GM:いっくよー、ながれるように、ミドルシーン!
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:Middle Scene:1
:Side:Hibiki
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GM:全員強制登場の、イベントシーンです。SPは稲葉君。
稲葉日々喜:アッ
GM:あ、ミドルゆえ。
GM:ここから、侵蝕率、あがっていこうか(に っ こ り)
稲葉日々喜:稲葉日々喜の侵蝕値を+4(1D10->4)した
能美 宗琴:能美 宗琴の侵蝕値を+10(1d10->10)した
稲葉日々喜:でけぇ
能美 宗琴:知ってた
GM:さすがっ☆ミ
稲葉日々喜:ベッドで悪夢にうなされていようかな
GM:じゃあそこから描写してて!
GM:私は変に慣れ親しんだ病室の描写をかいてくる(…)
稲葉日々喜:「う……う……」
稲葉日々喜:感覚のない暗闇。熱い炎と衝撃。無感覚な映像。轟音の映像。矛盾した混沌に、意識がぐるぐる翻弄されている。
稲葉日々喜:「う……ううっ……じゅ、り……ねーちゃん……」
稲葉日々喜:「綾瀬さん…………ッ」
稲葉日々喜:「うわああああああああああああああっ!」
稲葉日々喜:布団をはねのけ、ベッドの上。漆黒に染まった肌と、ゆらめく影と化す〝のっぺらぼう〟の頭。
稲葉日々喜:「ア……ア……オレ、は……」――どう、なった?
糊づけされた、シーツの香り。
聞き慣れない音を刻む、機械の音。
目が覚める。
そこは、見慣れない天井、見慣れない部屋、見慣れないベッド。
天幕のように、カーテンがベッドをぐるりと、覆っていて。
自分に、いくつかの端子が、機械が、つけられていて。
物語に出てくるような、酸素マスクやら心電図やらが、そこにはあって。
――UGN傘下の、私立病院。
稲葉日々喜:「びょう――い、ん……?」では、あれはやはり、事故だったのか。
稲葉日々喜:体はどこも痛む感じはしない、それどころか今までにないほど調子が良い。変な脳内麻薬でも出ているのだろうか?
――ベッドの傍に、見慣れぬスーツの男。
――そしてやはり見覚えがあまりない、いかつい青年がいた。
稲葉日々喜:そう思って自分の体を見ようとして、漆黒の手に気づく。
稲葉日々喜:「……っだよ、これ…………誰!?」驚きに次ぐ驚きに、頭が中々追いついていかない!
稲葉日々喜:おたおたして、布団を引っ張って、頭からぼふっと被る。
GM:なお、時刻的には”夜”ですよ。
能美 宗琴:「おう、目が覚めたか。取りあえず、混乱する気持ちはわかるが深呼吸して話聞けや」
稲葉日々喜:「お、オレはバケモノじゃない! ただの学生なんだ! 気がついたらなんか頭がこんなことに!」
稲葉日々喜:「それとも幻覚か? 夢か? オレは頭を打って自分の顔がわからないのか? なあ、なんだよこれぇっ!」
稲葉日々喜:パニックを起こしているので、すぐには話を聞く姿勢に入れない。
能美 宗琴:「おーい、聞こえてるかー? おーい話聞けや~」
GM:じゃあちょっとやりますかね。
霧谷雄吾:うっすら、霧谷が能美さんを見て、目を伏せて。そっと稲葉君に手をかざします。
GM:ソラリス的に。精神安定の薬を自身内部で調合、香気としてうっすら。
稲葉日々喜:「う……」芳香を感じたと思ったら、すぅ、と気持ちが落ち着くの、不思議な感じを覚える。
稲葉日々喜:でも頭は頑なに隠しながら。「……話、って、なんですか」
霧谷雄吾:目の前のスーツの青年は、優しそうな笑みを浮かべます。
能美 宗琴:「まあ、いくつかあるんだがな………まず、お前さんの不安を解決していこうじゃねえか」
霧谷雄吾:こくり。
霧谷雄吾:「これから少し、いくつか難しい話をします。混乱することもあるでしょうが、落ち着いて聞いてください」
稲葉日々喜:質問とかしたいけれど頭がこんがらがっていて、咄嗟に言葉が出てこない。ただ言ってることはわかるので
稲葉日々喜:こくり、うなずいた。
GM:(おもに、のーみさんが(不良GMのぶん投げアクション)
能美 宗琴:「今も混乱していたみてえだが、お前が言っていたことが正しい。幾分か形は変わっちまっているがお前さんは人間だ。それは保証する」
稲葉日々喜:それを聞いて、肩の力がさらにほっと抜けます。
能美 宗琴:「バスが事故にあったのは覚えているか? その際にお前はオーヴァードっつーもんに覚醒した。あれだ、漫画とかである超能力者みたいなもんだと思え」
稲葉日々喜:「は、はい……」では、自分がバケモノライクになっているのもそのせいか、とおぼろげに理解が浸透していく。
能美 宗琴:「今、お前が五体満足無事なのもその力のお陰だ。そしてその力は本人の意思でコントロールすることができる。元の形に戻る見こみがあるってわけだ」
稲葉日々喜:「マジですか!?」布団の中から身を乗り出す。
稲葉日々喜:怪我についてはまったく実感がないので、五体満足への有り難みはないが、元の姿に戻れるか否かは超重要だ。
能美 宗琴:「中には『ダークヒーロみたいでカッコいいしこのままでいい』って奴もいるが……まぁ、少数派だな」
稲葉日々喜:「嫌ですよ! こんな格好のまま家に帰れないし!」憤慨
霧谷雄吾:“ダークヒーローに”のくだりでうっすら苦笑を浮かべる。
稲葉日々喜:(せやろな)>苦笑
稲葉日々喜:ちょっと今、自力で顔を戻すのに挑戦してみていいですか? 説明切っちゃうけど
GM:いいんじゃないかな、レッツトライ!!
能美 宗琴:レッツトライ!!
稲葉日々喜:おーらい、では
稲葉日々喜:「元に元に……戻れっ!」こういうのは念が大事なんだよな念が、と。ただひたすら、自分の元の顔を思い浮かべる。
稲葉日々喜:髪が伸びると、いつも姉が散髪をしてくれた。
稲葉日々喜:小さいころの妹は、自分が寝ていると、クレヨンで顔に落書きをした。
稲葉日々喜:たまーに帰ってくる父親は、自分の頭をわしわし撫でて、「でかくなったなあ」と言うのがお決まりで。
稲葉日々喜:あの顔を、自分の姿を。
稲葉日々喜:(――――思い出せっ!!――――)
稲葉日々喜:イージーエフェクト《擬態の仮面》!
稲葉日々喜:「うお……っ!」ぎゅるん、と、何かがねじれて、顔の中心へ落ち込んでいく感覚!
稲葉日々喜:「あ……が……っ」ぎぎぎぎぎぎぎいg,と筋肉と骨が、今まで聞いたことのない唸りときしみをあげる。
稲葉日々喜:一瞬の拮抗状態。
稲葉日々喜:「……はぁっ!」
能美 宗琴:「おう、マジか。自力で戻しやがったよ!」
稲葉日々喜:がくりと、ベッドの上に手のひらをつき。肩を上下させ荒い息をつく。
稲葉日々喜:「……や、やった!」ぺたぺたと自分の頬をさわる。肌も元の色だ。「やったー! 戻った!」
能美 宗琴:手鏡を渡してあげよう。
稲葉日々喜:「これで無事に帰れる! ひゅーっ!」ありがたく手鏡を見ます。
能美 宗琴:「よかったな。……でだ、説明の続きなんだが………おーい、話続けていいかぁ?」
稲葉日々喜:「あ、はい! どうぞどうぞ」すちゃっとベッドの上で正座、姿勢を正す。
能美 宗琴:「おう、お前さんを今保護している俺らはUGNっつー組織だ。モットーはオーヴァードを社会が受け入れられる状態になるまで、混乱を起こさないようひっそりとしてよう」
霧谷雄吾:「目指すは”ひととオーヴァードが共存できる世界”。そのために、無用な混乱を避けるため、オーヴァードの存在を隠匿し、日夜起きる事件を解決しております。自警団……みたいなものなのでしょうか」
稲葉日々喜:ゆーじーえぬ、とオウム返しに言ってから、はっとする。
稲葉日々喜:「も、もしかして、オレしばらくうちに帰れなかったりします……!?」
稲葉日々喜:「うち親父単身赴任でっ母さんいなくてっ。働いてる姉さんがいるけれど、今日明日と研修旅行でいなくて! 小学生の妹が今うちに一人なんです! じいちゃんばあちゃもいないしオレが帰らないと――」
能美 宗琴:「いや、帰れるぞ。ぼろが出ないようウチの奴がサポートにつくことになるがな」
稲葉日々喜:「あっ帰れるんだ!?」
稲葉日々喜:「あ――――よかった――――」脱力安堵! 正座したままひらたくなり、しゃきっと復帰。
稲葉日々喜:再び話の続きを聞く姿勢です。
霧谷雄吾:「眠っている間に勝手ながら検査をさせていただきましたが、いたって安定しております。ので、そこはご心配なさらずでだいじょうぶです。明日からまた、いつもの日常に戻れます」
霧谷雄吾:「ですが」
霧谷雄吾:「あなたは既に、ここに来る前とは違います。こちら側の世界、世界の裏側の住人に、オーヴァードの世界に足を踏み入れております」
能美 宗琴:「バス事件もUGNとは逆な思想の組織が起こした可能性が高いしな」
霧谷雄吾:こくり。
稲葉日々喜:「げっ……」(なんかヤクザな話になってきたなあ)
霧谷雄吾:「今回の事件では、オーヴァードの力を悪用する、ファスルハーツという組織。彼らのテロが引き起こしたもの」
霧谷雄吾:「彼らはオーヴァードの力を見境なくふるい、人間社会を混乱に陥れようとしています」
稲葉日々喜:「どこにもいるんですねえ、そんなろくでもないの……」
能美 宗琴:「オーヴァードの力を積極的に使って、オーヴァードが世界を牽引するのだ~ってな姿勢だな。思想が極端すぎてテロ組織化してんのが欠点」
稲葉日々喜:「わあ……頭悪そー……」まあぱっと聞きの印象だとそんなものだ。
稲葉日々喜:脳内はショ●カー戦闘員みたいな「FH想像図」が
GM:あってるっちゃあってるからしかたない……(笑)
霧谷雄吾:「あなたは、もうこちら側の世界に関わってしまった。我々に、協力していただけませんでしょうか」
稲葉日々喜:「えっ!?」
GM:#なおどうこたえてもご安心だからご安心だよ
稲葉日々喜:「きょ、協力って……オレさっきみたいな顔芸しか出来ないっぽいんですけど?」
稲葉日々喜:まさか自分が「戦える」など、欠片も思っていない。
霧谷雄吾:にこやかに、笑みを浮かべます。
稲葉日々喜:喧嘩なんてしたことないし、スポーツでさえ誰かと争うということを、積極的にやってはこなかった。
稲葉日々喜:「えと……へ、変装とかなら出来るかもしれないし、情報提供とかなら出来るかも……?」おどおど
霧谷雄吾:「ええ、ぜんぜんそれでも。たすかります」
霧谷雄吾:「なにか、わからないことがあれば。能美さんに頼ってください」
稲葉日々喜:言われて能美さんを見ます。
稲葉日々喜:(……怖ぇ……)第一印象はどうしてもこうなる。
霧谷雄吾:「詳しい話は、いずれまた」
稲葉日々喜:「あ、はい」無難にうなずきました。
能美 宗琴:「難しく考えるこたぁねえよ。皆こんな力を急に得て不安になってたりすんだ。仲間同士話せるだけでも助かるだぜ?」
能美 宗琴:本人はいい笑顔のつもり。しかし、笑顔とは本来(ry
GM:ほんとだよ!(笑顔とは(ry
GM:#適度に会話終息したらシーンエンドです
