:------------------------------
:【はじめに】
:セッション卓はパラレルワールドです。
:参加者によって様々に変わりますので
:そこらへんをご理解いただければ幸いです。
:また、このシナリオは原作:青羊様のシナリオを改変したものです。
:原作者様にはこの場を借りて感謝を。
:原作者様サイト:http://bluesheep.gooside.com/index.html
:サーバーは、坂上鮎様のものを間借りさせていただいております。
:この場を借りて感謝を。
:------------------------------
:東京近郊、N市。
:クリスマスイブ当日です。この日は土曜日なのもあって、
:寒いですがカップルや親子連れで街は賑わっています。
:でも風邪やインフルエンザには気を付けて。
:N市中央公園にて、お菓子イベント「SWEET DESIRE」が
:今日と明日、2日間に渡り開催されます。
:まだ朝なのでイベントの準備中です。
:------------------------------
:誰もが知っている存在、誰もが愛する存在。
:しかし、『それ』は己が背負っているはずの運命にに逆らった。己の存在意義を確かめる為に。
:「ダメです、捕捉出来ません!」
:「くっ、我々UGNがあんなものに振り回されるとは……不覚!」
:甘い匂いを嗅いだら、気をつけろ。『それ』は君のすぐ側にいる。
:『我思う、故に我あり。ここにいる理由はそれで十分だ』
:それは反逆するモノ、挑戦するモノ、裏切りモノ、ダブルクロス。
:『汝に問う、汝は自らの運命を受け入れるか?それとも抗うか?』
:人類の尊厳をかけた闘いが、始まろうとしている。
:ダブルクロス 3rd Edition 「なんかもう名前バレバレだけどあくまでも秘密(仮」
:------------------------------
:PC1
:シナリオロイス ??? P 尽力/N 悔悟
:君はお菓子祭り、「SWEET DESIRE」に出店するテナントの一つだ。
:パンケーキ、クレープ、ワッフル等の生地の材料を混ぜ終わり、
:冷蔵庫で寝かせ、試作の為に生地を焼こうと思ったその時……
:異変は起こった。
:------------------------------
GM:久門遠夜さんにコーンとミントチョコアイスを模した布カバーが付いたマイクをお渡しします。
久門遠夜:「あろあろ~、寒い時期が続くけど、みぃんなげんき~? もうすぐロマンチックなクリスマスっ」
久門遠夜:「ここ東京ならホワイトクリスマスも夢見る人が多いかな。いいよねホワイトクリスマスっ。雪がちらちら舞う様子が、幻想的でイイ感じっ」
久門遠夜:「僕のお店、『Sweet Heart Memory』もクリスマスシーズンに模様替えっ。 ホットクレープにホットケーキ、パンプティングにアイスをそえてめしあがれっ」
久門遠夜:「もちろんいつものアイスフレーバーにタピオカジュース、アイスシェイクもそろえているし、来てくれたお客さんを巻き込んでのマジックショーもやるから、みんなしめしあわせてよっろしくね~♪」
久門遠夜:「……え、お店の宣伝じゃなくて僕の自己紹介しろって? やーだなーっ」
久門遠夜:「まいっかー」
パチン、指を鳴らす。
その手に現れるのは真鍮製の高価なステッキ。
ステッキをくるりと取り回し、かぶる帽子を取って、恭しく。
芝居かかったテイストで、仰々しい礼をする。
久門遠夜:「僕の名前は久門遠夜(ひさかど-とうや)、“はじけるあめだま《PoppingShower》”ってよばれることもあったりなかったり」
久門遠夜:「生まれながらの魔術師にして道化師さ、今だと人を超えたもの――“オーヴァード”っていうんだっけね?」
久門遠夜:「しんどろーむていうやつは、えーっと……ソラリス/モルフェウス-サラマンダー。とはいってもヒーローみたいな“強さ”じゃあない。こんな風に」
パチン、指を鳴らす。
中空に弾けるように出てくるのは、キャンディ、アイス、チョコにゼリーにマシュマロに、コットンキャンディなどなどなど。
