあります。つまり互いに単独なので情報項目数がウルトラ多いです。
GM:情報項目の中には、「もうOPで知ってますよ」も混じってます。だけどそれは片面だけでもう片面から見たら知らないよね、の扱いで書かれてるのもあります。
GM:ゆえに:全部を開かないと進めない、なんてこたーないのでご安心ください。知らない・別組織ゆえの情報項目数が多いってことです。
GM:注意がきはこのあたりですね。お2方ともOKでしょうか?
ブリッツ=ナルカミ:はーい
芽吹淡子:OKでーす
GM:では情報項目を羅列します。

≪≪情報項目≫≫
 ・“ティルフィング” [知識:レネゲイド/情報:FH]
 ・テイルフィング・オルタ [情報:UGN:ウェブ:裏社会]
 ・“サイレントシープ”[情報:FH:ウェブ:裏社会]
 ・“ブラッドレイン”[情報:FH:ウェブ:裏社会]
 ・サオリ[情報:UGN/情報:FH:ウェブ:裏社会]
 ・UGNの動き[情報:FH:ウェブ:裏社会]
 ・FHの動き[情報:UGN:ウェブ:裏社会]

 #系列によって出てくる情報が変わります
 
GM:いつも通り、閾値はクローズです。
GM:ただ専門用語系はそこそこ達成値を要求し、反面動き等は――そりゃ所属側はわかってる/所属してない方はわからない程度なのでくっそ簡単です。その代りロクな情報は出ない。
GM:というところで。どちらがどんなシーンやるかはいつも通りのぶん投げ~ション。ご相談くださいませ。
ブリッツ=ナルカミ:さーてどうしよっかな
芽吹淡子:とりあえず登場してサオリん探そうと思います。もれなくブリッツくんにも出会えるはずだ。
ブリッツ=ナルカミ:お先どーぞ
GM:じゃあとりあえずあわちゃんからでいいですかね?
芽吹淡子:わーい


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 Middle Scene:3
 Side:Awako
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GM:あいどうぞ。
GM:GMはトリガーシーンでもない限り演出しないから演出からがんばってねっ
芽吹淡子:芽吹淡子の侵蝕率を+1(1D10->1)した(侵蝕率:41->42)
芽吹淡子:やっすーい
芽吹淡子:では公園を出て、ネットカフェにINします。

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 ――ネットカフェ。

芽吹淡子:(コーラずずー……)
芽吹淡子:個人ブースなのでご安心だ。
GM:ハラだし胸だしでもご安心だよ、たぶんね。
芽吹淡子:お嬢はそんなはしたないことしないです
芽吹淡子:「さーて、ここなら余計なひと目は入らない、っと」

芽吹淡子:愛用のモバイルPCを取り出します。さっと表面を撫でると、きらきらと光の線が蠢き出す。
芽吹淡子:その線は幾何学模様を描いて、彼女の肌をつたっていく。「――同化、完了」
GM:#現実のネカフェに設置されたPCは共用PCだから個人情報系はやめましょう
GM:#あわちゃんはもちこみPCですからご安心
芽吹淡子:大丈夫、自前のモバイルPCだ(かばんから出した)
GM:ん。
芽吹淡子:・サオリ[情報:UGN/情報:FH:ウェブ:裏社会] をウェブで判定します!
GM:ゴー、あ、演出しててね。振ったあと。
GM:(このGMのパターンで達成値と状態で書き換えるのじゃ)
芽吹淡子:はいな。
芽吹淡子:(1+0+2+1)dx+1@10 <情報:ウェブ> モバイルPC+器物使い使用。
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[1,3,6,9]+1 → 10

芽吹淡子:悪くない
芽吹淡子:「ブラックドッグもこういう気分なのかね~」そう言う彼女の目には、電子の輝きが踊る。
芽吹淡子:〝サオリ〟に関する情報を検索、おそらく姿は彼女と似ているだろうと当たりをつけ、自分の記憶から直接画像を検索。画像に似た人物に関する記述も検索。
芽吹淡子:現在の検索エンジンでは決して真似できない、フレキシブルでファジーな探し方。器物使いならではの特権。
芽吹淡子:「さあ――出ておいで」

 ――ぴっ。
 OMaSの情報を、引っ張ってきてくれたらしいです。

◆サオリ
 “ティルフィング”と呼ばれる赫き剣。
 それと元UGNエージェント:八雲沙織が融合して生まれた生命体のひとつ。
 幼き頃の八雲沙織の姿をしていて、どうやら《賢者の石》を所有しているようです。

 ――が、その力のほとんどは、分離の際にどこかに置き去りにしたのか持っていかれたかのために、戦闘能力はからっきし。
 とどのつまりは吹けば飛んじゃうエキストラ。

 【Dロイス:《賢者の石》の存在を、確認いたしました】

 ――ですが……。
 もしもサオリが“だれか”と融合した際、“だれか”の侵蝕率が値にして【200%以上】であった場合、――サオリは意識ごと呑みこまてしまうでしょう。
 

芽吹淡子:「うわっ……またこりゃヤク物が……」
芽吹淡子:「しかし、融合、ねえ。分離ってことは、また戻る可能性もあるか」公園でのやり取りを思い返す。
芽吹淡子:「あいつは……もう、〝堕ちてる〟かな?」それは、今のところは判断がつかない。まだ、と思いたいが。
GM:あ。
芽吹淡子:おっ?
GM:《知覚》か、《RC》で判定してください
芽吹淡子:(7+0)dx+1@10 <知覚>
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 8[1,4,6,6,6,8,8]+1 → 9

GM:じゃあ、ちょっと思い出す。
GM:。○(そういえば――さっき会った女。だいたい侵蝕率が【160%】てーど、いってた感じだったなあ……)
芽吹淡子:「…………駄目かもしんない」
芽吹淡子:「おとなしくしてりゃ、それ以上は上がんないけ、ど。まあむーりー、だーよーね~」あははははは
芽吹淡子:「ま、いいや。そっちに行けばあいつもまた出てくるだろうし、このサオリってのに会いに行くか!」
芽吹淡子:てな感じでネカフェを出ようとします。

 ――からん、ころん。
 
GM:……あわちゃん、シーンエンド?
芽吹淡子:あっ何か続きあるかと待ってました。
芽吹淡子:ブリッツくんは出ません?
ブリッツ=ナルカミ:あいにいけない
ブリッツ=ナルカミ:先に現場おさえないといけないんで……
芽吹淡子:出ないならシーンエンドで。
GM:ん。


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GM:では今度はSP、シーン交代でー。


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 Middle Scene:4
 Side:Blitz
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ブリッツ=ナルカミ:ブリッツ=ナルカミの侵蝕率が1上昇 ((侵蝕率:52->53))
ブリッツ=ナルカミ:シュワァ……
GM:おやすいねえ、おやすいねえ。
ブリッツ=ナルカミ:さてはて、職員からカツアゲした情報を元手に現場急行する訳ですが。
GM:基本的に、サオリちゃんは一緒に出ますブリッツ君と。
GM:どおおおしてもでないでー、の場合以外はついてくる、とおもってください、はい。
GM:はーあーい。
ブリッツ=ナルカミ:ウィ

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 ――襲撃事件、現場。

 厳密には、UGNとFHと双方屠られた場所、のその1つ。
 がんばって隠ぺい工作はしてるようではあります、が。

 外見としては『KEEPOUT』、交通事故の感じで道を封鎖されていて。
 《不可視の領域》だか《ワーディング》だかで、ひとばらいするようにされている……。
 

GM:ゆっても警備員カヴァーの人はいないんですけどね、その人員は足りてねえ! いっしょうけんめいモルフェウスで治してる人はいます、たいへんそう。
ブリッツ=ナルカミ:「ヤヴォール、言うこともなく惨事だな」
ブリッツ=ナルカミ:治す能力はないので、負傷者を横目にキープアウトのテープを掻い潜って勝手に侵入します。

UGN掃除人:「……なんだい、みてて、たのしいものじゃないよ」もくもく、もくもく。
ブリッツ=ナルカミ:「おつかれさまですよ。そりゃ楽しい訳ねえじゃんですか」
GM:たぶん搬送の人員も足りないんだろうね――な感じ。ありってーにですね
GM:負傷者は”いない”。だけど――と思ってください。
ブリッツ=ナルカミ:ああ人の子1人生きてないのねん
GM:ひと”だったもの”はありますが――と思ってくださいね。
ブリッツ=ナルカミ:「で。当然ここまでコトがデカイんだからお上の1人や2人居ないんですかね」
ブリッツ=ナルカミ:引き続き忙しいとはいえお構い無く掃除人に問う。

