-------------------------------------------------------------------
 Back Track
 -------------------------------------------------------------------

GM:ココカラガ、ホンバンダ。
GM:各人最終侵蝕率と、残ロイス数を宣言してください。
九十九 銀次:最終侵蝕率169!!  残りロイス3つです!(リーダーのおかげ)
霧々:最終侵蝕率165! 残ロイス2!
フローズ:侵蝕率:159%、残ロイス:3。
GM:Eロイス:<不滅の妄執><衝動侵蝕><修羅の世界>、3ロイス/3カウント
GM:PC1からお願いします
GM:Eロイス分の【3つ】を振るか振らないか、選択後解決。
九十九 銀次:振ります!
九十九 銀次:169-3d10
DoubleCross : (169-3D10) → 169-16[6,9,1] → 153

GM:その後、【等倍ふり】【2倍ふり】を選択後解決。
霧々:3D10-165 まずはEロイスだ!
DoubleCross : (3D10-165) → 5[1,2,2]-165 → -160

GM:(PC1からお願いしますってば、それ適用するけど>きりちゃん)
霧々:PC1もう振ってた……
霧々:ってあ、通常振りも含めてか。
霧々:失礼しました。
フローズ:あ、これ全員が3個ふれるのか
GM:全員ですが慣れてないのわかってたので!! PC順にゆっくり解決していきますよっ!!!
九十九 銀次:では、もちろん2倍振りします!
九十九 銀次:153-6d10 欲望を全開にしろ!!
DoubleCross : (153-6D10) → 153-28[5,4,2,8,2,7] → 125

GM:選択後解決し、3ケタのままならばラストチャンス。
GM:【追加ふり(ロイスの数だけ再度振れる)】をいけます。これで2ケタに行かなければ、晴れてジャームでございます。
フローズ:ぷくー
九十九 銀次:追加振りを所望する!
九十九 銀次:125-3d10 帰るんだよ!!!
DoubleCross : (125-3D10) → 125-15[4,6,5] → 110

九十九 銀次:はい!w
霧々:はい
GM:はい。ということで、ジャーム化と。しばらく後ろにいてくださいねー?
九十九 銀次:あ、はーい後ろで待機してますー
GM:PC2:Let's、バックトラック。さきほどEロイス分は振ったので、等倍/2倍からの解決をお願いします。
霧々:6D10-160 2倍!
DoubleCross : (6D10-160) → 24[2,1,3,5,6,7]-160 → -136

霧々:3D10-136 追加!
DoubleCross : (3D10-136) → 11[3,6,2]-136 → -125

霧々:だめでした
GM:はい、ジャーム化、と。(後ろいっててください)
GM:PC3、Let's バックトラック。まずはEロイス分、3個を振るか振らないかを選択お願いします。
フローズ:ふりまーす
フローズ:6D10-159
DoubleCross : (6D10-159) → 45[8,3,6,10,9,9]-159 → -114

GM:(うんちがう
フローズ:すいましぇん……
GM:(Eロイス分(3個振る)→等倍(3)Or2倍(6)振る。
GM:(足りなかったら→追加(3)振る、の順。
GM:最初からお願いね☆ミ
フローズ:3D10-159 Eロイス分
DoubleCross : (3D10-159) → 19[7,8,4]-159 → -140

フローズ:で、2倍振り、と
フローズ:6D10-140
DoubleCross : (6D10-140) → 38[3,8,8,7,3,9]-140 → -102

GM:(足りなかったら→追加ふり(3)
フローズ:ここで、追加振り、と
フローズ:3D10-102
DoubleCross : (3D10-102) → 14[1,6,7]-102 → -88

GM:おめでとう、そしてお帰り、日常に!!!
フローズ:うわあああん嬉しくねええ
フローズ:いや嬉しいけどおお;;;
霧々:ふおおおお!
霧々:リーダーおめでとうー!
九十九 銀次:リーダー!!! おめでとう!!!!
フローズ:ありがとう……みんな……ありがとう……
GM:さーって、じゃあみなさまちょっと後ろにいきましょうか―。


 -------------------------------------------------------------------
 Climax After...
 -------------------------------------------------------------------


 ――ダンスホールは、しんと静まり返っている。

 