幻覚やホログラムではなく、本物がそこに現れ浮いている。
GM:「夢を創って見せて届けるよっ」
ニコリと笑い、頭を上げて手を広げれば、ふわりとお菓子が緩くめぐる。
帽子をかぶりなおし、ステッキをつく。
ふっとあらわれたスイーツたちは、これまたあらわれた机へと着地して
お皿の上にきちんと並び、きれいに盛り付けられて佇んでいる。
久門遠夜:「基本的には防衛者、こわいものを削ってしまうのが本懐だね。いちおう《タブレット》を使って夢をお届けはできるけど、けどと思ってほしいかなっ」
久門遠夜:「こんなかんじ? なにかたりないことあるかな~?」
GM:<今の時期おススメのフレーバーはなんですかー
久門遠夜:「そうだね、ちょっと甘酸っぱいラズベリーに、あまいあまいコットンキャンディ(綿菓子)めいたリボンを添えた、ホーリーナイトがおすすめかなっ」
久門遠夜:「あと季節がら。メロンとビスタチオの緑に、ジェリービーンズとチョコリボンを添えた、トィンクルツリーもおすすめだよっ」
久門遠夜:#なおめっちゃ実在するフレーバーをもじってます近いものが実在します
望月 杏奈:好きなお菓子はなんですか~~!
久門遠夜:「やっぱりなりわい、アイスが好きだね。みんなにこの幸せをお届けさっ」
東 竜士:<甘いもの以外の食べ物だと何が好きですかー!
久門遠夜:「なりわいの関係で甘いものばっかりって思われそうだけれど、甘いだけじゃあきちゃうよねっ」
久門遠夜:「だから酸っぱいレモンや、ペパーミントティー。それにホットクレープのように食事になるものも作れるし、やはりそこらも大好きだよっ☆ミ」
GM:おかず系のクレープもやってるのかな?
久門遠夜:「はーい、もちろんやってまーすっ!」
東 竜士:クレープ屋さんのメニューにも一部あるよねおかずクレープ
久門遠夜:「どうしても、カップルでくると”甘いのが苦手……”て人がいるからね。ラムリキュールで甘さを抑えたアイスやクレープもあるけれど、ちゃんとおかず系のクレープも出してまーっす♪」
GM:<スイデザにについてひとこと!
久門遠夜:「そもそもスイデザ情報はねー、さつきちゃんとリトルに別口で「出てみない?」っていわれてきたんだよねー」
久門遠夜:「なのでにぎわいにしつつ、まじめにこころを獲得にいくよっ!」
GM:期待してますっ。
GM:あと質問なければ次の人に移るけど大丈夫かな?
望月 杏奈:だいじょぶでーす
東 竜士:こちらからはおkですー
:------------------------------
:PC2
:シナリオロイス “我思う、故に我あり”(Cogito ergo sum) 推奨 P 執着/N 脅威
:非番だったはずの君は、UGNの緊急招集でN市支部に居た。(支部長の場合は霧谷雄吾の連絡を受けた)
:作戦内容は、ある正体不明のジャームらしき物体の掃討。
:UGNは、その物体が漏らした言葉からそれのコードネームを決めた。
:その名は……“我思う、故に我あり”(Cogito ergo sum)。
:------------------------------
GM:東 竜士くんにティラノサウルスのぬいぐるみ……口の部分がマイクになっている物をお渡しします。
東 竜士:(なんだこれ……顔だけどまじまじ眺め回し見つつ受け取り。もふもふ)
東 竜士:「あー……東竜士、17歳。高校2年生、だ。このくそ寒い時に呼び出しやがって……」
東 竜士:「オーヴァード、だかになったのはちょい前……の事だな。流れでUGNってところに協力する事になっちまったがまあいい。"T-REX"なんて名で呼ばれてる」
東 竜士:「シンドロームはピュアキュマイラ、つってもバケモノなんてモンじゃねえ。もっとデカくて強そうなヤツだ。力比べなら任せろ」
東 竜士:(時折ぬいぐるみの尻尾をにぎにぎしているようだ)
東 竜士:今回は緊急招集だかで休みが潰されちまったんだが、アネキが行き先聞くなり土産よこせって言うもんだからまあ……早く用事済ませて帰りてえな……。
GM:<お土産ってやっぱスイデザのお菓子ですか?