UGN掃除人:「上には、連絡したが。隠ぺいに必死ってところかな……彼ら彼女らの搬入すら、ままなってない……」
ブリッツ=ナルカミ:「ここにはいないと」
UGN掃除人:沈黙は肯定の証的に。もくもくと修繕をしている。
ブリッツ=ナルカミ:周囲を見渡す。負傷者と思っていた亡骸は成り行きを黙して語らず、されど惨状の結末は雄弁に語っており。
ブリッツ=ナルカミ:溜息を吐いてものぐさに懐からスマートフォンを取り出した。サオリを横目に。

GM:彼ら彼女らも、またその場所も、いくども切り刻まれ・突かれ・薙がれたような跡があります。
ブリッツ=ナルカミ:コネ:UGN幹部を使ってFHの動向を探ります。FHの何らかのフェイク――と考えもするけど、まあやりすぎだしなあ。念のため。
GM:おーらいっ
ブリッツ=ナルカミ:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[2,4,5,8]+1 → 9

ブリッツ=ナルカミ:――つーわけで誰にしようっと
GM:お任せお任せ(書き換えたっと
ブリッツ=ナルカミ:うんまあ普通にやこーじさんでいいかな
ブリッツ=ナルカミ:あーでもあのひとS市か
GM:全滅支部長はS市、です、ねえ。
GM:まあ情報だけ出します、その後演出しててください。

◆FHの動き
 “ティルフィング”を奪った“サイレントシープ”を追って、“好奇魔”と呼ばれるFHエージェントがN市に来訪、潜伏&暗躍しています。
 その際、“好奇魔”はN市中央公園にて、“ブラッドレイン”に遭遇したようです、が……?

 またその後、どこからかわかりませんが。
 さきほどN市から、UGNの非公式サイト・OMasへとアクセスされた痕跡がありました。
 とくだん荒らされたわけでは、ありませんが……サオリの情報にアクセスされてたようです。
 
ブリッツ=ナルカミ:んじゃ、藤崎に連絡取りますよっと
GM:あいさい。
GM:あのひとか……(ごそごそ
ブリッツ=ナルカミ:現実主義者同士気が合いそうな気がする
GM:HAHAHAHA

 イリーガルとはいえコネはある。なければ無知蒙昧と同じだ。
 動くには足もコネも必要、そして人情は好むがやりとりは現実主義に即するのがモットー。
 ――そんな気が合う、という上官が藤崎らしい。彼にとっては。どこからコネをカツアゲたかは内密に。


 ――ぴっ。
 
ブリッツ=ナルカミ:「グーテンターク、旦那」
藤崎弦一:「Guten Tag」
ブリッツ=ナルカミ:「前置きは要らないですよね。賢者の石、UGNとFHの皆殺し。この案件についてはもうそちらの耳に入ってるかと思いますが」
ブリッツ=ナルカミ:「――FHの動き、知りません?」
藤崎弦一:「メールをしておく」
藤崎弦一:「イスカリオテの言う通りの破壊にしてはいささか規模が小さいというところか」
藤崎弦一:「マスターレイス’05があちらこちらでやってくれているが……N市に関係する分ならそっちだ、目を通しておいてくれ」

ブリッツ=ナルカミ:「あのクソお坊ちゃんか。さておき、話が早くて助かりますよ旦那」
ブリッツ=ナルカミ:「僕もできるかぎり――というか、その“破片”の一人を預かってます。こっちは力を持たない被保護者ですが」

藤崎弦一:「気をつけろ。賢者の石が絡んでるならコトが小さくなるとは思えない」
ブリッツ=ナルカミ:「物騒な名前ですからね。ヤヴォール、以上です。また何かあれば連絡します」
藤崎弦一:「了解した」
ブリッツ=ナルカミ:プツン。
ブリッツ=ナルカミ:そして手早くスマートフォンをいじってメール内容を確認。
GM:どうぞ情報項目がでてきます。もっと箇条書きな感じですがね。
ブリッツ=ナルカミ:「アア? まあそうか、取られたもんは返してもらわねえとか」
ブリッツ=ナルカミ:「不正アクセスねえ……そいつがやったのかな。まあどっちでもいい、サオリ、気をつけるよ」
サオリ:「あ、うん……」
ブリッツ=ナルカミ:「お前はいわば鳶の油揚げだ。僕から離れるな。できればお上に預けたいけど、そうなると余計狙われ易いしな……」
ブリッツ=ナルカミ:小首を傾け、しかしどうしたものかと考えつつ。

サオリ:「あ、あの、な。ブリッツ」
ブリッツ=ナルカミ:「何」
サオリ:「たぶん、サオリを、どこかに匿ったら、それは、サオリはそのときだけは安全なんだ」
サオリ:「だけど」
サオリ:「ティルフィング・オルタをまとめる資格があるのは、サオリと、ブラッドレイン、なんだ」
サオリ:「だから」
サオリ:「サオリが、匿ってもらって、ると。その間に、ブラッドレインが――ティルフィング・オルタを集めて、力を手にして、手が付けられなくなってしまう」
サオリ:「あいつが、あんまりにも、力を集めたら、サオリは……サオリは、どこにいても、アイツに喰われて、消えてしまうんだ」
ブリッツ=ナルカミ:「匿ってる間にその片方をぶっ潰せばいいとは思ってたんだがなあ……」
ブリッツ=ナルカミ:「いや、オルタを吸収すればその分ブラッドレインに力が取られないか?」

サオリ:「今のサオリと、ブラッドレインは、そういう意味ではつながってるわけじゃない。だから、纏める資格のあるサオリとブラッドレインでの、ティルフィング・オルタの争奪戦状態だ」
サオリ:「だから、多分、ブラッドレインは、散らばったティルフィング・オルタをまとめて、力を付けてる――と、思う」
ブリッツ=ナルカミ:「――まあいいや、わかった。ブラッドレインは感知できるのか、お前」
サオリ:「サオリにも、ブラッドレインがどこにいるか、うまく感知が出来ないんだ。ずっと、探しているんだけれど」
ブリッツ=ナルカミ:「うん。だから、お前もオルタを取っちまえばいいんだよな。こっちが多く駒を取れば向こうもこれ以上肥大しないんだろ」
ブリッツ=ナルカミ:「……何でもいい、すこしでも違和感があったら教えろ」

サオリ:「うん。そんなかんじだ。――お願いする」
サオリ:「わかった」


 スマホを弄びながら次の行動を考えつつ――


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GM:よっこい。
GM:ちょっと早いんですが、不都合がなければおひる休憩にいたしませんでしょうか>All
芽吹淡子:了解です。
ブリッツ=ナルカミ:どんぞ
ブリッツ=ナルカミ:一旦おつかれさまです
GM:ではおひる休憩で、再開は1220にいたしましょうー。
ブリッツ=ナルカミ:りょうかいでーす
芽吹淡子:了解でーす。
GM:次はどちらがどのシーンしようか的なのは、適宜こねこねしといてくださいなー。
GM:\きゅうけい/


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 Middle Scene:5
 Side:Awako
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芽吹淡子:芽吹淡子の侵蝕率を+9(1D10->9)した(侵蝕率:42->51)
芽吹淡子:ぐえ
GM:カエルがなくような声ですねえ。
芽吹淡子:ぐわっぐわっぐわっ
ブリッツ=ナルカミ:次は1出るって(フラグ設置)
芽吹淡子:さてネカフェを出て……どこ行こうかな
GM:どうぞてふてふと。
芽吹淡子:とりあえず町をウロウロ
GM:うろうろ、うろうろ

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 じじじじじ、じじじじじ。

 そとでは蝉が、ざわめいている。
 
芽吹淡子:「あっちー……もうちょっとあそこで調べ物してりゃ良かったかな」
GM:マスターの傍よりは暑くない、かな~? ですねえ。
芽吹淡子:「体温高いと汗かかなくて便利だね……」ふと上司を思い返し。
芽吹淡子:うーん、とりあえず同化したままのモバイルPCで情報を集めましょう。移動がてらに。
芽吹淡子:・“ブラッドレイン”[情報:FH:ウェブ:裏社会] をウェブで
GM:ウェブ、ね……
芽吹淡子:裏社会のほうがなんか出そうな気はするが、先の200%うんぬんから、彼女が気がかりですからね……
芽吹淡子:(1+0+2+1)dx+1@10 <情報:ウェブ> モバイルPC+器物使い使用。おりゃ~!
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[3,4,6,8]+1 → 9