フローズ:今度の今度こそ、空気中に霧散し消えた殺意を嗅いで、フローズはやや脱力気味に足元に目を落とす。
フローズ:――目的のものは。落とした視線を、少し先、ジャン・ジャックの跡の場所。
フローズ:そこに投げかける。
霧々:寝転がりながら、なんぞうなされています。
九十九 銀次:刀を納められない 内からのざわつきが蠢く

 ――ピキ、パキ。
 なんだか、ひび割れていくような、音がする……。


九十九 銀次:「クァ……おい、リーダーそいつ拾ってさっさと帰んな」
フローズ:かぶっていた主はもう居ない。転がって打ち捨てられた宝冠を拾い上げた。
フローズ:「……ああ、おつかれ」

九十九 銀次:その眼光は“殺意”にまみれて憎悪にも見える。
フローズ:「ああ、くそ。……キリム」
霧々:「う、うー……?」うっすらと目をあける。
フローズ:「……?」
フローズ:疑惑がよぎって目を細めるも、慌ててキリムを抱え上げることにした。

フローズ:「どうした、もうあのクソッタレはお陀仏したぜ。……プランナーの股ぐらでも蹴っ飛ばしにいきたいのか?」
霧々:おとなしく抱きかかえられます。口数とか少ない。
霧々:「……」ぼーっとしてるが、なにかおびえた様子だ。
九十九 銀次:「ァァ……俺が”こいつ”に飲まれる前に……出るんだぜ」

 御霊:グル、ぎる、グル――

九十九 銀次:「悠長にして、られない……」
フローズ:「……おい」
フローズ:そのままキリムを俵担ぎにするとツヅラの胸ぐらを掴む。
フローズ:「……何寝ぼけたこと言ってるんだ」


 ――ミチ、ミチ――
 

霧々:「ひっ」小さく、しゃっくりのような悲鳴を出す。
フローズ:「殴ればいいのか? 何発だ? そいつが黙って寝込むには――!」
九十九 銀次:「そんなじゃ、足りねぇよ……こいつを抑えてるのは俺自身だった、いや俺自身じゃなきゃダメだったんだ」

 ザアア、ザアア……
 遠くて、水が入り込むような、音がする……。


フローズ:「なら今は抑えてろ! ドクにでも訊けば他にもわかるだろうがッ、ええッ?」
九十九 銀次:「だが、抑えようが、無くなった」
九十九 銀次:「俺はここで終わりだ。”こいつ”に飲まれればあんただって見境なく殺すだろう、そいつは勘弁だ」

霧々:そっと、フローズさんの服の端をひっぱります。「早く、逃げようよリーダー」
九十九 銀次:「あぁ、霧々と一緒に早く逃げろ」
フローズ:「…………」
フローズ:しばしの逡巡。キリムの声掛けが届いたのか否か、咥えていたボロボロの煙草が落ちる。

フローズ:「……あたいは、」
フローズ:「仲間を見捨てるような《群れの頭(セルリーダー)》じゃない」
霧々:「リーダー……」声に苛立ちがよぎる。
フローズ:胸ぐらを掴んだ手を離し、キリムの体を掴む手が強まる。
フローズ:空いた手が拳を作って――ツヅラを殴ろうと振るう!

九十九 銀次:「見捨てる? バカ言うな 俺を連れ帰ったとて同じことだ。 手に負えない化物だ それこそ群れを荒らすほどの、な」
九十九 銀次:「てめぇの欲望(ねがい)はなんだ!? のし上がるんだろう!? だったらこんなとこでぐだぐだやってんじゃねぇ!」
九十九 銀次:と言って、刀先を突き付ける。
霧々:「リーダー、いこうよ! 本人がこう言ってんだし、アタシらまで一緒に死んじゃうよ!」
九十九 銀次:「あぁ、とっといけ 霧々、お前も生きろよ、くたばるな」
九十九 銀次:「生きるって意志はなによりも強い、からな」
霧々:「言われなくても生きるよ!」
フローズ:振るった拳が一度止まるが、刀先を握って滴る血も構わず抑えこみ、ツヅラの顎先に蹴りを入れる!
フローズ:「――煩いッ! ンなことは百も承知だ****野郎ッ!」
フローズ:んで、ケリが入ろうと入らずとも、そのまま振り返って出て行くことにする。
霧々:抱えられているので、黙って連れていかれます。銀次さんには挨拶もしない。
九十九 銀次:「ってなぁ……達者でな」
フローズ:「(――悔しいが、あいつなら……)」
フローズ:それから一度も振り返る素振りを見せずに、死体を苛立ち混ざりに蹴り飛ばしてずかずかと進んでいった。


