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 【バックトラック】


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GM:今回のEロイスは――

・あざ笑う女帝
・超人の牢
・夢幻なる霧
・未知なる姿
・宇宙的恐怖


GM:正直後ろ2つ使うの忘れた!
GM:振るも振らないもご自由ドスエ
墨坂 霜樹:振ります!
墨坂 霜樹:135-5d10
DoubleCross : (135-5D10) → 135-33[10,8,9,4,2] → 102

ダリア:振ります振らんとプチシビア。
ダリア:133-5d10
DoubleCross : (133-5D10) → 133-28[5,3,9,7,4] → 105

ダリア:よし事故らな帰れそう(ぜーはー)
アリエンヌ:108-5d10
DoubleCross : (108-5D10) → 108-29[3,8,1,7,10] → 79

アリエンヌ:ただいま
ダリア:おかえり!
墨坂 霜樹:一倍ぶりします
墨坂 霜樹:102-5d10
DoubleCross : (102-5D10) → 102-38[5,6,7,10,10] → 64

墨坂 霜樹:ただいま
ダリア:等倍ふりします、まずダイスを振ります。
ダリア:6d10
DoubleCross : (6D10) → 34[9,9,10,4,1,1] → 34

ダリア:《屍人》のこうかにより 10 を 1 に変えます。
ダリア:9+9+1+4+1+1:25
ダリア:105-25:80 おかえりしましたー。
アリエンヌ:はいおかえり!
GM:よかったよかった


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 【バックトラック 終了】


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◆エンディング◆

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GM:エリザベートの館、その屋根の上で、一人女がぽつねんと座っていた。
ソフィア・ノイラート:「あーあ、ここまでか」
ソフィア・ノイラート:「アルフレッドのやつは、せっかく助けてやったのに、礼も言わずに行っちゃうし……生きてんのかね、アイツ」
ソフィア・ノイラート:「ま、オーヴァードなら、またどこかで会うでしょ」

 エリザベートの館に、生き残ったかつての住人たちが押し寄せている。

 ソフィアは《猫の道》を通って、彼らに気づかれることなく、ブラドホルトから去って行った。
 住民たちは地下に殺到し、家族の遺体や、生き残りを回収していく――――


GM:墨坂たちが教会を離れると、屍者たちは動かない死体に変わり、住民たちは解放を知って歓声をあげていた。
墨坂 霜樹:「あー、どっこいしょ。やれやれ……ようやっと家に帰れるか」教会前の階段に腰を下ろす
三ツ橋ルリ子:「みたいね。お疲れ様」
GM:住民たちの避難誘導をしていたルリ子が現れた。
三ツ橋ルリ子:「あっちで柘榴ちゃんが、お兄さんと一緒に待ってるわよ。あなたたちの旅費はUGNもちだから安心しなさい」
GM:(※必要経費で落ちるので墨坂さんの給料天引きとかではない)
墨坂 霜樹:「これで自費って言われたらそれこそ本部に殴り込むぜ……俺ぁ。むしろボーナスが必要だろこれ」ぼやきながら立ちあがる
ダリア:「ありがとうございます。ですが私はそれは、辞退いたしますよ」
ダリア:「これからが、大変でしょうが――頑張ってください、アルシエ様」と、ぺこり。
墨坂 霜樹:「……アンタは帰らないのか?」
ダリア:薄く、苦笑を浮かべてから。
ダリア:「私は、地獄に戻りますから」
ダリア:「と、いうよりも」
ダリア:すこーしだけ顔を蒼くして
ダリア:「……大急ぎで戻らないと、地獄がさらに地獄になったり」
ダリア:「ココニ 死神が くる かも しれない」
墨坂 霜樹:「おいあんた何者だよ……」ちょっと前とは印象が違うので
アリエンヌ:「ダリア?」
アリエンヌ:やつれたような顔で、相手を見る。

