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【はじめに】
セッション卓はパラレルワールドです。
回すGM/参加されるPLによって様々に変わるもの、ご理解をお願いいたします。
【このサーバーは、坂上鮎様の許諾を以て使用させていただいております。
――敬意を。そして、感謝を。】
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この世には、開けてはならぬ“箱”がある。
触れてはならぬ、“箱”がある。
ひとたび“箱”が開いたならば、あまたの絶望が世へ放たれる。
それを知っても尚ひとは、ひとかけの希望をひたすら願う。
誰かが言った。
【この世に“悪”があるとすれば、それはひとのこころだ】と。
“箱”がもたらすのは、希望か、それとも絶望か。
Double Cross the 3rd edition
『願いの箱舟-Reload-』
ダブルクロス――それは、裏切りを意味するコトバ
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≪舞台≫
200以上もの群島が点在する、長崎県のとある島々、九十九島。
――そのひとつ、黒島。
本島には船で行くくらい。住んでいるひとは控えめで自然の多い、そんなのどかな島。
季節は11月、カキのシーズンが始まりました。
もうすぐクリスマス。隠れキリシタンの島的にも観光的にも漁業的にも力が入っているそんな時期。
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GM:と、言うことで――寒くなってきた秋の夜長、みなさま体調はどうでしょうか?
松笛人理:寒暖差が激しいと思ったらまた冷え込んできた今日このごろ、風邪は引きたくねえですねえ
松笛人理:とりあえず今日の私はげんきです!
GM:。○(すみませんGMは木金でドーピングしたらみごとに土曜日バックファイアしました、げふ)
GM:だいぶ、なおした、って、ば!!
松笛人理:カラダニキオツケテネ……
GM:実家にも言われてしまいましたしねー……HAHAHA、だいじょうぶ、だいぶなおした、うん。
穂積 月夜:忙しかったり体調崩したり体調崩したりしてました……
GM:がんばれツクヨちゃん……びみょーにイベント重なりますからねえ;
GM:とまれ寒暖差が厳しいってことは、海産物もおいしいですよ♪
松笛人理:ぷりぷりの牡蠣……
アロンドラ・カルディア:えーと……生きてます!(語彙
GM:はいな、ではお互いがお互いと思うので、紹介フェイズいきましょう。
松笛人理:はーい!
GM:紹介フェイズ中に
GM:他2名とのつながりとか関連も、お話願えますと幸いです。
GM:……決めておいてって言ったのに―(泣きダッシュ
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■PC1
ワークス:“どの組織にも所属してないこと”
カヴァー:指定なし
シナリオロイス:モノトーンの少女:推奨感情:慕情/隔意
指定Dロイス:特異点。
キミは世界の裏を真実を知っている、どこにでもいるオーヴァードのひとりだ。
――ちょっといろんなことが身の回りで起きやすい、それが目を引くかなという程度。
そんないつものとある日に、ふらりと道行く少女に目を留める。
浮世離れした風体と雰囲気のその少女は、キミの視線に気づくと傍によってくると。
「おねがい」「たすけて」と、口にした。
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GM:(淡い水晶玉と見まごうカットの、マイクがぽんと手渡された)
松笛人理:「おお……見える……そなたの未来が見えるぞよ……」ろくろを回すような動きでマイクに手をかざす。
松笛人理:「なーんてね。ぼかぁ松笛人理(まつぶえ・じんり)。業界じゃあスクラップスタ(零毀星)なんて呼ばれてる、しがない占い師さ」
松笛人理:「シンドロームはバロールピュア。なもんで、本当に未来予知できんの? なんて思われることもあるけど、ぼかぁそういう能力はないんだな~」
松笛人理:「ぼくに出来るのは……そうだね、あんた、〝後悔〟ってやつ、ないかい?」
松笛人理:「悔やんでいること、後ろ髪引かれること。あるいは、あんたが忘れてても、確かにある、〝選ばなかった可能性〟」
松笛人理:「ぼくはね、そういったスクラップされちまった可能性を、人の背後に影のように憑いてるそれを、ちょいとばかりいじれるだけなのさ」
松笛人理:「……んまあ、そんなズルいことばっかりしてるせいか、どーも妙なことに巻き込まれがちでねえ。師匠は〝特異点〟って言ってたかな?」
松笛人理:「東京じゃあさんざっぱら騒ぎに巻き込まれて、なーんか疲れちまったんで島に戻ってきて、もう一年かな。そろそろ、また騒がしくなる予感がするねえ」
松笛人理:「あ、そうそう。今度島にカルディアの姉ちゃんと、穂積さんが来るんだっけ? あの二人には以前、占いしたことがあってねえ」
松笛人理:「そんときゃ適当に恋愛占いでアドヴァイスしたけど……その後、うまくやってけてるかな?」
GM:。○(恋多き乙女に適当は、アブナイ……)
松笛人理:(多分そこはほら、ほどほどに外れてほどほどに的確なんですよ)
松笛人理:まあこんなもんかー。でも悪くなかったなー、てのがミソ。
松笛人理:そんなわけで、今は島で居酒屋を経営するマッマ(母子家庭)のもと、たまに店の手伝いしながら、観光客相手に占いをしてる兄ちゃんです。
松笛人理:28だから、NPC含めてもわりと年上なほうですね。びっくり。
松笛人理:戦闘ではピュアバロRCらしく、黒の鉄槌でごっかんごっかん殴るだけ!
GM:だけ言わない、いたいΣ
松笛人理:<あと、実はすこーしだけ傷を癒やす能力もあるんだぜ? オーヴァードにはあまり
松笛人理:<必要ないかもしれないけどね~(途中送信
GM:28だからだいぶ落ち着いてる、の、かなあ? ですかねえ。
松笛人理:見た目はへらへらちゃらんぽらんな感じです。中身は……どうかな?
GM:中身もちゃんぽん?