 ――バキン、ガキン。
 
   時空の裂け目にひびが入る、派手に破砕し崩壊していく音がする。


 ザバアアアアアアアアアアァ――



 -------------------------------------------------------------------


 -------------------------------------------------------------------
 Ending Scene:1
 Side:Hróð
 -------------------------------------------------------------------

フローズ:――廃墟、アジトの一つ。一番の基点として選んでいるこの部屋は、ソファーが一つ、一人用の椅子が一つ。
フローズ:丁度三人で過ごすにはよかった。

フローズ:……ただ、今は一人の椅子に一人が腰掛けているのみ。
フローズ:白髪の女は、長い足を放り出して気だるげに懐から携帯機を取り出すと、手慣れた調子で通信を開始する。

フローズ:Pipi……pipi
フローズ:「ドク、フローズです」
Dr.コードウェル:「「ホワイト・ドックか」」その声が、通信機と自らの耳と二重に聞える。
フローズ:瞬いてその姿勢のまま視線を動かす。
 
 みると。
 通信機を持ったDr.コードウェルがそこにいる。


フローズ:聴こえた声の先、廃墟の入り口の方。
フローズ:通信機を持つ手の反対の手で虚ろな宝冠を握って立ち上がった。
フローズ:すみやかに立ち上がり、緩慢に歩み寄る。

Dr.コードウェル:「委細報告を聞いても、よろしいかな。ホワイト・ドック」Pi.通信機を切る。
フローズ:「……ウルフです、ドク」
フローズ:胡乱な視線をコードウェルから外した。

フローズ:「この通り、宝冠は入手しました」
フローズ:そして宝冠を片手で突き出すように差し出す。

Dr.コードウェル:受け取ります。
Dr.コードウェル:その後、ソファの方へと向かい、すわり。
Dr.コードウェル:「まずは、任務ご苦労だった。混乱した状況の中、良く帰ってきてくれた」
Dr.コードウェル:「”死者の宝冠”についても、、よくやってくれた。これで私は、目的に一歩近づいた」
フローズ:平行してコードウェルの傍に寄るが、自分は座らずに立ったまま。
フローズ:短く返答して頷く。

GM:ですが、Dr.は、ここまでで言葉を切り、アジトをゆるり、見渡します。
Dr.コードウェル:「……ずいぶんと、静かになったものだな」
フローズ:「ええ」
フローズ:言葉足らず、という様子で唇を噛み締めている。

フローズ:「もう一つの案件に関しては……申し訳ありません」
フローズ:「彼は裏切ることはありませんでした、それは確かですが。……遺産に“食われた”かも、知れません」
Dr.コードウェル:目を瞑り、報告を静かに聞いています。
フローズ:「あのビッチ……いや、プランナーは、この機会を狙っていたのか……ともかく。
フローズ:あたいの元(セル)には二度と戻らないでしょう」

Dr.コードウェル:「古きより生くる氷狼の末裔よ」
GM:今まで、何度訂正しても「ホワイトドック(白犬)」と言っていた、Dr.コードウェル。
フローズ:……すこし、言葉に伴って混乱がかいま見えたのか、フローズは頭を振ってなんとか冷静を保とうとしていた。
フローズ:コードウェルの呼びかけに、びしりと背が正される。
Dr.コードウェル:「お前の束ねるこの群れ(セル)に、お前が指揮したこの結果に」
Dr.コードウェル:「お前の生きざまは、欲望(ねがい)は、満たされようか?」
フローズ:「……群れ(セル)には、頭(リーダー)がいる。
フローズ:群れを守るのは頭だ。巨大な力となって世界を組み伏すには、あたい一匹じゃどうにもならない。
フローズ:だから仲間を守り、可能な限り損害を出さないよう努めなければ、それは頭の実力として三流だ。……そう思ってます」

フローズ:「――同時に、覚悟しなければならない。失われるのが、自分であれ、仲間であれ」
フローズ:「……あたいはずっと一匹でしたよ。やっとFHに入って群れを作って、ドク、あんたを超えようと思っている。
フローズ:…………ただの犬一匹がね」
フローズ:瞳孔が、獣のように細まる。ただ、その次の瞬間には、すぐに丸く収まっていた。