三ツ橋ルリ子:「ふうん」勝手に納得した顔。
三ツ橋ルリ子:「エリザベートは、さらってきた人間から戯れに記憶を奪ったという報告もあったわ」
三ツ橋ルリ子:「おそらく彼女もその一人で、奴が倒れたことで、その記憶が戻ってきたんじゃないかしら」
アリエンヌ:「…………記憶、戻ったのね」
アリエンヌ:そっと視線を外して手を組んだ。

ダリア:アリエンヌさんのことばに、こくりとうなづいて。
アリエンヌ:「あなたに戻る場所があるのなら、お行きなさい。色々話したいことや、お茶会したいなんて思ったのもあるけれど……」
アリエンヌ:拙いほほ笑みに、寂しさを乗せて。

ダリア:あえて墨坂さんの質問はスルーしてる。というか多分いっても信じないだろうな、という判断。UGNなら、支部長ならば、なおさらで。
墨坂 霜樹:多分信じるけど、リアリティショックは受けると思います
ダリア:聞かぬ方が華(…)割と、がちで。<ほんとうは
ダリア:「済みません。ゆっくりと語らいたいのも山々なのですが……」薄く服をつまんで。「この服は、着て帰ってもかまいませんでしょうか?」
アリエンヌ:「あなたを止める権利は、元々ないですものね。服は構わないわ。……良ければ本当の名前を教えてくださるかしら」
ダリア:「……」2・3拍、おいてから「“パンドラ”」
ダリア:「“パンドラ”夜皇 美紅と申します」
墨坂 霜樹:「なんだ」と笑う。「そっちもいい名前じゃねえか」
アリエンヌ:「パンドラ……? ヤカミ。そう、ありがとうヤカミ」
アリエンヌ:スカートの端を摘み、うやうやと頭を下げた。

墨坂 霜樹:まあ、何かそういう色々込み入ったことは知らないので。そうだなあ、手帳のページを2枚破って2人に渡そう。連絡先を
アリエンヌ:渡された紙と、墨坂を見比べる。小さく肩を竦めて頭を下げた。
アリエンヌ:「次からは日本語も勉強しておくわ」そう英語でなんとか述べたようだ。
夜皇 美紅:受け取って、薄く微笑んで。
夜皇 美紅:「あのおふたかたは、邸宅の、私たちが住まわせていただいた部屋に避難させています」
夜皇 美紅:「向かってあげて、くださいな」
墨坂 霜樹:「わかった」短く返事をします
夜皇 美紅:そういうと、手を振って。
夜皇 美紅:赤い霧が立ち込めて、夜皇の姿はなくなりました。
墨坂 霜樹:「……向こうも空は青いんだろうなあ」
アリエンヌ:侍女――いや、仲間の姿が消え、恨む者も今は亡く。憑き物が落ちたようにどこかぼんやりとしたアリエンヌの横顔は、
アリエンヌ:しかし遠くから聞こえる住民の喧騒を耳にして取り繕った。

アリエンヌ:「行きましょう、スミサカ」と、簡単に英語を混じえながら、邸宅の方を指さして案内することにしたようだ。
墨坂 霜樹:「ああ、えーと。イエス」っていってついていきますよー
アリエンヌ:ここでシーン切っていいでしょう
墨坂 霜樹:おねがいします
GM:では、シーンエンド。