松笛人理:今まで色んな事件に振り回されてきた(少なくともキャンペーン一本経るぐらい)ので、なんか含蓄はあるかもしれません。
GM:ほおほお、ほおほお。
GM:とまれ、人理くんに何か質問ある方、おりますかー?
アロンドラ・カルディア:そーだなー
アロンドラ・カルディア:得意な占い! 気になる!
松笛人理:「占い? ああ、好きなの選んでよ」ごそっと取り出す占い道具の数々。水晶玉、タロット、筮竹……
アロンドラ・カルディア:そのなかのどれなんだよぉ!(悲鳴
松笛人理:「まあ強いていうなら、タロットが好みかなあ。これ、女の子も喜ぶんだよね」
アロンドラ・カルディア:王道を征く
穂積 月夜:わー胡散臭い!
GM:わー
アロンドラ・カルディア:まあ万国共通だしやりやすいよね
松笛人理:「相手の好みに合わせてアイテムを選ぶ! これ大事ね」
松笛人理:「まあ、占いよりも単に話したいだけのお客さんも、たまにいるしね」
アロンドラ・カルディア:おっ多分そこのスペイン人だな
松笛人理:(アロンドラさんに)「ところでそのホットパンツ、寒くない?」
松笛人理:「ぼくなんてタートルネックにコートなんだぜ……」
GM:※舞台は11月です
アロンドラ・カルディア:普段体動かしまくってるから強いんや……
松笛人理:ぼくRCだからね……へへ……(他に質問なければ次いきませうか)
穂積 月夜:とりあえず、質問内容に困ったので好きな女性のタイプでも
松笛人理:「……それは、哲学的な質問だね」
松笛人理:「あえてぼくの好きなタイプを挙げれば、それはきっとぼくの母親にどこかしら似ているだろう」
松笛人理:「そんなのは恥ずかしいから、言わない!」ふんぞり
GM:基本このGM、PCリソースのNPCは演技しません。
GM:なので、おかーさんロールとかはお願いねっ!
松笛人理:はーい
アロンドラ・カルディア:「日本の男の人、近頃難しいデスネ! あ、マザコンデスネ!」
GM:ですねっ☆ミ
穂積 月夜:「母親、母親ですかぁ……分からないですね」
松笛人理:「そりゃ、女手ひとつで立派に大きくしてもらったんですもん。大事にも思いますって!」
松笛人理:「あーとはまあ、うちのレネゲイドの師匠かな……。いや、あれは気が強くてちょっと怖い……うん、いまの無し!」
松笛人理:「でもまあ、家庭的でかつ戦闘力ある女性とかいいよね……」などと供述しており。
穂積 月夜:「なるほどなるほど……参考にしますね!」
松笛人理:こんな感じかな?
GM:かなかな? じゃあ、次の方逝ってみましょうかねっ。・・)。
GM:いってみましょうかね!!?
松笛人理:不吉な誤字やめて!?
GM:(ダメだこのGM誤字大魔王と化している……もうちょっと気にして打とうか)
アロンドラ・カルディア:危い
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■PC2
ワークス:UGN所属。
カヴァー:指定なし
シナリオロイス:的場啓吾:推奨感情:執着/不安
指定Dロイス:---
キミはこの街を護っている、世界の守護者なオーヴァードだ。
割とのどかなこの街で、リヴァイアサンから緊急連絡がくる。
なんでも、穏やかだったこの街にFHが幾人か潜入したという。
そして彼からのそんな連絡は大概、悲劇やド派手な騒動が起きる予兆、なわけ、でし、て……。
そういえばつい先日、元UGNエージェントだがFHへと転向した青年を、街で見かけた気が、した。
特にいまはもめ事も起こさずただ何かを探しているようではあった、が……。
おそらく、アレのことだろう。
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GM:(マラカスのような色合いとカタチの、マイクをアランドラさんに手渡した)
アロンドラ・カルディア:「Hora! ¿Qué tal?(やっほー! みんな元気~?)アロンドラ・カルディア、デース!」
アロンドラ・カルディア:マイクを片手に、いやもはやマイクなんて気にしない勢いで叫ぶ。
アロンドラ・カルディア:どこからかガヤとか口笛が飛んでくる。気のせい。
GM:<ピューピュー
松笛人理:<ひゅーひゅー
GM:<チャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカ(カスタネット)
松笛人理:<オーレ!
アロンドラ・カルディア:「日本で、ナースのお手伝いやってます! 表の姿! 暗躍する時は~……U・G・N!」
アロンドラ・カルディア:「いわゆる正義のヒーロー的なヤツですネ! でもでも最近~……」
少しアロンドラの表情が曇る。
アロンドラ・カルディア:ビシッ、と指を天高く指して。
アロンドラ・カルディア:「――占いデス! 恋愛占い! 胡散臭いオニーサンに“ルナ”の正位置って言われました」
アロンドラ・カルディア:「これどうしましょうねー。ワタシもそろそろパードレス……親がウルサイ、これが困ります!」
GM:※ルナ(月)の正位置:一般的にまいご、さまよう、先が見えないって意味合い。
アロンドラ・カルディア:「良いパートナー探せってうるさいの。跡継ぎ居ないし~困るって言われても~」
アロンドラ・カルディア:まっいいや、って形相になって、両手をばんざーい。
アロンドラ・カルディア:「さーておいて。今回はデスネ! イザベルに教えてもらったベスト・スポット!」
アロンドラ・カルディア:「教会(イグレシア)があるちょっとした島です。何でも有名でお祭りもしょっちゅう?」
アロンドラ・カルディア:「楽しみデスネー。インスタとか~いっぱい写真撮ろうって感じデス! え? 今週有給取ったんでたーっぷり遊びマスよ! WOW!」
GM:舞台:黒島には、黒島天主堂っていう1902年に建てられた、荘厳な教会があるよっ!
