GM:雪の人形の第2回、はっじまるよー
門廻 亜弥:どんどんぱふぱふー。
白岸 生成:ぱちぱちぱち
日之輪椿:イェー! ミドル2回目でしたね。
GM:まあ始まるよっても今日は情報収集からなんですがね
GM:機械的に登場→判定でもいいですし、RPを挟んでいただいても構いませぬ
日之輪椿:戦闘でしかほぼ役に立たない私はろくなことが出来ぬ。ギギギ
門廻 亜弥:警備中だから他の人といちゃらぶしても……!
日之輪椿:共有メモあるし、神崎一応もう一回挑戦しますだよ(キャラ的にもあいつは気になる)
GM:ほい、では振る方は登場どうぞ
日之輪椿:1D10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 2[2]+44 → 46

門廻 亜弥:がんばれつばきちゃんっ!


【ミドルシーン・4】
  情報収集シーン・その1。

日之輪椿:体動かすのが大好きな椿ちゃんは、K市を走り回って情報収拾に挑戦します。
日之輪椿:「あー会議はまだかー。体を温めないとなっ(※前回朝練を終えたばかりの運動バカ)」
日之輪椿:GM! K市で神崎高明を調べたいのですが、イージーエフェクト〈軽功〉によるボーナスは可能ですか?
GM:んー、原則イージーエフェクトはデータ的な効果を持たせられないのだけど
GM:K市で神崎を調べるなら、限定的な情報なら開示できる
日之輪椿:どっちみち他の技能は噂話しかないので、自分はそれが限界のようですね。
日之輪椿:ではとりあえず、K市で振って良いですか。
GM:どうぞ!
日之輪椿:1DX@10+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 10[10]+5[5]+1 → 16

日之輪椿:よっしゃ!(前回のファンブルを乗り越えた)
門廻 亜弥:まわったー!
GM:おめでとう! では情報を開示しよう

▼神崎高明 [情報:K市: 5]
 独身である。


日之輪椿:しゅびびびびっと軽くK市を走り回って、小耳に挟んだぜ!「ん? 独身?」
日之輪椿:「真白のことは『娘』ってハッキリ言っていたよなあ……」
日之輪椿:「養子縁組って普通、二親揃ってないと出来ないもんだし。うーん、こっちの業界なら、チルドレンと教官とかか? ?」頭にはてながいっぱいだ。
白岸 生成:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 4[4]+45 → 49

白岸 生成:「あの男が、やっぱり気になるのかい?」 と、椿の前に現れます
日之輪椿:「あっ支部長!」しゅびっとお辞儀。
日之輪椿:「……ちょっと、個人的にひっかかるもので」
白岸 生成:UGNで、高明に情報判定をします
日之輪椿:(椿の前へ現れる前に、調べを済ませてる感じのムーブだこれ)
GM:判定どうぞ!
白岸 生成:3dx+1@10
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[1,3,8]+1 → 9


▼神崎高明 [情報:UGN、裏社会:5]
 UGNの高位研究員。クローニング技術の研究が専門。以前から、UGNのあり方について批判的だった。
 ”スノーホワイト”というコードネームの、強力なオーヴァードを造りだしたと噂になっている。
 高明自身もオーヴァードであり、コードネームは”ドールアーティスト”を名乗っている。


白岸 生成:[]
白岸 生成:「”ドールアーティスト”」
日之輪椿:「クローニング……?」なんだか嫌な予感がして眉をひそめる。
白岸 生成:「彼のコードネームだそうだ」
GM:”スノーホワイト”が出てきたので、項目追加だっ
日之輪椿:「なんか、名前からしてやな感じですね、それ」(ドールアーティストはPC5のハンドアウトだから、多分椿は初耳)
日之輪椿:(やっぱり、あいつにとって真白は「可愛いお人形さん」って感じがする。やっぱり気に喰わない)
白岸 生成:「奴は秘密裏に強力なオーヴァードを造りだしたとの噂だし、要注意人物といったところか」
日之輪椿:もう一度振っていいならスノーホワイトを調べたいですね。素振りだけど!
GM:もう一度の場合はシーン切り替えて再登場ね
日之輪椿:はーい
GM:亜弥ちゃんは特にすることないかな?
門廻 亜弥:このターンは、ホテルに、居るです
GM:ほい、では一旦シーンカット


GM:なお知りえた情報はかくしかで伝わってもいいです
日之輪椿:シーンカットということで、購入判定OKですか?
GM:お、いいですよ
日之輪椿:では念のために応急セットだ!
日之輪椿:1DX@10+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 2[2]+1 → 3

日之輪椿:orz
日之輪椿:ファンブル寸前じゃないですかーやだー!
GM:残念、最寄のツルハドラッグは開店前だった!
日之輪椿:「しまった……まだ早朝!」
日之輪椿:いじょうです。
GM:というわけで次のシーンでいいかな?