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◆エンディング1 墨坂霜樹◆

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GM:夕暮れ時の商店街――わいわい がやがや かしましく、穏やかな、平和そのものの街並みでございます。
GM:あたりは買物帰りの主婦や、部活の終わった学生の一団、遊び歩いてる感じの若者なんかがいる。
GM:そんな中――
柘榴愛璃:「きゃっ!」すってんころりん
墨坂 霜樹:多分もう帰ってきて一週間くらいたってるんですよねー
GM:かなー。消耗した体力やらなんやらもあるし。
墨坂 霜樹:「おいおい、大丈夫か?」といってその子を助け起こそうとしてかたまる。
柘榴愛璃:「あはは、ありがとござ……あー! 墨坂さん!」
墨坂 霜樹:「……前もあったよなこんなこと」
柘榴愛璃:「あったね」
墨坂 霜樹:「よう」と言いながら顔がひきつってる。
柘榴愛璃:「そんな不吉なものを見る顔しないで!」ぷんすか
墨坂 霜樹:こういうのなんかで見た。ビューティフルなドリーマー的な
墨坂 霜樹:「すまん、すまん。怪我はないか?」
柘榴愛璃:ぱっぱっと服のほこりをはらい、「うん、へーきへーき」
墨坂 霜樹:そういえば記憶処理とかどうなってるんでしょ
GM:ブラドホルトのことはごそり消されてるでしょうが
GM:墨坂さんのことは、近所で親切にしてくれたおっちゃん、みたいな感じでひとつ。
GM:なんか無意識下でも信頼が刻み込まれてますしね。
墨坂 霜樹:ダヨネー
墨坂 霜樹:「全く、そうコロコロ転んでるとまた兄さんに心配されるぞ?」
柘榴愛璃:「てへへ」ごまかすように笑った。
柘榴愛璃:「お兄ちゃん、まだ入院中だからさ。今、お見舞い行ってきたとこなんだ」
柘榴愛璃:「墨坂さんによろしく、だって」
墨坂 霜樹:「喋れるようなら、いいな。快方に向かっているようで何より」
GM:アルフレッドこと、柘榴歩人(あると)はオーヴァードなので、今回の件について記憶処理は施されてません。
GM:(立場上はUGNに監視されてる在野オーヴァードです。彼がなんか問題起こしたら、墨坂さんの責任になる。たぶん)
墨坂 霜樹:多分、このあと支部預かりになるんでしょうねえ
GM:ですねー、退院したら
柘榴愛璃:「うん!」と今度は満面の笑みで
柘榴愛璃:ぺこりと頭を下げ、墨坂に別れを告げ去って行った。
墨坂 霜樹:ふむ、ではひらひらと手を振って見送りますよ
GM:後には、温かくにぎやかな、夕暮れの喧騒。
ムニン:「かあ」ばさりと飛んできて肩にとまる
墨坂 霜樹:「うし、帰るか。兄弟」
墨坂 霜樹:そのままうちに帰ろうとするぞー!
GM:どうぞ!

 ――そこへ。
 不意に墨坂の携帯が鳴る。


墨坂 霜樹:すごい嫌な予感がする
墨坂 霜樹:別にかかってくる人間ごとに音変えてるわけじゃないけど第六感が告げてる。
GM:電話はしつこく鳴ってますドスエ
墨坂 霜樹:「このままこれを川に投げ入れて家に帰りてえ」鳴る電話を見つめる
ムニン:「かあ(諦めようよ)」
墨坂 霜樹:今世紀最大級のため息を吐いて出ます
墨坂 霜樹:「もしもし、墨坂です」
三ツ橋ルリ子:『出るのが遅いわよ、思考烏合(フギン)。こちら分析無慈悲(Q.E.D.Q.)。緊急事態発生、今すぐポイントファイブに集合!』
三ツ橋ルリ子:『おそらくオーヴァードとの戦闘になるから覚悟してね。ああ、何なら支部によって防具を着込んできてもいいわよ。さあ、ハリーハリーハr9−!
GM:通話は一方的に切れました。
墨坂 霜樹:「うるせえ、急かすな畜生! ……アイツ切りやがった!」
墨坂 霜樹:携帯をポッケにしまいます。
GM:あ、ポイントファイブは符牒なんで、どこのことか墨坂さんはわかります。
墨坂 霜樹:「しかもちょっと遠いじゃねえか……、支部に戻って車とってくるか」
墨坂 霜樹:では踵を返して元来た道を走ります。
墨坂 霜樹:「どこの馬鹿かしらねえが、人の日常壊した落とし前はキッチリとらしてもらうからなあああああ!」
墨坂 霜樹:支部に走りながら吠える。