GM:国の重要文化財指定かつ、世界遺産候補だったかな……。
アロンドラ・カルディア:「あ、自分のスペックですかー? えーと3つデス」
アロンドラ・カルディア:「ブラム=ストーカーにー、ハヌマーンに、ーソラリース!」
アロンドラ・カルディア:「あー……えーと、銃で。撃ちまーす。ナースがですか? ワカリマース。正直嫌でーす。でも守るのは、お仕事ですから~」
アロンドラ・カルディア:「でもでもオサライ! OK? ワタシは、今回、Akegre(楽しむ)! 楽しむ、休暇! ナースはキツイですからねー。ガス抜き、これ大事!」
松笛人理:あれぐりー、だっけ?
アロンドラ・カルディア:アレグレ~
松笛人理:オー、発音、ムツカシーネ
アロンドラ・カルディア:「というわけで以上デース。班長サンにはお大事にして貰いたいケド、ワタシも自分大事にしまーす」
アロンドラ・カルディア:パチンとウィンクを飛ばしてマラカスを振った。もはやマイクの体をなしていない。
GM:>マイクが< #しゃかしゃか
GM:さてさてアランドラさんに質問、あるかたおりますかー?
松笛人理:「カルディア姉さんー、好きな音楽またはダンスはなんですかー?」
アロンドラ・カルディア:「もち! 演歌!」
松笛人理:「そこなんだ!?」
アロンドラ・カルディア:「ツガルカイキョウ……美しいですね……行ってみたいデース」
松笛人理:「あー、これから寒いし、歌の背景にはぴったりだろうね~」
穂積 月夜:「ふむふむ……これがギャップという物なんですね!?」
アロンドラ・カルディア:「Danceは何でも楽しめればOK! ベリーも、ボンダンスも~!」
松笛人理:「盆踊りもマスターするとは……やるな!」
アロンドラ・カルディア:――えー補足。
《ホワイトハンド》所属の護衛。異例ですが直談判して所属中ですね。
言うまでもなく日本ヲタというかライク。見ての通りラテンの例に漏れずネアカ。
お偉いさん(イザベル)と知り合いのようですが、別に立場関係なくご友人のようです。
GM:異例というか、すっごい修羅場なんだけどね日本支部!
GM:ただ、中南米での遺産バトルとどっちが修羅場だろうと言ったら悩みます。あっちFHもギルドもつよいからな……。
松笛人理:ハハッ
アロンドラ・カルディア:ホワイトバンド到着までに襲撃されても困るしねー。そういった意味合いでは合理的だと思う。
アロンドラ・カルディア:ハンドと打つのにバンドとでる不具合
松笛人理:おのれ予測変換
穂積 月夜:「あ、別に他意はないんですよ? 無いんですけど、UGNとかFHとか、そういう組織についてどう思います?」
アロンドラ・カルディア:あー日本に所属してるのは滞在中にややあって、且つちょーカッキェーな班長のお姿を見て入班決定。
アロンドラ・カルディア:単純にUGNとFHの関係はあまり好ましく思ってないというか、シビアには見つつもやっぱり平等にあるべきとは思ってます。命だもの。
アロンドラ・カルディア:ジャーム化とか簡単にやめなさいよーとかはあるにしても。
和光洋介:元殺し屋にして現医者な、UGNホワイトハンド・日本支部班長です。
アロンドラ・カルディア:画像でかいぞ!(びっくりした
松笛人理:コマ画像だとそういうことたまにあるね
GM:アイコンそのまましてるんだけどな……300ちょいのはずだから、原寸教に怒られる程度かもしれません。
松笛人理:そんな教団あるんだ……
アロンドラ・カルディア:原寸教信者ではないがちょっとびっくりするぐらい
GM:引き延ばしたり、小さくしたりすると、そもそも絵は原寸で見ることを前提でバランスとられてるからね……@原寸教
GM:(なので勝手に縮尺すると――ていうお話)
松笛人理:ふむふむ
穂積 月夜:立ち絵のサイズ嵯峨大きかったりするとびっくりはしますね
GM:ん。
アロンドラ・カルディア:んーその辺は解像度の問題かなー。原寸と一口にいっても色々あるからーってのはおいといて
アロンドラ・カルディア:以上かな!?
松笛人理:自分はもう特に質問ないかなー、あ、そうだ
松笛人理:「得意料理とかあります? 好きな食べ物でもいいけど」
アロンドラ・カルディア:変異種に関しては説明できない(PC的に)ので裏やキャラシをみてやってください……サーセン
アロンドラ・カルディア:「えー……得意料理、ヒヤヤッコ? すいませーん。スペイン料理でしたら煮込み系とか得意なんですけどー」
アロンドラ・カルディア:「好きな食べ物は、お刺身! 寿司! あとウナギ、あれ面白いですね! サンショーには感動しました!」
松笛人理:「サンショー……」首かしげ。「ああ! 山椒ね山椒。ぼくも子供のころ、山に生えてたの食べてびっくりしたなあ」食うな
アロンドラ・カルディア:「お山に生えてます!? 今度登山する時に行ってきまーす!」
松笛人理:「いや~、一度カルディアさんのチリンドロン(鶏肉をトマト的なもので煮込むスペイン料理)食べてみたいな~。ははっ」
松笛人理:いじょうです
アロンドラ・カルディア:「イエス! お礼に占ってね~」
松笛人理:「おやすい御用!」
アロンドラ・カルディア:こんなかんじで!