【ミドルシーン・5】
  情報収集シーン・その2。

GM:では、調べ物なり買い物する人は登場をどうぞ
日之輪椿:1D10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 5[5]+46 → 51

日之輪椿:見えない所で亜弥ちゃんにかくかくしかじかして再登場だ!
門廻 亜弥:いや、あのよければ
門廻 亜弥:ホテルの朝ごはん、連れてって欲しいなーって
日之輪椿:じゃあ二人でモーニングとしゃれこもう。
門廻 亜弥:(それで(可能なら)、真白さんともHitしてちょっと会話したい
門廻 亜弥:\わーい/\許可出た同伴だ—/
GM:ん、真白と会いたいと言ってます?
門廻 亜弥:いぇすいぇす
GM:ふむ
門廻 亜弥:ホテルモーニングなり、廊下なりで少し会えない、かな……と。
門廻 亜弥:アウトならモーニング会話ちょこちょこ、のみに、しときます。
GM:ではまず、ホテルの朝食バイキング的な食堂には、神崎親子の姿はない
門廻 亜弥:おや
門廻 亜弥:1d10+59 取りあえず同伴ごはん。
DoubleCross : (1D10+59) → 2[2]+59 → 61

門廻 亜弥:1日たって すこし おちつい た。でもダイスボーナス来ちゃったよー;
日之輪椿:ワーオ
白岸 生成:おめでとう!
GM:一線を越えた(猥褻はない

日之輪椿:ちらちらと真白いないかなーと見回しつつ、和食を中心に料理を取っていく。
日之輪椿:「神崎のやつ、部屋でルームサービスでも頼んでんのかな……な、亜弥?」
門廻 亜弥:「かなあ……?」ちょこちょこ。少し背伸びしつつの給師服(メイド服)を着た小学生。トングでパンをもらいつつ。
日之輪椿:「ほらほら亜弥、食べ盛りだからどんどん食べろ!」勝手に人の更におかずを盛る。
GM:でまあ、あの白装束は目立つので言っちゃうと
GM:どうも外に食べに行ったらしい
日之輪椿:外は外で目立つのでは。(そうか……外か……ちぇ)(でもあの格好でカレーうどんとか食べられないよな)
門廻 亜弥:「あ……モーニング、さそって、くださって、ありがと……です。ちょっと、緊張……」
門廻 亜弥:きょろきょろ。ここ幹部いっぱいだもん、世界が、世界がっ!!

日之輪椿:イリーガルだからお偉いさんには圧倒されないぞう。
日之輪椿:「よーしあっち座ろうーっ。ご飯は人と食べる方が美味しいからなっ」

門廻 亜弥:目をぱちくり、っ。
門廻 亜弥:で、まあ席でかくしか教わろう!
日之輪椿:「かくかくしかじか」
GM:かくしかで情報伝達したところで、現状開かれてないのは真白と”スノーホワイト”の2項目だね
門廻 亜弥:むー、とした顔で。
門廻 亜弥:「批判的……かあ……うーん……クローニングは、ときどき聞く、けど……」
門廻 亜弥:目玉焼きを切り切り、ぱっくん。もぐもぐ。きょろきょろ見るけどそれらしい人はいない様子。

日之輪椿:「Dロイスには複製体とかあるもんな(メタ発言)」
門廻 亜弥:PLセリフで。どっち調べたいです? ツグミは多分どっちもぬける(UGNスマフォ取出し)
門廻 亜弥:「”ホーム”でも、ときどき見るから。うん(半メタ発言)」
GM:情報:K市がまっとうに機能するのは真白だけだとも言っておこう
日之輪椿:デスヨネー。まだ真白が残ってるなら、そっち優先で挑戦したいです。
GM:では、椿が真白、亜弥がスノーホワイトでOK?
門廻 亜弥:おらいおらい、です。
GM:よし、判定かもん
日之輪椿:よーし行くぜーっ
日之輪椿:1DX@10+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 9[9]+1 → 10

日之輪椿:よしっ
日之輪椿:食事を終えて、2人で調べ出したって感じですかね。

▼神崎真白 [情報:UGN、K市:6]
 神崎高明の娘。年齢は16~17歳。
 高明は結婚していない。にも関わらず、彼には幾人かの娘がいる。
 真白は高明の実験によって創られたクローンの可能性が高い。


門廻 亜弥:「でも、お外の人って、そういうクローニングって多くない、らしいですよね……(もぐ、もぐ)」
日之輪椿:「多く無いっつか……この業界以外では、実用化されてないんじゃないかな? (むぐむぐ)」
日之輪椿:塩鮭と味噌汁で交互に白飯をかっこむ。