東 竜士:「ああ、最初は行く気まんまんだったみてーだがあいつ模試の事すっかり忘れてやがったからな……甘いモンは特に目がねえんだ」
GM:女の子はそうだね、仕方ないね……
東 竜士:(ぬいぐるみの出来具合を見分しだした)(たまに舌打ちしているようだが相変わらず尻尾やらを握ってみたりしているようだ)
望月 杏奈:えっじゃあ竜士くんはなにがすきなん
望月 杏奈:メンラー?
GM:焼肉好きそう(勝手なイメージ
東 竜士:「……まあ、甘いモンも、嫌いじゃあねえよ。ついでにうまそうなもんがあったら、言う事はねえな」
東 竜士:ぎく、と固まったのちついーっと居心地悪そうに目線を逸らされた……。
久門遠夜:<ふわっふわのドーナツとかどうかな~?
東 竜士:「ドーナツ……しばらく食ってねえなあ……」ぴくっと耳が反応したようで。
久門遠夜:<ふふっ、じゅんびしとくねー
久門遠夜:(バックヤードでなにかまぜてる)
東 竜士:「肉か、肉ならいくらでも食えるぞ」肉、と聞いて振り向いた目が輝いている。食いてえなーなどとぼやいており。
GM:っ肉ガム
東 竜士:「あ? せめてホルモンでも持ってこい」
東 竜士:ニセモノ? はお気に召さなかったようだ。
GM:質問などなければ次行きますよー
久門遠夜:だいじょうぶですよー(しゃかしゃか
望月 杏奈:だいじょうぶですよー(ザリザリ
:------------------------------
:PC3
:シナリオロイス 謎の不定形生物 推奨 P 好奇心/N 恐怖
:君は、朝食とおやつを買って家に帰る途中だった。
:その時、突然ワーディングがかかる。
:目の前には甘い匂いを放つ謎の不定形生物。
:戦闘態勢に入るため身構えた君だったが、不定形生物は攻撃をするそぶりは無い。
:代わりに、ある哲学的な問いかけをされてしまった。
:------------------------------
GM:望月 杏奈さんに、黒とピンクのラインストーンでモリモリデコってあるマイクをお渡しします
望月 杏奈:「゜.+:。☆イエーイ☆゜.+:。 」キャッチ
望月 杏奈:「えっのっとふぁうんど? しばらくおまちー☆彡」
望月 杏奈:「アンたんでもアンちゃんでもいーよ☆彡」
望月 杏奈:「アタシN公のー1年のー」
長爪にネイルストーン。きらっきら。ピアスもきっちり、頭はもっちろーん盛ってある。
望月 杏奈:「カリスマJK♡ 神ってるんでそこよろしくー☆」
望月 杏奈:「おーばーどぉっていうのがぁー なんかあるらしくってー アタシよくしらないんだけどー」
望月 杏奈:「゜.+:。☆ 神じゃね? ☆゜.+:。 」
望月 杏奈:「将来の夢はゴッドモデル! そのために今読モも目指してるよー♡」
望月 杏奈:――という化石人類。今でも居るには居るらしい。現にここに。
ただ、彼女はとってもフレンドリー。見た目は山下りの妖怪、中身はJK。
レネゲイドやオーヴァードのことなんててんで知りません。でも便利な力程度の認識あります。
GM:<読モ志望とのことですが、購読紙はなんですかー?
望月 杏奈:「あのさー昔agehaってあったじゃん? 今復刻してるんだよ☆彡 それ見てるぅ~!」
東 竜士:<メイクで特に力入れてるポイントなどありますかー!
望月 杏奈:「メイクなだけに目ってか! マジTBA(テンションばり上がる)~~wwww」
GM:<その恰好、生徒指導にめっちゃ引っかかると思うんですが、どうやってかわしてるんですか!