GM:さて、それじゃいきましょうかね。おねーさまっ。
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■PC3
ワークス:FH所属でセルリーダー以外
カヴァー:指定なし
シナリオロイス:樋浦彼方:推奨感情:好意に相当するなにか/不信感
指定Dロイス:---
キミはFHに所属するオーヴァードのひとりだ。
何の気なく、いつも通りに過ごしていたとある日に、めずらしくDr.コードウェルからの言伝がくる。
とある“箱”が観測された、それを追って欲しいと。
ならば最近の自分の相方とコトに当たるかな、とその言伝を伝えた折、無気力症候群もいいところの彼の声に、底冷えするナニカが籠っていた気が、した。
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GM:(基幹無色だが、見る方向によって赫かったり紫だったりするミラーボールカットのマイクを、向けてきた)
穂積 月夜:「まあ、マジョーラ塗装ですね? 珍しいです」
穂積 月夜:(マイクを受け取り)
穂積 月夜:「こほん、穂積月夜です。 まあ、名前を付けられたのは10歳を過ぎた位なので、本名かどうか分からないんですけれど」
穂積 月夜:「先程のお二人が親の話で盛り上がっていましたが、実のところ、両親の顔なんてわからないんですよね、私」
穂積 月夜:「物心ついたときには研究所でずっと暮らしてましたし、そこでもろくな扱いはされてませんでしたし」
穂積 月夜:「あ、でも出撃するようになってからは、段々周りの目も変わってきたんですよ?」
穂積 月夜:「研究所はもうないですけど、今は住む家だってちゃんとありますし……普通の生活って、いいですね」
GM:ふつう #ふつう ふつう……なの?
穂積 月夜:「ただまあ、一つというか、色々問題はあるんですけど……」
穂積 月夜:「そう、彼氏ができないんです! 周りの人は結構良い関係の人がいるのに!」
穂積 月夜:「こう、色々と相談に乗ってくれる人はいるんですけど……アドバイス通りにやってみても上手くいかなくて」
穂積 月夜:「失敗の報告に行くと決まって『目を見せたな』って怒られるんです。いずれバレるんですから、早めに明かしてもいいと思うんですけどね……」
穂積 月夜:「うちのセルのマスターからは、『いずれ君にもいい人が見つかるさ、今はその時じゃないってだけだよ』って感じのことを言われたんですけど」
穂積 月夜:「あの人もしょっちゅうナンパしては殴られてるので、私とそんなに変わらないと思うんだけどなぁ」
GM:(マスターいわれてるいわれてる)
“マスター・メフィストフェレス”:<やだー
穂積 月夜:「あ、っと話が逸れましたね。すみません」
穂積 月夜:「私のスペックですけど、エグザイル/ブラックドッグですね、まあ、肉体改造は神経をちょっといじる程度だけですけど」
穂積 月夜:「こう、剣を伸ばして、軌道を曲げて、ずばーって感じで」
穂積 月夜:「戦った後は、なぜか周りのエージェントから怖がられるのが不思議ですけど、なんででしょうかね」
松笛人理:<エグザイルは駄目な人は駄目らしいねー
GM:グロ注意って言われやすいしね……
GM:それでなくても、ツクヨちゃんはツクヨちゃんだから……
穂積 月夜:※衝動:闘争でウォーモンガーなのも原因です
“マスター・メフィストフェレス”:「君のそんな所も魅力だよー。多分気付いてもらえにくいんだろうなー(棒)」
穂積 月夜:「あ、でもよくコンビを組む樋浦さんは気にしてないんです。やっぱり同じシンドロームの人とは気が合いますね!」
GM:気にしてないというか……
GM:全方位曖昧な笑み浮かべてるというか……
GM:(あ、実際引くとかそういうのはないです、相方)
松笛人理:ほほえみスライム
穂積 月夜:「あとは……そうだ! この前眼鏡をかけた占い師さんにちょっと恋愛運を占ってもらったんですけど……」
穂積 月夜:「刑死者の正位置って何なんでしょうか!? 私そんなに男運無いってことなんですかー!?」
GM:※刑死者の正位置:ざっくばらんに言うと我慢とか修行とか試練のカード。
アロンドラ・カルディア:逆位置は微笑んでいるぞい
穂積 月夜:という感じでしょうかね
穂積 月夜:(せこせこ作ってた表情差分のテストも含め)
GM:はーあーい。
GM:さ、て、ツクヨちゃんに質問ある方おりますかー?
GM:(GMは聞かなきゃいけないこと聞いたしなあ(相方とはどんな距離)
松笛人理:「理想のデートとか聞いちゃおっかな~?」
穂積 月夜:「えーとですね……こう、お昼下がりのカフェでゆっくりお茶しながらお話ししたり、遊園地とか、夜景の綺麗なところとか、それからそれから……」
穂積 月夜:「(以下、糖分過多もとい中の人のキャパオーバーにつき割愛)」
GM:だいじょうぶか、ツクヨちゃーん、傷は浅いぞー!!!
松笛人理:「ふむふむ……なるほど……(よしよし、恋占いアドヴァイスの参考とかにしようっと)」メモった
“マスター・メフィストフェレス”:<好みのタイプは誰かなー?(横槍
穂積 月夜:「好みの人はそうですね、顔とか声とか色々ありますけど……やっぱり私のことを真摯に考えてくれる人でしょうか!」
“マスター・メフィストフェレス”:「(2番目が大体本音だと不文律とすると、やはり男は性格……)」
松笛人理:「うむうむ、伴侶を選ぶ上では大事な基準だねえ。真面目なお嬢さんだ」
穂積 月夜:「あ、でも樋浦さんはちょっと違うというか……なんというか、こう、イケメンだとは思うんですけど……」
松笛人理:「悪い男のにおいがする、とか?」
穂積 月夜:「うーん、そういう訳でもないんですけどねぇ……覇気がないのが原因なのかな……」
アロンドラ・カルディア:「Sí! そういう時は大体ウラがアリアリですネー 女の直感ですよー」
松笛人理:「ああ……」納得顔
樋浦彼方:この相方、優男じゃあるんですが覇気も生気もないからね……
松笛人理:絵からしてなんか力ない笑みって感じ
GM:(そりゃハイライトないからね……@力なく見える)
松笛人理:(ははあ、それか)
穂積 月夜:それと補足として、別に好んでUGNを襲ったりはしないです。
穂積 月夜:そこらのエージェントよりジャーム相手の方が手強くて戦いがいがあるという理由で
穂積 月夜:という感じでしょうか? 長々と失礼しました
GM:はーあーい。
GM:ではでは、だいじょうぶかな? てなところで、はじめさせていただきます。
GM:改めまして。
GM:よろしくお願いいたしまーす。
アロンドラ・カルディア:よろしくお願いしますー
穂積 月夜:よろしくお願いします!
