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【はじめに】
セッション卓はパラレルワールドです。
回すGM/参加されるPLによって様々に変わるもの、ご理解をお願いいたします。
【このシナリオは、パブリックエネミー記載のシナリオを改変して使用させていただいております。ネタバレNGな人は回れ右でおねがいします。
このサーバーは、坂上鮎様の許諾を以て使用させていただいております。
――敬意を。そして、感謝を。】
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:【Act Trailer】
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“ティルフィング”
それは特殊な賢者の石(レネゲイドクリスタル)に与えられたコードネーム。
ある日、ある時、ある事件をきっかけに。
ティルフィングから、同じ顔をした少女らが誕生していった。
ひとりの少女は平和を胸に。
ひとりの少女は殺戮を胸に。
世界の守護者たるUGNと、世界の敵と呼ばれしFH。
世界の裏側に生くる彼らは、どう彼女と対峙し踊るのか。
Double Cross the 3rd Edition
『Blood Sword Girl』
“ダブルクロス”
それは“裏切り”を意味する言葉――。
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≪舞台≫
東京近郊、N市。
るる1-P306を参考に。
季節は3月終盤、年度末でバタバタしてたり逆にひまヒマ満喫してたり。
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GM
:さーって、まずはキャラ紹介のお時間でございますっ。
日高 炎司
:わーわー
明星 蓮
:いえー
GM
:つまり|>【ハンドアウトと自己紹介たいむ】
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■PC1
ワークス:指定なし
カヴァー:指定なし
シナリオロイス:サオリ:推奨感情:庇護/不安
キミは、ちょっと世界の真実をかじってて、頼まれたらセイギノミカタの真似事もしている、そんなよくあるUGNイリーガルしているオーヴァード。
そんなキミがとある日に、コンビニで夜食を買った帰り道、不思議な少女に出会った。
少女の名は“サオリ”。
彼女はキミの夜食をもしゃもしゃ頬張ると、キミに協力を依頼してきた。
なんでも、大変な事件が起きようとしているというのだが……?
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GM
:(GMは、マイクを持ってまいりました。あけぼしくんの前に出し)
明星 蓮
:(マイクをガシッと)PC1 明星 蓮 UGNイリーガル新米、半サイボーグな高校生です!
明星 蓮
:事件に巻き込まれて身体の3割が機械になりました、人助けの為UGNに協力していますが、まだ甘く情に流されやすい人です。最近は機械の身体ということもあって周りの日常とのギャップに悩んでいます。
GM
:その分頭いいんでしょー(うりうり)っていうのはかんたんだけれど、ウェット(生身のひと)との差はよけいと見えますからねえ。
明星 蓮
:戦闘では、《ハードワイヤード》で取得したリニアキャノンとインプラントミサイルを使用した射撃型です。シーン1回の《ハイマニューバ》をうまく使いたいところ。範囲/選択化は2回までですがそれだけできれば大丈夫かなーって思ってます。
明星 蓮
:日常と自分の身体の差に悩む新米イリーガルです! よろしくお願いします。
GM
:はーいっ。
GM
:では、明星君に質問がある方おられますか。なおGMはあるぞ聞いておかないと怖いことが2・3こほど。
GM
:1つ:明星君はUGNのイリーガル(外部協力者)です。組織じゃないですが、それで。UGNはどういう風に接しみておられますか? どんな対応や態度・考えかな、とも。
明星 蓮
:UGNとは協力的ですね、協力の依頼があればすぐに行きます。もともと機械化手術もUGNで受けたものなので実質エージェントのようなものです。でも、もし意見の対立なんかがあった時はUGNに隠れてこっそりなんかやるかも……。
GM
:ふむふむ、ふむふむ。
GM
:そういえば安直にはころせ! はしないひと、でしたねえ。
明星 蓮
:殺すことには躊躇がありますねー、特にジャーム以外が相手ですと。
GM
:HAHAHA、UGNは世界の守護者だけれど、守護者ゆえにいろんな組織とも戦ってるからね!