門廻 亜弥: ちょっと横で”スノーホワイト”をスマフォで調べよう。情報:UGNでいっきまーす。
GM:どうぞ!
門廻 亜弥:あ、その前に宣言。
GM:お
門廻 亜弥:”情報収集チーム”を、使用します。(判定値+2)
門廻 亜弥:(抜けるだろうけどまあ描写的に)
日之輪椿:頼もしい仲魔だ!
門廻 亜弥:7dx+1+2 れっつ
DoubleCross : (7R10+1+2[10]) → 9[5,5,5,6,7,9,9]+3 → 12


▼スノーホワイト [情報:UGN、裏社会:7]
 人間をジャームに変化させ、それを操る能力を持つオーヴァードの少女。
 クローン人間である。製作者は神崎高明。
 素体となる少女は、UGNから高明と同時に失踪したが、長瀬明と一緒にいるところを見たという情報もある。


門廻 亜弥:スマフォで調べてたらくるメールを見て、口をあんぐり。
門廻 亜弥:「……」だまったまま、つんつん。椿さんの袖を引っ張って、そのメールを見せます(スノーホワイトの情報)
日之輪椿:「ん? 亜弥、あまり食事中にスマホは……ッ」
門廻 亜弥:「(もぐもぐ、ごっくん)……ぞっと、する……」
日之輪椿:鮭の塩分とは無関係に、口の中が一気に渇き、熱い茶を一気にあおる。心臓がどきどきする。
門廻 亜弥:「(ぽそっと)ちょっと、殲滅準備、しないと、ダメかな……これは……早く、みつけて……ぅぅ、おにーさんのことも、あるのにっ……!」
日之輪椿:「……亜弥、そういえば、ジャームの群れに追い掛けられたよな」じわじわと胸の中に、冷たく黒い予感が広がる。
門廻 亜弥:こくこく、こくこく。
門廻 亜弥:「おにーさん……昔の、相方……殺されっ……!」
日之輪椿:(この情報に間違いがないなら、ジャームの群れはスノーホワイトが作ったもので間違いない。でも、これって。スノーホワイトの正体、一人しかいないじゃないか!)
日之輪椿:気がつけば椅子から腰が浮いていた。我に返り、着席し、味噌汁の椀と、ご飯茶碗を掴んで、中身をかっこむ。
日之輪椿:「亜弥、食べよう。腹が減ってはイクサはなんとやら。食べて、力を付けて、備えるんだ」もぐっはふっごきゅごきゅばくばく
日之輪椿:やけ食いです。
GM:まあクローンだから似たような個体がいてもおかしくはないんですがね
日之輪椿:だとしても真白の「兄弟」って考えると辛いねえ。
門廻 亜弥:蒼い顔をして、パンをもぐもぐ「……ひと。あつめられます、か? 警備主任さん。警備以外で、これを戦える、秘密裏さん……」
GM:さて登場なり行動なりRPなりをどうぞ
日之輪椿:椿はご飯食べたので、腹ごなしに走り込みと買い物に行きます。今度こそドラッグストアが開いてるはずだーっ。
白岸 生成:10d+49
DoubleCross : (10D6+49) → 37[6,3,1,5,2,6,3,4,4,3]+49 → 86

白岸 生成:ちがう
門廻 亜弥:ごばっとふえてる!?
日之輪椿:いきなり80%超えてしまいますw
白岸 生成:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 7[7]+49 → 56

GM:OKOK
白岸 生成:「やあ、バイキングにしてはなかなかの味だろ?」
白岸 生成:と、2人の横にさらっと座ってパンに噛り付きます
門廻 亜弥:「ぁ、ロジックさん……」見上げよう。
門廻 亜弥:「あ、はい。おいしい、です、けど……」とっても歯切れが悪く。そっと、照明Offにしたスマフォをこつん、彼に差し出します。
門廻 亜弥:「味、あんまり、しなくって……」蒼い顔。
白岸 生成:「“ドールアーティスト”と“スノーホワイト”か。対処しないとまずいな」
日之輪椿:「支部長こんにちは!(しゅびっ) 大丈夫だ亜弥、味がしなくても、美味しくなくても、食べることは大事だ!」
日之輪椿:色々やるせない気持ちだが、体が戦いに備えるモードに入りつつある。
門廻 亜弥:「すみません。とざまなので、いっていいのか、あの、わからないん、です、けど」
門廻 亜弥:「これのための人や、装備、かりだしして、もらって、大丈夫、です、か……?」 おにーさんの、あのことも、と、ぽつり。
日之輪椿:(外様とかよく知ってるなあ……)ぼんやり
白岸 生成:「それはなんとかしよう。平和のためには必要な経費だ」
門廻 亜弥:うつむいて「あ、あのっ……ありがとう、ござ、いま、す」
門廻 亜弥:ジャケット先に買ってもらっていいですか? アウトったらそっちのフォローはいります。
白岸 生成:はーい! では判定してみます
白岸 生成:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 8[2,8,8]+4 → 12