松笛人理:よろしくお願いします!
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Opening Scene:1
Side:Alondra
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【システム・メッセージ】
【OPシーンでは全員、侵蝕を振らないでください】
GM:事件の導入は【島】で【霧谷からの打電】から入ります。
GM:その前の場面として、普段の様子とか状態とかを描写お願いします。ロール慣らし兼任紹介的感じですねっ。
GM:(なおどのPCもみなさま同じパターンなので導入のしかた、普段の様子とかそういうのうっすら考えておいてね☆ミ)
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――長崎県・九十九島。
200以上もの群島が点在する、長崎県のとある島々、九十九島。
――そのひとつ、黒島。
海は清み、緑はざわめき、ウミドリは煩わしいくらいに鳴いていて。
ひとが住む程度の舗装はされているが、東京などのような街中とは比べ物にならないくらい自然の多い、農業と漁業の田舎島。
アロンドラ・カルディア:「イヤッフーーーーーーー!!!」
――初っ端から盛大な声が上がっている。
――寒空の下、浜辺を走る裸足の女の姿だ。この季節にだ。
GM:ちょ、いちおう日本海側―!!?(風当たりは冷たいんだぞ!?)
アロンドラ・カルディア:免疫向上効果で風邪は引かないけどなんか寒い日本の冬を堪能している!
ただいまは11月、カキのシーズンを迎えだす。
……ということは、つまり。
……相当、寒い。
九州だから暖かいと思うなかれ。
いちおう、日本海側に面しているのが、九十九島。
アロンドラ・カルディア:「ツガルカイキョウもこんな感じでしょうかー! でも走ると体ホッカホッカイロ! 次は教会辺り、行ってみますかね、Sí!!」
アロンドラ・カルディア:スマートフォンで自撮りしたり、のんきに浜辺で貝を拾ったり、海に突っ込んだりしている。丈夫だ。
日に1度フェリーがあればいいほうの、九十九島の中では大きな島にあたる、黒島。
人口700人弱程度のこの黒島の、観光の目玉、黒島天主堂。
旧くは隠れキリシタンが住まう地であり、100年以上前に建てられたその天主堂は、世界遺産の暫定リストにも指定されている。
そんな、国の重要文化財。
アロンドラ・カルディア:「イザベラもあの教会、ふっるーい言ってたし~。……Ah、そういえば上着をミンシュクに忘れてきましたね……」
アロンドラ・カルディア:ぶらぶらと浜辺からコンクリートの舗装道にもどり、砂を払ってハイヒールを履き直す。
アロンドラ・カルディア:180度どこから見てもただの浮かれた外人。
アロンドラ・カルディア:「インスタに上げまくって、今度母国帰ったら色々お話…………」
アロンドラ・カルディア:ふっと両親の顔がよぎる。やや肩の力が抜けた様子。しかしスマートフォンでSNSにてイザベラに連絡をしようと試みた所。
ァーァー。
ツガルカイキョウ~フユゲ~シ~キ~♪
GM:仕事用というか、UGN・ホワイトハンド向けの携帯が、鳴りました。
アロンドラ・カルディア:「¡Caramba! こんな時に! ……あーでも、何か悪いこと? ……Hola?」すかさずタップ。
霧谷雄吾:「ああ、よかった。出ていただけましたか……」
霧谷雄吾:ほっと胸をなでおろすような声。
霧谷雄吾:「すみません、こちらリヴァイアサンです。メディトリナ、今お時間宜しいでしょうか?」
アロンドラ・カルディア:「Dios mío! (えー!) キリターニサンじゃないですかー! お体大丈夫ですかー? また健康診断で過労判定出されてませんー?」
アロンドラ・カルディア:「ワタシは今キュウシュウの島に居ますけど休暇中デス!」
霧谷雄吾:「あはは、だいじょうぶですよ。私もソラリスのはしくれですから」
アロンドラ・カルディア:「Sí! それはよかったデース!」
霧谷雄吾:軽く笑ってから居住まいを正す。
霧谷雄吾:「緊急案件となります。今、その九州の黒島におられるUGNはあなただけです。ですので、恥を忍んで依頼させていただきます」
霧谷雄吾:「今しがたはいった情報ですが、FH(ファルスハーツ)の工作員が幾名か、そちらの島へと向かったとの報を受けました」
霧谷雄吾:「いったい誰が・何人・どの程度の規模でかつ何の目的かまではまだ不明です。それらはこちらで追って調べもします」
アロンドラ・カルディア:「え、あ、アノウ……アッハイ」
アロンドラ・カルディア:休暇中の3文字が風化しつつあるこの頃。イザベラ、パードレ、マードレ、その他の皆さん。お元気でしょうか。
霧谷雄吾:「今、現時点で、黒島におられるUGNはあなただけです。あなたにしか頼めません」
アロンドラ・カルディア:「ワカリマシター。ソノヒトヲナントカスレバイインデスネー」
霧谷雄吾:「警戒と、迅速な対応を、なにとぞお願いいたします」
アロンドラ・カルディア:「ツツシンデオウケシマース」
霧谷雄吾:「はい。なにごとも、なければよろしいのですが……」
霧谷雄吾:「ありがとうございます」
霧谷雄吾:ふんわり霧谷が笑ったと思えば、電話が切れました。
アロンドラ・カルディア:「ダイキュウクダs……」ブツッ プー プー
|>そういえば、FHへ転向した青年をこの島のどこかで見かけた気がする。
|>あれのことだろうか。
GM:#適宜モノローグなり落胆なりしたらシーンエンドです
アロンドラ・カルディア:「M・I・E・R・D・A!! 怪我人が出るかもしれませんネエ……はあ……というか、ワタシ一人に任せるってどういうこっちゃデス」
切れたスマートフォンの画面を眺め見る。
楽しい観光。美味しいご飯。現地人との交流。全てが泡になっていく。
……げんなりしながら民宿にすごすごと帰っていくアロンドラの後ろ姿があった。
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GM:なむ! だが仕様だ!!