 平和な町の、平穏な日常。それを支えている世界の守護者は、今日も汗水たらして走っている。

 平穏と脅威のせめぎあい。おそらく、それこそが「日常」そのものなのだろう。
 彼の戦いは、まだまだ続く。


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◆エンディング1 終了◆

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◆エンディング2 アリエンヌ=トルシエ・ミシュラン◆

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 霧が晴れたブラドホルトは、少しずつ、かつての姿を取り戻そうとしていた。
 大勢の死者、そして心と体に傷を負ったもの。人口は減少し、復興にはまだまだ困難が付きまとうだろう。
 だが、恐怖の支配者はもういないのだ。

 墓地とは普段、静寂が伴うものだ。
 しかし此度、大量の死者が出たことにより、その埋葬作業でひっきりなしに人が往来している。
 悲しんでいる暇は、今はない。ただ、恐怖から解き放たれたことにより、粛々と作業を行う者達の中にアリエンヌも混じっていた。


アリエンヌ:「(……結局、)」
アリエンヌ:館に残っていた給仕や執事も姿が消えていた。
アリエンヌ:「(…………私は一人になるのね)」
アリエンヌ:彼らを埋める墓穴はあっても、肉体はない。今までに消えた者達の分も。

GM:かさり、と落ち葉を踏む音が、背後でした。
アリエンヌ:ただ、庭にはかつての庭師の死体はあった。
アリエンヌ:そしてここには最愛の夫の墓もある。
アリエンヌ:感慨に耽っていた所で、音に気づいたのか背後を振り向く。

シスター・アンジェラ:「――おつかれ、さまです」
GM:そこには、憔悴した顔のシスターが立っていた。
シスター・アンジェラ:「私も、お手伝いしてよろしいですか?」
アリエンヌ:「シスター・アンジェラ。そちらこそ、あれからお休みになられましたか?」
アリエンヌ:柔和に微笑んだアリエンヌの顔には、疲労の色もあれど、どこか清々しささえ見て取れる。
アリエンヌ:「ありがとう。でも、無理はなさらないで」

シスター・アンジェラ:「では、せめて彼らのために、祈りだけでも」
アリエンヌ:「それだけでも、彼らは報われると思います」
アリエンヌ:同じく、手を組み倣うように祈りを捧げることにした。

GM:――しばし、祈りをささげて。
シスター・アンジェラ:「……いいのですか」ぽつり、と
シスター・アンジェラ:「貴女には、私を責める権利があると思います」
シスター・アンジェラ:「なのに、何もおっしゃらないんですね」
アリエンヌ:「権利があったとしても、行使はしないわ」
シスター・アンジェラ:「なぜ?」やや声が裏がえる。
シスター・アンジェラ:「私は――エリザベートをここから逃がさない、という名目で、あなたたちをこの地獄に閉じ込めていた張本人ですよ」
シスター・アンジェラ:「私にもっと力があれば、再びエリザベートを封印することも、一時的に封印に穴をあけて、人々を逃がすこともできたのに」
シスター・アンジェラ:「それができないせいで、たくさんの人が。あなたの、大切な人も……みんな……」
アリエンヌ:「けれど、それは“心からの善意”で行われていたこと。結果に責任が伴うのもあなたはよく知っている」
アリエンヌ:組んだ手を解き、立ち上がり、墓穴を掘る人々を眺め見る。
アリエンヌ:「私だって貴族であり騎士だもの、犠牲なしの世界が作れないわけじゃないのは、歴史の勉強でもよく学んだつもり」

アリエンヌ:「――ただ、そうね……私だって、実際にこんなことが起きるだなんて、ちっとも思っていなかったわ。
アリエンヌ: 戦争とか、そういったものは……身近に起きるなんて考えたこともなかった」