望月 杏奈:「え♡ センコーともダチだしー♡」(竹 馬 の 友)
GM:EEめっちゃ活用してるー!?
望月 杏奈:「つーかカリスマモデル目指してんだからそんぐらい許されるっしょ! UGNとか知らないし今スイデザアツいから!」
GM:<ではスイデザについて一言お願いします!
望月 杏奈:「バリ制覇してやるかんね!! あと神モデル居たら追っかける!☆.。.:*・゜」
東 竜士:<これはイチオシ! なスイーツはありますかー!
望月 杏奈:「きびつぃけどやってやるもーーん☆ あ、なんか神ってる屋台来るらしいよ? アイスとかクレープ? 定番だけどやっぱ神なら余計気になるよね!」
久門遠夜:<ふふっ
望月 杏奈:「゜.+:。☆以上でーす☆゜.+:。 」
GM:質問などなければオープニングに入りますがよろしいでしょうかー?
久門遠夜:はーあーい
:------------------------------
:オープニング シーン1:プレイヤー久門遠夜
:------------------------------
GM:PC1:久門遠夜(ひさかど-とうや)さん、登場して侵蝕率を上げて下さい
久門遠夜:久門遠夜の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:38->48)
久門遠夜:しょっぱなから飛ばしてるね☆ミ
GM:いきなり!?
東 竜士:イベント張り切ってるんですなあ
久門遠夜:はーい!!
久門遠夜:じっさい……アーGM
久門遠夜:OP、自分さきに演出させてください。ちゃんとHOにつながる様にしてきてます
GM:あ、了解ですー!
久門遠夜:(ちょっと雑談で状況をGMに確認中です)
――『SWEET DESIRE』、開催前日。
――夕方ごろの、N市中央公園にて。
N市中央公園の一角で、キッチンカーが留まっている。
フロントガラスには『SWEET DESIRE』参加の旨の駐車証。
その傍らには、そこそこの大きさのタープテントが張られている。
Sweet Heart Memory。
そう描かれているキッチンカーから、甘くいい匂いがしてくる。
なかは明かりがついていて、人影がちょろちょろ動いてるのが見える。
……どうやら中で、料理をしているようだ。
しゅわしゅわと。
セラミック製のハンドブレンダーで軽快に、卵白を泡立てメレンゲにする。
木製スプーンでジャムをちょっと掬ってメレンゲへIn
卵白がみるみるうちにふわふわと、白くて甘いわたがしのようになっていく。
トン、とメレンゲ入りのガラスボールを横に置いて、取り出したるは別のガラスボール。
今度はサクサク木べらで切る様に、そのボールの中身を混ぜている。
空気がいっぱい入るよう、ふわっふわになる様に。
N市中央公園にて開催される、お菓子イベント『SWEET DESIRE』
久門のテナント、一畳店舗:『Sweet Heart Memory』も、そのイベントに参列予定。
ただ今鋭意試作中。
出店時にお客にふるまうスイーツこそ、いつもどおりに《無上厨師》に《万能機具》で、無からダーッと創ればいい話。
テナント時のイートインスペースなどのセッティング、パフォーマンス向けのマジックや料理機材だって、《万能機具》でこれ一発。
《快適室温》や《細菌環境操作》を使えば、イートインスペースとしてセットするタープテント内部も快適にできるし、ふんわり《快楽の香気》を使ってお客さんをしあわせ気分をおすそ分けしたり、“匂い”で他の出店のスイーツには負けてしまうアイスであっても、お客さんを呼び込むことだってできる。
だけどここで大問題
《無上厨師》で創りだせるのは、“自分が知っている料理”だけ。
つまり“今まで作ったモノ”ならば、どんな高価で難しいものでも魔法のように出せるだろう。
だけどそれが“今まで”のものである以上、それはすでに過去のもの。
よりよくいいモノを作りふるまうためには、常人同様材料揃えてきちんと開発が必要で。
本懐であるお客さんにふるまうアイスを代表としたスイーツ・フェスタの出し物の、試作をこうしてやっている。
【ふるまってる料理の原価はただじゃん】などと言うなかれ。
“そこ”にいたるまでにはとんでもない量の、試行錯誤やコストというものが存在する。
久門遠夜:「ラズベリー、クランベリー、ブルーベリーにチョコレート」
久門遠夜:「オレンジピールやレモンピールのアクセントに、緑はお約束のミントでいいかな」
久門遠夜:「いろどり考えてちっちゃなギモーヴ添えるのはありかな、なしかなー? ごちゃっとしすぎるかなー?」
:――あなたがそう思案している最中、異変は起こった。
:べちょり、ずるり。
:ガラスボールの方から音がする……
久門遠夜:「ん?」
久門遠夜:首をかしげて、ガラスボールを見てみます。
:2つ並べてあるガラスボールの生地。
:それがひとりでに動きだし、ひとつの塊になろうとしているのだ!