稲葉日々喜:「あ、それはもう。一人であんな状態のままだったら、ほんと途方にくれてましたから」
能美 宗琴:「ま、出来ないことはやらせんさ。覚醒率も引く数少ない仲間だ」
稲葉日々喜:「……ん?」
稲葉日々喜:ふと、何かがひっかかる。セーターの網目に、指のささくれがかかったような、小さな違和感。
稲葉日々喜:違和感はたちまち、一つの疑念にふくれあがって、口をついた。
稲葉日々喜:「……もしかして、FH? ってのが、あのバス事故を起こしてたり?」
稲葉日々喜:「なーんてね。ははは」半ば冗談めかして、言ってみる。
能美 宗琴:「そうだな。FHエージェントらしい姿が周辺で確認されてる」
稲葉日々喜:「……!」
稲葉日々喜:では、あのバス事故は――
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GM:時間かつまとまってたのでここでフェードアウト的に切りました。
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:Middle Scene:2
:Side:Hibiki
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GM:連荘だけど稲葉君のシーンです。というか能美さんが来れるシーンじゃない、というか。
GM:ちょーっとマスターシーン? じゃないけど描写がかかるので、待っててね☆ミ
GM:場面は、翌日でーすよー。
稲葉日々喜:稲葉日々喜の侵蝕値を+2(1D10->2)した
陽もとうにくれたものの、病院は即日に退院できて。
家路について、寝て、起きて。
いつも通りの、朝が来る。
――翌日の、学校。
はたして2人の言う通り、いつもの日常の風景へと戻ってきた。
それこそ、びっくりするくらいに、いつも通りの風景に。
臨時バスの爆発炎上事故。
“爆発炎上”するくらいなら、むしろ死傷者が出ても不思議じゃない。
それなのに、目の前に広がる世界は、驚くほどにいつもの日常で。
事故も大して報道されてなくて。
自分と同じくバスに乗っていた、綾瀬真花もいつも通りで。
ただ少し、違うのは。
彼女が、事故のことを覚えてないこと。
2人が話していた件の“ゆーじーえぬ”というところが、記憶処理を施して。
――何事もなかったことにして、彼女を還したってこと。
GM:ということで、いつもの学校、いつもの教室。お休み時間の場面です。
綾瀬真花:「――、――」
矢神秀人:「――、――」
GM:教室の傍らで、綾瀬さんはクラスメイトとしゃべってます。和気藹藹。
稲葉日々喜:(UGNって……怖ぇーなあ……)
稲葉日々喜:なんだか薄ら寒くなる。簡単に人の記憶をいじったり消してしまえる連中が、こうして表向き、昔ながらの変わらぬ世界を守ってるなんて。
稲葉日々喜:「ん……あいつは」
稲葉日々喜:(まあ、綾瀬さんがいつも通りなのは、多分めでたいこと……だよな。多分)
稲葉日々喜:(都合の悪いこと全部忘れてーってのも、なーんか、やな感じだけど。落ち込んでる姿が見たいわけじゃないし)
稲葉日々喜:(……しかしあいつ、えーっと今話してる男子。誰だっけえーっと……あんな仲良かったっけ……)
稲葉日々喜:気を取り直すと、ちょっと二人のやり取りに意識を惹かれずにはおられないわけでして。
綾瀬真花:和気あいあいしてたところ、視線を感じてたか、ふと稲葉君の方を向く。
綾瀬真花:にこって笑って、手を振ります。
稲葉日々喜:Σびくっ
稲葉日々喜:(てへへ)思わず振り返す
矢神秀人:ちょっと、む? とした顔。
稲葉日々喜:(ドヤァ)
矢神秀人:明らかに、むむっとした顔をしている。
稲葉日々喜:(机の下で小さくガッツポーズ)
矢神秀人:つかつかと、男の子の方が席を立って、稲葉君の方に来ます。
綾瀬真花:あ、と声に出さない声。たった男の子を見上げてる。
矢神秀人:わしっ、胸ぐらをつかむ。
矢神秀人:顔つきあわせて、低い声。
稲葉日々喜:「……なんだよ」そこまでするかフツー、と閉口。
矢神秀人:「昨日の事故のこと知ってるか? 日々喜。綾瀬さんは、それに巻き込まれて、怖がってるんだよ」
矢神秀人:「お前が関わってくるようだと、余計に不安に駆られて、揺れてしまうだろ」
綾瀬真花:綾瀬さんには、2人の声が聞こえてないようで。ちょっとハラハラ。でも男の子同士だから……は多少あって、見てるまま。
矢神秀人:「お前が彼女の視界に入るべきじゃないんだよ」
稲葉日々喜:「は? 事故?」
稲葉日々喜:「そんなニュースあったっけ?」とぼける。
稲葉日々喜:(こいつ……UGNが隠したはずの事故、なんで知ってやがるんだ……!)
矢神秀人:あからさまに舌打ちします。
矢神秀人:「知らないならいい」
矢神秀人:そういうと胸倉つかんでた手で、胸突き飛ばします。
矢神秀人:踵を返す。「綾瀬さん、次の授業は音楽室だったよね。早く行かないか」
矢神秀人:そういうと、彼女の腕を取ってすこし強引に、教室を出ていきました。
稲葉日々喜:そしてそれ以上に、相手の言葉に対して違和感が、疑惑が膨れ上がってくる。
稲葉日々喜:人から威圧されるのは慣れてないが、妙な力がついたせいか、少し気が大きくなっているようだ。
――からっ。
GM:#適度にモノローグとかまとまったら、シーンエンドなのでございます。
稲葉日々喜:#はーい
稲葉日々喜:(うーん……こっそりついていきたいけど、尾行に向いた能力なんてあるのかな、オレ)
稲葉日々喜:(かといって、下手に能力を試して、またあんな姿になったらまずいし……)
GM:というか真剣に次の授業は移動教室なので、さくっと準備していけば何も問題はないので!
稲葉日々喜:なるほろ
稲葉日々喜:じゃあ教室を出て、人気のない場所でスマホを取り出して、能美さんに連絡します。
稲葉日々喜:連絡先ぐらい教えてもらっているでしょう、支部の番号とか。
GM:ん。
稲葉日々喜:「あ、もしもあし能美さん? うちのクラスメートの、えーっと名前思い出せないんだけど、男子が、昨日の事故に綾瀬さんが遭ったこと、知ってるんだ」
稲葉日々喜:「UGNの処理から漏れた目撃者なのかもしれないけど、なんか、怪しいから、ちょっと気をつけてほしい」
稲葉日々喜:「名前とかは後で調べたらまたメールします! すいません!」
稲葉日々喜:と、ちゃちゃっと連絡して、移動教室します。
稲葉日々喜:いじょう!
:-------------------------------------------------------------------
GM:さてここからは、フリーシーンとなります。
GM:いわゆる”情報収集シーン”って奴ですね。
GM:だば~っと、ここから羅列しますんで、ちょっと待ってね☆ミ
稲葉日々喜:おー
≪≪情報項目≫≫
・綾瀬真花と親しげだったおとこのこ(矢神秀人)<噂話、UGN>
・綾瀬真花<噂話、UGN>
・ファルスハーツの動向<裏社会、UGN>
――お2人とも、調べて大丈夫です。
・“ディアボロス”春日恭二<裏社会、UGN>
・シューラ・ヴァラ<裏社会、UGN>
――この2つはスタートアップでは支部長のみでお願いします
【経由する種別によって、出てくる情報が変わります】
GM:クラスメイト、名前でてますけどね。だって長かったんだもん不確定名称するの。そもそも名簿見りゃわかるし!
GM:コードネームの2名は、OPで伝えられている関係でスタートでは支部長のみでお願いします。積極的に協力~って感じじゃなかったしね。
GM:もちろん、ロールなりで伝えられたら稲葉君も下2つ(FHの方々)も問題なくです、あくまでスタートアップはロール的にNGかな、って。
稲葉日々喜:まあこの流れだから、矢神くんについて聞き込みするってていで、名前含め調べたいですねw
稲葉日々喜:まあただの高校生なので、調べるとかどっから手を付けていいかもわからんちん。って感じですばい
稲葉日々喜:だがうわさ話なら出来る! 情報通にコネがあるわけじゃないが!
GM:また、このGMの場合。勝手に情報共有されません。ちゃんとメールなりで伝えてね☆ミ
稲葉日々喜:おーっす
GM:あとは多少は種別による収集に描写を合わせて欲しいかな、くらいかなあ。
稲葉日々喜:まあ使えるEEも特にありませんし
GM:あ、っと、そうだまだあった。
GM:情報収集に対しての財産点の扱い、です。
GM:見てのとおり、難易度出してませんよね。
稲葉日々喜:ですね
GM:一度振ってもらう→どの位出たか/どんな情報が出たかGMサイドで出します。
GM:その際に、たりないとかなんか あれ? って場合につけますので、そのあと追加するか選択してください。必要ポイントもぽつっと入れますのでー。
稲葉日々喜:なーるほど(だが財産ゼロ)
稲葉日々喜:父子家庭バイト男子に余分な財産点なんて……ッ
GM:なお経由によっては絶対出ない奴もあります。UGNしか知らないよーな系列を、裏社会でやってもムリヨネ、て感じね。
稲葉日々喜:ウッス
GM:こんなところかなー。フリーシーンは時間軸的には”放課後”以後になります。
能美 宗琴:いえっさ
GM:どんな場面でどういうのがいいか、ご相談して。SP(メイン)も決めて。
GM:お2人同時にでなきゃいけないってことは全くないので。
GM:お願いいたしますね。
稲葉日々喜:二連続したから、SPはもういいかなあ
能美 宗琴:sp頂戴したく。
稲葉日々喜:どうぞどうぞ。自分も情報収集のため登場したいです。
GM:では、宣言してきまーすねー
:-------------------------------------------------------------------
:Middle Scene:3
:Side:Soukin
:-------------------------------------------------------------------
能美 宗琴:場所は、取りあえず事件現場かな。
能美 宗琴:能美 宗琴の侵蝕値を+6(1d10->6)した
稲葉日々喜:稲葉日々喜の侵蝕値を+2(1D10->2)した
能美 宗琴:奇跡だ
稲葉日々喜:結構落ち着いた侵蝕だ
能美 宗琴:能美 宗琴の侵蝕Bを+1した
能美 宗琴:でもb+1だぜ
稲葉日々喜:まあ基礎値高いし仕方ないですね
GM:お早いダイスボーナスで。ウロボロスだからなあ;
――事故現場。
N市支部のヤンキー……もといUGN処理班は優秀なもので。
すでに”そんなことはなかった”みたいに、は、なってます。
GM:突貫工事といわれればその通りなので、あくまで日常に支障がない程度に“そんなことはなかった”ですけどね。
稲葉日々喜:つまり分かる人が調べるとバレる感じなのですなあ
能美 宗琴:「遺族の方々にゃ申し訳ないがな。………」黙祷を捧げつつ
稲葉日々喜:同じく黙祷。なけなしの小遣いで二本ほど買ってきた百合を備えます。
稲葉日々喜:#花束はくそ高いんだよう!