日之輪椿:惜しい!
門廻 亜弥:デタ、ヨウカイ。
白岸 生成:1足りない
日之輪椿:でもこの妖怪メダル出さないよ
門廻 亜弥:じゃあジャケット、ツグミが買いましょうか。
白岸 生成:シールド狙いでも全然大丈夫ですよ!
門廻 亜弥:余裕あったらダッタから!?
門廻 亜弥:(シールド25なので、1回しはしないとだめなんですよね。なので余裕あったらという)
門廻 亜弥:なのでシューターズジャケット探してもらいにいきまーす。
門廻 亜弥:7dx+1 目標は13
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[1,3,3,5,9,9,9]+1 → 10

門廻 亜弥:3点払って、どうぞですっ。
GM:了承っ
白岸 生成:ありがとうございます!
門廻 亜弥:そっと、近くのUGNの人にも頼んでみる。すると”子どものはないけれど、支部長向けのジャケットなら……”といわれる。少しお財布出して、お願いして。
門廻 亜弥:結構ガチ装具っ!
日之輪椿:ジャケットヤッター!
日之輪椿:シューターズジャケットとボルトアクションライフルを装備した管理職中年男性とかカッコイイぜ。
白岸 生成:ヤッター
日之輪椿:大事な会議の警備ならむしろこれぐらいはっ
門廻 亜弥:(あとは椿さーんだっ!
日之輪椿:とはいえ、武器は妖刀一つで充分だし。防具はアーマーもらったし。
日之輪椿:とりあえず自力で応急手当キットに挑戦入ってよかですか
GM:どうぞ
日之輪椿:1DX@10+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 6[6]+1 → 7

日之輪椿:オラッ財産点1!(残1)
GM:OK
日之輪椿:カエタヨー
門廻 亜弥:おめでとー!!
日之輪椿:何度目の正直だろう(椿ちゃんはやっとドラッグストアに行けました)
GM:さて、一通り動いたので一旦シーンカット


GM:改めて買い足すものはあるかな?
白岸 生成:シーンの区切りもいいですし、これで大丈夫です
門廻 亜弥:ですでーす。追加買い出しは蛇足になるかな、で。
日之輪椿:ブルーゲイルあったら使ってみたいとちょっと思ったけれど、エフェクト使用と服用は多分同時に出来ないし、無いですね
門廻 亜弥:です、ダメでした。
日之輪椿:(あ、支部長ジャケットの修正入ったから私が行動一番か)
門廻 亜弥:(実はね! (ごまかす手もあるけどやっぱりそれは邪かな、で。頑張れ切り込み警備隊長!)
GM:では、シーン切り替えまして


●つかの間の……
 シーンプレイヤー:日之輪椿


日之輪椿:1D10
DoubleCross : (1D10) → 6

日之輪椿:ボーナスまであと一息
GM:幹部会議を翌日に控えた夕刻。
GM:キミはひとり、ホテルの廊下に立っていた。
GM:想定としては、例の打ち合わせより少し時間があるかな、ぐらい
日之輪椿:色々と気になることがあって胸がざわつくが、それに耐えつつ腕組みして警備についている。
GM:すると、ふいに目の前にジュースの缶が差し出される。
日之輪椿:時間があるとはいえ……多分、疑問を確かめに行くほどの猶予はないだろう。
日之輪椿:「ん?」
神崎真白:「まだこの街にいる」
神崎真白:「人が親切で言ったこと、無視するのよくないよ」
神崎真白:言葉とは裏腹に、表情は笑顔。
日之輪椿:「真白……」にこっと笑って缶を受け取る。
神崎真白:「こんばんは、椿」
日之輪椿:「ごめんな、この仕事ちゃんと受けないと、家賃が払えなくてさ」ははは、と小さく笑う。
神崎真白:「そっか……椿も大変なんだね。でも──」
日之輪椿:「あらためてこんばんは、真白。そう、生活があるんだ」
神崎真白:「でも、明日だけは。今晩中に、この街を出たほうがいいよ」
日之輪椿:「……へえ?」
日之輪椿:情報を知っているから、恐らく彼女、いや彼女たちが、何かしでかそうとしているのは分かる。けれど、それを口にすべきだろうか?