久門遠夜:「……あれ?」
:甘い綿菓子のような生地も、隣の空気の入ったワッフルの生地も気づけば混ざり合ってもはやぐちゃぐちゃである。
久門遠夜:「あ、あれ、あれあれあれ?!」
久門遠夜:「ちょ、ちょっとまってーまだまざらないでー!!?」
久門遠夜:いろいろ機材おいてから、とめに行こうとします!
:そんなぐちゃぐちゃな生地が、ぼとり、ぼとりとひとりでに床に落ちようとしている――
久門遠夜:「わ!?」
床に落ちちゃった時点でいろんな”ごみ”が混ざってしまう。
いくらきれいにしてたって、さすがにそれは免れないわけで。
やり直し確定だー!!?
GM:しかし、ぐちゃぐちゃに混じりあった生地を止めようと触れたとたん、強酸に触れたような、熱湯に触れたような痛みが走る――
GM:そして、《声なき声》が響く。
???:「我思う、ゆえに我あり……ここは我のいるべき場所ではない……」
久門遠夜:「ふにゃあ!?」
GM:床に落ちたふわふわだった生地はずるずると。キッチンカーの車体とドアの僅かな隙間を潜り抜け、夜の闇に消えて行ってしまったのだった――
久門遠夜:「あー……」
久門遠夜:唖然としたまま、試作品’sがいっちゃうのをみて。
久門遠夜:首をぶんぶん。
久門遠夜:「や、やりなおしー!!?」
久門遠夜:頭抱えます。
GM:#遠夜さんが反応して適宜まとまったらシーンエンドです
久門遠夜:今いっちゃった奴より、スイーツデザイアの試作品のが、のがー!!?
GM:キッチンには綺麗にからっぽになったガラスボウルがころん、と。
久門遠夜:冷蔵庫にGO。
久門遠夜:「うーん、まだやれるだけ残ってたかな……名古屋コーチン……」
久門遠夜:「和三盆は……和菓子だし……そこまで使わないからある、けど、うーん……」
久門遠夜:洋菓子向けのお砂糖は残ってたかなあ、と、頭を抱えて、シーンエンドでお願いします。
:------------------------------
:オープニング シーン2:プレイヤー東竜士
:------------------------------
GM:PC2:東 竜士(あずま りゅうじ)さん、登場して侵蝕率を上げて下さい
東 竜士:東 竜士の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:34->36)
東 竜士:テンション低めだ!