GM
:てことで2つ目。
GM
:そのUGNといっとうやりあってる“世界の敵”と呼びならわされるFH(ファスルハーツ)、こちらにはどう思っておられますかね。
明星 蓮
:単純に悪い組織って思ってますね、日常の裏側に飛び込んでまだ日が浅いので、UGNの暗部やFHの欲望などを全く知らないので、FHに善人がいると思ってないわけです
GM
:(ちらっと赤い髪のかたとかを見て)……がんばっ♪
日高 炎司
:あはは、どうなりますかねぇ……。
GM
:まあ、世間一般的にはFHいずテロリスト、ですからね。開幕腹パンだってふしぎじゃないから、ね……
GM
:(そしておおかたは間違ってはいないわけですから、テロリスト)
明星 蓮
:ハハハ……がんばります
GM
:さて、そんな赤い髪のファントム・エッジさんはだいじょうぶですかね、質問。
GM
:(なかったら次いくのですよーっと)
日高 炎司
:こっちからは特に大丈夫ですー
GM
:じゃあつぎいっきますねー。
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■PC2
ワークス:FHエージェント
カヴァー:指定なし
シナリオロイス:サイレントシープ:推奨感情:誠意/不安
かつてキミには“サイレントシープ”八雲沙織という友人がいた。
彼女はFHエージェントでありながら“一般人とオーヴァードが平等に生活できる世界”を求める、ぶっちゃけFHとしてみたら変わり者の女性だ。
だが、ある日。
サイレントシープはFHで保管・研究している賢者の石(レネゲイドクリスタル)がひとつ、“ティルフィング”とともに姿を消してしまう。
キミは上司からサイレントシープを追う任務を受けて、N市へと向かった。
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GM
:(ちょっと古い感じの、見慣れない黒いマイクを持ってきた)
日高 炎司
:「あー、自己紹介? 面倒だなー……日高 炎司だ」
日高 炎司
:「いちおう、FHってとこでエージェントをやってる」
日高 炎司
:「とはいえ、だ……他の奴らは色々と変なことばっかしてるし、正直俺浮いてるんじゃないかなって……」
??
:「アハハハハ。秩序とかばかばかしい。めちゃめちゃに壊してやるよ!」
??
:「ふん。利用価値がなくなった、ゴミは捨てろ」
GM
:たぶんBGM的にはこんなのが聞こえてくる場所ですねFH。
日高 炎司
:「ただ、だからってUGNに行こうとも思わないんだよな。あんなスケールのでかい考えは俺にゃ合わん」
日高 炎司
:というわけでダウナー系FHエージェントです。
日高 炎司
:レネゲイド関連の事件で家族を失って、そのショックでオーヴァードに覚醒した感じの人です
日高 炎司
:FHに入った理由は、先にスカウトしてたのがFHだったってだけですね。誘ったのは春日さんってことに(勝手に)しておきました
GM
:どこに先に見つかるか、てだけの差も割とありますからねえ。春日いい仕事。
日高 炎司
:実際優秀ですからねあの人、扱い散々ですけど
GM
:って、それは固定ロイス欄の春日さんでOK?
日高 炎司
:ですです
GM
:OKOK、このシナリオだけでも別の春日さんいるからね。ちょっと“春日”って名字は特殊なんだこのFH。
日高 炎司
:欲望は『平穏』。何の波風も立たない、静かな日常を送りたい感じです
日高 炎司
:(早い話が、殺人癖がなく、神経質過ぎない吉良吉影)
GM
:この世界でいっとうむずかしい欲望をっ……!!?