神崎真白:「ごめんね。明日、何があるとは言えないの。でも、お願い」
日之輪椿:「……」
神崎真白:ところで椿は人並みに化粧というものを知っているよね?
日之輪椿:ほとんどノーメイクだとは思いますけれどね。まだ15歳だし、洗顔とかそのぐらいじゃないかなあ(化粧が存在することぐらいはわかるけど)。
神崎真白:まあ、真白も大差ない歳格好なので、見ればわかるんだが
神崎真白:彼女の頬には、化粧で隠された痣がある
日之輪椿:(……ッあいつ)ぎり、と缶を握り締める。
日之輪椿:(これでハッキリした、神崎の野郎にとって、真白は『道具』だ。娘なんかじゃ、家族なんかじゃない!)
神崎真白:「……わたしにはね、お父さんしかいないんだ」 ぽつり
神崎真白:「お姉さんがいるらしいけど、まだ会ったことない」
日之輪椿:「お姉さん、か」恐らく他のクローンだ。
神崎真白:「でも、わたしが頑張れば、いつか会わせてくれるって、約束してるよ」
日之輪椿:「家族が顔を合わせるのに、〝がんばる〟必要なんて、あるのかな」
日之輪椿:「あたしにはもう、家族はいないけれど。ご褒美をちらつかせて、当たり前じゃない頑張りを求めるようなヤツは、家族って言わない」
日之輪椿:神崎に対する怒りがふつふつと沸いてくるぞ。
神崎真白:「そう、かもね」 寂しげに笑う
神崎真白:「もう、こんな時間。 ……もう戻るね、怒られるから」
日之輪椿:「……ああ」苦々しい気持ちでそれを送り出し、手を振る。「気をつけてな」
神崎真白:「話、聞いてくれて、うれしかった」
日之輪椿:「仕事中でなければ、いつでも、いくらでも聞くさ」
神崎真白:では名残惜しそうに去っていく
神崎真白:「絶対、絶対だよ。早くこの街を出るんだからね!」 と、最後の念押しをしながら。
日之輪椿:曖昧に笑って手を振った。
神崎真白:シーンカット。
日之輪椿:真白の姿が消えたのを見て、ごくごくと缶を飲み干し、乱暴にゴミ箱へ放り捨てる。
GM: 
日之輪椿:(ふざけんな神崎! てめーが真白を使って何をしようとしてんのか知らねーが、てめぇはあたしがぶった斬る!!)ゴミ箱は神崎の顔に見えた。


 ――同時刻!


●立ち去る男
 シーンプレイヤー:白岸生成


白岸 生成:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 10[10]+57 → 67

白岸 生成:元が56なので66です すみません
GM:了解ー
GM:キミは、ホテルのロビーで一人の男とすれちがう。
白岸 生成:ふむ
GM:その男──長瀬明はキミに気付き、言葉をかけた。
長瀬明:「白岸か。任務、ご苦労」 そう言う長瀬の足は、ホテルの出口方向に向かっている。
白岸 生成:「ああ、長瀬さん。お疲れ様です。実は、貴方のことを探していたんです」
長瀬明:「ふむ? 用件なら手短に頼もうか」
白岸 生成:「貴方の部下である門廻くんが――」 ということで、つぐみちゃんの話を元に、殉職したエージェントのことを掻い摘んで報告
長瀬明:「……そうか。彼がジャームの群れに、ね……」 どこか上の空で報告を聞いている
白岸 生成:「緊急事態ということで、彼女にはホテルの一室を手配しています」
長瀬明:「ああ、手間をかけさせたようだね。ありがとう」
長瀬明:「実は、幹部会議以上に大事な用件ができて、ね。私はS市へ向かう」
白岸 生成:「いえ、これも仕事ですので。……今からお出になるということは、幹部会は欠席なさるのですね」
長瀬明:「そういう事になるね」
長瀬明:なお、切羽詰った緊急の用事、という感じには見えない。どこか高揚している様子だ。
白岸 生成:かといって止めるような理由は持ち合わせていないのよね
長瀬明:「──そうだ、白岸。支部長のキミにだから聞くが……」
白岸 生成:「なんでしょう?」
長瀬明:「今のUGNをどう思う? あまりに弱腰だと思わないか?」
白岸 生成:「これだけ大きな組織になりますと、一枚岩ともなかなかいきませんからね。私はこの中でできることをやるだけです」
長瀬明:「ふむ」
長瀬明:「一枚岩でもない。その通りだな」
白岸 生成:「長瀬さんは、もっと強行な姿勢を望んでおられるのですか?」
長瀬明:「そう。UGNは生まれ変わるべきだ。もっと強い指導者のもとに、ね」
長瀬明:そこに丁度タクシーがやってくる
白岸 生成:タクシーは長瀬が呼んだものでいいのかな?
長瀬明:そう思っていいだろうね。長瀬はタクシーに乗り込むよ
白岸 生成:それには答えず 「では、いってらっしゃいませ」 と礼をして見送ります
長瀬明:そのまま何も言わずにタクシーは去ってゆく
長瀬明:シーンカット。
白岸 生成:「もっと強い指導者がいるというなら、俺もお目にかかってみたいもんだけどな」 と、去り行くタクシーに呟いて
白岸 生成:霧谷シンパっぽくなったな
日之輪椿:実にキナ臭い状態だ