久門遠夜:プレセッションからだるーいしてたしね東君。
ようやくだるい高校も冬休みに入って、冷蔵庫の様な中を歩くという苦行から解放されたというのに。
よりによって冬休み初日、昇り始めた朝日を浴びながら東竜士は歩いていた。
東 竜士:「……さみぃ」
東 竜士:ようやく開いた口からも、息が白く立ち上る。もうすぐにでも引き返したいところだが、「呼び出し」ともあればそういうわけにもいかないのがうらめしい。
東 竜士:なぜ、協力するなんて言ってしまったのか。
東 竜士:いくらか見慣れてきた道をたどり、目指す先は朝に向かうには似つかわしくない場所――バー「ローレライ」。
東 竜士:とりあえずあのマスターとやらに何か一杯奢らせなければ、とだけ心に決めて、半ば乱暴に【CLOSED】の扉を押し開けた――。
内藤 流華:「いやー東くん忙しい所来てくれてありがとねえ。はい駆けつけ一杯」っホットジンジャー
内藤 流華:「いやー、他のヒトにも協力要請したんだけどねー。知っての通りUGNは万年人手不足、それに今日はクリスマスイブ、ときたもんだ」
内藤 流華:「私も動きたい所はやまやまだったんだけどさー、残念ながらお店の予約がいっぱいで仕込みをしないといけないわけさ。」
東 竜士:「ふん、『大人』は忙しいってわけか。見計らったように呼びつけやがって……」
内藤 流華:「いやぁ、ごめんねぇ。この埋め合わせは後でするからさぁ!」
東 竜士:暖房の効いた空気と暖かなものを胃にいれてようやく縮こまっていた身体がほぐれていく。
東 竜士:いつもはジンジャエール一択ではあるが、たまにはこうして暖かいものも悪くはないな、とカップにもう一口をつける。
内藤 流華:「それで、今回の依頼なんだけど……」
内藤 流華:「正体不明のジャームの掃討だ。ええとコードネームは……”我思う、ゆえに我あり(Cogito ergo sum)”と便宜上呼んでいる」
内藤 流華:「出現したのは昨日の晩から、ファルスハーツの動きは見えないから関わってない、とは思うんだけど、どこかの生物兵器かもしれない」
内藤 流華:といって写真を見せます
我思う、故に我あり:こんなん、
東 竜士:「掃討か……要はヤローを見つけてぶん殴りゃいいんだな」
内藤 流華:「話が速くていいねぇ。今のところ死者は出ていないけど、いつ何が起こるか分からない、注意してとしかわたしからは言えないや」
東 竜士:それなら話は早い、と少し機嫌が上向きになったのもつかの間。見せられたターゲットの姿に顔をしかめ。
東 竜士:「なんだこの……この……出来損ないのなんかみたいな」
内藤 流華:「不運にも襲撃されたUGNイリーガルが、そいつの体組織を服に付けちゃったから、Rラボに鑑定に回してるところ。正体はそのうちわかるんじゃないかナ」
東 竜士:「分裂とか、しないだろうな……」
内藤 流華:「……あはは。しそうで困るよねえ、その見た目」
東 竜士:殴りつけた端からぽよよんと擬音付きで分裂する様を鮮明に思い描いてしまい、さらにげんなりとせざるをえない……。
内藤 流華:「一応ダメ元で協力者を募ってみるから、合流できそうな人材がいれば連絡するよお……」
東 竜士:「あーわかったわかった、どうせ俺しかいねえんだろ。了解だ」
内藤 流華:「そういえば、ポッピングシャワーがN市に居るって聞いたっけ。彼にも協力を要請してみよう……」
と、電話を触ろうとした瞬間、電話が鳴る
内藤 流華:「……はい、こちら”ローレライ”。……えっ、また新たな被害者が!?」
内藤 流華:#東くんの反応を待ってシーンエンドです
東 竜士:そういやそんなアイスがあったな、と思い浮かべたところで頭を振る。
東 竜士:せっかく温まった気分をわざわざ冷やすことは……と、最後の一口を飲み干そうとした、そんな時。
東 竜士:「新たな被害者」の一言に、傾けかけたカップをカウンターに置いて。