フローズ:「……だってのに、まだ覚悟が足りなかった。狼の誇りを掲げるには、まだ……」
フローズ:側頭部をガシガシと掻く。廃墟のように暗く湿った色が顔に翳り、犬歯が覗く。
フローズ:「――」
フローズ:「まだ、満たされません」
フローズ:「彼の分も生きてやるなんてクソ陳腐なことを言ってやる心算はありませんが、
フローズ:グダグダしてねェで伸し上がれとあいつにも叱咤されましたよ。……そうする心算です。」

GM: ひととおりを黙して聞き、しばらく。くっく、と、喉の奥でDr.が笑う。
Dr.コードウェル:「またキミの力を借りることもあるだろう」
Dr.コードウェル:「その時は、よろしく頼む」
GM:#てきとにシーンエンドですよ、と。
フローズ:珍しく真面目に言い過ぎた、と苦渋をなめた顔。
フローズ:懐から新しい――いや、少し湿った煙草を取り出して咥え、火をつける。
フローズ:「ドク、要りますか?」

Dr.コードウェル:「ああ、もらおうか」
フローズ:箱を軽く叩いてもたげた頭をコードウェルに向ける。
フローズ:彼が受け取りざま、すぐにライターで彼の煙草に火を点けるだろう。

Dr.コードウェル:そっとシガレットを受け取って口にし、咥えたまま薄く息を吸う。
フローズ:「……欲望(願い)には、相応の対価が必要だ」
フローズ:そう、自分に言い聞かせるようにフローズは吐き捨てた。

フローズ:「――そうさ、あたいは、高みが見たいんだ」
フローズ:淡々とひとりごちる。こぼれた言葉は、煙草の煙に巻かれた。

Dr.コードウェル:「そして、為すにはそのための力と、公算もだな」と、小さくDr.が吐き捨てるのが、聞こえた気がした。


 -------------------------------------------------------------------
 Ending Scene:2
 Side:Kirimu
 -------------------------------------------------------------------

霧々:アジトに帰って、いつものソファの定位置に座って、ごろごろ、ごろごろ
霧々:テレビを見て、ポテチを食べて、コーラを食べて
霧々:一人少なくなったけれど、静かなやつだったから、大して変わり映えもしない、日常が続く。
霧々:そんなある日。
霧々:「……なにこれ?」
霧々:少し片づけをしていた時、ぼろ布のかたまりを見つけた。妙に大事そうに、箱に詰めて保管されている。
霧々:少し首をかしげて、思い出す。自分が買ってきて、リーダーに即刻ぼろぼろにされた、大きなクマのぬいぐるみ。
霧々:「……なんでこんなもの、ほしかったんだろ」
霧々:今はもう、その理由も思い出せないまま、箱の中身を片付ける。「捨てよっと」
霧々:――すると
霧々:「そりゃないんじゃないのお?」
霧々:「ひえっ!?」
霧々:箱の中から、いやぼろ布から、もう一人の霧々が現れた。
霧々:「そんな簡単に捨てるなよお。アタシより先に、捨てるモンがあるでしょ?」
霧々:「な、なにを――」
霧々:「お前はここにいちゃいけないんだキリム! さあ、アタシと踊ろうぜ? ヒャハハハハ!」
霧々:「う、うるさーい! カルシウム以下みたいなこと言いやがってー!」

 ふと、その言葉で。ジャンジャックのどくろが思い浮かぶ。

  ジャンジャック:「先に地獄で、待ってるぜえ……」

 混濁した意識の向こうで聞えたことば。
 それが、そのどくろが、なぜか、自分の顔と重なる――。


霧々:「うううう……うわあああああ!」
霧々:FH十文字槍を操りだし、もう一人の自分自身を刺し貫く!
霧々:「うわああ! うわあああ! 死ねっ、死ねっ! お前なんか、死んじゃえー!」
霧々:「お前なんか……お前、な、ん、か……」
霧々:「ひはははは、ダメだよキリム。それじゃダメ」
霧々:「だって、アタシは、お前なんだから……」
霧々:Eロイス:悪夢の鏡像
霧々:本体から分離したジャームであることを表すEロイス。
霧々:今回の霧々は、欲望としての「生存
霧々:」と、衝動としての「自傷」が、それぞれ別の存在となって分裂している。
霧々:どちらが本体で、どちらが本来の霧々なのか?
霧々:それは、誰にも、もう本人たち自身にさえも、わからない――――