能美 宗琴:「さて、ちょっくら痕跡漁りすっかね。おい、イナバちゃんよ、気分悪くなったら遠慮なく休めよ。精神まで超人になったわけじゃねえからよ」
稲葉日々喜:「あ……はい」
稲葉日々喜:複雑な顔をしながら、辺りをぐるっと回ってみる。
能美 宗琴:「あ~照射角がこうで~(ぶつぶつ)………で、どうだったよ。変な挙動の奴がいるって以外の、日常は?」
稲葉日々喜:「ん……そうっすね……」少し言いよどんで。「気持ち悪いくらい、いつも通りでしたよ」
稲葉日々喜:「綾瀬さんが元気なのはいいんですけど、こう、騙してるみたいな申し訳無さが……ちょっと」
稲葉日々喜:ちなみに昨日は妹に言い訳するのが大変だったし、料理をつくる気力がなくて、カップ麺で夜を済ませました(しょぼん)
能美 宗琴:「だろうなあ。俺も似たような感覚に覚えがあるぜ。罪悪感で死にそうになることもあるしなあ」
能美 宗琴:這いつくばってアスファルトの様子を見たり、巨漢がやると変質感がすごい。
稲葉日々喜:物思いに耽ってるのであえて突っ込まない!
能美 宗琴:「まぁ、UGNにつくかはさておき。ある程度の規模の組織についておいた方が日常の維持が楽だ。………ギザ十見っけっと」
稲葉日々喜:「(せこい……)まあ、長いものに巻かれることは考えておきますよ」
稲葉日々喜:「UGNがこっちの世界の警察みたいなもので、FHは悪の秘密結社みたいなもの、だとしたら」
稲葉日々喜:「まあ、そっちの人にうちの家族の安全を頼んだりすることもあるかもしれませんし」
稲葉日々喜:ぎゅ、と拳を握りしめる。姉を、ましてや妹を、危険にさらすことだけは絶対に避けなくてはならない。
稲葉日々喜:(……それに、綾瀬さんだって……!)
能美 宗琴:「お前さん、オーヴァード全体の未来がどうたらとか、そういうのより日常の方が大事な口だろ。取りあえずFHとギルドとストレンジャーズ以外ならストレス少なくいられるとは思うぜ」
稲葉日々喜:「ギルドに、ストレンジャーズ?」白い三角覆面の集団と、戦隊ヒーローのようなイメージ映像が脳内にPOP
稲葉日々喜:「まあ、オレは基本小市民なんで。自分周りのことだけで、いっぱいいっぱいですよ」
能美 宗琴:「犯罪結社と自衛隊のガチオーヴァード絶対殺す部隊だな」<ギルド、ストレンジャーズ
稲葉日々喜:「怖ぇえ!」
能美 宗琴:「まぁ、決定的な決別するまでは俺が勝手に手助けすっから適当に頼るのがいいぜ」
稲葉日々喜:「ありがとうございます」ぺこり。実質、他にこの件で頼れる相手もいない。
稲葉日々喜:こうして能美さんと話しながら、事故現場を見ていると、段々とあの瞬間のことを思い出してくる。
稲葉日々喜:横転するバス、ひっくり返る車内、重力の感覚が気持ち悪くて、炎が熱くて。
稲葉日々喜:気がつけば、自分はバスの部品を、自分の体に取り込んでいた。
稲葉日々喜:(綺麗に怪我が治ったのも、あれのせいなんだよな……気持ち悪ィ)
稲葉日々喜:オーヴァードは皆そうして、傷を治すのだろうか? ちらりと、能美さんを横目に。
稲葉日々喜:質問するのも失礼な気がして、頭を振り、再び周りを調べだした。
能美 宗琴:情報収集:シューラ・ヴァラ 足で探すスタイル
GM:種別も、種別も!!
能美 宗琴:あ、書かれてた!<情報:UGN>で調査します
GM:おらい(テキスト持ち出し
能美 宗琴:(1+1+2)dx+4@10 <情報:UGN>コネ:UGN幹部
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 7[1,4,6,7]+4 → 11
能美 宗琴:っふ、たあいなし(フラグ音
稲葉日々喜:ナニが出るかな♪ ナニが出るかな♪
◇“シューラ・ヴァラ”
N市に潜伏したFHのエージェント。
ほとんど正体が分かっていないが、どうやらありえぬほどに鋭い切れ味の武器を使うようです。
その切れ味威力たるや、大概の防具の意味をなさず。脆い水晶片の如くし散らす程度。
【システム・メッセージ】
【シューラ・ヴァラのDロイス:《超血統-クリスタライズ》の存在を確認いたしました】
#全部開くには、何か足りません
#達成値は1、情報項目的なフラグも
稲葉日々喜:超血統クリスタライズ! ひー!(錬金術師かと思ったら)
GM:はい、超血統でございます(に っ こ り)
稲葉日々喜:ってそうか、モルピュアかあ
GM:(敵陣営は正直強さっていうかロールでとってるんで、はい)
GM:情報項目的なフラグは要は、これ”少し前の情報出してないとムリダロ”つーだけなので。
GM:フラグ引いた時点で連鎖します、はい。
GM:#白い四角だと、何かちょっと足りてない感じ
能美 宗琴:能美 宗琴は-1点の財産点をばら撒いた
能美 宗琴:達成値的なところだけ埋めておこう
GM:閾12って結構きついですからねえ、最初にやるにはあれだろうなんでしょうね。
能美 宗琴:財産点があるうちなら予想の範疇で済みますから。
GM:生来のシナリオだと全部12になった瞬間ONでしょうけれど、ま、とりあえずってことでお願いします。
能美 宗琴:ほいっす。
稲葉日々喜:「能美さーん、なんかわかりましたー?」別に部下じゃないんで、支部長とは呼ばない。
能美 宗琴:寧ろ部下にも支部長って呼ばれたくないので気にしない男。
能美 宗琴:「………どうもピンとこねぇな。切り口を変える必要がありそうだ。そっちは何かあったか?」
稲葉日々喜:「うーん、そうですねー……」という流れでこちらも情報収集!
稲葉日々喜:綾瀬さんと話してたなんか名前思い出せない怪しいあんちくしょう 噂話
稲葉日々喜:(1+0)dx+1@10 <情報:噂話>
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 7[7]+1 → 8
稲葉日々喜:ダイス一個なら……まあまあじゃないかな……
GM:矢神、でしたよね(・・?(確認)
稲葉日々喜:ですです
能美 宗琴:でしたね
稲葉日々喜:午後からの授業終わりで、あちこち聞きまわっていましたよという
◆矢神 秀人
稲葉日々喜(いなば・ひびき)&綾瀬真花と同じクラスの学生。
目立たない存在だったが、最近はひとを見下すような言動が増え、性格が変わり始めている。
綾瀬真花に特別な感情を抱いているようだ。
GM:#情報項目のところが黒い四角だと、フルで出てますよ
稲葉日々喜:「最近人が、ねえ……兄貴かなんかがワルのお偉いさん(暴走族幹部とか)にでもなったか?」
稲葉日々喜:「それとも……オレと同じように、オーヴァードに……まあ、あんまり憶測で考えてもしゃーないんだろうけど」
稲葉日々喜:……とかいうことがわかった、と能美さんに話します。
稲葉日々喜:綾瀬さんに気があるってのは、見てりゃわかるので特に驚かない。
能美 宗琴:「性格が変わったね。気が大きくなるようなことでもあったかってぇことだろうが…こんだけだと普通のガキだなあ」
稲葉日々喜:「でも、バスのこと知っていたのが、どーも引っかかるんですよね」
稲葉日々喜:#ちなみに日々喜は、シューラ・ヴァーラをまだ知らない体でいます
能美 宗琴:「ウチ(UGN)が来る前にいて、ウチが来る前に逃げたって可能性だなぁ」うむうむと頷きつつ「ああ、そうだったこいつらが今回関わってそうな奴ら一覧な」
能美 宗琴:春日&シューラ・ヴァラの資料を稲葉君に渡す。
稲葉日々喜:「おお」ドキドキしながら受け取る。
稲葉日々喜:報告書の固い文章や、難解な漢字に苦戦しながら、ディアボロスとシューラ・ヴァーラについて把握する。
稲葉日々喜:「……やっぱオーヴァードって、通り名とか、二つ名つけるものなんです?」真顔
能美 宗琴:「ああ、付けるもんだな。あーイナバーのコードネームも考えとかなきゃならんのだよな……」
稲葉日々喜:「能美さんのはなんて言うんです?」
能美 宗琴:「俺はチームの名と同じで"ワイルドハント"だな。そーゆー縁のものを持ってる関係もあるのと、まぁ色々あってな」
能美 宗琴:「春日恭二は"ディアボロス"、悪魔染みた姿になることと異様な生存能力が由来だったか」
稲葉日々喜:「そしてシューラ・ヴァーラは投げ槍、と。うーん」
能美 宗琴:「まぁ、出来ること、見た目などで付くケースが多いな」
稲葉日々喜:「それだとのっぺらぼうになりそうだ……」嫌そうな顔
能美 宗琴:「こいのぼりみたいなのが定着する前に付けてしまった方が、心の安定を保てるな」
GM:某世界だと、エライトンチキな名前になっても変えられないとかあるからね! #ハゲマントとか
稲葉日々喜:ひー
稲葉日々喜:「まあ、オレはまだ自分がどんな力持ってるかもよく分からないですし……」
稲葉日々喜:「うーん、めちゃくちゃ腹が減るようになったとか(超人的代謝)、頭がのっぺらぼうになったとか、程度しか……」
稲葉日々喜:「便宜上シャドウとかにしますか」簡易!
稲葉日々喜:(でもちゃんとした名前を後でつけたいなあという顔)
能美 宗琴:「それなら、後でウチに寄ってくといい。色々試す為の施設もあるからな。何が出来るかを知るってのも日常の維持に必要なことだ」
稲葉日々喜:「あ! ぜひおねがいします!」
能美 宗琴:(現状の候補は"黒のっぺら"だなぁって顔)
稲葉日々喜:#やだー
能美 宗琴:(英語にすると"フェイスレスブラック")
稲葉日々喜:あ、ちょっとマシになった
能美 宗琴:では、青年の為に護身用のものを手配。
能美 宗琴:(1+1)dx+4@10>=11 日本刀<調達>
DoubleCross : (2R10+4[10]>=11) → 6[3,6]+4 → 10 → 失敗
能美 宗琴:……
能美 宗琴:能美 宗琴は-1点の財産点をばら撒いた
GM:おぜにが絶好調ですねえ……(笑)
能美 宗琴:11に引き上げて購入成功に。
能美 宗琴:次のシーンで稲葉君の適正とか判った頃に届く感じです。
GM:はいなはいな、じゃあ予約的なあれこれってことで!
稲葉日々喜:おお
能美 宗琴:「………」ガラケーで何処ぞにメールをして
稲葉日々喜:(おっさんだなあ……)とか考えながらガラケーを見る失礼な小僧。
能美 宗琴:メールも人差し指でぽちぽちやってるから、そりゃおっさんだわ
能美 宗琴:「よし、ここにいてもこれ以上収穫はなさそうだし、一回帰るとすっか」
稲葉日々喜:「はい」
稲葉日々喜:こちらは応急セットを狙いましょう。
稲葉日々喜:(1+0)dx+0@10>=8 <調達>
DoubleCross : (1R10+0[10]>=8) → 3[3] → 3 → 失敗
稲葉日々喜:(1+0)dx+0@10>=8 <調達>
DoubleCross : (1R10+0[10]>=8) → 6[6] → 6 → 失敗
稲葉日々喜:二重送信になったあげく失敗だ
稲葉日々喜:(反映が遅かったねん)
GM:うん、失敗は失敗と。
稲葉日々喜:ドラッグストアに寄ったけれど、売り切れでした(しょんぼり
GM:では、シーンエンドしますねー。
稲葉日々喜:あとロイスを取得します。
稲葉日々喜:おっと
GM:*おおっと*
GM:そうだったそうだった。
GM:いや、ロイスのことすっかり忘れてたので(駄GM)
能美 宗琴:あ、そうだった
稲葉日々喜:はい、能美さんに取得しますよ。
稲葉日々喜:ET
DoubleCross : 感情表(28-1) → ○感服(かんぷく) - 食傷(しょくしょう)
能美 宗琴:前のシーンで取り忘れた霧谷さんへのロイス
能美 宗琴:取るよ!