GM:。○(そういえば描写で”何でUGNがPC一人しかいないの?”の理由かいてなかったねー。あとでやれればいいな)
GM:さてな、つぎいきましょうか。
GM:今度は場面転換、PC3:ツクヨちゃんのターンですよ。
穂積 月夜:はーい
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Opening Scene:2
Side:Tsukuyo
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GM:GMが用意してる事件の導入は、【コードウェルからの指令】というなんとも大分あとなふんわりテイストです。
GM:その前に:日常やら、やりたいことやら、おねがいします。マスターや相方の光景でも、スイーツパラダイス! でもいいんで、おねがいしますっ。
穂積 月夜:はーい
GM:ひとりで悩まなくてもいいので、そこは他のPC(+NPC)とごそうだんでお願いします。・・)。 肩慣らし―、兼任―。
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――――ブックカフェ、little peace
入り組んだ地形の路地裏にある、一見商売をする気がないのではないかという立地のカフェである
しかし、どこの世界にもそういったものを好む者は少なからず存在するし、この店はそういった好き者達が好むような雰囲気を発している。
店内は総じて季節の祭事感に満ちている。いわゆる《HALLOWEEN》だ。
といっても、あまり日本には本来の意味で馴染みあるものではなく――まあ、お菓子や紫と橙色の装飾が並んでいるぐらいだろう。
とはいえそれだけならばただの”ちょっと変わった店”で済むだろう。
実際、ここはFHのセルという、明確な非日常を覆い隠す隠れ蓑でもあるのだから
そう、FH故に。
そして、仮装している店員もいれば、別にそんなこと知ったことではない。そんなマイペースなFHだ。
店の隅に近い席でコーヒーを啜りながら恋愛小説を読みふけっている彼女、穂積月夜も、そんな非日常の一員だ。
とはいえ、今日は店員としてではなく、1人の客としてここにいる訳なのだが
~♪ ~♪ ~~♪
スマフォから、着信を告げる音楽が鳴っている。
穂積 月夜:画面に視線を向け、発信者を確かめます
GM:【通知不可能】と出ています。
穂積 月夜:その文字を確認し、おそらくは任務の話だろうと判断する。
穂積 月夜:
「はい、こちら”恐怖の大蠍”です」
穂積 月夜:応答する際も表情は柔和なものだが、その声はどこか冷淡なものであった。彼女なりの処世術というやつなのだろう
Dr.コードウェル:「”断罪の聖人だ”」
電話向こうの声は低く、抑揚がない。それでいて威圧的で通る声。
……”断罪の聖人”、アルフレッド・J・コードウェル。
Dr.コードウェル:「仕事をひとつ、敏きキミに。受けてもらえるな?」
穂積 月夜:「問題ありません」
Dr.コードウェル:「とある“箱”が観測された。それを追ってくれたまえ」
Dr.コードウェル:「概略は、この携帯にメールでいれてある。観測された場所は長崎・佐世保の方のとある群島だ」
Dr.コードウェル:「少々荒事になる可能性も高い、が、適宜判断して処置してくれたまえ」
穂積 月夜:「了解致しました、メールの内容を確認し次第、現地へと向かいます」
Dr.コードウェル:その返事を聞くと、無言で。電話が切れました。
……。
GM:#プチ強制で悪いですが、あれやこれやしつつてきとーに相方にも連絡入れてください
穂積 月夜:「ふー、びっくりした……リーダーを通さずに直接私に来るなんてねぇ……」
穂積 月夜:そう呟きながら、送られてきたメールの内容を確認する
GM:メールの内容はそんなに多いものじゃありません。まずざっくりと。
GM:住所的なモノ、この辺だという乱文。
GM:そして、添付写真が1枚。手書きで書かれたスケッチで、黒い箱が撮られた写真です。
穂積 月夜:「ふーん、箱、箱かぁ……とりあえず、リーダーには出張の報告をしないとだし、後は……」
穂積 月夜:ぶつぶつと呟きながら、相方である”終わった男”、樋浦彼方へと連絡を入れる
……ぴぴぴ、ぴぴぴ。
音が、すぐ後ろから聞こえてくる。
樋浦彼方:「……Trick or Treat」
樋浦彼方:すぐ後ろから、神父めいた服飾を着た、死人めいた顔色の青年が声をかける。
穂積 月夜:「うーん、困りましたね……今お菓子持ってないんですよ。 というか、近くにいたなら声をかけてくれても良かったんですよ?」
樋浦彼方:「はは、別にいいよ。店が店だし、時期が時期だからそう声かけをしているだけだしね。俺も、子どもじゃない」
穂積 月夜:「確かに私より年上ですもんね、樋浦さん。というか良いですねその仮装、私も今日がお休みじゃなかったらなー」
樋浦彼方:「お休みじゃなかったら、マスターのしつらえで着せ替え人形になっていたんじゃないかなあ」
樋浦彼方:と、軽く周りを見回す。店員はどこもかしこもいろんな扮装をしている。もっとも、シックなブックカフェに合う程度の扮装だが。
樋浦彼方:悪霊(レイス)とも呼ばれるFHでは、わりと洒落にならない扮装だ。
“マスター・メフィストフェレス”:<私は面倒見いいから自分の扮装より女子のコスプレの準備してたよ
穂積 月夜:「うーん、私よりそういう服似合う人いっぱい居ますし? 店長の趣味っていうとあの人とかどうですかね?」
穂積 月夜:他の女性店員を指さしながら言う
樋浦彼方:「あのひとは女性には目がないよ。とはいえど、手は出さないようこころがけているようだけれどね」
“マスター・メフィストフェレス”:<職場恋愛は懲り懲りだよ!!11
穂積 月夜:「あの人、なんだかんだ言って部下には手を出そうとしませんからね……」
穂積 月夜:「まあそれはそうとして、ちょっとこれから”別のお仕事”に付き合ってほしいんですけど、どうですか?」
樋浦彼方:「ん……、それは、いいけれど。上階のマスターに、ことづててこないとかな……あがってくる。すこし、まっててくれ」
樋浦彼方:そういうと、そそくさと上階に向かいました。
穂積 月夜:「あ……うーん、私も行った方が早いと思うのになぁ」
――更に彼女の言うように詳らかに言及しておこう。
ここはセルの中でも総数の少ないとされる管理セル、《調和の小座(パワロス)》だ。
ここの主人(セルリーダー)たるは、“人の隣人でもあり悪魔”でもある“マスター・メフィストフェレス”。
普段は昼提灯めいてのらりくらりとしている男だが、案件があるなら話は別で、管理セル故に報連相は特に重視している。
例え一番お偉方の命令であれ、もし出向するようであれば。一言入れておいたほうが良い、それは確実だ。
穂積 月夜:待っている間にリーダーにメールを送っておいたということでいいですかね?