●解き明かされた計画
 シーンプレイヤー:門廻亜弥


GM:と言いつつ、全員登場でございます
門廻 亜弥:1d10+61 何もないならホテルの部屋で、眠れない夜を過ごしてましたよ。戦闘服着こみつつ。
DoubleCross : (1D10+61) → 6[6]+61 → 67

日之輪椿:1D10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 9[9]+57 → 66

日之輪椿:よしダイスボーナス
白岸 生成:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 5[5]+66 → 71

門廻 亜弥:だいぶいい感じの横並び—。
日之輪椿:ふふふ妖刀がそろそろ武者震いしそうだぜ。
GM:キミたちは、霧谷雄吾に呼ばれて警備の打ち合わせに参加している
GM:仮にもUGNエージェントということで、亜弥も呼ばれているよ
門廻 亜弥:“仮にも”←大事なことなのです。
門廻 亜弥:支部長のうしろにちょこなんと座っておきます。
白岸 生成:「幹部の長瀬さんが、S市に出張で会議には欠席されるそうです」
白岸 生成:「君の話は伝えておいたよ」 とつぐみにも
日之輪椿:(お偉いさんは色々あるんだなー)長瀬にはまだあまり興味はない。
門廻 亜弥:「あ、ありがとうございま、す……」S市ってどこだっけ。
GM:日本五大都市のどこか<S市
GM:では、そんな感じで明日の警備プランを練っているとだ
GM:とだ。白岸生成の部下が、血相を変えて部屋に飛び込んできた。
日之輪椿:「なんだ!?」反射的に蹴り飛ばしそうになって堪える。
白岸 生成:「どうした?」
GM:部下「失礼します! 支部長! こっ、これを!」
GM:その手には、例のメモリカードと、その記録内容をプリントしたのであろう資料が握られていた。
白岸 生成:「うるさくてすまんな、俺の部下だ」 と椿には
日之輪椿:「あ、解析終わったんだ」動くものはつい攻撃したくなる本能だぜ。
門廻 亜弥:「あ、それっ……おにーさん、のっ……」
GM:資料を読みますか? 答えは聞いてないッ
白岸 生成:「かかりっきりにさせたようだな。あとで旨い酒でもおごるよ」 と軽口を叩きつつも表情は真剣です
日之輪椿:デスヨネー

 ――反乱計画のあらまし――
 まず、ロード・オブ・アビスがUGN幹部会議の日に、日本5大都市にあるUGN支部でクーデターを起こす。
 各支部には、かなりの数の反乱分子が存在している。

 次に同日、クーデターの一環として、UGNの幹部会議を襲撃し、指揮系統を混乱させる。
 襲撃の中心となるのは、神崎高明とスノーホワイト、およびスノーホワイトが作り出したジャーム達である。