シスター・アンジェラ:(唇を噛んでうつむいた)
アリエンヌ:「私にも、力がなかったのよ……だから、アランは死んでしまったの」
アリエンヌ:「“本当は私が代わりに死ねばよかったのに”」
アリエンヌ: そう、真っ直ぐアンジェラの目を見据える。

アリエンヌ:「そう思ってないかしら?」
シスター・アンジェラ:はっと顔をあげ、彼女の視線を受け止める。
シスター・アンジェラ:「私は――この体を借りている、古い古い石の精霊です」
シスター・アンジェラ:「本来ならば、役目を終えたときに砕けて散るべきでした。しかし、彼女は」と胸に手をあて。「私と共生することで生きながらえています」
シスター・アンジェラ:「封印が解けたとき、エリザベートはまず私を探しだし。近くにいた彼女を刺し殺しましたから」
シスター・アンジェラ:「あの時から、ずっと――その思いは消えませんよ」
シスター・アンジェラ:であれば、今この修道女にこんな重責を課すことも、ブラドホルトに災いをもたらすこともなかっただろう。と、言外に。
アリエンヌ:「そうね。でも、あなたがこうして封印をしなければ世界中に災いが起きて、死者が蔓延ることになっていたかもしれない。
アリエンヌ: 更に多くの人間が犠牲になったかもしれないわ……と思うの。責任の所在は、あなた一人にあるわけじゃないわ。
アリエンヌ: エリザベートも、力のなかった私も……」

アリエンヌ:「だから、これ以上思い悩まないで。生き残った以上、することはたったひとつよ。またこの街が、皆がより良く過ごせるように」
アリエンヌ:そうして、少女のようにアリエンヌは笑った。
アリエンヌ:「私、実は勉強やこういう難しいことを考えるのが苦手なの。受け売りなのよ、こういうの」
アリエンヌ:と、いきなり言ってのけたのである。

シスター・アンジェラ:「そう……なんですか?」目がぱちくり。
アリエンヌ:「そう。座学より運動が得意でね。最初は結婚ですら嫌で、そのまま独り立ちしたかったのよ。
アリエンヌ:――でもね、アランが、私の夫が、“あなたの笑顔が僕だけではなく皆を良くしてくれる”って。
アリエンヌ: 難しいことは一緒に考えるから、街のことを守ろうってね。“君にはその魅力がある”とか……」

シスター・アンジェラ:あらあらという顔。
アリエンヌ:「……まあ、今の貴族だなんて所詮単なる金持ちでしょうけど。
アリエンヌ: ただ、この街を愛する気持ちに感化されて、人を助けて、
アリエンヌ: そうした騎士としての矜持を受け継ぐことが、私の生きた意味になるのかしらってね」

アリエンヌ:「ごめんなさい。おばさんの身の上話を聞いてもらっちゃって」
シスター・アンジェラ:「いいえ、とんでもありません」首を振る
シスター・アンジェラ:「私こそ、すっかり弱音を吐いてしまって……なんだか、恥ずかしい限りです」
シスター・アンジェラ:微笑んだ彼女は、少し憑き物が落ちたようだった。
シスター・アンジェラ:「私も、奥様に負けないよう、この町のために頑張ります。少なくとも、この身に宿った命と力は、まだありますからね」
アリエンヌ:「だから、ええと……なんて言いたかったのかしら、私。
アリエンヌ: とにかく、落ち込んでちゃダメってこと! さあ、私はまだまだ埋葬作業があるけど、あなたも無理をしない程度にね」

GM:シスター・アンジェラは深々とお辞儀して、その場を辞した。
シスター・アンジェラ:「はい!」はれやかな表情で、彼女は答えた。

 去る背に手を挙げて、何人か埋めたあと。青空を見上げたアリエンヌに他の住民が声をかける。
 気丈なまでの振る舞いと、絶えぬ笑顔を浮かべたまま、なんだか重たそうな樽を二つ持ち上げてどこかへ向かうのであった。