芽吹淡子:ふむ
GM:RPしててね(書いてる
芽吹淡子:脳裏に広がるブラウザ、またブラウザ。
芽吹淡子:記憶からの直接検索、記事の参照、瞬時に世界とつながる情報網。
芽吹淡子:それでいて肉眼は現実をしっかりと見定めて、人混みの中、誰にぶつかるともなく歩いている。

 そこに、――どんっ。
 まるで殴られるような衝撃、と、情報量が叩きつけられた。
 
芽吹淡子:「うぇっ!?」思わず声に出た。


 ◆“ブラッドレイン”
 “ティルフィング”と元UGNエージェント:八雲沙織が融合して生まれた生命体のひとつ。
 その外見・容姿はまるで幼き頃の八雲沙織のようで、またサオリと呼ばれる少女にも酷似しています。
 シンドロームはオルクス/ノイマンのクロスブリードの様子。

 “ティルフィング”の支配権を得、その欲望(ノゾミ)のままUGNとFHを破壊しようとしています。
 また現在、“ティルフィング”を所持している存在でもあります。

【システム・メッセージ】
【エンブレム:[アフターライフ:リバースガーディアン:ガーディアンズサイン]の存在を、確認いたしました】
【Dロイス:《秘密兵器-フォールンブレイド》の存在を、確認いたしました】
【Eロイス:《ありえざる存在-かまいたち》の存在を、確認いたしました】

 彼女はN市を移動しながら、ティルフィング・オルタと戦い吸収しています。
 そのため居場所を掴むことは難しいです。
 が、ティルフィング・オルタが多数目撃された場所に向かえば、彼女に遭遇できるかも……?
 

芽吹淡子:「えあ……」すごく、やな予感。

「”ヒャハハハハハハ――”」
 なんだか、どこかで聞いたことがある哄笑が聞こえた。
 
GM:哄笑は文字通り、嵐というか雷の如く過ぎ去っていきました。
ブリッツ=ナルカミ:いったいなにレイスなんだ……
芽吹淡子:「なにさ、今の……いや……まさか、うん……」
芽吹淡子:「まあ、あんまりあちこち探って、目ぇ付けられてもしゃあないか。足で稼ごう!」
芽吹淡子:ってなわけで、オルタがいそうなところ(さっきの判定で分かったかな?)に行こうと思います。サオリちゃんに会えるといいなあ。
GM:流石に分からないですねえ、オルタ調べん限りは……。
芽吹淡子:うーん、困ったな。
芽吹淡子:……少し考えこんだけれど特に思いつかない。あちこち探しまわって徒歩でうろちょろしてます。
芽吹淡子:というわけで以上です……。


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GM:では、交代ですかねえ……。
ブリッツ=ナルカミ:かねえ


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 Middle Scene:6
 Side:Blitz
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ブリッツ=ナルカミ:ブリッツ=ナルカミの侵蝕率が6上昇 ((侵蝕率:53->59))
ブリッツ=ナルカミ:――では、現場から離れて少し路地裏に。


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 ――路地裏。

ブリッツ=ナルカミ:「なあサオリ、オルタの存在位置も感知できるか微妙なのか?」
ブリッツ=ナルカミ:「一応、UGNの方でも訊いてはみるが――餅は餅屋って言うだろ」
サオリ:「んー……んー……」
サオリ:「ある程度は、分かる。ただ、ブラッドレインもそうなんだが、”おっきかった”り”ちいさかったり”してるんだ。あと、ふえたりへったり」
サオリ:「いや、増えるとは、ちょっと、違うけど……」
サオリ:「たとえば」
サオリ:路地裏のてきと~な地面を、ぐるーっと指でさして。
サオリ:「ここいらにも、いる気が、する、うん」

 がさっ……がさっ……。
 なんだか確かにこの近辺、不穏な気配が、する。
 いやな、レネゲイドの香りが、する。

ブリッツ=ナルカミ:「すげえアイマイだな……いや、近くにいるって判るだけでも上等か」
サオリ:「ん」

 ――ボコッ!

ブリッツ=ナルカミ:「ん?」
サオリ:「わああああああああ!!?」

 サオリの足元から、地面を割って、手が出てくる。
 そこにある、華奢な女の手が出て、サオリの足首を掴む。

 咄嗟に少女を俵担ぎして庇い、それでも身軽な調子で一歩下がる。


ブリッツ=ナルカミ:あっすいません確定しかけた、ナシナシ
GM:ぁー、そうだな。
GM:対決しようか、《肉体》ね
ブリッツ=ナルカミ:おらい
???:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[1,3,5,5,6,8,9,9,10]+5[5] → 15

ブリッツ=ナルカミ:6dx+3
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 9[1,2,4,6,8,9]+3 → 12

ブリッツ=ナルカミ:よし(よし)
GM:負け、だね。
GM:2人とも、地面から来た”腕”に捕まります。
ブリッツ=ナルカミ:――というところで足を取られて自分だけが引き下がる状態に、って所。
GM:あ、ひとりでもいいよごめん!?
ブリッツ=ナルカミ:なるほど
ブリッツ=ナルカミ:二人で結構! 負けたもの!
GM:じゃあ掴みます。
ブリッツ=ナルカミ:どてーん
サオリ:「で、ででででででで……」足首を掴まれたまま、その顔を指でさす。
ティルフィング・オルタ:「……ぁー。ぅー」

 そこにあるのは、サオリと同じ顔をした女。
 だがその顔は狂ったように笑っていて。


ブリッツ=ナルカミ:「××××ッ!」
ブリッツ=ナルカミ:「チキショウ! サオリッ!」
ティルフィング・オルタ:「カカっ……オーヴァード、オーヴァードだ……こわす、こわす……」
ブリッツ=ナルカミ:「ヤる気だなァ?! アア!」
ブリッツ=ナルカミ:おもむろに包帯を破り捨てて拳だけでも構える。かすかな電気音がした。

 ちゃ、くちゃくちゃ、くちゃ……。
 路地の暗い場所からも、ゆらり。
 1人、2人、3人……血と臓物を手に染め口にし穢れた、ケダモノのような女がコチラに向かってくる。
 
ティルフィング・オルタ:「オーヴァードだ、オーヴァードがいる……」
芽吹淡子:その時、ブリッツたち後方から、女の声。
芽吹淡子:「やぁーれやれー、えらい姿になって現れたもんだねえ」
ブリッツ=ナルカミ:「《ワーディング》――、っ!?」
芽吹淡子:「ま、とりあえずは発見か。んー?」ブリッツくんを見て。「あんたはオルタじゃないねえ?」
ブリッツ=ナルカミ:「うるせえ、フシアナか! 所属を言え女!」
芽吹淡子:「なあに、通りすがりのオーヴァードさ!」
芽吹淡子:「目的は、そこのオルタガールズの確保!」
GM:通りすがりのオーヴァードちゃん、侵蝕Upダイス振ろうね。
芽吹淡子:あっ、失礼しました。
芽吹淡子:芽吹淡子の侵蝕率を+8(1D10->8)した(侵蝕率:51->59)
芽吹淡子:ぴぃ
ブリッツ=ナルカミ:「お前――何も言わねえってことはFHかッ!! “好奇魔”か!」
ブリッツ=ナルカミ:といいつつじたばた
芽吹淡子:「……あらやだ、バレてるじゃーん」てへ☆
芽吹淡子:「でーもー、その言い方だとあんたはUGN絡みかな?」
ティルフィング・オルタ:「ゆーじーえぬ……」
ティルフィング・オルタ:「ファスルハーツ……」
ブリッツ=ナルカミ:「当てずっぽうもたまには悪くねえなあ!」
ブリッツ=ナルカミ:どうやら山勘だったらしいがそれどころではない。殺気に満ちた路地裏に、あがくように電気がほとばしる。

芽吹淡子:「はいはい、両方の組織つぶして更地にしましょうってねー。考えが単純すぎだよ」
サオリ:「ぶぶぶ、ブリッツ、ブリッツっ……」わたわたわたわた「さささささ、さっき《ワーディング》はっ……」
サオリ:「ぶ、ブラッドレイン、も、来るっ……い、急いで、斃さ、ないと……」
芽吹淡子:「ん? そっちのオルタは様子が違うね……サオリって固体はキミかな?」
GM:とりあえず、話しこんでる状態じゃないので。
GM:《ミドル戦、開始いたします》
GM:(まあ戦闘宣言以後喋ってください、で)
芽吹淡子:オウイェー


 《Middle Battle》
 
[エンゲージ宣言]
 ほのくらいトコロ|【ティルフィング・オルタ×3】-5m-【サオリ&ブリッツ&ティルフィング・オルタ】-10m-【“好奇魔”】|表通り。

 場所は狭い裏路地、横から抜けてどこかに行くのは禁止。
 あわこちゃん(“好奇魔”)が後ろ下がったらその時点で表通りで戦闘離脱あつかいします。
 ブリッツ君&サオリちゃんが逃げる場合は、足首を掴んでるティルフィング・オルタのぶっ飛ばしが必須です。

GM:さあロール割ってごめんね、もうOKならいくよーでっ。
ブリッツ=ナルカミ:「ブッコロ、すッ……!」
芽吹淡子:「まっ、とりあえず、やっちゃろーじゃん!」ナイフを抜き払います。
GM:ちなみにデータだけならオルタはどいつもこいつも一緒です、ご安心を。
芽吹淡子:なるほど均一なんですね
GM:データはね、表情は違うから多少演出は変えるかな。
ティルフィング・オルタ:「ころす、ころす、ころす……こわす。く、くふふふふ」
ブリッツ=ナルカミ:ゲーエンゲーエンゲーエン!