GM:先回りして答えると、もう飛行機がS市に向かって飛ぶところ
GM:ちなみに一般の旅客機ね
白岸 生成:「やはり”ドールアーティスト”と”ロード・オブ・アビス”、つながっていたか」
門廻 亜弥:「ぇ、あ、ロードオブアビス……って……でも」ここを起点に暴走するなら、ここを守ればいいんだなという思考。
日之輪椿:「……支部長! 長瀬って今から追い掛けて捕まえられます?」
白岸 生成:「ならない。君にはここの警備という仕事がある」
白岸 生成:でも、あっち野放しってのも無策すぎるよなぁ
日之輪椿:「うう……っじゃ、ここを死守しましょう!」
GM:では、そこにもうひとり。ドアを開けて入ってくるのがいるよ
:「さすがですね。そんな情報を入手するとは」
門廻 亜弥:「長瀬さん、このままだとひとり、S市で討たれっ……あ、あれ? わんちゃん?」
白岸 生成:「君だってそれくらいはもう掴んでいたのでは?”ネームレス”」
”ネームレス”:「とんでもない。今ようやく掴んだ、ホットな情報ですよ」
日之輪椿:「犬がしゃべった――!?(びっくり仰天)」思わず刀をかまえるぞ。
”ネームレス”:「……ああ、初対面の皆さんには失礼。わたくし、情報屋の”ネームレス”と申します」
日之輪椿:「う、うむ。オーヴァードなんだな? 犬に化けるなんて凄いな」《アニマルテイマー》の仕組みは分かってない!
門廻 亜弥:「あ、うわさの……初めまして、“夢見心地”ともうします」ぺこりん。
白岸 生成:「でも君がここに来たということは、他にも何か『ホットな情報』があるんだろ?」
日之輪椿:ナデナデしたいなーと思いつつ、ぐっと堪えて頭を下げる。「(ぺこり)」
”ネームレス”:「いいえ。今回に限っては、私の方の借りになるようです」
”ネームレス”:「“ロード・オブ・アビス”の正体が長瀬明であること、その長瀬がS市に向かったこと。
”ネームレス”: この事実を、S市側のエージェントに伝えなければなりませんので」
門廻 亜弥:「……えっ!」
白岸 生成:「今回に限って、か。言ってくれるな。まあ反論はできんな」
日之輪椿:「ああ、そっちを伝えるのも大事だよな」
”ネームレス”:「私とS市側のエージェントは、長瀬を追います。神崎への対処は、お任せします」
”ネームレス”:「長瀬と神崎、両方を同時に排除する必要がありそうなので、ね」
白岸 生成:「そちらは君に頼むよ。俺たちは、どうやらここを要塞に頑張る必要があるらしい」
日之輪椿:「やってやろうじゃんか。神崎高明は、あたしが斬る!」
門廻 亜弥:明らかに混乱ていうか動揺してます。あの、でも、とか口からでてる。でも「……やらきゃ、いけないことは……うん……」
白岸 生成:「長瀬のことは気になるだろうが、こちらの協力を頼めるかい?」 >つぐみに
門廻 亜弥:「あ、は、はいっ……」
日之輪椿:(はたと亜弥の状態に気づく)肩をぽんぽんと叩いて無言で励まします。
”ネームレス”:「よろしくお願いします。UGNの組織が崩されては、私も困りますので」
白岸 生成:「霧谷支部長の眼前で、そんなことはさせんよ」>ネームレス
門廻 亜弥:もごもご「どっちにしても、今動いたって時間とか、考えたら、ここで死守……? ぇ、でも、確かに長瀬さんは、信じきれないとか、UGN怖かったりとか、ある、け、ど……ぇ……?」
日之輪椿:「亜弥、面倒な時は、斬ってから考えればいいんだ!」脳筋
門廻 亜弥:「斬ったら、死んじゃう……おにーさん、みたいにっ……死んだら、終わりっ……」
”ネームレス”:「ひとまず、S市側のエージェントにクーデターの情報をお伝えしたいので」
”ネームレス”:「こちらの番号までFAXで送っていただけますか?」 そう言って、懐から名刺らしき紙を取り出すよ
白岸 生成:ではそれを受け取って頷こう
日之輪椿:「ほら、オーヴァードなら一回ぐらい殺してもリザレクトするし」……犬。首輪についていたのかな?>名刺
”ネームレス”:懐から取り出しました。
日之輪椿:犬の懐……
”ネームレス”:「それでは、失礼します」 そしてドアノブを回しての退室だ!
霧谷雄吾:「……さて」
日之輪椿:「さすがオーヴァード、小器用な犬だなあ」
日之輪椿:「あっ霧谷さん」しゅびっとお辞儀
霧谷雄吾:「では、この反乱計画を踏まえて。幹部会議のプランを立てようか」
門廻 亜弥:「あ、は、はい……」すー、はー。深呼吸して、ストン。すわり直し。
白岸 生成:霧谷の言葉に頷きます
白岸 生成:「と、いうわけで。こちらは本拠地防衛と相成った。覚悟はいいかい、お嬢さん方」
門廻 亜弥:……こくり。無言でうなづきます。
日之輪椿:「覚悟どころか、やる気満々ですよ」腰の刀を叩いて。
霧谷雄吾:よろしい。ではシーンカット。


●罠
 シーンプレイヤー:???


GM:UGN幹部会議が始まって5分後。
GM:おもむろに会議室のドアが蹴り開けられ、20体以上にも及ぶジャーム達がなだれ込んできた。
神崎高明:「みなさん、ようやくこの時が来ました! ちょっと死んでいただきましょうか?」
神崎高明:下品な笑みを浮かべ、それを指揮するのは神崎高明だ。
GM:だが、霧谷の表情は
霧谷雄吾:「お待ちしていましたよ。神崎さん」
霧谷雄吾:落ち着き払った、笑顔だった。
GM:というわけで、幹部会議の面子をすり替えておいたのさ!
GM:全員登場どうぞ
門廻 亜弥:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 6[6]+67 → 73