能美 宗琴:ET
DoubleCross : 感情表(13-70) → 尊敬(そんけい) - ○嫌悪(けんお)
稲葉日々喜:能美宗琴 ●感服/食傷 「UGNの支部長。しかし見た目からして、体育会系っぽい感じは苦手だなあ……」
能美 宗琴:霧谷雄吾 ■尊敬/嫌悪 「日本支部支部長。なんか、パネエ旦那」
稲葉日々喜:霧谷さん……w
稲葉日々喜:こちらは異常です!
稲葉日々喜:以上
能美 宗琴:いじょう
:-------------------------------------------------------------------
GM:さて、フリーシーンです。いかがいたしましょうっ♪
稲葉日々喜:情報収集ですし、まあ当然出るとして
GM:まあSP的なのと、場面とね。
能美 宗琴:SPは稲葉君やね
能美 宗琴:これが…僕の力…!ロールするよろし
GM:で、だいじょうぶかな?
GM:にこにこ。じゃーあ、宣言してきますねー。
稲葉日々喜:はーい
:-------------------------------------------------------------------
:Middle Scene:4
:Side:Hibiki
:-------------------------------------------------------------------
GM:どうぞ出られる方は侵蝕を。SPはふっとこうね!
GM:(SPじゃない方は別に、無理しなくても。あとからでもOKです)
稲葉日々喜:稲葉日々喜の侵蝕値を+8(1D10->8)した
能美 宗琴:能美 宗琴の侵蝕値を+7(1d10->7)した
稲葉日々喜:はっは
GM:かえってきてね(ぽつ
GM:実際問題時間軸後のフリーシーンなので、描写からいっつぶんなげーしょん♪
稲葉日々喜:先の流れから、UGNの訓練室とか、ですかねえ
GM:っと、あ。もうFHの構成員聞いてると思うので、ディアボロスも解禁でー。
稲葉日々喜:はい
思いのほか真っ当な訓練室。
流石に施設部分までヤンキー色にはしていないようだ。
稲葉日々喜:「うおおおおおおっ!」
稲葉日々喜:ぞわぞわと伸びる漆黒の触手が、ダミーをなぎ払う!
稲葉日々喜:「ハァ……ハァ……」
稲葉日々喜:ずずず……と重い音を立てて、影に触手を収納する。
稲葉日々喜:「これが……オレの力、か……」
稲葉日々喜:顔に手をあて、ひと撫ですると、黒く染まった白目も、赤く輝く瞳も消えて、元の自分の顔になる。
稲葉日々喜:「なんか触手も、牙だの目玉だのあって気持ち悪いし……完っ全にバケモノですね……」
能美 宗琴:「ほい、お疲れさん。得意傾向とかデータ値は向こうのオッサンから受け取ってくれ。俺ぁそういうのはわからん」
稲葉日々喜:「はい」ではデータを受け取って、おっちゃんから自分のシンドロームについて聞きます。
稲葉日々喜:「このエフェクト名、コールドウェル博士って学者さんが全部考えたの……?」
稲葉日々喜:(なんで英語だったり日本語だったりするんだろう……)首をかしげつつ、自分が出来ることを確認していく。
稲葉日々喜:思った以上に、自分の体が人間離れしてしまったことを目の当たりにして、ややショックを覚えないでもない。
稲葉日々喜:取り込んだバスの部品は、いまや自分の体に馴染んで、ちょっとしたサイボーグのよう。
稲葉日々喜:その気になれば骨も筋肉も、自分の意志で捻じ曲げてしまえる。
能美 宗琴:「殆どはそうらしいが……細かいところは知らん。あ~……この冊子参照!」
能美 宗琴:コードウェルはかせのなぜなにシンドロームと書かれた冊子を放り投げる
稲葉日々喜:バロールとかは、博士が倒れた後に発見されてるから、ネーミングは別の人ですねw
稲葉日々喜:冊子を受け取ります。
稲葉日々喜:「えーと……オレの侵蝕率は、現在50%……ふーん、ちょうど半分か」
GM:機械があると測定できますからね(UGNとかFHにあるです)
稲葉日々喜:「能美さん、侵蝕率って100%超えると、死んじまうんです?」冊子をぱらぱらしつつ
稲葉日々喜:「一応病気、なんですよね。これって」
稲葉日々喜:#ジャームとかまだ良くわからないですの意
能美 宗琴:「100%超えても死にはしねえが………その状態が長く続くとジャームっつー存在になっちまうな」
能美 宗琴:「人間性とか心みたいなもんも全部ウィルスの衝動に呑まれて……心体共にバケモノになっちまう」
稲葉日々喜:ゾクっと悪寒を覚える。
能美 宗琴:「そんなレネゲイドウィルスの侵蝕を御す為に必要なのが、心の拠り所…研究者達はロイスとか呼んでたな」
稲葉日々喜:「ロイス?」
能美 宗琴:「大切な家族、友人、恋人、敵……まぁ、支えになるんならネガティブな感情のものだろうがいいんだ。兎に角そういう人間を想うと、衝動を抑えやすいらしい」
稲葉日々喜:「ん……人間らしくいるには、人間関係を大切にする。ってことですかね?」ネガティブなものでもOK、というのが不思議な気持ち。
稲葉日々喜:「オレは……姉と妹と、あとたまに帰ってくる父が大切ですから。それを忘れないのが大事なのかな」
稲葉日々喜:「能美さんも、そういう人がいるんですよね」
能美 宗琴:「まぁ、そういうのがいなけりゃ人間やってられんからな」
能美 宗琴:「因みに薄っぺらい関係の奴は100%超えているときにゃ思い出せもしねえからな」
稲葉日々喜:「まあ……そんなもんでしょうねえ」
能美 宗琴:「どんなに交友関係が広い奴でも6人か7人くらいまでしか思い浮かばないらしい」
能美 宗琴:「………といった内容もその冊子に書かれているから読むといい」
稲葉日々喜:「丁寧だなあ」
稲葉日々喜:「……熟読しますよ」
能美 宗琴:「しっかし、どうすっかなぁ………おーい、自分でなんかピンときた名前あるかあ?」
稲葉日々喜:「ん、コードネームですか?」
能美 宗琴:「現状、"ノワールフェイスレス"、"テュポーン"、"うねさま"とかが上がってるな」
稲葉日々喜:「最後のやつだけさっぱりわかんないんですけど」
能美 宗琴:「触手様のことらしい。うねうねって効果音からだとよ」
稲葉日々喜:「ぜってえ嫌です」きっぱり
GM:あ、卯子酉様じゃなかった。
稲葉日々喜:縁結びの神かあ
UGNヤンキーズ:「カオナシ、とかもどうっすかねえ?」ばーん!
稲葉日々喜:「(無言で首を振って拒絶の意を示す)」
能美 宗琴:「後は……"クロウ・クルワッハ","ニャルラトホテプ","ぺるそなっ!"…………」
稲葉日々喜:「それもう適当に並べてません?」
UGNヤンキーズ:「オブシディアン、百眼魔王、く・りとる・りとる……」
稲葉日々喜:「うう、どんどんバケモノっつーか悪役ちっくな名前になっていく……」
能美 宗琴:「なんつーか、結構何でもありな見た目だからな」
稲葉日々喜:「い、一応、オレも候補考えたんですけど」
能美 宗琴:「聞こう」
稲葉日々喜:「……心理学に、ロールシャッハ・テストってあるじゃないですか。ランダムなインクの染みを、ナニが見える? って」
稲葉日々喜:「それがどう見えるかで、心理状態を診断するってやつなんですけれど。そのインクの染みって、ちょっとオレの影みたいかなって思うんです」
能美 宗琴:「……あるのか?」
UGNヤンキーズ:「ありますぜ」
稲葉日々喜:「オレの今の顔、えーと、《擬態の仮面》ってエフェクトで作ってます。本当の顔は」
稲葉日々喜:「こうだ」一瞬だけ、頭が影に飲まれる。
能美 宗琴:「(ニャルだな)」
稲葉日々喜:「抑えてても、ちょっと出てくるし……っと」
稲葉日々喜:「だから、ある意味、オレの影頭は、『なんにでもなれる』のかなって思ったら、あ、あれみたいだなーって」
稲葉日々喜:「それで、このテストのこと思い出したんです」
能美 宗琴:「そうか、わからん。わからんが、そういう直観は得てしてプラスに巡るもんだ。ロールシャッハで登録しておこう」
稲葉日々喜:「……ありがとうございます!」
能美 宗琴:「では、こいつはご祝儀がわりだ」ぽーいと箱入り日本刀を投げ渡す。所持許可証付き。
稲葉日々喜:「おっとっと」びっくりして受け取りながら、その重みにびっくりする。
稲葉日々喜:「ぬ、抜いてみていいですか?」
能美 宗琴:「構わんぞ。銃よりは扱えるはずだろ」
稲葉日々喜:鯉口を切ると、水が滴るように光が漏れる。
稲葉日々喜:すらりと抜き払う――芸術品ではない、大量生産の、れっきとした武器でも、刃の輝きは美しかった。
稲葉日々喜:「本物だー……」感嘆。
稲葉日々喜:鞘を手近なところに置き、両手で柄を握って、軽く素振りをしてみる。
稲葉日々喜:以前より強化された体に、不思議とそれは馴染んだ。「よしっ」
稲葉日々喜:「……こいつで生き物を斬るはめにならなけりゃ、最高なんですけどね」首をすくめつつ。「使わせていただきます」ぺこり。
能美 宗琴:「まずその最高が訪れないのがオーヴァードの悩みどころだ。特に戦闘が出来てしまう連中はな」
稲葉日々喜:「でしょうね。……バスを一台、まるごと吹っ飛ばすような連中がいるんだ」ため息
稲葉日々喜:出来るだけ穏便にことが運んで欲しいが、そうも行かないだろう。覚悟だけはしておこうと、そう思った。
能美 宗琴:「ま、この一件が片付けば、んなもん持ち歩かずに済むようになるかもしれん。暫くは我慢してくれ」
稲葉日々喜:「はい」
能美 宗琴:「さてと………そろそろ、情報はまとめ終わった頃か…」と、影で部下に春日リサーチさせてたことにして情報収集判定するぜ
GM:かもん、UGNでよろしいですかね?
能美 宗琴:はいです
能美 宗琴:(1+1+2)dx+4@10 <情報:UGN>コネ:UGN幹部
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 10[3,4,9,10]+9[9]+4 → 23
GM:愛を感じる。
稲葉日々喜:ぶっwww
能美 宗琴:これは、財産点吐く必要ないな
GM:まったくないよ、少し待っててここまでやったら追加してくるわ!!
稲葉日々喜:すごいや支部長
能美 宗琴:俺は詳しいんだ!
UGNヤンキーズ:「ヘッド! 例のアイツの情報、揃えてきやしたぜ!!」
UGNヤンキーズ:稲葉君にも割かしわかりやすく? 作ってくれてます。
稲葉日々喜:ありがたく読ませてもらおう
能美 宗琴:「お疲れさん。行動パターンも知られている奴だからな。新入りより調査が楽だな」
GM:ちょっと長いかな、と。
能美 宗琴:春日の項目なのに長いのか!