GM:<第1ラウンド>

 <セットアップ>

ティルフィング・オルタ:「ぁぁ、ぅぅ、くぅ……」
GM:ティルフィング・オルタにセットアップはありません。
芽吹淡子:淡子はセットアップありません。
ブリッツ=ナルカミ:演出上なら《人間発電機》発動して鉄甲に電気が走ります、程度。
ブリッツ=ナルカミ:以上ですよん。
ブリッツ=ナルカミ:(もうさっきからバチバチやってたけど)
芽吹淡子:おお立ち絵も放電してる


 <イニシアティブ:15>
 #“好奇魔”、出番でございます。
 
芽吹淡子:よし、私が最速か……では、マイナーで移動。
GM:ドコマデ?
GM:アトドコヘ?
芽吹淡子:ちょっとまってね、えーと
芽吹淡子:ブリッツくんたちにエンゲージします。
GM:あ、ちなみにご安心をひとつ。
GM:このティルフィング・オルタ:《イベイジョン》もちです。
芽吹淡子:ほぎゃあ
GM:つまり:当たる時は当たるが当たらん時はぜんぶはずします。私の事故がなくて楽やろ?
芽吹淡子:ああ、そういえばそうだ……
GM:きついけど、ね……(私さっき肉体対決でいくつ振ってたかなー?
芽吹淡子:うん(
芽吹淡子:ともあれ! 向こうの3体を狙いますよ。
GM:はーあーい
芽吹淡子:コンボ|ヴィジョンハック>《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《小さな塵》《異形の祭典》《うごめく弾丸》
芽吹淡子:(7+0+2)dx+1@8 装甲有効、ダメージ貫通で「重圧」が付与される! 対象オルタ3体。
DoubleCross : (9R10+1[8]) → 10[4,4,4,4,5,6,8,8,8]+10[3,9,9]+10[1,9]+2[2]+1 → 33

芽吹淡子:ワーオ
GM:【システム・メッセージ】
GM:【ティルフィング・オルタの《イベンション》の値を超えました。ダメージ判定に移行してください】
芽吹淡子:4D10+12 くらいやがれーっ!
DoubleCross : (4D10+12) → 15[2,1,4,8]+12 → 27

芽吹淡子:よいぞ
GM:一撃か!? 演出どうぞ—。
芽吹淡子:えっ倒れたの
GM:事情があってね、MHPは低いんだ。その演出は――さっきうっすらしかしてないか。
芽吹淡子:欠片、だからなのかなあ
ブリッツ=ナルカミ:ファー
ブリッツ=ナルカミ:俺の出番なんてなかったよ
芽吹淡子:まだ残ってるでしょっ
ブリッツ=ナルカミ:目の前居た! 殴るぞ!
芽吹淡子:「悪く思うんじゃないよ……!」
芽吹淡子:肌の上を光が走り、弾けていく。
芽吹淡子:投げたナイフは光をまとい、虚空で分裂、三人の少女へ襲いかかる!
芽吹淡子:流れ星のように、一直線に貫く光!
ティルフィング・オルタ:「ぁー、ぅ……」

 ――パスパスパスパスっ。

 その攻撃だけで、バタバタと倒れ伏す。
 掴んできた腕の力とは裏腹にずいぶんと脆く、ボロボロで。

 光を見ると、ほのくらい向こう。
 今しがた倒れ伏した連中とはまた別の、おそらく”敗者”であったであろう――ティルフィング・オルタの変わり果てた無残な姿。

ブリッツ=ナルカミ:「――おいおい、随分ヤワだな。……そうか、奪い合いっつってた、も、……ぐ!」
ブリッツ=ナルカミ:まだ掴まれてます。

芽吹淡子:「その様子じゃ、一仕事終えた後って感じかね。でも、連戦はキツイだろ? ……寝な」
芽吹淡子:「さ、UGN。後は任せたよ」
サオリ:はっ、として。倒れているティルフィング・オルタの方へと手をかざす。
サオリ:するとずず、……彼女らがサオリの手の中へ、吸い込まれていく。
GM:あ、後、あわちゃん、侵蝕、ちらっ
芽吹淡子:あっいかん
芽吹淡子:芽吹淡子の侵蝕率を+9した(侵蝕率:59->68)
芽吹淡子:芽吹淡子の侵蝕Bを+1した(侵蝕B:0->1)


 <イニシアティブ:6>
 #ブリッツ君のがさき
 
ブリッツ=ナルカミ:接敵状態だからなあ
ブリッツ=ナルカミ:コンボ《霹靂拳固・極》始動します。マイナー:《真なる雷》発動
ブリッツ=ナルカミ:ブリッツ=ナルカミの侵蝕率を2増加(侵蝕率:59->61)
ブリッツ=ナルカミ:ブリッツ=ナルカミのHPを--5 (HP:32->27)
ブリッツ=ナルカミ:ブリッツ=ナルカミの侵蝕率を1増加(侵蝕率:61->62)
ブリッツ=ナルカミ:メジャー:《コンセントレイト》《スタンボルト》で命中判定
GM:かまん、ただ侵蝕Bも上がってるかな。
ブリッツ=ナルカミ:B
ブリッツ=ナルカミ:Bってなんだ ブリッツのBかな
GM:60%を超えたので、ダイスボーナス出たよってことですね。
GM:(ボーナス、の、B)
ブリッツ=ナルカミ:ああそっちですね はいさい
ブリッツ=ナルカミ:6dx+3
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 9[2,3,5,7,9,9]+3 → 12

ブリッツ=ナルカミ:おっとみすった
GM:コンセントレイトどこさいっただ
ブリッツ=ナルカミ:6dx+3@8
DoubleCross : (6R10+3[8]) → 10[2,3,5,5,7,8]+10[10]+4[4]+3 → 27

ブリッツ=ナルカミ:ファッ
芽吹淡子:いい感じだ
GM:【システム・メッセージ】
GM:【ティルフィング・オルタの《イベンション》の値を超えました。ダメージ判定に移行してください】
GM:さすがに27もないわ!
芽吹淡子:あったら頭かかえるよ!
ブリッツ=ナルカミ:3d+6
DoubleCross : (3D6+6) → 18[6,6,6]+6 → 24

ブリッツ=ナルカミ:faltu!?
GM:D6,D6
GM:ていうか、ナンカソレマエモミタゾ。
芽吹淡子:しかし6ゾロってのもすごいな!
ブリッツ=ナルカミ:振り直します(震え
GM:後[サイバーアーム]で4、《真なる雷》で2×2で、固定8かな。
ブリッツ=ナルカミ:勘定おもいっきりミスってたね
ブリッツ=ナルカミ:6d+8
DoubleCross : (6D6+8) → 26[5,3,3,6,5,4]+8 → 34

ブリッツ=ナルカミ:合ってる?
GM:ふりすぎー 3D10+8かな。
GM:(しかもまたD6ってる)
芽吹淡子:Dの後ろに10って入れないと6面体扱いになりますじゃ
ブリッツ=ナルカミ:あ、そういうことかすまん
ブリッツ=ナルカミ:3d10+8
DoubleCross : (3D10+8) → 20[7,9,4]+8 → 28