 ……………………
 …………
 ……

 -------------------------------------------------------------------


 -------------------------------------------------------------------
 Ending Scene:Final
 Side:Ginji
 -------------------------------------------------------------------


 ――少し、時は、遡り。


 ――ノーライフ・クイーン号。

 ガラガラと、ざあざあと。
 見る間にひしゃげ、音を立て、船は崩れ、壊れて、海へと沈んでいく。

 ここ、ダンスホールも、また然り。


都築京香:「終わり、ましたね。レイヴ・ガーディアン」

 崩壊していくこの中で、がれきの雨など委細かまわず。
 都築京香が、九十九銀次の元に現れた。
 

九十九 銀次:「ん、まだ居たのか あぁ、終わった」とダンスホールで一人その時を待っていた
GM:そっと、九十九君の傍らに来て。
都築京香:「貴方の”才能”は、貴方の行動(せい)は、貴方の欲望(ねがい)を、満たしましたかね」
九十九 銀次:「満たされたかと聞かれると、全く、だな 虚しいもんだな」
九十九 銀次:「俺の欲望(ねがい)分かったよ 俺は誰かを守りたかった。夢とか理想とかそういうもの持ってる奴らを」
九十九 銀次:「でも、違った 俺は確かにそれを守りたかったけれど、それ以上に俺にも欲しかったんだ。夢とか理想とか」
九十九 銀次:「何もな持たずにこの世に零れ落ちた俺は何か欲しかったんだ、なって今更になって分かったよ」
九十九 銀次:「皮肉なもんだなぁ、こうなんないと気づけない、なんてな……」
都築京香:「死を砕き、飲み欲し、怨みを背負い手繰るは、虚ろな器」
都築京香:「貴方の手を朱に染め、その朱は落ちることはなく、手繰る力は死を呑むほどに妖しく輝く」

都築京香:「力の輝きも、数々の恨みも、いのちとたましいのざわめきも、消え失せることなどなく」
都築京香:「むしろ喰いちぎらんばかりに大きく膨らんでいく」

都築京香:「……ゼノスに来ませんか? 私なら、今のあなたにふさわしいプランを示すことができます」
九十九 銀次:「ふっ……俺はもう”俺”じゃない。今にもこの”殺意”に飲まれそうだ...」
九十九 銀次:「こんな状態にもプランがあるのか、な?」
都築京香:「ええ」
九十九 銀次:「ふ、はっはっはっはっは…………あんたは変わらないなぁ、殺意まみれの俺が役に立つ? 俺に夢を持てる日が来る、と?」
都築京香:くすり、と笑い「それは、貴方次第です」
九十九 銀次:「だとしたら、ジャームに堕ちた俺は無理だろう。 歯止めが効かないだろうから、な」
九十九 銀次:「あんたもその仲間も殺しかねない それは違うだろう」
都築京香:おや、という顔をして。「それも、……」何かを言おうとした、だが口元を覆うようにし、その言葉を止めた。
都築京香:「「ならば、貴方はこれから、いかがなされますか?」
九十九 銀次:「これから、は……ない、かな 俺はこのままおさらば、だ」
九十九 銀次:「言っただろう? 護りたいモノの中にあんたらも入っている、と」
九十九 銀次:「その欲望(ねがい)くらいは……俺の生あるうちは果たさせてくれ……」

都築京香:都築は黙ってそこに立って、その場を見届けようとしますよ。
九十九 銀次:「あぁ、一つ聞き忘れてた あんたの今回の目的ってなんだったんだ?」
都築京香:「ジャンジャックの打倒ですよ」と、しれりという。
都築京香:「まあ、そうですね、もうひとつ、ありましたよ。とてもシンプルな、そんな目的が」
都築京香:「私は、”ひとを識りたかった”のですよ。縁者である、空ろな子を軸にして。古巣と来訪を天秤に」
都築京香:「そして」
都築京香:「この舞台と、状況を。貴方の欲望(ねがい)を、識った上で」
九十九 銀次:「そう、かい」
九十九 銀次:「そりゃ、あんたも止まってられないなぁ あんたにも欲望(ねがい)があるんだな」
都築京香:「ええ」
九十九 銀次:「その探究は終わりがなさそうだ、な 羨ましいな、人でないあんたの方が余程人らしい」
都築京香:ふふっ、と小さく笑います。
九十九 銀次:「まぁ、聞きたいことはこれまで、かな あとは死にゆくだけだ 遺産“これ”は返してた方がいい、かな?」
都築京香:「貴方が最期(おわる)というならば」
都築京香:「私に、貴方のその最期(おわり)を、見届けさせてくださいな」
九十九 銀次:「ふっ、そこも識りたいのかねぇ んじゃ、最後まで持っておく 唯一俺の中にあるもの、だしな」