稲葉日々喜:春日が過去失敗した任務の話とかが、ずらずら積まれてたりするのかな
能美 宗琴:嬉しい!
稲葉日々喜:ワクワク
◆“ディアボロス”春日恭二
キュマイラ/エグザイル-ブラム=ストーカー。
“悪魔”の2つ名を持つFHエージェントで、N市にいるオーヴァード候補者を選別し、FHに連れて帰る任務を負っている。
各所に出没、その中で失敗も当然ある。しかも幾度も死亡確認されているが未だ完全に滅せていない、不死身じゃないかって言いたくなる位のわりと厄介なFHエージェント。いわゆる古参。
=ざっくりスペックデータ=
6/2/8/2、侵蝕率119%、Hp40。
《コンセントレイト/キュマイラ》《ハンティングスタイル》《破壊の爪》《獣の力》
《渇きの主》“《生命吸収:5》
【システム・メッセージ】
【春日恭二のDロイス:《業師-生命吸収》、[春日一族][FHイシュー]の存在を確認いたしました】
GM:昔の任務とか、いま音速で追加準備してるのにムチャイワナイデ!!
稲葉日々喜:ふれーばー! ふれーばーだから11
ただいまN市に潜伏&暗躍中。
レネゲイド適格者候補を見つけ、確保しようとしている……。
先日のバス爆発事故は適格者候補を集め、実験したモノと思われる。
多くの死傷者を出した結果、無傷だった稲葉日々喜(いなば・ひびき)と綾瀬真花が適格者候補に絞られた模様。
GM:【システム・メッセージ】
GM:【連鎖で“ファルスハーツ”の動向も情報開示されました】
稲葉日々喜:おお
GM:【連鎖で、[シューラ・ヴァラ]の残存情報を、開示します】
UGNヤンキーズ:「へへ!褒めてください!俺たち頑張りました!!」
◆シューラ・ヴァラ(残存情報)
正体は、春日恭二との接触によって覚醒した、矢神秀人。
FHの計画の一環として、バス爆発事故を引き起こしました。
GM:さすがに、矢神秀人もディアボロスも開示してない状態でOnするのはおかしいと思うんだこれ(…)
能美 宗琴:「嫌なところがドンピシャしたな」
稲葉日々喜:ではそれを読みまして、目がぐるぐる
稲葉日々喜:「矢神……やっぱりあいつ……!」
稲葉日々喜:「っとと」赤目になったのを抑えこみ。「それに、まさか綾瀬さんも、オーヴァードに……?」
稲葉日々喜:やましい気持ち。彼女を記憶操作で騙した形になったこと、覚醒すれば、その必要もなくなること。
稲葉日々喜:それに嬉しさを覚えると同時に、彼女には普通の人間でいてほしいという気持ちもまた、ある。
能美 宗琴:「まぁ、可能性はないと言えないわな。因みにレネゲイドウィルスなんだがな」
能美 宗琴:「オーヴァード以外の人間のほぼ99%が保菌者だ」
稲葉日々喜:「へっ!?」冊子をぺらぺら。「あ、マジだ」
稲葉日々喜:「広がりすぎだろこれ……」
能美 宗琴:「潜在的には人類皆仲間ってこったな」
能美 宗琴:「誰がどんな考えをしていたとして、この事実は覆らんよ」
稲葉日々喜:「うーん、徐々に人類はみんなオーヴァードか、ジャームになっていくんですかねえ……」
稲葉日々喜:「だとしたら、後から来る人たちのために、地ならししておいたほうがいいのかな……」
稲葉日々喜:というわけで、綾瀬さんについて日々喜は調べます1
GM:どうぞー。
GM:ナニデ?
稲葉日々喜:噂話で一丁
GM:おうらい
稲葉日々喜:(1+0)dx+1@10 <情報:噂話> 綾瀬さーん!
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 10[10]+8[8]+1 → 19
稲葉日々喜:(ドヤァア……)
◇綾瀬 真花
稲葉日々喜(いなば・ひびき)のクラスメイト、バス爆発事故に遭ったが奇跡的に無傷で生還した。
UGNの記憶操作によって、事故の記憶は消されている。
#噂話だと、これが精いっぱいみたいです。
稲葉日々喜:がーん……せっかく回ったのに……
稲葉日々喜:大した話が出てこなくてしょんぼり
能美 宗琴:「ん? その娘の資料か……あとで回して貰うよう要請しとくか?」
稲葉日々喜:「お願いします……!」
能美 宗琴:「おうよ。任せとけ」
稲葉日々喜:あとは購入かな。応急手当にもっぺん挑戦します。
GM:かまん!
稲葉日々喜:おうけい
稲葉日々喜:(1+0)dx+0@10>=8 <調達>
DoubleCross : (1R10+0[10]>=8) → 5[5] → 5 → 失敗
GM:(ぽふぽふ)
稲葉日々喜:<ウェーン
能美 宗琴:(1+1)dx+4@10>=8 応急手当キット<調達>
DoubleCross : (2R10+4[10]>=8) → 9[4,9]+4 → 13 → 成功
GM:ヘッド、さすがヘッド。
稲葉日々喜:大人力を感じる
能美 宗琴:「ほいよ、いざって時の為に持っておけ」応急手当キットを稲葉君にぽーい
稲葉日々喜:応急セットを探してウロウロして「あっ能美さん! サンクス……じゃない、ありがとうございます」
稲葉日々喜:受け取ったー
能美 宗琴:「別に敬語なんぞいらんからな。つかケツがむずむずすっからやめてくれ」
稲葉日々喜:「了解っす」
稲葉日々喜:矢神くんにロイスを取るぞー
稲葉日々喜:ET
DoubleCross : 感情表(66-36) → ○信頼(しんらい) - 疎外感(そがいかん)
稲葉日々喜:くっ
矢神秀人:ほお、僕に信頼かあ。
能美 宗琴:ちょw顔芸w
稲葉日々喜:でてくるなwww
稲葉日々喜:矢神秀人 連帯感(恋敵)/敵愾心 「綾瀬さんにこいつを近づけちゃダメだ!」
稲葉日々喜:こちら以上!
GM:のーみさんはだいじょうぶ?
能美 宗琴:綾瀬さんのロイス取得
能美 宗琴:ET
DoubleCross : 感情表(30-83) → 感服(かんぷく) - ○不信感(ふしんかん)
能美 宗琴:綾瀬真花 感服/■不信感 「あったこともないしな。まだ何とも言えねえ」
GM:あ、アイテム系は共有メモなりコマなりに入れておいてくださいね。 \忘れてしまう/
稲葉日々喜:はーい
GM:では、そんな形で、〆ますね
:-------------------------------------------------------------------
GM:5分オーバーったっ! 午前中はここまででーすよー。
GM:午前? お昼ね。
:-------------------------------------------------------------------
:Middle Scene:5
:Side:Hibiki
:-------------------------------------------------------------------
GM:トリガ—シーンです。
GM:でもって、イントロは稲葉君オンリーから入ります。
稲葉日々喜:稲葉日々喜の侵蝕値を+4(1D10->4)した
GM:のーみさんの登場を禁止してはいません、が、登場する場合は裏でこそこそ「ここら辺からはいいですよー」っていうので、そこら辺からお願いします。
稲葉日々喜:どきどき
――帳も降りた、N市。
稲葉日々喜:(今日もすっかり遅くなっちまったなあ……)
稲葉日々喜:家路を急いでいます、ぱたぱた
ゲーセン喫茶《ワイルドハント》からの帰り道。
だいぶ日も暮れ、家路に急ぐ。
ちょっと近道していくかな、と。慣れ親しんだ小道にはいる。
バタバタバタ。
――。
小道が、なんとなく違う。
水を打ったよう、静まり返っている――。
稲葉日々喜:(……嫌な予感がする……)
春日恭二:「稲葉――稲葉 日々喜君だね。君を迎えに来たよ」
稲葉日々喜:「……誰?」身構える。
小道に入ったところで、聞きなれぬ声。
どこか神経質そうな目つきの男が現れ、声をかけてきた。
春日恭二:「おっと。これは失礼した。私は春日恭二という」
春日恭二:眼鏡をクイっと、あげる。
稲葉日々喜:「春日恭二ッ。あんたが、あの〝ディアボロス〟かっ!」
稲葉日々喜:声を荒げる。
春日恭二:「おやおや。お見知りおきとは、光栄至極というものだ」
稲葉日々喜:能美さんにもらった刀の柄を握る。
稲葉日々喜:鯉口はまだ切らない。
春日恭二:口の端がゆがむ、いびつに。
春日恭二:「日々喜君、君は素晴らしい力に目覚めたはずだ。我々が、力の使い方を教えよう」
稲葉日々喜:「間に合ってるよ。あんた、自分の評判知らんかね?」
稲葉日々喜:「オレが出くわしたバスの爆破。あんた、あのやり方になんとも思わないのか?」
春日恭二:「もちろん、知っているさ」とせせら笑う「あのくされたUGNに、どんな世惑いごとを吹き込まれたかは知らぬがな。まあ無理もない」と、大仰に首を横に振る。
春日恭二:「我々FHは、世界を変革し人類を導く者たちの組織だ。君は選ばれたモノだ。有象無象のままごとに付き合うことも、無理強いし自らを偽る必要もない」
稲葉日々喜:白目が漆黒に反転する。瞳が真紅に輝く。
稲葉日々喜:「……ざけんな!」
稲葉日々喜:「UGNをまるっと信用したわけじゃねーが、あんなやり方がおかしいことぐらい、ガキでもわかるッ! 舐めんじゃねえ!!」
稲葉日々喜:「変革だかなんだか知らんけど、目的達成のために、無関係の人まで平気で巻き込むボケナスの話は聞く価値もねえよ」
稲葉日々喜:もしも、あのバスに妹が乗り合わせていたら。姉の通勤電車で、同じことがあったら。単身赴任の父が、こんな馬鹿げた連中の巻き添えになったなら。
稲葉日々喜:「……お前みたいなやつは、許せねえ!」
春日恭二:クックック、手を口にやって、小さく笑う。
春日恭二:「そうか? ならばUGNがやっていることはなんだ? 自らの都合がいいように事実を捻じ曲げ、隠匿し。選ばれしものを誑かし、無償にて無理難題を振りかける。そのものが梳れるのも厭わず、使い捨て、顧みることはない」
春日恭二:「強気で元気なことはいいことだ。だが、全てを鵜呑みにしすぎていやしないかな? 君は、UGNのいう“大人たちの都合”に、踊らされすぎてはいやしないかな?」
稲葉日々喜:「記憶処理か……」ちょっと言いよどむ
稲葉日々喜:「オレもその点じゃ、胡散臭いしヤバイ組織だと思う」
稲葉日々喜:「もし連中がお前らと同じ、目的のためなら手段を選ばない人殺しなら、つく理由はねえ」
稲葉日々喜:「でもな、勘違いするなよ? おっさん。敵の敵は味方じゃねえんだ。UGNがどうだろうと、オレがお前につく理由はない!]
能美 宗琴:殺戮者のエントリーだ!能美 宗琴の侵蝕値が+3(1d10->3)された!!