GM:どうぞワンパンチでございます。
ブリッツ=ナルカミ:そんな海坊主みたいなキャラクターじゃ パーンチ
ティルフィング・オルタ:「かか、こわす、こわっ――」
ブリッツ=ナルカミ:「――よくもヤッてくれたよな、ゴラァ!」
ブリッツ=ナルカミ:「ファー・ツァ・ヘレッ!!」
ブリッツ=ナルカミ:ほとばしる雷撃をまとい、鉄拳が下される――


 ――。
 
 下された鉄拳に、焼ける肉の匂い。
 感電死し地にめり込むーーティルフィング・オルタ。


ブリッツ=ナルカミ:ブリッツ=ナルカミの侵蝕率を3増加(侵蝕率:62->65)


《Middle battle is END》


サオリ:サオリは解放されて、ペタリ。座り込む。黙したまま。ミディアムになったその頭に触れ、吸収していく。
芽吹淡子:オルタを吸収してくサオリを、じっと見ています。
サオリ:「……ん、なんとか、まにあった……なん、と、か……」
ブリッツ=ナルカミ:「ハアッ……ハアッ……」
ブリッツ=ナルカミ:残り香のように焦げ付く臭いを鼻腔に収め、深呼吸。しかしというかむせる。
ブリッツ=ナルカミ:緩慢に起き上がってサオリの方に近づきます。

芽吹淡子:「さて……色々聞かせてもらっていいかな?」2人に向けて言う。
サオリ:「ぁ、ぅ……」見上げる「……イロケ、マ……?」
芽吹淡子:「なんか変に混ぜるんじゃないよ!?」
サオリ:「ぁぅ……ちが、った、か……」
ブリッツ=ナルカミ:「うるさい。FHの女に言うことなんざないね」
芽吹淡子:「あのねえ、ブラッドソードはFHもUGNもみさかいナシに襲ってんのよ。今そんなこと言ってる場合じゃないでしょーが」とブリッツくんに。
ブラッドレイン:「ブラッドレインだ」
芽吹淡子:「えっ……」

 声がする。
 そちらの方に、ティルフィングを携えた少女がいる。
 憮然とした顔で、そちらをみている。
 
ブラッドレイン:「ちっ、意外とやるなオーヴァードども。俺が喰うつもりだったオルタを、さっくりしずめてくれやがって。おかげでサオリに奪われた」
ブリッツ=ナルカミ:「た……たて、サオリ。大丈夫か。無理なら僕が背負う――!?」
ブリッツ=ナルカミ:覚束ない足取りのまま、サオリに手を差し伸べようとし、刮目する。

ブラッドレイン:あざ笑う。
ブラッドレイン:「しかし、いまさらながらに物好きだな、“好奇魔”。逃げなきゃコロス、といったはずなんだが。まあ逃げなかった以上――お前も、俺の獲物だ」
芽吹淡子:「あいにく、引き下がれと言われてハイそうですか、なんて素直なヤツばっかなら、FHしてないよん」
ブラッドレイン:「まったくだな。”サイレントシープ”の親切じゃあったんだが……踏みにじったならそれはそれ、分け隔てなく、お前も、こわす」
ブリッツ=ナルカミ:黙って2人のやり取りを見ながら、そっとサオリに庇うように寄り添う。
ブリッツ=ナルカミ:尋常ではない力の気配に、微かに武者震いをしながら。

GM:あー、ごめんねロール中に。
GM:ふたりとも、《知覚》か《RC》で好きな方でふろうか。
ブリッツ=ナルカミ:へへいへい
芽吹淡子:(7+1)dx+1@10 <知覚>
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 9[3,3,4,5,6,6,7,9]+1 → 10

芽吹淡子:ぐぬう
ブリッツ=ナルカミ:がんばれwww
GM:あなたもです(ふたりとも
ブリッツ=ナルカミ:3dx+1 《知覚》
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[3,5,10]+9[9]+1 → 20

ブリッツ=ナルカミ:ファッ!?
芽吹淡子:ひえっ!?
ブリッツ=ナルカミ:おかしいやr!
GM:あー、じゃあちょっと、秘話使います。結果が変わる。
GM:見えてくれててもいいんだけれど、これは差が出るなで。
GM:ってあわこたんが秘話タブにいないや、まあじゃあ表でやろ……
GM:演出的にゃあ伝言使いたかったが仕方ない(。 )。
GM:ブリッツ君:こいつの侵蝕率【160%】ほどで、既に破壊衝動に魅入られたジャーム化してる。もし、サオリを吸収されたら……それこそ、手が付けられない、か……。
ブリッツ=ナルカミ:デスヨネー
GM:あわこちゃん:あのとき見たまま、【160%】、位か……。
芽吹淡子:きづかなーいきづかなーい
GM:わっちゃってごめんね。
ブラッドレイン:サオリの方を見る。
芽吹淡子:「ちょっとそこのUGN! とりあえずこれを相手取る間だけでも、手を組もうじゃん」
ブリッツ=ナルカミ:「ああそうかい、何だっていいさ……こいつを叩きのめせばいい。女、お前の条件は飲んだ。僕1人じゃできないことがあるぐらいはわかる……」
ブラッドレイン:「物好きだな」
ブラッドレイン:「サオリの嘘に、耳さわりのいいことばにたぶらかされたうえで、俺と戦うことに付き合うだなんて」
ブリッツ=ナルカミ:「“嘘”?」
ブラッドレイン:「ああ、嘘さ。嘘じゃないなら、耳さわりのいいかつぎコトバか」
サオリ:「な、なんのはなしだ」
ブラッドレイン:「とぼけるな。UGNとFHの破壊は、サイレントシープの望みだ。お前こそ俺を肯定するべきだろうが」
芽吹淡子:「おっ、そいつは興味深い話題だねえ~」
サオリ:「ち、ちがう……サイレントシープが、望んだのは、そんなことじゃ……」
芽吹淡子:「……へえ」
ブラッドレイン:「今は引かせてもらうさ。オルタも喰われちまったしな、だが」
ブラッドレイン:サオリに切っ先を向ける。
ブリッツ=ナルカミ:切っ先の動線を遮るように腕を伸ばし、ブラッドレインを睨めつける。
ブラッドレイン:「――現実を、そしてほんとうを。何が大事か、よくつきあわせて考えてみるんだな。そして」
ブラッドレイン:「おまえは、俺に吸収されるべきなんだ。それを、忘れるな」
GM:そういうと、ブラッドレインは消えてしまいました。
GM:っと忘れ物。

 “”うそ”が何かは――そいつに聞いてみればいい、ハッ”

GM:声だけが、裏路地に響き渡りました。
芽吹淡子:「ふん……」
サオリ:「ぁ……ぅ……」
サオリ:うつむいて、地面に視線を落としていました。


 -------------------------------------------------------------------

GM:少々強制で長いですが、ここでいったんシーンエンド、です。
芽吹淡子:はーい
ブリッツ=ナルカミ:はいさい
GM:ご安心ください。
GM:次は、この後の時間軸でイベントシーンですから、うん。
ブリッツ=ナルカミ:にしても色々酷いものを見た
GM:HAHAHA
GM:SP連続でナルカミ君です、が。
GM:まあサオリの話をどこで聞く? て場面になります。(かなりぶっちゃけーる)
GM:なので、このシーン直後で裏路地でもいいし。場所を変えて~でもいいし、で。いいところを指定してもらえると、ありがたく。
ブリッツ=ナルカミ:路地裏危ないのは判ったので移動はしますよ~。
GM:では移動と、移動先の落ち着ける場所の演出、投げて宜しいですかね?
GM:移動中にあわちゃんと会話するとかはぜんぜん、問題なく—で。
ブリッツ=ナルカミ:そうだな、なるべく人の少ないサテンでもあるといいけど
ブリッツ=ナルカミ:服袖ボロッボロになってても全く気にしていない状態
芽吹淡子:穴場系カフェとか
GM:ま、じゃあ、シーン宣言だけしてくるので描写お願いね☆ミ


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 Middle Scene:7
 Side:Blitz
 -------------------------------------------------------------------

ブリッツ=ナルカミ:ブリッツ=ナルカミの侵蝕率が5上昇 ((侵蝕率:65->70))
芽吹淡子:芽吹淡子の侵蝕率を+7(1D10->7)した(侵蝕率:68->75)
芽吹淡子:ぶええ
ブリッツ=ナルカミ:かたぽむ
ブリッツ=ナルカミ:えーと。女ァ!
ブリッツ=ナルカミ:の名前をまず伺ってませんでしたのでどうしようかなと思いつつコードネームで呼びますか……
芽吹淡子:そうねえ、適度に自己紹介するよ