東 竜士:どうやら、思っているよりもヤツはなかなかに手強い相手なのかもしれない……そんな予感を、新たに胸に抱くのだった。
:------------------------------
:オープニング シーン3:プレイヤー望月 杏奈
:------------------------------
GM:PC3:望月 杏奈(もちづき あんな)さん、登場して侵蝕率を上げて下さい
望月 杏奈:望月 杏奈の侵蝕率を4%上昇 ((侵蝕率:33->37))%
――っつーわけで、アタシ今パリピダチとアゲアゲ中。
望月 杏奈:いや、この一文は説明に足らない。正確に言うと、コンビニ前で今では希少となってしまった妖怪の群れがある。
望月 杏奈:「でさー」「スイデザ行ってくるけど」「アンはぁ?」とかなんとか。
望月 杏奈:同種の女子がコンビニアイスを鹵獲してきて食べている。これから向かう所のようだが、杏奈は「ちょっと一人で回ってみたい」という意外な声。
望月 杏奈:「ちょっちーアタシ、ムフフ。まあみんなと行くのもありよりのあり? だけどー☆彡 ……ごめんッ!」ぱし、と懇願している様子。
モブ子:「えーなにー、カレシ? 抜け駆けは無しだよアンー!」
望月 杏奈:「有名読モのニコらんがお忍びで来るっちゅーからー……ほら、みんなで行くと目立つっていうかー、悪い訳じゃないんだけどー」
――以下長くなるので簡易にまとめる。
「彼氏はまだ来年だし今は神モデルとのコネを作りたい」という話らしい。
望月 杏奈:その笑顔に全くの悪気はない。このハングリーさがかえって認められている節すらあるようだ。
望月 杏奈:……まあ、彼女の発する何らかの妖気がそうさせるのかもしれない。
モブ子:「ニコらん!? あたしも見たーい!! けどみんなで行っちゃメーワクかぁ」
望月 杏奈:「終わったらいこ! こればっかりはアタシ、MH(マジで本気)だから♡」
望月 杏奈:というわけで一端サシでも話したくあり、そのまえにスイデザで一周、それからパリピで一周、という計画だ。
モブ子:「うん! それじゃ、終わったらLINEヨロ! 写真も撮っらせてもらえたら見せてー!」
望月 杏奈:「おkおk☆ よろー☆」
望月 杏奈:――見つけられるかどうかは、確実ではない。けれども、彼女は決して諦めない。
望月 杏奈:そんなこんなでスイデザ戦争、もとい妖怪行脚が始まるのであった。
GM:――そうして杏奈がスイデザに向かおうとした、その時。
《ワーディング》。
特殊な粒子を散布して、非オーヴァードを無力化するエフェクトだ。
モブ子:「あ、ゴメ……なんか急にめまいが……」
GM:ばたばたと、周りの友人たちが気絶していく……
望月 杏奈:しかし妖怪は気にもとめていない。っていうか何が起きてるのかわかんないわ。ごめ☆
望月 杏奈:「ええ? じょぶじょぶ? 病院? ……あれ?」
望月 杏奈:「はあーっ!? アリエナイッティ! みんなでもしかして朝までオケ行ってたの!? ちょっとぉ~~」
GM:そして、後ろから《声なき声》で語りかけるモノが居る――
謎の不定形生物:『汝に問う、汝は自らの運命を受け入れるか? それとも抗うか?』
望月 杏奈:振り返る。映画の撮影かな。杏奈は首を傾げた。
望月 杏奈:「ちょっと、スタッフゥー! へんなきぐるみいるしアタシのダチが寝てるんですけどぉ~!」
GM:だが周りにカメラなどは無い――
望月 杏奈:「あーれ? もしかして」
望月 杏奈:
「゜.+:。☆ 今これ神ってる状況? ☆゜.+:。 」
望月 杏奈:やっだーもーとかなんとか、目の前の不定形生物に対して全く言葉が通らない妖怪対決。
謎の不定形生物:「神とはなんだ、娘よ……」
望月 杏奈:「♡♡神イズゴッド♡♡」
望月 杏奈:「ていうかよくみたらゆめかわじゃん!! なにこれ、触っても良い? 飼育員居る?」
GM:触ると……なんかねちょ、ってする。