稲葉日々喜:決断的殺意www
能美 宗琴:「おおっと、網にかかったと聞いて駆けつけてみりゃ勧誘かい。ご苦労さん」
稲葉日々喜:「能美さん!」
春日恭二:駆け付けたものを見ると、あからさまな舌打ち。
春日恭二:「来たな世界の駄犬が」
能美 宗琴:「おいおい、勘違いすんじゃねえぞ。俺は俺にとって最も大切なものも守るのに適している所にいるだけだ。駄犬ってぇのは飼い主に捨てられたてめぇらみたいなやつの事を言うんじゃねえのか、"春日"さんよ?」
春日恭二:「勘違いされては困るが」
春日恭二:「俺は、俺の矜持のために、FHで戦っている」
春日恭二:「そこへきてお前たちはなんだ。耳触りのいい”世界の守護者”とやらの言葉でごまかし、選ばれしものを、才能に恵まれたものを酷使し、使い捨てる」
春日恭二:「何のために? お上のために? 嘘で塗り固めた砂上の楼閣のためにか? バカバカしいにも程がある」
能美 宗琴:「そうかい、まぁ否定はせんが。互いに退く気がなけりゃやる事ぁ同じだ」
春日恭二:小さくため息をつく。
春日恭二:「引く気など、初めからない。春日一族にそんな惰弱なものはいない」
春日恭二:「拒否するというなら、そうだな。――無理やりにでも、連れて行くよ。そして、世界の真実(ほんとう)を、目の当たりにさせてあげよう」
GM:≪ミドル戦、突入します≫
≪Middle Battle≫
GM:[エンゲージ宣言]
GM:【春日】-3m-【稲葉&能美】
GM:要はちょこっと離れてる、って感じですね。
GM:盤面は幅の狭い小道。ゆえに“横には広がれません”。ひとがいるならすり抜けNG。
稲葉日々喜:すぐ前なんだねえ
能美 宗琴:まぁ、何十メートルも離れてってのは不自然だしね
GM:まあ、あんまり離れて離すものでもないですからね。エンゲスタートじゃなかっただけましかも、的な!
稲葉日々喜:ですな。
GM:また小路の端から端まで30mもあればいいところ。ゆえに初期位置から20m以上下がった場合は戦闘盤面から“離脱”とみなします。見えない分からない以上無理なものは無理。
GM:つまり|>それ以上引きうちはできません。
稲葉日々喜:はーい
能美 宗琴:引き撃ち!そういうのもあるのか(全然考えて無かった顔
GM:かな、こんなものかな?
GM:じゃあいっくよー!
能美 宗琴:いえっさ
GM:<第1ラウンド>
:<セットアップ>
春日恭二:春日はせせら笑っている――(せたっぷ:ありません)
能美 宗琴:なし
稲葉日々喜:「がああああ……ッ」めりめりと顔が黒い亀裂が広がり、体が漆黒に染まる!
稲葉日々喜:(せたっぷないです)(演出だけ!)
<イニシアティブ:11>
#ご予測通り、ディアボロスより
春日恭二:ほぉ、と感嘆の声。聞こえるか聞こえないか程度の小さな感嘆。
春日恭二:くすり、笑えば腕を水平に、手のひらを下に。しばし。
春日恭二:まるで“手本を見せてあげよう”とでもいうかのような態度をとれば。――メギ、メギ、メギメギメギ。
春日恭二:異質な音が響き渡り、見る間にその腕(かいな)が、指が、手のひらが。伝承に出てくるかのような、いびつな悪魔の風貌へと変じていく。
春日恭二:マイナーアクション|>コンボ:老獪たる悪魔(《破壊の爪》《ハンティングスタイル》)
春日恭二:PC一同がいる場所までエンゲージ。
春日恭二:メジャーアクション|>コンボ:壊撃の指先(《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》)
春日恭二:対象|>稲葉君。
春日恭二:11dx@7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,3,5,6,7,7,8,8,8,8,8]+10[2,3,5,7,8,10,10]+10[7,7,10,10]+10[5,9,10,10]+10[5,6,9]+10[10]+3[3]+4 → 67
GM:(いい笑顔)(これ最低コンボなんですけどねー?)
稲葉日々喜:ぎゃはははは(よけられるかこんなん)
稲葉日々喜:(6+0)dx+1@10 <回避> だが一応ドッジ
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[1,3,4,5,6,8]+1 → 9
稲葉日々喜:うん!
能美 宗琴:むりだな!
GM:あ、ダイス数間違えた。(9dxじゃん
能美 宗琴:oh
GM:しゃあない振りなおそう(膝抱え)(1個エフェクトぬいたんでダイス数減ってるんですね)
稲葉日々喜:ありまあ
春日恭二:9dx@7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,6,8,10]+10[2,7]+10[8]+6[6]+4 → 40
能美 宗琴:まぁ、それでも流石だなあ
GM:格好つけてからだから、ミスるのへこむんですよ、実際。
GM:ただ一応うわっぱね。
稲葉日々喜:じゃあドッジしなおします
稲葉日々喜:(6+0)dx+1@10 <回避>
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[3,6,8,8,10,10]+8[8,8]+1 → 19
稲葉日々喜:まあ無理か
春日恭二:5d10+14 諸有効。
DoubleCross : (5D10+14) → 26[9,2,9,3,3]+14 → 40
GM:#だから加減しろっての
稲葉日々喜:死ぬ死ぬ
能美 宗琴:殺意高ぇな
春日恭二:次の瞬間、消えた? いな目の前に現れる。そう思えば――、ずむり。
春日恭二:彼の手に、したたる臓腑があって。
春日恭二:――ぐちゃり。
稲葉日々喜:「がっ……!?」
春日恭二:こともなげに、握りつぶす。
稲葉日々喜:稲葉日々喜の侵蝕値を+1(1D10->1)した
稲葉日々喜:リザレクトェ……
稲葉日々喜:命が絶たれる苦痛と、一瞬にしてそれが消える違和感。
稲葉日々喜:感覚が狂いそうな未知の衝撃が、苦痛とは認識できない異様な苦痛となる。
稲葉日々喜:その苦しみが、痛みが、またキミの体の奥から新たな感覚を呼び覚ました。
稲葉日々喜:君じゃない、日々喜ね
稲葉日々喜:「ああああああああああっ!」
稲葉日々喜:まだ人の面影を残していた顔が、漆黒の闇に飲まれ、〝のっぺらぼう〟に変わる。
稲葉日々喜:「チクショウ……マジで、このぐらいじゃ、死なねえのか!」
稲葉日々喜:あらためて、変わり果てた己自身に愕然とした。
春日恭二:「そうさ、君は耐えきり、選ばれた。有象無象が一瞬で潰れる、その程度の致命傷すらこともなげに治し、甦る」
春日恭二:「その才を潰すな、その力を隣人を認めろ。まやかしの声に耳を傾け過ぎるな。――もう君は、他の連中とは隔した、“人智を超えたる超常のもの(オーヴァード)”だ」
<イニシアティブ-7>
#能美さんの手番でーす。
能美 宗琴:「多少死ににくいってなだけで超越者気取りっつーのは少しばかりお粗末じゃねえかい?」
能美 宗琴:ゆっくりと背中に背負った長物に巻かれた布をといてゆく。
能美 宗琴:武骨な槍。古めかしく所々に傷が見られる。飾り布も薄汚くボロボロだ。
能美 宗琴:MN:グングニル準備
能美 宗琴:MA:〈射撃〉《アタックプログラム》+《道化の出し物》
能美 宗琴:ただの槍の投擲—否。
能美 宗琴:見よ、男が手に取った槍を。
能美 宗琴:影を纏い、肉と成し、赤き眼をらんらんと燃やす。
能美 宗琴:これは、獣だ。
能美 宗琴:既に槍ではなく、それは巨大なる黒獣。
能美 宗琴:「―――では、まず軽くいくぜ」
能美 宗琴:コンボ[欺神獣撃](《神獣撃》に偽装)
能美 宗琴:(2+1)dx+23@10 <射撃>《アタックプログラム》 グングニル投擲
DoubleCross : (3R10+23[10]) → 6[1,2,6]+23 → 29
春日恭二:《獣の直感》で”それ”をかんじる。目を細める。
春日恭二:その槍は、力は、黒獣は。
≪リアクション宣言≫
春日:ガード。
&オートアクション宣言:コンボ:在りえざる力
春日恭二:2d10+1 さーって。
DoubleCross : (2D10+1) → 10[7,3]+1 → 11
GM:まあ平均値だ。
能美 宗琴:武器分相殺されたな
春日恭二:襲ってくる獣、それの盾に稲葉の首を鷲つかむ。あり得ないほどのケダモノの力で引っ張られ。黒獣の前に。
春日恭二:――稲葉が、盾にされる。
稲葉日々喜:「うわっ!?」急に引き寄せられるが、あらがえない!
GM:<どうぞダメージ
春日恭二:5dx+3 看破側、知覚。
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 10[5,9,9,9,10]+1[1]+3 → 14
能美 宗琴:(3+1)dx+0@10 <RC>
DoubleCross : (4R10+0[10]) → 10[2,5,8,10]+6[6] → 16
GM:お、負けた、見切れない。
稲葉日々喜:やったぜ支部長!
能美 宗琴:3d10+11 装甲有効
DoubleCross : (3D10+11) → 10[4,4,2]+11 → 21
GM:装甲有効?(首かしげ
能美 宗琴:バリアクラッカー刺さってないから
稲葉日々喜:アタックプログラムだけですしねえ
GM:うっすら通った、演出どうぞ♪
能美 宗琴:稲葉を避けるように駆ける黒獣。いささか勢いが削がれたのは否めない。
能美 宗琴:「勧誘した相手を臆面なく盾にする辺り、大した矜持だな」
能美 宗琴:能美 宗琴の侵蝕値を+3した
春日恭二:「あふるる力に戸惑うなら、導いてやるのが我らが務め」
春日恭二:「多少、荒っぽくてもな」
<イニシアティブ-5>
#稲葉君の手番ですよー
稲葉日々喜:では、自分を掴む春日の手を振り払って、日本刀の鯉口を切ります(マイナーアクションで装備)
稲葉日々喜:ぞろり、伸びる触手は、植物のツタのようにも、痩せた猫の足にも見え。
稲葉日々喜:《コンセントレイト:エグザイル》+《貪欲なる拳》 対象春日
稲葉日々喜:9Dx+4@8
DoubleCross : (9R10+4[8]) → 10[1,4,4,8,8,9,10,10,10]+10[2,3,6,7,7,8]+2[2]+4 → 26
稲葉日々喜:むう、当たれ!
≪リアクション宣言≫
春日:ガード。
&オートアクション宣言:コンボ:在りえざる力
春日恭二:襲い来る触手を、そのまま掴み取り、――強引に捻じ曲げる。
春日恭二:2d10+1 ガード値累積ですよー。
DoubleCross : (2D10+1) → 9[8,1]+1 → 10
GM:平均値、まだ優しい。うん(ぜーはー)
稲葉日々喜:ダメージいくぞー
稲葉日々喜:3D10+5
DoubleCross : (3D10+5) → 27[8,9,10]+5 → 32
稲葉日々喜:良い出目!
GM:計算してるから演出こいやあ! 割と抜けてる!!
稲葉日々喜:「言って分からなきゃ体にか? オレはそういう、体育会系の悪いやつみたいなのが、大嫌いだっ!」
稲葉日々喜:「だいたい進化だのなんだの偉そうに言ってて、お前、中身は神様でもなんでもない、普通のおっさんじゃねえか」
春日恭二:「そも」手を振り払った相手を見やる「耐え切れた運があれども、力なき者には用はない」
稲葉日々喜:「力があるから、そうでないやつを虫みたいに踏み潰していいってんなら――」
稲葉日々喜:ぞるるるるr,と音を立てて、触手が伸びる
稲葉日々喜:「――そっちのほうが、よっぽど虫けらだ!」刀を揮い、一撃を叩き込む!