GM
:(FHにおける【欲望】とは、何をなしても叶えたい望み・その人の目指す方向、みたいなものです。欲望こそレネゲイドを従える力と考えてます)
日高 炎司
:欲望に関してはシナリオロイスに合わせる感じで取ってみました
GM
:ありがたやありがたや。
GM
:そうね、旧友もかなり、“俗なFH”っていわれたら カワリモノ だから ね……っ。
日高 炎司
:Dロイスは《装着者》で、FHからイノセントブレードを支給されてます
日高 炎司
:戦闘方針は《縮地》で移動して《バックスタブ》を乗せて殴る、といった感じになります
GM
:2人ともリミットエフェクトのってるあたりに世界の深淵に片足を突っ込んでいる感触満載でございます。でも地味に珍しい《縮地》-《バックスタブ》。
日高 炎司
:殴りオルクスをやろうとした結果がこれです……
GM
:。○(割と真剣に瞬殺されるかもしれないなこのお2人には、と思ってたりはしますよ)
日高 炎司
:あとはまあ、ライフパスの経験が悲恋なので、UGNに恋人がいるといった感じですね
GM
:はーい。なおそこはGMさわらないから、イイ感じにでっち上げ演出してねっ。下手したらN市にいて巻き込まれてるでもいいし、ホームで恋愛してるでもいいし。
GM
:(もちろん演出しなくても大丈夫よ、とは先にね)
日高 炎司
:UGNに対するスタンスとしては、立場上敵対を余儀なくされる状況でもない限り、交戦しようとは思っていません。平和主義なので!
GM
:そんなことになった日には逃げて、頑張って逃げて、縮地っ。
GM
:あ、そうか、だから縮地極めてるんだな(ぽむ)
日高 炎司
:基本的に、初対面の場合はフリーランス名乗ってますんで
日高 炎司
:こっちからは以上ですかね?
GM
:はーい。
GM
:では日高君に質問ある方おられますかね、と。GMは……もう先に聞かれたな、FHとUGNへの応対分は。
GM
:でも1個あるぞ!
日高 炎司
:はいはい?
GM
:シナリオロイスが“サイレントシープ”なる女性です。旧友なんだけれど、どんな間柄でどう思っておられました? ふんわりでだいじょうぶ。
日高 炎司
:そうですね……考えとかが似ているってことで、任務以外でも割と会ったりする間柄ですかね。
GM
:プライベートでもちょっとデート(?)するかんじかな。
GM
:(デートというか、お茶というか、お食事というか、散歩というか)
日高 炎司
:ですね。デート、では、ない
GM
:にこにこっ。
GM
:じゃあそこそこ仲は良さそうかな……っと。ありありですよー。
日高 炎司
:(恋人がその場面にばったり遭遇したら修羅場ですよ修羅場)
GM
:きっとスカウトしてきた中年のおじちゃんに茶化されたりすることもあるんだろうなと。
日高 炎司
:本人的にはただの親しい間柄って認識です
GM
:はーい。
GM
:私は多分これで大丈夫かな……明星君はだいじょうぶです?
明星 蓮
:大丈夫ですよー
日高 炎司
:あとはPC間ロイスですかね?
GM
:あ、それはとらんでいいです。
GM
:欲しい場合は取ってください先に作ってください。
明星 蓮
:合流後で大丈夫ですか?
GM
:構いません。知り合いでないといけない的な感じでもないので、そこはロールでれっつトライ。
日高 炎司
:了解ですー
GM
:では改めまして、年度末おひるダブクロ『Blood Sword Girl』、はじめさせていただきます。
GM
:よろしくお願いいたします。
明星 蓮
:よろしくお願いしまーす
日高 炎司
:よろしくお願いします!