 ――その足取りは軽い。



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 ◆エンディング2 終了◆

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 ◆エンディング3 ダリア 改め 夜皇美紅◆

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 ――もうひとつのブラトホルト。


 ゆらり。
 霧が立ち込める、ひとけがない路地。
 
 すぐにすっと、霧が晴れれば。
「ふぅ」
 小さな吐息。

 霧を門。
 人目を避けてそっと降り立つように、ローブ姿の女性がひとり。
 暗い路地に忽然と現れた。

「さて、と」
 頭を抱えて、ため息ひとつ。
「ここからが、本番な気がしますよ。私は」
 “自業自得な、気もしますけどね……”と、彼女はひとりごちる。

 その足元には籠を口にくわえた、黒猫が身を摺り寄せていた。


 ――日本に、戻って。



夜皇 美紅:セーフハウスでカタカタと、ジャミング入れつつキーをたたく。
夜皇 美紅:1月2月もいなくなってれば、そりゃ山のよーなバックファイアが待ってるわけで。

夜皇 美紅:しかも”仕事”を受けるところでさらわれたもんだから、そこらの報告や状況もあるし。
夜皇 美紅:「イリーガルだから別に義務はないですけど、ね」
夜皇 美紅:どうせ否応なく調査したんだし、並行で書類を作ってる。

夜皇 美紅:はふ、ため息をつく。
夜皇 美紅:「(幽霊だから、ある種ましなのかもですが)」
夜皇 美紅:日常の世界に戸籍でちゃんと定職あった日には、こんだけ雲隠れしてたら社会信用はなくなってる。
夜皇 美紅:「(幽霊だからなおさらに、ツケがひどいものですよね……)」

 手を一瞬とめる。そっと傍らを見、くすっと笑う。
 そこではくてっと寝てる、青年が一人。

 だいぶムチャをしたようで、顔を合わせてほどなくこんな感じ。
 電池切れを起こしたように、無防備にねむってる。


夜皇 美紅:「(いろいろいいたいこともありますけれど、まずは)」
夜皇 美紅:「(――ありがとうございます)」
夜皇 美紅:”とはいえど、この修羅場の幾片はこの人原因なんだけど”とは思いながら。
夜皇 美紅:いつもみたいにカタを付けつつ修羅場になって。
夜皇 美紅:「。○(さて、いつ終息しますかね。もっとも)」
夜皇 美紅:「。○(終わらないから、”地獄”っていうんですけどね)」

GM:しかして、地獄の統率者には、それもまた騒がしく愛しい日常なのかもしれない――


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 ◆エンディング3 終了◆

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 【アフタープレイ】

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GM:お疲れ様でした――っ!
夜皇 美紅:おつかれさまでしたーっ!
墨坂 霜樹:おつかれさまでしたー!!!
アリエンヌ:おつかれさまでーす!
GM:うーし、経験点だねい
墨坂 霜樹:わーいわーい

■シナリオの目的を達成した 5点
 +Eロイス:5点

■最終侵食率――各自計算

夜皇 美紅:最終は80きっかり、5点です。
墨坂 霜樹:4点ですね
アリエンヌ:5点だ~

■セッションに最後まで参加した 1点
■良いロールプレイをした 1点
■他のプレイヤーを助けるような言動をした 1点
■セッションの進行を助けた 1点
■場所の手配、提供、スケジュール調整を行った 1点
 計5点