春日恭二:「グッ――」
春日恭二:群がる触手、ふるわれる刀。存外に、――否。期待通りに重い一撃は。捻じ曲げた力も意に介さずに。
稲葉日々喜:「チッ」
稲葉日々喜:生き物を斬りつける感触は、ひどく気持ちが悪い。
春日恭二:――ぼた、ぼた、と。
春日恭二:いびつな腕から、肚から、口から、鮮血が、したたりおちる。
春日恭二:「ふ、は、はは」
春日恭二:「そうだ、そう来なくては困る。惰弱なものに生きる資格なぞありはしない」
稲葉日々喜:「まだやるのかよ……」
春日恭二:「弱肉強食、強気は生きて弱きは死ぬ。捕えられた猪を捌いて喰らうのに、何の厭いがあるものか」
春日恭二:「当然だ」ぐっと血をぬぐう「この程度では、まだ膝はおらぬよ」
稲葉日々喜:稲葉日々喜の侵蝕値を+5した
<クリンナップ>
GM:だれもいないと おもうんですよ
稲葉日々喜:ないよー
能美 宗琴:ないよー
GM:<第2ラウンド>
:<セットアップ>
稲葉日々喜:「……許せねえとは言ったけど、あんたをぶっ殺したいわけじゃない。そんな血ィ流してんだから、もう帰って手当しろよ」
春日恭二:「優しい言葉だ。優しいついでに、私を私のうちまで連れて行ってもらえないかな?」くつくつ、笑っている。
春日恭二:減らず口? をたたいている(せたっぷはないのです)
稲葉日々喜:「……救急車呼んでやろうか?」(セットアップなし)
稲葉日々喜:「自分は死んでもいいからって、他人も殺していいなんてこと、ねえんだぞ」
能美 宗琴:「それじゃ、俺が送ってってやっからよ。どこがうちか教えてくれよ」(せっとあっぷなし)
<イニシアティブ-11>
#いっつ・ディアボロス・ぱーてぃ
GM:そうだなー(によによ)
稲葉日々喜:なんだなんだ
GM:1d10 偶数能美、奇数稲葉
DoubleCross : (1D10) → 8
春日恭二:にたり、笑みを浮かべる。
能美 宗琴:かまーん
春日恭二:「そうだな。少し気になるレネゲイドのにおいもある」
春日恭二:「死体にして、――もってかえるとするか!」
春日恭二:メジャーアクション|>コンボ:鞏固の一手(《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《渇きの主》)。対象|>能美
春日恭二:9dx10@7+4
DoubleCross : (9R10+4[10]) → 8[1,3,3,3,6,6,7,8,8]+4 → 12
GM:あれめずらしいな
能美 宗琴:(3+1)dx+0@10 <回避>
DoubleCross : (4R10+0[10]) → 7[2,3,6,7] → 7
能美 宗琴:うぐあ、無理だた
春日恭二:2d10+14 装甲無視!
DoubleCross : (2D10+14) → 13[6,7]+14 → 27
GM:んー、力弱い。
能美 宗琴:能美 宗琴のHPを-27した
春日恭二:歪な腕(かいな)が、魔の手が伸びる。捕まれれば、――ずるり。
春日恭二:まるでからからのスポンジに触れたかのように、吸われる。水が、いのちが、魂が。
能美 宗琴:「っちぃ!この蚊トンボがぁ!」
GM:【システム・メッセージ】
GM:【《渇きの主》の効果の発動条件を満たしました。HPを8点回復します】
稲葉日々喜:残り26か、抜ききれるかな
春日恭二:「ふん、残るか。――本調子とは程遠いか、それともお前に巣食うウロボロスに削がれたか」
能美 宗琴:「どうだかね。これでも頑丈さだけがウリでな」
稲葉日々喜:(やっぱ能美さんもオーヴァードなんだなあ……)
<イニシアティブ-7>
#襲われた能美さんの番です
能美 宗琴:「しかし………ふむ、こうか」
能美 宗琴:MN:槍をそれっぽく振る
能美 宗琴:MA:<射撃>《アタックプログラム》
能美 宗琴:「蚊トンボに、余計な手間はいらねぇ―――だろ」
能美 宗琴:(2+1)dx+23@10 <射撃>《アタックプログラム》 グングニル投擲
DoubleCross : (3R10+23[10]) → 9[4,4,9]+23 → 32
能美 宗琴:能美 宗琴の侵蝕Bを+1した
能美 宗琴:能美 宗琴の侵蝕値を+2した
GM:偽装なしだね?
能美 宗琴:なしでっす
≪リアクション宣言≫
春日:ガード。
&オートアクション宣言:コンボ:在りえざる力
春日恭二:眼を見開く。
春日恭二:「貴様、その槍はっ……!!?」
春日恭二:2d10+1 ガード値だよー。
DoubleCross : (2D10+1) → 6[1,5]+1 → 7
春日恭二:まあだろうね。どうぞダメージ。
能美 宗琴:4d10+11
DoubleCross : (4D10+11) → 28[6,4,10,8]+11 → 39
GM:きれ—に1点オーバーキル、どうぞおいしい描写!
GM:こっちは驚愕してあれこれするけどな!!
稲葉日々喜:ひゃっはー!
能美 宗琴:「産廃のガラクタだよ、こんなもんな!」
能美 宗琴:狙いは一点、あのよく動く口。
能美 宗琴:ただ愚直に、何の駆け引きもなく真っ直ぐ、真っ直ぐ春日の口を、頭を貫く――。
春日恭二:「なっ!? なぜここに、かの名高き“遺産”、がっ……!」
春日恭二:驚愕の瞳、わなわなとふるえる。指を差し、いっしゅんとはいえど呆けるは致命傷。
春日恭二:次の瞬間まさしく、開いた口の前に、――槍の切っ先が。
春日恭二:――ずっ。
春日恭二:「ぐっ、ごがっ、ぁっ!?」
能美 宗琴:「暗躍すんなら俺の庭以外でやってりゃいいんだ」
春日恭二:まっすぐに、貫かれ、そのままの勢いで小道を飛んで、壁に縫い付けられる。
春日恭二:”クソッ”、悪態をつく。声にならず。槍の柄を握り、強引に引き抜こうと、もがいて。
春日恭二:オートアクション|>《蘇生復活》&《瞬間退場》
春日恭二:「”まあイイ。ここは退くか”」
春日恭二:――それならば、それなりの準備と歓待で。
春日恭二:そう、聞こえた気はした。
GM:≪――Middle Battle is End.≫
稲葉日々喜:「……き、消えた……」ぽかーん
能美 宗琴:「っち、聞きしに勝るしぶとさだな」
稲葉日々喜:しゅるしゅるしゅる、と黒化した頭を元に戻す。歯医者を思い出して、ちょっと口元抑えてる。
能美 宗琴:「オーヴァードは3回殺す気で殺さないと死なないからな」
稲葉日々喜:「なんだかなあ、こんな馬鹿力持ってて、簡単に死ななくて。って、ゲームみたいだな……」
稲葉日々喜:「そんなもん、ゲームだけで十分だっつーの」ため息
稲葉日々喜:「……能美さん」
能美 宗琴:「おう、なんだ?」
稲葉日々喜:「オレも、いつかああいう連中を、殺さなくちゃいけなくなりますかね」
稲葉日々喜:「もし、人を殺したら……オレは、オレの家族に顔向けできなくなるって、思うんです」
稲葉日々喜:深刻な顔で、そう告げる。
能美 宗琴:「いや、別に殺したくねえなら殺さなくていいぞ。俺も、UGNもんなこたぁ期待しちゃいねえし、やれとも言わねえさ」
稲葉日々喜:「そっか。なら、少し安心しまいた」
稲葉日々喜:「ダーティに考えすぎたかな、はは」と、少し安堵した。
能美 宗琴:「ただまあ、一つ言うとするなら……守りたいものの為に動くときは、そんな躊躇いは捨てろよ」
能美 宗琴:「守れなかった後悔は一生ついて回るからな」
稲葉日々喜:目をそらし、迷ったように視線を宙へ彷徨わせる。
稲葉日々喜:目が留まった先は、春日が残した血痕。赤い、いきものの色をした、水たまり。
稲葉日々喜:刀の柄から伝わった、肉を斬る感触がよみがえり、それを――握りつぶす。
稲葉日々喜:「はい。もし、オレの大事な人が死ぬかもしれないなら」
稲葉日々喜:「――オレは、そのためなら、なんだって出来る」
稲葉日々喜:あえて、殺すとは言わなかった。
能美 宗琴:「ま、オーヴァードならこん睡状態にすりゃ殺さずに捕えられるから、そんな気負う必要ねえんだけどな」
稲葉日々喜:「そっか。……そっか」自分に言い聞かせるように、つぶやいた。
小道は、ぬめった血だまりがそこかしこ。
稲葉君のも、能美さんのも、そして、――春日のも。
破壊の爪痕も惨憺と。
あなたこなたはひび割れて、静けさがいっそ不気味な程度。
――、――。
むせ返る血のにおいが充満する。壊れたアスファルトの香りが散見する。
水を打った静けさから、だんだんと生きている気配へ移り変わる。
《ワーディング》が散逸していく――
能美 宗琴:「脳と心臓と呼吸器をこう――(止めの刺し方教授中)――逆にそこまでしなけりゃ死にはしないな。さて、後処理はおっさんに任せて学生は家に帰んな」
稲葉日々喜:(あのおっさん……矜持があるって言ってたな。あんなんなっても、やり遂げたいことって、なんだろうな)
稲葉日々喜:能美さんの講釈を聞き、相槌うちながら、ロイスを取ります。
稲葉日々喜:春日恭二 ●疑問/憐憫 「力に溺れてる典型的な悪党――でも、それでも何か一本筋あるらしい。ただの狂信者なんだろうか?」
稲葉日々喜:で
稲葉日々喜:うーん七枠完了
能美 宗琴:矢神君にとりたいからこのシーンはロイス取得なしで
GM:ん。
GM:じゃあ、〆ちゃいますけど、よろし?
能美 宗琴:おk−
稲葉日々喜:OKOK
:-------------------------------------------------------------------
GM:さて、ミドル戦を乗り越えましてっ。
GM:またもや:フリータイム
GM:っとと
GM:フリーシーン、となります。
GM:時間軸は当然の如く、”この後”で。
GM:どんなところでどうしたいか、ご相談ください。
能美 宗琴:残っているのは綾瀬さんの項目だけか
稲葉日々喜:あー……綾瀬さんについては、日々喜じゃどうしようもない
GM:ん。
GM:噂話だとココマデしか出ないので、UGNで調べる必要あり、ですね。
GM:あとは調べるとかじゃなくてイチャイチャシーンでも、ぜんぜん。
稲葉日々喜:購入のためだけに登場するかな
稲葉日々喜:応急手当も使いたいし
能美 宗琴:んじゃ、UGNのバンで稲葉君を家に送るシーンとかでどう?
能美 宗琴:ハイエースのほうがいいか
稲葉日々喜:ハーイ
稲葉日々喜:SPは能美さんにお願いしていいでしょうか
能美 宗琴:うい、じゃSP貰います
GM:YZF-R1S 、とかじゃないんだ。(・・。
GM:#ハイエースは車のお名前。 #YZF-R1S はバイクの型番です
能美 宗琴:いや、バイクだと送り迎え大変じゃん
GM:まあね、いやヤンキーだったのでいわゆる先入観ですよ!!?
能美 宗琴:あと、誘拐しやすいしな
稲葉日々喜:不穏な発言が今
GM:……くるまも、だから、きをつけてね。稲葉君。
GM:カラダニキヲツケテネ
:-------------------------------------------------------------------
:Middle Scene:6
:Side:Soukin
:-------------------------------------------------------------------
能美 宗琴:普通のエントリーだ!能美 宗琴の侵蝕値が+1(1d10->1)された!!