 ――ガラ、ガラと。

 

 遠洋で、ノーライフクイーン号は砕けて
 そして、海底へと堕ちていった――



 -------------------------------------------------------------------
 After Play
 -------------------------------------------------------------------

GM:おつかれさまでしたー!!
九十九 銀次:おつかれさまでしたー!!!!
フローズ:おつかれさまでーす!
GM:さあちゃくっとEXP算出はいきましょうか! ねむいひとはいってね!!
霧々:だいじょーぶですよー
九十九 銀次:まだだいじょうぶですー
フローズ:でーじょぶだ

▽セッションに最後まで参加した:1点

▽シナリオの目的を達成した:内訳
 ・ジャンジャックをブッ飛ばす:5点
 ・ジャンジャックの完全死亡:3点


GM:▽最終侵蝕率による経験点――各自申告を。
GM:(ALL0ですね(つぎいこか)
霧々:はっはっは
GM:▽E/Dロイス:Eロイス3つ(バックトラック参照)/Dロイス1(転生者)つ:4点

 ▽良いロールプレイをした。他薦してみてください。

霧々:RPはフローズさんかな。一貫した姉御キャラからの、エンディングで一人残された寂しさとかがたまりません。
霧々:あと群れのリーダー! あたしが守る! なスタンスから、データもがっちりガード性能で頼もしかった!
GM:まさしく姉御っ! そしてまさしく古代種っ……っ。
GM:(ああいった別れを幾度も幾度も経験するんですよね……)
九十九 銀次:うむ、確かに頼れる姉御って感じでしたね エンディングの寂しさも、うんうん
霧々:銀次先輩とはもう少し絡みたかったけれどかなわず残念、ぐぬぬ。エンディングとか都築さんとのやり取り好きですが、そこ以外がちょっとセリフ少な目な印象かな?
霧々:都築さんと絡んで、やっとキャラが見えてきたんだけれど、そこでどっちもジャムっちゃったので、同じPCではもう交流できないんですなあ
九十九 銀次:うむ、キャラロスト!
GM:はい、キャラシート没収コースですね。むしろじゃむったきりむーがボスシナリオ立てます? のレベル。
九十九 銀次:自分は死にましたからねーw
霧々:キリムはボスにするにも性能が微妙で……
GM:なんかCoCみたいなエンドでした。
GM:(一人死亡ひとり発狂、ひとり取り残されてビターエンド)
霧々:あっほんとだめっちゃCoC
GM:手記も出ましたし!
霧々:というかまるこめさんと同卓して、PCジャーム化からの自殺って二回目だな……(前は私がGMだった)
フローズ:ツヅラくんは一歩下がったスタンスだったので、しかし最後に後押ししてくれたのが嬉しかったかな……! 先輩、いぶし銀的な所が見えましたかな
フローズ:キリムちゃんはマスコットにして大立ち回りした派手な子だったので端目にもよく楽しきありき、という感じでしたねー。生きるという執着を殺意に変ていくのは格好いい
GM:うんうん。
九十九 銀次:霧々ちゃんは妹な感じでしたね~ つづらんは密かに妹分だと思っておりました。
GM:和気あいあいとしたいいセルでしたよね。
GM:物静かなホスト? 的優男なおにーさんに、キャっきゃうふふの元気なお嬢ちゃん。
GM:でもってまとめるのが きゃー姉御―!! て感じの。
フローズ:誰か暴れるなら首根っこ掴んで壁に叩きつける勢いだったけど、そうでもなく和やかでしたなー
霧々:残念だぜ……からめなかった……きりむーは多分妹扱いされてたなんて知らない
九十九 銀次:永劫の別れー
フローズ:兄弟というか片腕的な気持ちでしたねツヅラくんは 盾と剣みたいな
フローズ:まキリムちゃんはまんま妹分だったけど……
九十九 銀次:おー、熱い信頼
フローズ:情に厚い輩なので、いちおー
霧々:ごめんよクマ、補修してあげられなかったぜ
九十九 銀次:うむ、そこの演出好きですねー>直さなかった