GM
:さて初っ端が宣告通り・マスターシーンです、ちょっと見ててね。
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:Opening Scene:1
:Side:Master
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――N市。
――FH秘蔵の研究施設、その一室。
闇よりなお深いところ。
そこに秘匿されながら赫き光をたたえる、“ティルフィング”と呼ばれる剣。
とある遺跡より回収されたこの特殊な賢者の石は、ひかりもささぬこの部屋で、硝子の棺に静かに納められている。
音もなく。
一人の女性がこの部屋に、人目を忍び来訪した。
彼女は鍵を消失させ棺を開けると、眠るティルフィングをそっと、手に取った。
サイレントシープ
:「これが、賢者の石(レネゲイドクリスタル)でできた剣、“ティルフィング”……」
サイレントシープ
:「この剣を使えば、私はFHとUGN、両方を超える力を得られる。そうすれば、私の願いは叶う……」
彼女のつぶやきに答えるかのように。
棺から、膨大な赫光が放たれる。
光は一瞬で彼女を、研究施設を包み込んだ――。
……………………。
…………。
……。
膨大な光が収まった“そこ”にあるのは、見る影もなく崩壊した研究所。
“そこ”に倒れ込んでいるのは、ひとりの幼い少女。
やがて、少女は目を覚ます。
ぼんやりとしたまま、ふらつきながら、そこからゆっくりと立ち去っていった――。
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:Opening Scene:2
:Side:Enji
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GM
:今回はPC2、”幻影の刃(ファントム・エッジ)”こと、日高君のオープニングからとなります。
日高 炎司
:はーい
GM
:【侵蝕率を上昇させ、登場してください】
日高 炎司
:1D10
DoubleCross : (1D10) → 4
GM
:まずまず、まずます?
日高 炎司
:まあ最初はこんなもんです
GM
:GMサイドから準備想定的なOPが【回想‐サイレントシープのキモチ‐】から【現在‐上司からふってきた命令‐】です。
GM
:その前後・中、で、自分の日常とか状況とか演出っていうか描写するところあったられっつとらいっ。
GM
:。○(ここだとないな、とか、終わったからおねがい、とか教えてもらえれば準備想定されてるサイドの方に入りますので―)
日高 炎司
:はいはい……今のところは特にないですね
GM
:じゃあこっちからですねっと。
“サイレントシープ”
たしか本名は、八雲沙織。
FHエージェントであり友人であった、とある女性。
彼女はFHエージェントでありながら、過剰な破壊活動をよしとしない。
平和を願うがゆえに力を求める彼女は矛盾を抱え、悩み。そしてよく会って話をしていた。
八雲沙織
:「ねえ、“幻影の……”っとと、ごめん。日高君。貴方はなんで、“こちら”にきたのかしら」
八雲沙織
:プライベートで会話かつ外での会話なので、コードネームではなく名字で。“こちら”というのは暗意で【FHに】とさしています。
日高 炎司
:「“こっち側”に来た理由かー……単に『誘われたから』ってだけ、なんだけどなー」
八雲沙織
:「あははっ。あなたらしいかもね」
日高 炎司
:「俺は、できるだけ静かに暮らしたいんだよ」
八雲沙織
:ほほえましそうに笑ってます。
日高 炎司
:「そういう沙織さんは?」
八雲沙織
:「私もね。“誘われた”ってところは、貴方と一緒かもしれない。博士に誘われたから、こちらに――かな、きっかけは」
八雲沙織
:「私はね」と、ちょっとだけ廻りを気にしてから、耳打ちをするように日高君へ。
八雲沙織
:「ひととオーヴァードが平等に、くらせる世界が造りたいと思ったから。あ、ひとってこの場合は、私たちみたいに発症していない一般人のことね」
八雲沙織
:すこし声のトーンが落ちる。