GM:いいですよー。
穂積 月夜:内容はざっと、「博士からの依頼で九州の島の方に行ってきます、その関係で樋浦さんをお借りします、お土産は思い出したらということで。」
穂積 月夜:実際にはもっと細かく書いていますが、大まかにいうとこんな感じの内容です
GM:はーいな
簡単に。
「報告ご苦労、”恐怖の大蠍”。依頼内容は把握したが、特に“イスカリオテ”殿の依頼ならば手抜かりないように。気を付けたまえ」
……返ってきたのは、そういった端的な返信である。
樋浦彼方:少し経つと、戻ってきます。ふだんに見慣れた、スーツ姿。
樋浦彼方:「おまたせ。まあ、俺は仕事中、キミは非番だった、その差かな……」聞こえてはいたようです。
穂積 月夜:返信の内容を確認しつつ
樋浦彼方:「じゃあ、外で道すがら、聞こうか。お嬢様」
穂積 月夜:「さて、それじゃ行きましょうか。積もる話もありますし」
――からん、ころん。
穂積 月夜:道すがら、任務について話す。話の内容など突飛なものだ、どうせ一般人に聞かれたところでゲームか何かの話だと思われるだろう
穂積 月夜:「それでですね、その発見された”箱”というのを追うのが今回の――」
樋浦彼方:さいしょのうちこそほんわりと、相槌打つよう聞いている。
樋浦彼方:されど、《”箱”を追う》という言葉を聞いた時点で、その場で彼が立ち止まる。
樋浦彼方:「……」
穂積 月夜:「……どうしました?」
樋浦彼方:「……”箱”」
樋浦彼方:「黒い、”箱”。……黒島、だったね」
樋浦彼方:抑揚がない声が、さらに低い。まるで腹の底に地獄でも抱えてるような声。
穂積 月夜:「ええ、はい、そうですけど……?」
樋浦彼方:「わかった」
樋浦彼方:「ツクヨ」
樋浦彼方:「おまえは、来るな」
樋浦彼方:そういうや否や、彼がその場から消えました。
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GM:ちょっと強制気味で失礼いたしますが、ここでエンドといたします。
穂積 月夜:はーい
GM:なお、まあ、はい。名前で呼ぶこたーないので。《様子がおかしい》と思ってくださればこれ幸いです。
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Opening Scene:3
Side:Jinri
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GM:てことでー、PC最後―、お待たせしました人理くんー。
GM:事件導入は、【真昼間の島のとある道で】になります。
GM:その合間に普段の日常とかあれこれ、レッツロールお願いします☆ミ
松笛人理:では、買い物袋を引っさげててくてく歩いてます。ピーマンとか人参とか入ってる、要するに野菜炒めですね。
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松笛人理:のどかな――なーんにも無い、のどか~な景色の中、てくてく歩いて行くタートルネックと眼鏡の男が一人。
松笛人理:「さて……今度のメニューは何がいいかな~」
松笛人理:常日頃手伝っている母親の居酒屋、そこで出すメニューを新しく考えるべく、材料を買い込んできたその帰り。手には大きなビニール袋。
松笛人理:「あ、その前に占いの本を虫干ししとくか……今日は天気もいいしなあ」
さざめく波、ゆらぐ草木。
みゃーみゃー鳴く鳥、のどかで平和な、晩秋の黒島。
火の国と言われるほどの強い日差しが降る中で、冷たい風も入り混じる。
今日のメニューに思いをはせて、ふらふら歩いているところ。
――帽子もかぶらず、はだしでふらりと。
――砂利の上を、歩いてる少女が、いる。
モノトーンの少女:「……、……」
松笛人理:糸のように細い目を見開く。ぱちぱちとまばたき。
GM:中空はおろか、どこすらも見ていない少女がふらり、あるいています。
松笛人理:ぽりぽりと頭の後ろをかく。「ん~……穏やかじゃないねえ」
GM:なぜか、周囲の動物や蟲、その他もろもろは彼女の存在に気づいてない様子です。
松笛人理:「うん……不穏だねえ、不穏そのものだなあ。オーメン!」
松笛人理:では放っておくのか?
GM:放っておくの?