 -------------------------------------------------------------------


ブリッツ=ナルカミ:「おい、“好奇魔”。近くに人気の少ない喫茶店がある。そこいくぞ」
芽吹淡子:「あー、パンピーのいるところでそれはやめてくれるー?」
芽吹淡子:「あたしのことは……淡路とでも呼んでね♪」
ブリッツ=ナルカミ:サオリちゃん大丈夫かな
GM:すんごく表情が暗いです。
ブリッツ=ナルカミ:勝手に背負えるなら背負うけど
GM:背負ってだいじょうぶですよ。
ブリッツ=ナルカミ:よっこいしょ
サオリ:「……」黙って担がれます、なすがまま。というかほとんど文字通りのお荷物状態。
GM:だいたい立ち絵通りの表情と思ってください、虚ろ目で口が半開き。
ブリッツ=ナルカミ:「……サオリ、辛かったら言えよ。……」
ブリッツ=ナルカミ:で、淡路と名乗った淡子さんのほうに目を転じて。
ブリッツ=ナルカミ:「……またハッタリか。別に今回限りだからどうでもいいが。僕はブリッツだ。“嘘”はつかない」

サオリ:「……ッ、……」
芽吹淡子:「世間には嘘と本当の他に、建前ってもんがあんのよ」
ブリッツ=ナルカミ:「知ってる。UGNが人を護るためだけの組織じゃないってことも。FHが全員悪人じゃないってことも」
敢えて言葉を選んでいる様子が見て取れる。嘘という言葉も、この台詞も。



 ――そう遠くない場所に寂れた喫茶店があった。
 『路傍』と木製の年季が入った看板が視界に入るだろう。


芽吹淡子:「おっ、あの店なんかよさそうだね~」
ブリッツ=ナルカミ:「……常連。あそこの主人は……、いや、入ろう」
ブリッツ=ナルカミ:いいかけてやめた。まさか未成年のホニャララを黙秘してくれてるなどとは口が裂けても言えない。
ブリッツ=ナルカミ:ゆっくりとサオリを下ろし、扉を開けると軽快なベルの音が響く。

サオリ:「……」足取りは重く、後ろについていきます。
芽吹淡子:ちりんちりーん♪ 後に続いてはいります。
ブリッツ=ナルカミ:「サオリ。……ごめん。落ち込まないでくれ、今は、美味しいものを食べよう。
ブリッツ=ナルカミ:僕が奢る。美味しいものは、心の栄養になるって母さん(ムッティ)がいってた」



 ――喫茶、路傍。


 例のごとく寡黙な主人を傍目に会釈をして奥のほうのテーブル席に向かう。
 お気に入り、指定席だと彼は淡々と告げては長椅子の端に腰をどっかりと下ろした。


ブリッツ=ナルカミ:「……ここのイチゴのパフェ、美味しいんだぜ」
ブリッツ=ナルカミ:今までの物騒な様相とは打って変わって、歳相応の表情を見せる。

サオリ:「ぁ、う、ん……」
サオリ:浮かない顔。
ブリッツ=ナルカミ:「淡路、お前もなんか頼むのか。ちなみに奢らないぞ」
芽吹淡子:「未成年にたかりゃしないよ~」
芽吹淡子:メニューぱらぱら。「えーっとチュロスとアイスのセットで、キャラメルマシマシね」
芽吹淡子:とりあえず、自分が訊くよりブリッツくんに任せたほうが、彼女も話しやすそうだなあ、と出方をうかがっています。
ブリッツ=ナルカミ:「ふん」
ブリッツ=ナルカミ:なんて言いながら制服の胸ポケットに手を入れようとしてやめた。そんな気分にはなれない。
ブリッツ=ナルカミ:「主人、いちごパフェ2つと――オレンジジュース。サオリ、何飲む」

サオリ:話しかけられて、はっと。
芽吹淡子:私はタピオカミルクティーだ
サオリ:「あ、う……ブリッツの、おすすめ、で……」
ブリッツ=ナルカミ:「じゃあそこの女と同じでミルクティーでいいな。タピオカなんてもんはないからな、言っておくが。紅茶は精神を落ち着かせるぞ」
芽吹淡子:「えっじゃあなんでメニューに書いてんの!?」
ブリッツ=ナルカミ:「はっ? ……………………」
ブリッツ=ナルカミ:「…………また変なもの仕入れたのかよ」

芽吹淡子:「変たあなんだい、タピオカ知らないのかね若者!」
ブリッツ=ナルカミ:「知るか、女の流行なんぞ」
芽吹淡子:「普通にスーパーでも売ってますー! おしゃれなパンケーキほど女子向けでもないですー。まあとにかく、あるならそれね!」
芽吹淡子:「あ、ちなみにアイスでね」
GM:ホットタピオカミルクティってデロンデロンになりそうでやだな……。
ブリッツ=ナルカミ:溶けますな
GM:ぐっだぐっだですね。
芽吹淡子:まあ普通ホットにはいれないだろうね……
ブリッツ=ナルカミ:――とまあ、ガヤガヤしながら注文を主人に擲って。
サオリ:注文が終わった後、サオリちゃんは小さく ”……い、……ない、……まない……”」などとつぶやいてます。
芽吹淡子:おや
芽吹淡子:とりあえずサオリちゃんに質問するのは、ブリッツくんにゆずって、横槍入れるタイミングを見計らいたい気持ちです。
ブリッツ=ナルカミ:「……で、これからどうするんだ」
ブリッツ=ナルカミ:「僕が“感じた”限りブラッドレインは《ジャーム》だ。まともな言動をしているとも思えないし、サオリが“嘘”を吐いたとも思ってない」
ブリッツ=ナルカミ:「……けど、」
ブリッツ=ナルカミ:言葉に詰まる。どうその胸中にある言葉を扱うか、慎重にならざるを得ないからだ。
ブリッツ=ナルカミ:まして少年はそういった駆け引きはあまり得手ではない。

サオリ:「……すまない」
芽吹淡子:両者の顔を交互に見やる。
サオリ:「ブラッドレインが、いってたのは、ほんとう、だ……サオリ、は、サイレントシープの望みが、FHと、UGNを破壊することだって、はじめから、しってた……」
サオリ:「でも!」
サオリ:「でも……それがほんとうに、サイレントシープが望んでいたことだって、信じられなかった。信じたくなかった」
サオリ:「サオリは、サイレントシープが本当は平和な世界を望んでいる、って、そう、しんじたく、て……」
芽吹淡子:「……ああ」瞼を伏せる。「あたしもそう信じたい」
芽吹淡子:「あいつはいつも、一般人とオーヴァードが平等に生活できる世界を、なんてUGNみたいなこと言ってた」
芽吹淡子:「それが2つの組織の壊滅なんて、そんな雑な答え、〝面白くない〟ね」
ブリッツ=ナルカミ:「それは“嘘”だとか“騙してた”とかじゃあないんだろ。“気遣って”“考えて”お前なりにそうした、僕はそう受け取ってる」
ブリッツ=ナルカミ:それから淡子を見て目を眇め、傾聴する。
サオリ:ぽた、ぽた、泣いている。
芽吹淡子:「まったく、このあたしの目にかなったんだ、もっと面白いやり方を模索してくれなきゃ困るよ、ったく……もう……」苦々しい声。
芽吹淡子:「で……あいつはジャームだった、って?」ブリッツくんを見る。
芽吹淡子:「UGNとFHの破壊って考え自体が、あいつの本心じゃなくて、ジャーム化で暴走した願いを誤認した……なんて可能性ないのかね?」
サオリ:「ううん、それは――ない」横やりはいります。
芽吹淡子:「んまっ」
サオリ:「サイレントシープはたしかに”破壊”の衝動だ。だけど、確かに”UGNとFHの破壊”を強く、願ってもいて……でも、それは、ただの破壊だとは、信じたく、なく、て……」
ブリッツ=ナルカミ:「手段の1つとしては考えてたんだろ、どっかで。結局の所、何が真実だなんて各々が勝手に想像することだぜ。良くも悪くもな」
サオリ:「――教えてくれ、ナニがほんとうなんだ?」
サオリ:あわこちゃんをみます。
サオリ:「“好奇魔”、お前は観察魔だろ、探究すとーかーだろっ!? お前から見て、サイレントシープはほんとーは、何を望んでいた!?」
芽吹淡子:「〝サイレントシープは迷ってる〟ってことじゃない? 彼女自身だったあなたが、そういう状態なら、さ」
芽吹淡子:「あたしが見ていたあいつは、平和を望んでいる変わりモンだよ。でも焦って、力が手に入っちまって、暴走してる」
芽吹淡子:「あんたも、ブラッドレインもあいつなんだ。あんたはあんたの願いでやればいいんじゃない?」
サオリ:「ぁ……ぅ……」ブリッツ君を見上げます。
ブリッツ=ナルカミ:「破壊ってのは何も物理的手段だけじゃないしな。僕がいうことじゃないが……」
ブリッツ=ナルカミ:右腕を擦る。袖は破れ、包帯は辛うじて義手を覆える程度。代わりは忘れてきたらしい。
ブリッツ=ナルカミ:「第一、“ホントウ”ってのは人に教わるもんじゃない」