望月 杏奈:「リアルガチいきもん? うわー障るんじゃなかった」ねっちょねっちょ
望月 杏奈:「つーかマナミとかエっちゃんとか倒れてんだけどこれどーすんの? ねえゆめかわ系よくわかんないイキモノくん」
望月 杏奈:ねっちょねっちょねっちょねっちょ
謎の不定形生物:「大丈夫だ、その娘たちは、じきに目を覚ます……」
望月 杏奈:「そっかーなら問題なーし」ねっちょねっちょ
望月 杏奈:「ブフッwwwバイブスアゲwwwwww癖になってきたこの触感wwwww」
謎の不定形生物:「はっ、ここにも我の同胞が……たすけなければ……」
GM:杏奈がねっちょねっちょねっちょしてるうちに謎の不定形生物はマナミちゃんやエっちゃんのほうへうにょーん、と伸びます
望月 杏奈:伸びた箇所をひんづかもうとします。
GM:ひん掴まれてにゅるっと縮むぞ
望月 杏奈:「おさわり禁止ぃ~~」
謎の不定形生物:「……そうか、ならば仕方がない……我は出直すことにしよう……」
GM:謎の不定形生物は、にゅるりと体を揺らし、道路の方へずるずると。
GM:《神出鬼没》でシーンから退場します
望月 杏奈:「ねえねえ、ゆめかわくん、何しにきたんー? 迷子ー?」その背に声をかけているが、そのまま見送る形に。
GM:そして、気絶していたモブ子、マナミ、エっちゃんが目を覚まします
望月 杏奈:「おはよー☆彡 テンサゲなんすけどー。急にみんな寝ちゃうんだもんー。昨日パリピってた?」
モブ子:「えぇー、アン抜きでそんなことするわけないじゃーん?」
マナミ:「ねー」
望月 杏奈:「゜.+:。☆だよねえ! うちらズッ友だしぃ!☆゜.+:。 」
望月 杏奈:――と、かなり何事もなかったかのように先程の対決はドローとなった。
エっちゃん:「もち! ズッ友だよねぇ!」
エっちゃん:「ってあぁー!? アイス!?」
望月 杏奈:「あっ」
皆が気絶している間、いつの間にか食べていたアイスの容器がさかさまになり、空っぽになっていたのだった!
マナミ:「うそーん! あたしのハーゲンダッツぅ!」
望月 杏奈:床に散乱した、液状の残骸。きっと食べ物を大事にする人なら憤慨ものの光景だが、今回は仕方ない。そう思ってほしい。
望月 杏奈:「なめなめしちゃえ☆」
――だが、散乱する液状の残骸はアイスをひっくり返したにしては少ないようだ
とくに、杏奈が食べていたアイスの容器は床にしみ一つない。
おそらく、零したにもかかわらず、だ。
望月 杏奈:余裕綽々で杏奈は自分が片手にしていた吹雪だいふくを――ない。
望月 杏奈:「ない!」ないのだ?!
望月 杏奈:現実は非情である。
代わりに、ねちょねちょしている薄黄色の物体が容器についていた――
マナミ:「うっそ! 吹雪だいふくでしょ?」
望月 杏奈:「さっきちょっと突付いたけど、あれれ~~」
マナミ:#なんかまとまったらシーンエンドです(ふわっ
もっちりとして中身にアイスが詰まっているそれは、若干溶けて中身が出ていたにせよまるっと何も残さず、いや何か残っているが。
望月 杏奈:「きっしょーーーーーーー!!!!wwwwwwwwwwwwww」
ちょうきしょい。何アレ。アイス全部もってかれた。あっつーか、お腹空いてたの? やだカワイソ。餌付けしときゃよかった。
という認識で丸く収まったようである。
:------------------------------
:薄力粉、砂糖、ベーキングパウダー、牛乳、卵。
:これらは様々な割合で組み合わせ、焼き上げる事により
:ホットケーキ、クレープ、ワッフル、カスタードクリームなどなど、様々なお
:菓子に生まれ変わる魔法の材料。
:しかし、焼かれる前の生地はただのどろどろした粘液状の塊にすぎないのだ……
:ダブルクロス 3rd Edition「ホットケーキ・パニック!」
:……改め、「Sweets Panic! 」
:------------------------------