松笛人理:否、この松笛人理に、その選択肢はない。二者択一があるならば、自分は〝動〟を選ぶ。
松笛人理:だから――
松笛人理:朗らかに、快活に、当たり前のように、いっそ軽薄に。その異常に声をかける。「へいゆー! お嬢ちゃん、どうしたの~?」
松笛人理:「裸足で歩いてちゃ、危ないよ。それに、今は結構寒いし。なんか困ってること、あるんじゃないかい?」
松笛人理:「ぼくは占い師、迷える子猫にちょっとしたアドヴァイスをするのがお仕事だ。ま、今はもっと即物的な助けのほうが、君には必要かもしれないけどね」
モノトーンの少女:「……」
モノトーンの少女:声をかけられると、ゆらり。まるで幽霊のような緩慢な動きで、足を停め、振り向きます。
モノトーンの少女:「……、……」
モノトーンの少女:振り返った、その目から、透明なものがスーッと、流れていて。
松笛人理:「――」彼女の涙に、視線が釘付けになる。
モノトーンの少女:パク、パク、
モノトーンの少女:「……たすけ、て、おね、がい……」
モノトーンの少女:そう、彼女は、口にした。
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GM:これもやっぱり強制エンド気味で失礼いたしますが、強制エンドさせてください。
松笛人理:あっという間であった(しかたないね
GM:あっちゃうとジェットコースターのスタートだからね、どれも!
GM:てことでー、ラスト1、マスターシーンをはさみます。
GM:そんな長くないので、しばしお待ちください。
松笛人理:はーい
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Opening Scene:4
Side:Master
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星明りもない、一切の闇、夜空。
目に見えない何かが蠢いている。
どこでもあって、でもいつもは意識することなぞない、そんな何か。
いわゆる、“穢れ”とよばれるそれらは、音もなく、蠢いている。
何かに惹かれるかのように、穢れはちらちら、またたいていた――
【システム・メッセージ】
《予告されし終焉》あんど《傲慢な理想》×3の発動を、確認いたしました。
なお、全てのPC/ゲストNPCもこの対象に入っております。
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GM:ふぅ。
松笛人理:ははっ(恐ろしいものが見えた
GM:(さらに、裏でぺしっと解説お仕事して、ふぅ)
GM:さて、OPフェイズは終了となります。
GM:で、ここからミドルフェイズに入ります、が。
GM:ちょっとその前にGMから出さねばいけない文面が、2つほどありますので出しますね。
GM:(それが終わったら、今日はおしまいです)
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【すべてのハンドアウトには、リバースハンドアウトがあります。】
≪リバース・ハンドアウト≫
各PCには、紹介に上がったハンドアウト(ノーマルハンドアウト)以外に各々1つずつ、リバースハンドアウトを所持しております。
それは、オープニングフェイズ終了以後、好きなタイミングで開示を宣言することで各々関係した回想的な“リバースハンドアウトシーン”へと移行できます。
ただし:トリガーイベント中はお控えください。
リバースハンドアウトシーンにおいては侵蝕値の上昇はありません。
また、リバースハンドアウトシーンが開示されると、リバースハンドアウトも開示され、シナリオロイスが書き換わります。
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【システム・メッセージ】
今シナリオにおける情報収集に、ゲーム的必須項目はありません。
ゆえに、もし調べたいことがありましたらな「何を」「どんな手段で」調べるか、を宣言してください。
現時点において不可能に近しい、その手段では不可能である、既にほぼ変わらない内容しか出ないものを指定なされていた場合は、GMサイドよりその旨に即する小さな演出を入れさせていただきます。
その場合は、情報項目・調査手段共に、再指定可能といたします。
#というか性質上、0からテキストかいてるので描写演出していてください、駄GMに時間を下さい。
#入りの時点で調べる人は何をどんな手段だけは宣言が欲しいです、そこから造りだします。
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GM:よし(手をパンパン)
GM:情報項目も、PC間ロイスも、そんなものはない!
GM:ので、【これを調べたいなあ】と思ったモノを、手段(情報種別)と内容を提示して調べる形になります。
松笛人理:フリーダム!
GM:逆説でいえば|>調べたいと思わなければ情報収集しなくても大丈夫です、勝手に状況は進みます。
GM:マジ で ほとんど調べなくても 進行します しました 実績解除済みでございます。
穂積 月夜:わー
アロンドラ・カルディア:自由だーーーーーーー!!
GM:自由だー!!!
松笛人理:(おどる)
GM:つまり情報収集それそのものも、ロールや立ち回りの鍵でしかなく。
GM:トリガー情報なぞというものは存在しません、とことんロールしちゃいましょう。
松笛人理:どんな展開になるか、ドキドキだね!
GM:なお、情報を指定しても、わからない情報というのが存在します。例えばですが
GM:【月夜ちゃんの本心】を、FHで調べる。といったとして――
GM:そんなもの、いくらFHでも人づてで分かるか!! で自動失敗します。
GM:で、そういう【分からない情報】を指定したり、【すでに類似の情報が出ている】場合は、指定や内容の再指定を許諾します。
松笛人理:ふむふむ
GM:また、時系列として。
GM:ミドルシーンにはいった時点で、みなさま各々お手元にあるリバースハンドアウトは”すでに起きていること”とさせていただきます。己が持つリバースハンドアウトの内容はキャラクター自身も知っていて大丈夫ですし、リバースハンドアウト開示=回想シーンテイストになります。
GM:こんなもの、かな―……
GM:てことで、きょうはここまで!
松笛人理:はーい。お疲れ様ー、でしたー!
GM:明日も、また、20時からお集まりいただければこれ幸いです。
アロンドラ・カルディア:フルオープンだ!(こいつなら即宣言しかねない)
アロンドラ・カルディア:おつかれさまでーす
GM:スタンダップの時点でみんなバラバラなので、ばらばらのままで動くのか・それとも合流しようとするかは好み好みでー!
穂積 月夜:お疲れさまでしたー
GM:あ、よゆーでシーンプレイヤーも主導PCなので、誰がどうしようかなーとかはPC間相談でよろしくねっ
GM:たのしい 黒島を 期待しております にこにこ。