サオリ:泣いていた目が丸くなる。まるで殴られたような、豆鉄砲くらったような。
ブリッツ=ナルカミ:「――その女の言うとおりだよ。お前のホントウだと思うことを信じてやれ。サイレントシープがどうとかじゃない」
ブリッツ=ナルカミ:「いや、どれもお前なのは事実だ。けどお前のホントウはなんだ? お前の願いは、もう決まってるんだろ?」

ブリッツ=ナルカミ:「サオリ自身の気持ちを大事にしろ」
ブリッツ=ナルカミ:それだけ告げて、途中注文の品々が来た。
サオリ:「……うん」
サオリ:「そうだ、そうだよな。サオリのほんとうは、サオリの願いは――UGNとかFHとかじゃなくて、分け隔てない、平和な世界。
サオリ:「ブラッドレインの願いを、凶行を、放置するわけには――いかない、うん」
GM:#てきどにお茶したらシーンエンドですよスコシGM心配事あるけどね
GM:#アナタタチろいすダイジョウブ?
GM:(多分此処くらいじゃないと落ち着いてとれませんので取っちゃおう、落ち着いてとれる奴はね)
ブリッツ=ナルカミ:そういえば とります
GM:ミドル戦で合流からのこのシーンだからとってるヒマほぼなかったのは仕方ないけれど、GMはだからこそここでいう必要がありました、はい。
ブリッツ=ナルカミ:淡子さんに対して ○有用/疑心 でロイスを取得
ブリッツ=ナルカミ:あ、ついでに藤崎さんにもとろ
ブリッツ=ナルカミ:藤崎さんに対して ○信頼/心配 でロイスを取得
芽吹淡子:ブリッツくんとサオリんにとろう
芽吹淡子:サオリ ●誠意/保留 (どう扱ったらいいかまだ迷ってる感じ)
芽吹淡子:ブリッツくん ●興味/硬そう
芽吹淡子:で、ロイス取得!
芽吹淡子:あ、性格的にね>硬そう
GM:ロイスは共有メモのボックスっぽいのに入れててね、あれ見て管理してます。
芽吹淡子:あと1枠か
ブリッツ=ナルカミ:「――……それでいい」
ブリッツ=ナルカミ:それからとりあえず黙々とパフェーを頂くですよ。くわんのか、という視線をサオリに寄越しつつ。

サオリ:「あ、うん」そういってパフェをすくって――ぱく。
サオリ:「おいしいなこれ!? さすが、センスがいい……っ」
芽吹淡子:「うーむ、このチュロスも意外といい油使ってるね」もっきゅもっきゅもっきゅ
ブリッツ=ナルカミ:甘すぎないホイップと、糖度高めのイチゴのデコレーション。それからコーンフレークとクリームとイチゴのサンドです。
サオリ:もっきゅもっきゅもっきゅもっきゅ。目に光が輝いていて、一心不乱に食べている。
サオリ:「ブラッドレインとの」もっきゅもっきゅ「戦いに、まずなると思う」もっきゅもっきゅ「そうなったら」もきゅもきゅ「奴の動きを少しでも」もきゅもきゅ「ふうじる、うん」
ブリッツ=ナルカミ:「…………食いながら喋るのは行儀が悪いぞ」流石に指摘した。
サオリ:「あ、ごめん」ごくん。
ブリッツ=ナルカミ:不良少年といいつつこういう所はムッティ譲りの行儀の良さでございます。
芽吹淡子:「何か策があるのかい?」ミルクティーずずー
サオリ:「ない、け、ど。アイツはいわば歩くレネゲイドクリスタルで、ひみつへいきだ」
サオリ:「だから、同じレネゲイドクリスタルの生まれのサオリが、共振して――少しでも、とめる」
芽吹淡子:「となると、急がなきゃいけないねえ」
サオリ:「ん。ゆっくりはシテられない。けど腹が減っては戦はできない」
サオリ:紅茶をのんで。
芽吹淡子:というわけで、サオリについて調べた時の、「ブラッドレインの侵蝕率が200超えてると吸収されるよ」って話を共有します。
芽吹淡子:「あと、ティルフィングあるだけあって、戦闘力はガチガチだよ~」と、秘密兵器とかまいたちについても共有。
サオリ:総毛立つ。
ブリッツ=ナルカミ:「…………」
ブリッツ=ナルカミ:特に何の反応も示さず、二人の様子も伺うこともなく。淡々と口にスプーンを運び、ストローを咥えてグラスの中身を減らす。

サオリ:「それは、――早く、しないとっ……っ」
ブリッツ=ナルカミ:「蠱毒」
ブリッツ=ナルカミ:ひとしきり食べきってから、そうつぶやいた。

芽吹淡子:「ん。まだ160%ぐらいだとしても、余裕こいてらんないね」
サオリ:がた、席を立って。
サオリ:「ごちそうさまだ。いこう!」そのまま店を立とうとします。
GM:#誰かとめるかお会計はしてってください
ブリッツ=ナルカミ:サオリはとりあえず外で待ってろと制して2人分の会計は済ませますよ。
GM:はーい、まとまったらエンドね。
芽吹淡子:ういうい
ブリッツ=ナルカミ:「おい」
ブリッツ=ナルカミ:後は払えよって顔。

芽吹淡子:サオリんに立ちふさがりましょう。「あーちょっと! 自分のぶんぐらい払うよー!」とか言いつつ。
芽吹淡子:手のひらを前に出して、どうどうのポーズでサオリんにストップをかけてます。
芽吹淡子:ブリッツくんがサオリんを捕まえたらお会計してくる。
サオリ:「ぇ、あ。そっか。んー……」ていっ。手の中に《土くれの金貨》。「これでいいか?」渡してくる。
芽吹淡子:「いや。そりゃちょっとマズイ」
ブリッツ=ナルカミ:「だから僕が払うって話聴いてたか」
ブリッツ=ナルカミ:……かすかに苦笑した気配。

芽吹淡子:「あいつがおごってくれるんだから、ありがたくあんたは受け取っときな。生まれてからそう長くないんだろ」
サオリ:「え、でもサオリは、持ってないぞ? あ、“好奇魔”、ごち!!」
芽吹淡子:「え? あたし? ま、まあ大人だからね! いいともさ!」
芽吹淡子:「じゃ、そこで待ってなさいよ。おーい少年! もうキミたち2人のぶんもまとめてあたくし様に任せなー!」
ブリッツ=ナルカミ:「…………なんだよ、もう面倒くせえな。……借りはあんまり作りたくないんだけど。ノーカンで」
ブリッツ=ナルカミ:ひらひらを手を翻してサオリの手首を取って外に出た。

芽吹淡子:ちゃりんちゃりんちゃりーん

 

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GM:さて、次のシーンいっちゃうとノンストップクライマックスなんです、が。
GM:なんか1シーンいります(・・?
GM:(1シーンでも、2シーンでも)
ブリッツ=ナルカミ:お尋ねしたいことを思い出した様子なので少年は聞きますよ。
芽吹淡子:受けて立つぜ
GM:はーい、じゃあブリッツ君がさらにSPでもよろしいかしら?
ブリッツ=ナルカミ:ほいよ


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 Middle Scene:8
 Side:Blitz
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ブリッツ=ナルカミ:ブリッツ=ナルカミの侵蝕率が9上昇 ((侵蝕率:70->79))
ブリッツ=ナルカミ:オッフ
芽吹淡子:芽吹淡子の侵蝕率を+3(1D10->3)した(侵蝕率:75->78)
芽吹淡子:ふう
GM:にこにこ。さてどういうシーンかな……道行き中、とは思いますのでまた演出はお願いしますね。


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 所変わって、店を出て道中……。
 の前に、ちょっと大丈夫そうな人目の付かない所を探して視線を巡らせる。


ブリッツ=ナルカミ:安全且つ立ち回りの効きそうな路地裏に、少し用があると言って侵入。壁に背を預けた。
ブリッツ=ナルカミ:――先ほど行いかけた制服のポケットから小さい箱とライターを取り出している。