稲葉日々喜:稲葉日々喜の侵蝕値を+6(1D10->6)した
――お夕飯どきの、N市です。
能美 宗琴:ハイエースで稲葉君を浚ってお家まで届けるだけの簡単なお仕事なう
稲葉日々喜:助手席でくてーとしてます
GM:HP底辺半死人ですからねえ、ふたりとも。#ココダイジ
稲葉日々喜:くてーとしてるけれど、応急手当は使いたい
能美 宗琴:「足元の箱にチョコやするめが入ってるか好きに食うといい」
稲葉日々喜:「どうも」じゃあチョコレートをもぐもぐしつつ、手当
稲葉日々喜:稲葉日々喜のHPを+11(2D10->1,10)した
稲葉日々喜:まあマシか
稲葉日々喜:あとGM,能美さんもHPあれなんで
稲葉日々喜:先にもう一つ、応急手当購入して、手当してしまっていいですか?
GM:いいですよー、ただそれで1シーン1回の購入使っちゃうってことだけ注意、で。
GM:(後は、使い捨てのものは、ちゃんとメモ欄からそぉいしてね!)
稲葉日々喜:はいー
稲葉日々喜:(1+1)dx+0@10>=8 <調達> 今度は侵蝕ボーナスもあるし、三度目の正直
DoubleCross : (2R10+0[10]>=8) → 10[6,10]+10[10]+3[3] → 23 → 成功
稲葉日々喜:(ダンッ)
稲葉日々喜:なんだその回り方ぁ!
能美 宗琴:妙なところで回るのはいつものことw
GM:とてもおいしい、限定モノのチョコレートが見つかったぞ!
稲葉日々喜:じゃあ運転してる能美さんの口に、限定モノチョコを突っ込んで、手当
稲葉日々喜:能美 宗琴のHPを+12(2D10->7,5)した
稲葉日々喜:うっし
能美 宗琴:「もがむがほ」
稲葉日々喜:「オーヴァードって頑丈だなあ……」
能美 宗琴:「あと、もがもが、結構いい加減な治療でも治るしな」
稲葉日々喜:「腕とか落としても、ちくちく裁縫で治るんです?」冗談めかして
能美 宗琴:「あっと、電話か」車を止めてガラケー開く
稲葉日々喜:おっ
能美 宗琴:情報:UGNで綾瀬さんリサーチ
能美 宗琴:もう、ぱぱっとやっちめぇ
能美 宗琴:(1+1+2)dx+4@10 <情報:UGN>コネ:UGN幹部
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 10[4,5,8,10]+8[8]+4 → 22
GM:スリーサイズとかもいるですか?(つぶらなひとみ
能美 宗琴:「おい、稲葉。愛しの彼女のスリーサイズとか知りたいか?」
稲葉日々喜:「…………」
◆綾瀬 真花
稲葉日々喜(いなば・ひびき)のクラスメイト、バス爆発事故に遭ったが奇跡的に無傷で生還した。
UGNの記憶操作によって、事故の記憶は消されている。
現時点においては未覚醒の一般人。
されどレネゲイドウィルスの適格者の可能性がわりとあり、FHは彼女を覚醒させて確保しようとしている真っ最中。
特に、“シューラ・ヴァラ”矢神秀人は強く、とても強く執着している。
GM:【システム・メッセージ】
GM:【すべての情報項目が、開示されました】
稲葉日々喜:おおー
能美 宗琴:ひゃっはー
稲葉日々喜:「(3サイズは)…………イラナイデス」良心が 悪魔のささやきに 勝った !
能美 宗琴:「げっひゃっひゃっひゃ!いらねえとよ。おう、情報御苦労さん」電話を切る
*かちゃん*
能美 宗琴:真面目な顔になって情報共有しつつ「さて、どうするよ。ちっとばかしお姫様が大変なことになりそうじゃねえか」
稲葉日々喜:「はい」
稲葉日々喜:「……やっぱ、また狙ってくるよなあ」
能美 宗琴:「だろうな。お前さんが何もしねえでも、UGNは勝手に護衛に回るから気にすんな」
稲葉日々喜:「あの……支部のほうから、警備の人とかって、……あ、良かった」ほっとする
能美 宗琴:「まぁ、春日ともう一人エージェント相手とくれば、多少心もとないのは確かだ。俺はこれから病院に行くが……お前はどうする?」
稲葉日々喜:「あー……オレは妹が心配なんで、このまま家でお願いします」
稲葉日々喜:「ちゃんと、なんでもない姿、見せておきたいですからね。心配させたくない」
能美 宗琴:あ、違った綾瀬さん病院におらんじゃん
GM:おうち帰ってますね、綾瀬さん。
稲葉日々喜:あ、支部長怪我本格的に治すのかと……w
能美 宗琴:いや、狙われているらしい女の子がいるのに護衛に向かわないって言う選択肢がない
能美 宗琴:病院× 綾瀬さん自宅○
稲葉日々喜:ですよね。
稲葉日々喜:能美さんと支部の人がいるなら、自分は家族と居る方を選びますねえ
能美 宗琴:「よし、それじゃ先に稲葉宅に送ってやろう」
稲葉日々喜:「はい。もし万が一あったら、呼んでください」
能美 宗琴:「そんなもん無いのが一番だがな」黒塗りハイエース稲葉家前。「おう、着いたぜ」
GM:#おうちついて別れて、はいえーすぶろろろでエンドかな #SPのーみさんなのでのーみさん視点で切る感じ
稲葉日々喜:では、降りる前に、少し考えこんで。
稲葉日々喜:「……色々、ありがとうございます」
稲葉日々喜:「もし、オレがバスのことがなくても、どっかで覚醒して、あのおっさんみたいなのに会ったら、コロっとそっちに行ってたかもしれない」
稲葉日々喜:「あの、病院に一緒に居たスーツの人や、能美さんみたいな人が、オレを見つけてくれて良かったって。そう思います」
稲葉日々喜:ドアを開けて。「じゃ、また明日!」ぺこり、頭を深く下げました。
能美 宗琴:「おう、しっかり寝とけよ~」
能美 宗琴:雑に手を振ってハイエース。ブロロロ音立て去ってゆく。
GM:あとはエンド前、リザしたいなら宣言と演出噛んでリザってね☆ミ
稲葉日々喜:では家のドア前でー
稲葉日々喜:「ふぅ……うっ……!」ぞくん、と全身の細胞が、ひときわ大きく〝跳ねる〟感触。
稲葉日々喜:稲葉日々喜の侵蝕値を+8(1D10->8)した
能美 宗琴:うん、変わらん。リザはなし
稲葉日々喜:血の気が引くとはいうが、その逆――体の隅々に、血液がめぐっていく温かい、いや、熱い感触。
稲葉日々喜:「ほんっと、治っちまうんだな――はは。あー! 腹減ったー!」
稲葉日々喜:空腹にぐぎゅるるるる、と派手に鳴るお腹をかかえ、家のドアを開ける、待っていた猫を抱え、自宅に入った。
稲葉日々喜:HPは20まで回復。以上!
能美 宗琴:取りあえず購入判定
能美 宗琴:(1+1)dx+4@10>=18 <調達> 買えるといいなウェポンケース
DoubleCross : (2R10+4[10]>=18) → 5[4,5]+4 → 9 → 失敗
能美 宗琴:まぁ無理だわね
GM:暗躍されてますからねえ、品切れ中だそうです
能美 宗琴:以上
:-------------------------------------------------------------------
GM:きょうは ここまで!
GM:長時間ありがとうございましたー!!
能美 宗琴:お疲れ様でしたー
稲葉日々喜:お疲れ様でしたー!
GM:おつかれおつかれ、ですっ。
GM:明日は10時から、となります。で
稲葉日々喜:10時了解!
能美 宗琴:はーい。10時了解!
GM:GMのご予定が吹っ飛んじゃったので、通しで行けます(…)
能美 宗琴:ひのとさんの恭ちゃんつおい! かっこいい!
GM:ありがとありがと!!
稲葉日々喜:いやー、覚醒PCでやっていると、「そうだな、普通の人間からすると、これ超殺伐な世界だよな」って新鮮な気持ちです。
稲葉日々喜:結構「自分がこんな世界に放り込まれたら」って等身目線が出来る感じ
能美 宗琴:でも、とどめ刺さなきゃうっかり殺害ないってのは普通()の人間からは気が楽な世界
GM:結構まじめに春日成分? というか私がギャグやカマセ成分って、標識程度なんですよね。
稲葉日々喜:おお
GM:あんなかすがで だいじょうぶ? と、少し心配になる感じ。
GM:例えば、実際TLで言われましたけど。「くいっとメガネをあげるしぐさ」って、カマセ的な記号動きですからね。
能美 宗琴:「神経質そうに頻繁に眼鏡を指で押しあげる」とか噛ませ感凄い
稲葉日々喜:(あまりカマセ動作だと思ってなかった……)
GM:。○(あれわりと、秀才的な人で主人公とぶつかるライバル的な人がやる動作、なんですね。のでカマセ連想になりやすいという)
稲葉日々喜:(ういうい)
GM:あと”遺産”に対する驚愕で、呆けてしまったとかもね。@ちょっとカマセ臭
GM:そういうの抜いちゃうと、かなりドシリアスになるのです私演じると。ディアボロス。
GM:「彼っぽい!」で格好いいなと思っていただければこれ幸い。
能美 宗琴:え、あれは普通のロールで噛ませ感は感じなかったなぁ<遺産に驚愕
GM:ふつーのロールにしつつ、香る程度にしてる感じですね。メガネも一緒。
GM:匂いつよいとクランブルにそぐわなくなるしね。アイエエエエとか言い出さないよ!
稲葉日々喜:そうか、最初から入ってるやつかw
能美 宗琴:方向性は違えども、春日はカッコいい
能美 宗琴:強い! 最強! 春日ったら最強ね!
GM:デュオなので「……これ、倒せないんじゃないのか?」のセリフは引き出せてうれしいです(にこ
稲葉日々喜:日々喜から見ても、なんか一本筋通ってるというか、自分の信じるもののために戦ってる、というのは伝わってきましたね
GM:春日一族ってエリートですからねー、ほんと折れないし。
能美 宗琴:恭二は春日一族の中でも飛びぬけて折れないからなあ
GM:なお、元のシナリオからダイスが2つ減ってます。ミドル。最初そのまま11dx+4でふっちゃって「ぁ、しまった」ってやったっていうね;
GM:(あとエフェクトももう少し抜いてますね)
稲葉日々喜:ほむほむ
GM:だって、元データ
GM:ダイペナあるぞ? 喰らうと。
稲葉日々喜:ぴぃ
GM:#春日たんは #つよいんだぞ
能美 宗琴:公式敵って大体ダイペナ付与攻撃してくるよねっていう #偏見
GM:いや春日位。
GM:ただこのチームでこのダイペナは割と重かったんで、抜きました。
稲葉日々喜:二人しかいないのにダイペナはかなり死ねる
GM:ですです、一応ちゃんと調整してます。ただし|>苦戦はする、背筋は凍る
GM:クライマックスはもうちーと怖いからね、ディアボロス。すでに情報項目で出てるけど、マジふぁいと!!
能美 宗琴:まぁ、ゲーム中に購入できるアイテムで状況代えられないゲームなので
能美 宗琴:詠唱、囁き、念じろ
能美 宗琴:そんな気持ちでダイスを振ります
GM:はあい♪
能美 宗琴:さてさて、おいら今日はこれで落ちます
能美 宗琴:おやすみなさいませーい
稲葉日々喜:おやすみなさーい
稲葉日々喜:ぼくもがんばる……
稲葉日々喜:というか、ロール積み上げていくのが、既にダイスへの祈りでもあるっていう
GM:では私もログを取りつつ、ざっぷーん。