 ▽他のプレイヤーを助けるような発言や言動を行った:他薦

霧々:姉御にめっちゃガードされてた!
フローズ:お二人には助けられっぱなしです……言動というか行動面で特に……
霧々:あときりむーは臆病なので、ちょいちょいフローズさんが背中ばしっとたたいてくれるのがよかったですね
九十九 銀次:霧々ちゃんが来てくれなければミドルはもっとひどい事に……
GM:。○(うん来てくれなかったらみんななかよくじゃむってたとおもう)
フローズ:へへ
霧々:ミドルびびった……
九十九 銀次:リーダーはとてもとても心配性というかなんというか、つづらん的にもそれこそ助けてくれるような言動? は嬉しかったりするのでしたー

 ▽Sロイス:維持してないorとってないのでみんななし。

霧々:おいらはバーストしたからねえ
フローズ:んっ? 一応維持してたよーな これはちがうか
GM:スペリオス・ロイス、の方ですね。
GM:宣言がなかったので、九十九んとフローズさんは。
フローズ:これシナリオロイスじゃなかったのか……
九十九 銀次:ですですー
霧々:シナリオロイスとスペリオルロイスは別ものなのです……
GM:ええ。今、最も心に占めているロイス、ですね。出展は上級なのでまあ後ほどで、で。
霧々:ので、二人は「Sロイスを取得してない」んですな。
フローズ:なるほーど

 ▽セッションの進行を助けた:他薦

九十九 銀次:セッション進行を助けた、はお二人共ですねー 予定より早く終了する形になりましたし
フローズ:どうじょう~
霧々:さくさくでしたなあ

 場所の手配その他もろもろは全員もってけ、で。
 計算お願いしまーっす。


九十九 銀次:c(1+5+3+4+1+1+1)
DoubleCross : 計算結果 → 16

霧々:12点かな……
霧々:あ、Eロイス忘れてた。16だ
フローズ:ヌヌン
GM:(基本みんな一緒のはずです、はい(All0だし、Sロイス無いし)
霧々:ですねー
フローズ:ですです
GM:では、後はアフター雑談でっ。

 \お疲れ様でした/

九十九 銀次:おつかれさまでしたー!
フローズ:c(,△,c ⌒っおつかれさまでした~^
霧々:お疲れ様でしTa-1
GM:ぁーうん、やっぱりGMは得意じゃないな(自分のダイスを見つつ)
GM:というかあれで実はリバックわりと目が合ったんですよ!? みんな!!
九十九 銀次:ハラハラできましたよ!w
GM:いちおうつづらん:4割弱、きりむー:7割弱、リーダー:7割強なので!
霧々:自分ははらはらとあきらめ半々だったかな……
GM:回避9Dあるとまあ1Criは平均で出すから……(1個は10出るからね、ざっくり)
九十九 銀次:出目悪くはなかったんですよー よくないと帰れなかっただけでw
フローズ:わりと土壇場で出目をだすPLなので、大方予想のついてた所ですが
フローズ:ふたりとも帰ってこれないとはな……