八雲沙織
:「だけど、そのためにはオーヴァード同士の戦いを、UGNとFHの争いをなくすことが必要で」
日高 炎司
:「ふーん……なんか、UGNみたいな発想だな」
八雲沙織
:ふっと笑います。
八雲沙織
:「そりゃね。私元UGNだもの。博士の“ひととオーヴァードが共存できる世界”に焦がれたからあちら側――だった。でも……」
八雲沙織
:ため息をついて。
日高 炎司
:「向こうじゃ成し遂げられなかった、か……?」
八雲沙織
:こくり、黙ってうなづきます。
八雲沙織
:「争いを、なくすことが第一歩。――無茶な、話だと思ってる?」
日高 炎司
:「にしても、争いをなくす、か……聞いといてなんだけど、ぶっちゃけ無理っぽくないか? それ」
八雲沙織
:「かもね」
日高 炎司
:「俺や沙織さんみたいのならともかく、個人主義者だらけの無法地帯だぜ? ここはさ……」
八雲沙織
:「だけど、諦められない。だから、だからこそ成す為の力が欲しい。力があれば、理想を実現できるもの。無法地帯のこちら側だからこそ、きっと力を手に入れるチャンスが、来ると思うわ」
……………………。
…………。
……。
物思いにふけっていたようだ。
ふと、目の前のタブレットに視線を焦点を戻す。
そこには”レディ・オブ・パンサー”こと春日未央。
彼女は白い目で、こちらをみている。
……任務を言い渡されている、真っ最中だった……。
春日未央
:「話を、聞いていますか? ”幻影の刃”」
日高 炎司
:はっとした顔で「……! あー、すんません。なんでしたっけ?」
春日未央
:タブレットむこうでしらっとした目。
春日未央
:「まったく……概略は初めから言いますからね?」
春日未央
:なんであなたはすぐぼうっとしちゃうのだか、と不平を言っている。
春日未央
:「先ごろ、N市の研究施設から、”サイレントシープ”がレネゲイドクリスタルを盗み出しました」
日高 炎司
:「……(力がどうとかは言ってたが、あの沙織さんがな……)」
春日未央
:「あの女と友人ごっこをしていたとのことですから、おそらくご存じは思います。“あの”変わりもののサイレントシープです」
日高 炎司
:「あの、サイレントシープが、ですかー……」
春日未央
:「あの、サイレントシープです」大事なことなようです。
春日未央
:「あの女、平等だとか、争いをなくすとかごたいそうなことを言っていたようですが、力におぼれたようですね」
日高 炎司
:「……ってことは、俺の仕事は、『処理』ってことになります?」 嫌そうな顔で
春日未央
:「裏切り者《DoubleCross》にはふさわしい罰を与える必要があるのです」
春日未央
:「N市へ赴き、サイレントシープを追い詰め、処分なさい」
GM
:実質、肯定ですね。
日高 炎司
:「はぁー……物騒っすねぇ。俺、平和主義者っていってるじゃないっすか……」
春日未央
:はァ、とため息もう一度。
春日未央
:「罪を犯したモノに、罰を与えなければ、無法がはびこるだけですよ」
春日未央
:「――平和を、平穏を望むなら、ことさらにね」
――プツン。
GM
:一方的に、通信が切れました。
日高 炎司
:「そもそも、まずここが無法地帯でしょーよ、全く……」
GM
:タブレットには、N市までの地図と。
GM
:「ここいらへんのN市のセルリーダーには話しを通しておいたから、なんなら協力体制を敷きなさいな」な、ことがあります。セル名とかコードネームとか、リーダーの外見程度ですがね。
日高 炎司
:「しかしまあ、N市、だったか……」
日高 炎司
:「うん? N市……」
日高 炎司
:「そういや麗華のやつ、今N市にいるって聞いたような……」
GM
:#イイ感じに纏めたら、シーンエンドでございます
日高 炎司
:「……仕方ない、行くかー。リーダーには賢者の石とか、その他諸々の情報聞いとかないとな」
日高 炎司
:というわけで、N市に向かってシーンを閉じます
GM
:はーい
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:Opening Scene:3