  ※よいこはまねしてはいけません※


サオリ:「ブリッツ、スモーカーだったのか」
芽吹淡子:「そこは守んないんだねえ、世界の守護者」苦笑
ブリッツ=ナルカミ:「一応」
ブリッツ=ナルカミ:スモーカーって言葉知ってるんだな、という感心をなんとなく表情の端に滲ませながら紙巻き煙草を咥えて火を灯した。
ブリッツ=ナルカミ:「護るものは護ってるし。別にいつ死ぬかわかんないんだからこれぐらい良いだろ」

GM:ふふふ、ほんとうにな……(スタンバイ中のイベントを見つつ)
GM:#いべんとは次のシーンです
芽吹淡子:不吉――!
芽吹淡子:「にゃははは、なるほどね」
ブリッツ=ナルカミ:「……で、まあ、聞きそびれて……訊きづらくはあるんだが」
ブリッツ=ナルカミ:一息。紫焔をくゆらせて空を仰ぐ。
ブリッツ=ナルカミ:「仮にブラッドレインを斃して、吸収して。――そのあとどうなるんだ?」

サオリ:「それは、わからない」
サオリ:「“好奇魔”がいってたけれど、サオリがきえて、なくなるかもしれない」
サオリ:「サオリの人格が主導権とれたとしても、まったく違うナニカになる、――かも、しれない」
サオリ:「でも」
サオリ:「だからといって、ブラッドレインをそのままにしてたら、アイツは、たくさん力を集めて、――UGNとFHを、ひいては世界の破壊も行ってしまう」
サオリ:「だから……サオリ、は……」
ブリッツ=ナルカミ:「……わかった」
ブリッツ=ナルカミ:「十分だ。僕はお前の願いを叶えることに尽力しよう。余計なこと訊いたな、ごめん」
芽吹淡子:2人のやりとりを見守ってます。
サオリ:「ブリッツ」
ブリッツ=ナルカミ:「……何」
サオリ:「もし、巧くブラッドレインを吸収しても。サオリはおかしくなるかもしれない。そのときは、――サオリのことを、こわしてくれ、完膚なきまでに」
サオリ:「暴走する《賢者の石》な、んて……厄災(パンドラ)でしか、ないか、ら……」

 少年は煙草の明かりに視線を落とした。
 長らく黙っていたが。顔を上げてサオリの表情を射抜くように見据える。


ブリッツ=ナルカミ: 「お前の願いなら」
ブリッツ=ナルカミ:そこで括る。肚は決まったようだ。
芽吹淡子:「話はまとまったみたいだねえ」
ブリッツ=ナルカミ:「で、女。――ああちがう淡路? お前はどうするつもりだ」
ブリッツ=ナルカミ:ちらと横目で見ながらも、やる気なさげに言葉を投げる。

芽吹淡子:「あたしの目的は、あいつを止めることだよ」
芽吹淡子:「で、ティルフィングも回収する。それとも、あんたもこれ欲しい?」
ブリッツ=ナルカミ:「“本当”だな?」
ブリッツ=ナルカミ:肺から大きく紫煙を吐き出す。それからいいや、とかぶりを振って。
ブリッツ=ナルカミ:「――ああ、嘘を吐いていない眼だ。だが、回収に関してはどうだろうな」

芽吹淡子:「……ま、壊れたら壊れたで、そん時はそん時よ。欠片だけでも価値はあるっしょ」
ブリッツ=ナルカミ:「悪用するなら僕はお前も潰すけど。それだけは覚えててよね」
芽吹淡子:「ま、使うのはあたしじゃあないし…………最悪、菓子代でがっつり財布に穴開ければ、命だけは助かるかもね」後半はぽそっと小さく
芽吹淡子:「あー、念のため、この街の美味しいスイーツとかあったら教えてね?」にへ
芽吹淡子:「味にあたしの命かかるから」
ブリッツ=ナルカミ:「自分の好奇心でなんとかしろ、ダボ」
芽吹淡子:「おばちゃんに厳しいな若人よ……」
芽吹淡子:とまあ、そんな感じでこちらはフェードアウトかな
ブリッツ=ナルカミ:うむ、以上です。煙草はちゃんと携帯灰皿に押し込みましたとさ。


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 Middle Scene:9
 Side:Blitz
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GM:といっても全員登場ですよ。侵蝕振って待機をお願いします。
ブリッツ=ナルカミ:ブリッツ=ナルカミの侵蝕率が1上昇 ((侵蝕率:79->80))
ブリッツ=ナルカミ:お
芽吹淡子:芽吹淡子の侵蝕率を+9(1D10->9)した(侵蝕率:78->87)
芽吹淡子:芽吹淡子の侵蝕Bを+1した(侵蝕B:1->2)
GM:さて。
GM:状況描写から演出はいります。――そうね、そういうダイスだったねって感じ。

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 ―ぅー、ぅー。
 ぴーぽーぴーぽーぴ、ぅー、ぅー。

 遠くから、近くから。
 あなたこなたから、それこそいろいろな、サイレンの音が鳴り響ている……。


 ――N市、市街。

 ふと気づけば、けたたましいサイレンの音が鳴り響く。
 警察が、救急車が、街の中をあわただしく動いている。
 連続殺人犯が無差別殺人を開始したのだと、もっぱらの噂だ。

市民:「え、くぁ、おかあさん、なんでうごかないの、おかああさん……」
市民:「いたい、いたい、たすけて、たすけ……」

 街は惨殺死体がところかしこ。
 UGNや警察の情報統制や目隠しすら追いつかないくらいの、地獄絵図と化している……。
 
サオリ:「これ、は……」光景を見て、唖然とする。
ブリッツ=ナルカミ:母を呼ぶ幼子の声に眉間を深く顰める。
ブリッツ=ナルカミ:ここに来て一般市民にも攻撃を開始したとあれば、最早UGN全体も慌てるどころではないだろう。
ブリッツ=ナルカミ:そこはかとなく、俯瞰めいて感じていた。

芽吹淡子:「やーれやれ、とうとう一般人にもみさかいなし、か」
ブリッツ=ナルカミ:だまんまりを決め込んでいる。しかし、髪の毛がにわかに逆立ち放電らしき光がはじけ始めていた。
サオリ:足元の、倒れているモノの切り口に触れ、頭を押さえる。「アイツ……ブラッドレインの奴……」
サオリ:「あいつ、ブラッドレインのヤツ。サオリにオルタを先んじられたから。サオリが共振してるから」
サオリ:「対抗するために――たくさんころして、喰らって、対抗しに来てる」
芽吹淡子:「はーん、きちんと理由があっての殺戮なんだね……」
サオリ:「急ごう。早くしないとサオリでも、手が付けられなくなるっ……!」
芽吹淡子:「ああ、この調子じゃ、どんどんレネゲイドに侵されてるね……」
ブリッツ=ナルカミ:「どこにいる……」

 【システム・メッセージ】
 【ブラッドレインを探すために、PC全員:知覚:8の判定を行いましょう】
 【――失敗すると失敗しただけ“時間と犠牲が”積みあがります】
 
芽吹淡子:わはい
芽吹淡子:(7+2)dx+1@10>=8 <知覚> おりゃー!
DoubleCross : (9R10+1[10]>=8) → 10[1,2,2,2,5,8,8,10,10]+7[1,7]+1 → 18 → 成功

芽吹淡子:いぇい
ブリッツ=ナルカミ:あっはい 一応振るか
GM:いやー全員だからね、失敗するとその分――ていうねっ!
芽吹淡子:ブリッツくんファイト~
ブリッツ=ナルカミ:4dx+1 《知覚》
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[1,2,8,8]+1 → 9

芽吹淡子:おお
ブリッツ=ナルカミ:おけおけ
GM:きっちり抜いてきたな!?
ブリッツ=ナルカミ:そりゃあもう
GM:じゃあね。

 ――ず、

 ”繁華街”
 ショッピングモールの方から、瘴気じみたレネゲイドが揺らめいている……。
 
芽吹淡子:「あいつの気配は……こっから来てるみたいだね」
芽吹淡子:「二人とも、準備はOK?」
サオリ:こく、無言でうなづく。
ブリッツ=ナルカミ:「……」
ブリッツ=ナルカミ:右腕をさすっている。返答はないが、その方向を凝視しているのと殺気を隠していない辺りからして肯定と見做してよいだろう。

ブリッツ=ナルカミ:そこから、足早に歩き始めた。
芽吹淡子:その隣に、並んで歩き出した。


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