GM:でもみんな、欲望とキャラ出自に、かんっぜんに合致した感じになって何よりです
フローズ:フレーバーの導きのままに……
霧々:Eロイスがあんなことになるから……
GM:まさしくフレーバーの導きのままに。
九十九 銀次:PCに沿う感じでよかったです
GM:PCに沿うってなかなかないですからねえ、割と真面目に。特にジャーム化との瀬戸際までかかってくるのは。
GM:最初にざっくり見て「うん、これは言わないとやばい」ってプレセッションで伝えて。
GM:道中もさんざん【侵蝕管理してね☆ミ】といって。お休み時間もそれとなくヒントいって。
GM:“ああ、ヤハリな”の勢いでした。
九十九 銀次:うんうん、これもまた一興でしたー
霧々:別に無駄に侵蝕使ったつもりないんですけれどねえ1
GM:邪気にアテられたがごとくの帰還判定でした。とくにきりむー。
霧々:えーんえーん
GM:ジャンジャックが地獄で待ってるよ☆ミ
フローズ:俺はビルドがそもそも初めての試みだったのでグッダグダしてたc(,△,c ⌒っ
GM:意外にブロッカーはどこできるとかで判断悩ませますからねえ、またの試みを、でっ!
霧々:なぜきりむーはあんなカルシウム以下野郎に目をつけられてしまったのか……
GM:生と死のにおいが強いからになりますかねえ。
フローズ:ロリ魂だからね、しかたないね
GM:地獄でもヤりあってるといいです。
霧々:いやだー(じたばた
ジャンジャック:ケヒャヒャヒャヒャ
霧々:「死ね――――!」
GM:割と真面目にケヒャリストにして回避下がったなー、だったんですけどねえ。
九十九 銀次:ケシャリストww
ジャンジャック:「ケヒャヒャ、死んで死んで死ぬまでイきて踊り明かそうぜええ!!」
GM:だいたいこんな感じの性格でしたよ、ケヒャヒャ
霧々:「えーん、えーん」ザクッザクッ
GM:復活2枚、ウチ片方Eロイスとはいえど、うん(・・ まさしく”彷徨える死人”。
九十九 銀次:生き返り過ぎだよーw
九十九 銀次:130点で3回!
GM:いあいあ2回
GM:魂の練成と修羅の世界の2回!
九十九 銀次:2回か
GM:カウンターが1枚あるだけで(復讐の領域
GM:だから、プレで、複数とガードどっちかは積んどけって言ったわけなので!!
九十九 銀次:うんうん
フローズ:わたしは したがい ました
霧々:俺はちゃんと範囲攻撃しましたからね!
GM:毎ラウンド範囲攻撃だ、加速2回のうち1回シーン攻撃で
GM:うん、これは、やくい、だったかっら、ね!
GM:うんうん。ミスディまで持ち出されて「あ、これもしかして余裕でPCにひねられるんじゃ?」だったんだけど。
GM:私に 死の韻は イクナイ(こて)
九十九 銀次:普通に肉体白兵でブラム抜いてりゃ……
フローズ:はっきり言って精神メインの回避はツラすぎる……w
GM:まあ一応DXは回避できるもの、じゃないものの。雑魚一掃できなきゃ回避判定ありますしねえ。
霧々:しょーがない
GM:うん。
霧々:リフレックス初期経験値でとるにはリソースがなー
GM:リーダーがばか硬かったので、あれこれ下手したらあんまりロイス削れない? だったんですがね。
九十九 銀次:まぁ、仕方ないですよねー
GM:ミドルはルーラー欲しい感じで
GM:クライマックスは2択で、敵下げる方に使ってた分はやわやわでしたしね。
フローズ:くそーこのポンコツリーダー
GM:まあリーダーは残ってるからそのうちリベンジにっ!
GM:(つづらんとキリムーはボッシュ―と)
九十九 銀次:ぼっしゅーとですねーw
霧々:ふへへ
九十九 銀次:revengeかけたいですねー
GM:もっかい違うキャラでおふねのるですか?
フローズ:ファ
九十九 銀次:うーん、さすがにお船は知っちゃったですからねぇ、うむうむ
霧々:次はせめてICを……
九十九 銀次:ICでどれくらい変わるんでしょう?
霧々:魔眼槍や援護の風が使えるよ!
GM:IC入れるならウロボロス禁止(入ると都築的にややこしい
GM:あとIC入れた分、凶悪にします
霧々:今のままでも十分極悪だったよ!
GM:きのせいです。
九十九 銀次:魔眼槍使い勝手悪かったなーw
GM:(3回倒さないとはしんどいと思ったけどなあ、やっぱり)
GM:まあ純正レギュレーションだとこんな感じです。バランスとると私甘くなっちゃうしなあ。
九十九 銀次:うん、つらい!
フローズ:ぬおー 明日も仕事なので後ろ髪引かれますがねねば
九十九 銀次:あ、おつかれさまですー
GM:はーい、じゃあ続きはスカイプですかね、私も寝なくっちゃ
フローズ:楽しかったっす、おつかれさまでした!
GM:よかったっ!!
九十九 銀次:はーい、おつかれさまでしたー!
霧々:おつかれさまでS=tai1
フローズ:゜・。+(´▽`)+。・゜
霧々:なんだこの誤字。とりあえず画像は片づけたぞ!