:Side:Ren
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GM
:お待たせいたしました明星君。
GM
:【侵蝕率を上昇させ、登場してください】
明星 蓮
:おっと
明星 蓮
:シーンイン 明星 蓮の侵蝕値を+6(1d10->6)した (侵蝕値:39->45)
GM
:そこそこ、そこそこ。
GM
:GMサイドで準備されてる場面が【夜食を買った帰り道】からとなります。
GM
:ので、その前に日常とか奈良市で演出ある場合はれっつトライっ。
明星 蓮
:特にないですね
GM
:じゃあ描写から行きますかねー。
――夜食を買った、帰り道。
ちょっとあたたかくなってきた、夜の小路。
まさしくすぐそばで、《ワーディング》の気配。
そちらを向けば、目の前に少女が倒れている……。
明星 蓮
:「ワーディング!? それにあの子……」右腕の袖をまくり、警戒しつつ近付きます
少女
:近づくと、むくり。
少女
:身体を起こして、目線を合わせます。
少女
:「……ふむー。サオリの《ワーディング》がきかないかー」
少女
:「ということはだ」
少女
:びしっと無遠慮に指を指す。
少女
:「お前もオーヴァードだな!」
明星 蓮
:「う、うんそうだけど……君は誰かな?」じりじりと距離を詰めつつ
少女
:「お、それはサオリのことを聞いてきたのか? サオリは、サオリっていうんだぞ」
サオリ
:「ところでオーヴァード、サオリにはエネルギーが必要だ。なにかカロリーに変換できるものをくれ」
サオリ
:「あ、これでいい」
GM
:手に持ってた夜食を、返答を待たずに文字通り、奪いとります。
明星 蓮
:「そう、サオリちゃんっていうんだ……てちょっと!」
GM
:その上で、その場で座って散らかしながら、食べだします。むしゃむしゃもしゃもしゃ。
サオリ
:「これおいしいな! いいセンスしてるぞオーヴァード!!」すっごいうれしそうなかおで、満面の笑み。
明星 蓮
:「そう……? そりゃよかったけど……どうして倒れてたの?」
サオリ
:むしゃむしゃもしゃもしゃ。ごくん。
サオリ
:「そうなのだ、たいへんなことが起こってるのだ。――あ」
サオリ
:「その前に、睡眠欲が来た」
サオリ
:食べ散らかしたまま、その場で、ごてん。
サオリ
:ぐーぐーぐー。寝ちゃいました。
明星 蓮
:「え、ちょっと! 大変なことってなんなのさ! 起きろって、なあ!」
サオリ
:ぐーぐーぐー、いくらゆさゆさしてもおきません、かんぜんに寝入ってます。
GM
:#とりあえずこの子をどうするかしたら場面転換です、まだOPです
GM
:なお、《ワーディング》は使い手が寝たので、だんだん霧散していってます(=ひときだすかもー?)
明星 蓮
:「ああもう……こんなことにほおっておけないし……ウチにつれてくか」とサオリを背負って、人が来るのに気づいたとこで走って逃げます
明星 蓮
:「(絶対家族に見つからないようにしねえと……)」と走ってる間考えつつ
GM
:たったったったった――。
――夜は明けて。
――朝なのです。
――明星君のお部屋。
いつものように眠りから目覚めれば、目鼻の先に寝息を立てている少女がひとり。
――昨日、拾ったおんなのこ。
GM
:たぶん同じには寝てないでしょうけれどいっしょにいると思ってくれればいいです。
明星 蓮
:ですです、ベッドにおいといて自分は床に寝てます
GM
:寝て起きたら同じ床に目鼻の先にいた!!? な感じかなっ。
明星 蓮
:「!?!!!」飛び起きて距離を取ります
サオリ
:飛びずさるとその衝撃? で、こちらもパチリ、目を覚ます。
サオリ
:「オーヴァードは早起きだな。すごいな、三文の得だな!」
明星 蓮
:「どうして俺の前に寝てんだよ! ってそれより声落として、声!」
明星 蓮
:しーっと指を立てながら
サオリ
:無造作に体を起こして、見上げてます。じー。
サオリ
:「うん。サオリにもわからん! だがオーヴァードがあたかかったからじゃないかなっ! あたたかいと気持ちいい」
GM
:それはもう、とても大きい声ですねえ!