GM:夜皇さん20点、墨坂さん19点、奥様20点ですね
GM:各自Sロイスはなしっと
夜皇 美紅:ですね、みんなSロイスとか知らなかった感じ。
墨坂 霜樹:Sロイス忘れてた
墨坂 霜樹:19点いただきます!
夜皇 美紅:あ、私はないです、Sロイス。20のままで。
GM:ではおおさめくださいー
アリエンヌ:いちおうあります
アリエンヌ:なぜか重複してエリザベートに取っていたという事実
夜皇 美紅:*おおう* 奥様はあったか(-人-)
GM:あ、では奥様は+5どうぞ
アリエンヌ:あーい
GM:町の脱出は一応こなすイベントがあったけれど、エリザベート倒したからシスターが解除した、という扱いに勝手にしたりとかいろいろしてました。
GM:まだ少しシナクラに不慣れで、ぎこちない面もあったかと思いますが、楽しんでいたければなにより
墨坂 霜樹:たのしかったです!
アリエンヌ:ぶっ潰せば全部済みますからね(ニッコリ
アリエンヌ:いやーたのしかった
夜皇 美紅:シスターに浄化したら解放の赦しをって言ったしなあ、というひどいワタシっ。
夜皇 美紅:たのしかったです、うんうん。
GM:ちなみにアルフレッドに関しては、北欧旅行に来ていたら封印ぶっ壊しちゃって、エリザベート復活・オーヴァードに覚醒・そのまま下僕にされた、という扱いでしたが伝わってたでしょうか。
夜皇 美紅:うんふんわりと>ながれ
墨坂 霜樹:わかりました>流れ
墨坂 霜樹:こんなオッサンでもPC1やってよかったなあっておもいました
GM:墨坂さんはフィニッシュムーブのあれかっこよかったですね>声が聞こえる
GM:オルクスならでは!
GM:よかったー
アリエンヌ:耳を澄ませば(怨念)
墨坂 霜樹:デビルイヤーは地獄耳!
GM:耳をww
アリエンヌ:ヤカミちゃんには助けてもらったな~~~
アリエンヌ:話上翻訳がいなかったら不思議パゥワとかなってたけどそれが辛いので助かったし
夜皇 美紅:ダリアで大丈夫ですよ奥様―
アリエンヌ:イエーイ
夜皇 美紅:エンドかクライマックスだとちょっと2重音声表現さぼっちゃいましたけどね。ただ自分もちょっと不思議ぱぅわはなあ、でああなったという。言葉の壁からの意志疎通や描写もできる機会だしっ。
墨坂 霜樹:うい、スイマセンがちょっと家事とかで離籍します
墨坂 霜樹:離席
アリエンヌ:はーい
夜皇 美紅:はーい
墨坂 霜樹:おつかれさまでしたー!!!!!
墨坂 霜樹:たぶんまたTLにはいますのでお声をかけてもらえれば…
夜皇 美紅:はーあーい。
GM:おつかれさまでしたー!!
夜皇 美紅:奥様は奥様でかわいかったです。通常(ミドル時)とOpの沈痛や〆さと。
夜皇 美紅:憎悪のみじゃなくて昇華して、ED向かいましたしね。そこらがいい感じー。
アリエンヌ:ふしぎな主従関係だけどよかったですね~支え合い~
アリエンヌ:奥様も挫けずに進められてよかったっす……
アリエンヌ:結構ダリアさんのおかげでもあり
夜皇 美紅:口数は少なめにして支えられるように、あとダーティなのもしつつしてた、かな。ダリア。
夜皇 美紅:ちょっとクライマックスでは「すこし煽りすぎたかも」と思いはしたですがっ。
GM:いやあ、エリザベートさんにはあれぐらでいいんじゃないでしょうか
夜皇 美紅:黒執事化してたですよ、煽りが。
アリエンヌ:口プロ行けオラァ! って感じでした 若干女の戦い入ってた気がしなくも
アリエンヌ:おっとメシだ
夜皇 美紅:ですねえ、おんなの戦い。
夜皇 美紅:・・)ノシ
アリエンヌ:んじゃ失礼失礼
どどんとふ:「アリエンヌ」がログアウトしました。
GM:おうー
GM:ではそろそろ解散しますか。ログとって掃除してお部屋を削除しますだ。
夜皇 美紅:はーあーい。