サオリ
:首をかしげます。
サオリ
:「サオリの発言が何かおかしいのか? なら、訂正をお願いしたい、オーヴァード。まだ意識を持ってから長くないのだ」
明星 蓮
:「だーかーらー! 大きな声出さないでって! 家族に君のこと言ってないんだよ!」
サオリ
:ドアの方を見て、窓の方を見て。もっかい首をかしげて。
サオリ
:「ん、わかった」一般的な会話の音量になります。
明星 蓮
:「ありがとう……」ぜーぜーと息を整えて、寝ぼけた頭を働かせます
サオリ
:近づいてきて、犬みたいにクンクン。鼻を鳴らして明星君の匂いを嗅ぐ、様なしぐさ。
明星 蓮
:「それで……改めて君のことを教えてほしいんだ、昨日言ってたたいへんなことってやつも」
サオリ
:くんくん、くん。
明星 蓮
:「どうかしたの?」そのしぐさを見て
サオリ
:すこし声のトーンが落ちます。
サオリ
:「む、オーヴァードからUGNの研究室のにおいがする……」
サオリ
:「なあ、UGNと接触は取れないか、オーヴァード。詳しい話はあとで、する。UGNと接触を取りたいのだ」
明星 蓮
:「うん、いいけど……もしかして結構やばい?」
サオリ
:「うん、けっこうやばい」
明星 蓮
:「わかった、支部のほうに連絡してみるよ」
サオリ
:ぱぁっと表情が明るくなって
サオリ
:「ありがとうオーヴァード、おまえいいやつだなあ!!!」
サオリ
:今まで以上の大声!
GM
:#そこら辺でシーンエンドです、のでごゆるりとドタバタしてください
明星 蓮
:「ああもう……それと、まだ名前言ってなかったね、俺、明星蓮っていうんだ、よろしくな」
サオリ
:「そうか、オーヴァード。お前はレンっていうんだな。ん、記憶したぞ、レン」
サオリ
:「じゃあ、連れてってくれレン」そういうと、ドタドタ。窓からでようとします。
明星 蓮
:「とりあえず支部に行くついでにメシでも……って待て待て待て!」
明星 蓮
:襟元をつかんで止めます、シーンエンドでオッケーです。
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GM
:では、おひるきゅうけいでーっす。
日高 炎司
:はーい
明星 蓮
:はーい
GM
:GMは1つだけ、挿入マスターシーンやってますががそんな多くはないので!
GM
:13時めどに戻ってきてくださいなっ。
日高 炎司
:了解ですよー
明星 蓮
:わかりましたー
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:Opening Scene:4
:Side:Master
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「ころせ、奴らは世界の敵だ!」
「くそUGNが、だまれ!」
いつもの光景とは思いたくないが、いつもの世界の裏側の。
いつものUGNとFHとの殺しあい。
名うてのエージェントたちの、超常者同士の殺しあい。
いつもの凄惨なその場面。
そんなところに突如、赫い光が広がった――。
――光が収まる。
そこには、すべてが動くことなく倒れ伏している。
物言わず、生気もない。
UGNとFHが、平等に、一瞬で。
斬撃の血だまりの中に、倒れ伏している。
――ザシュ、ガシュ。
そしていま、この瞬間。
倒れ伏したエージェントたちが、モノと成り果てた。
「こんな連中も組織もいらない、いちゃいけない。こんな連中は速やかに破壊されるべきだ」
「UGNも、FHも」
「すべて、平等に、ぜんぶ。――ぶっこわしてやる」
血だまりの中でつぶやく少女。
その身体は、鮮血と返り血で紅く塗れていて。
その手には、見慣れぬ赫い剣が、妖しく輝いていた。
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