白岸 生成:1d10+
DoubleCross : (1D10+) → 1

日之輪椿:1D10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 7[7]+66 → 73

門廻 亜弥:だいたいみんな、よこならび
GM:なお、周りの幹部も戦闘型のエージェントが扮した偽者です
白岸 生成:「"アーティスト"とは、高尚な芸術家を呼称する言葉だと思っていましたよ。私もまだまだ学が足りませんね」
日之輪椿:「あんたは芸術家としちゃ、三流もイイとこみたいだなっ」
神崎高明:「ちょ、な…… なんでお前ら、そんな落ち着いて……え?」
日之輪椿:……真白は?
GM:いまのところ、真白の姿は見えない
日之輪椿:(真白は別の所か……安心していいものか、分からないけど、神崎はここで斬る!)
門廻 亜弥:「ちょっと死ぬ気はないのです。ジャーム……あなた、そんなにジャームばかり引き連れて……UGNじゃないんですか!」
神崎高明:「く、くそっ! とにかくやっちまえ!」
GM:なお、ここのジャームはエキストラです
GM:好きにちぎって投げてね!
日之輪椿:じゃあ演出でばっさばっさ切り捨ててくれよう。
門廻 亜弥:どうぞ椿君お願いします。
日之輪椿:「ハッハァー!」駆け出す。
GM:「イヤーッ!」「グワーッ!」エージェントAもキュマイラパンチでジャームAを撃退!
日之輪椿:嬉しげに鍔鳴る妖刀を引き抜くと、漆黒の刃が血を求めてぎらめく。
GM:「イヤーッ!」「グワーッ!」エージェントBもハヌマーンキックでジャームBを撃退!
白岸 生成:掛け声w
GM:「イヤーッ!」「グワーッ!」エージェントCもブラックドッグチョップでジャームCを撃退!
日之輪椿:「散れッ!」袈裟懸け、斬り上げ、斬り下ろし、ジャーム集団の中で血煙を上げる!
白岸 生成:「ライフル撃つまでもないな、こりゃ」 と椿+白兵エージェントだちの活躍を眺めます
神崎高明:「す、スノーホワイトぉ! 俺様を守れぇっ!!」
日之輪椿:「スノーホワイト!?」ジャームの額を貫きながら、思わずそちらを見やる。
GM:途端に猛烈な吹雪が巻き起こり、
GM:「「「アバーッ!!」」」 エージェントA,B,Cをボロ雑巾めいて吹き飛ばす!
GM:唐突に止んだ吹雪の中心に立っているのは
神崎真白:「椿……!? なんで! なんでキミがここにいるの!!」
日之輪椿:「くっ……」その吹雪に耐えつつ目を見開く。
日之輪椿:「こうなると、分かっていたからだよ、真白」
神崎真白:「そんな……! じゃあ、椿! キミは……っ!」
日之輪椿:「宣言しておこうか」刀の切っ先を、神崎に向ける。
日之輪椿:「あたしは、君のおとうさんを。いや、クソ親父を、ぶった斬る」
神崎高明:「ちっ、ここは長瀬と合流するのが得策か! 逃げるぞ、スノーホワイト!!」
日之輪椿:「逃がすか!」ジャームを蹴飛ばしつつ追いすがる。
神崎真白:「──追わせない!」 真白を中心に、いま一度の猛烈な吹雪だ
日之輪椿:「うわっ……!」視界がホワイトアウト!
白岸 生成:逃走への牽制に、ライフルをぶっぱしようとしますが、この吹雪でそれもなりません
白岸 生成:「いくらなんでも下手に撃てねぇな」
GM:一拍おいて吹雪が止んだとき、神崎と真白の姿は消えていた
日之輪椿:「逃がしたか。チクショウ!」八つ当たりで生き残りのジャームを斬殺!
GM:「アバーッ!!」
霧谷雄吾:「あれが、”スノーホワイト”ですか」
白岸 生成:「ええ、あれで”ドールアーティスト”気取りですよ」
白岸 生成:「合流ということはS市に向かったか?」 "ネームレス"にFAXで連絡は取れますか?
霧谷雄吾:「S市に向かうなら、空路以外はありません。奴の行き先は郊外の飛行場とみていいでしょう」
霧谷雄吾:「これを追って、神崎を確保もしくは排除して下さい」
日之輪椿:「なるほど、その飛行場でとっちめればいいんだな!」ぱんっと両手を打ち合わせ。
日之輪椿:「……真白は、スノーホワイトは?」
霧谷雄吾:「神崎真白も、逃がさないように」
白岸 生成:「分かりました。念のため、ここにも警備の部下を残しましょう」
日之輪椿:「出来れば寛大な処置をお願いします。あの子は、神崎に利用されている」
日之輪椿:「実験で生み出されて、神埼しかいないって思い込まされて、殴られて。でも、まだ他人を気遣える、優しい子なんです」
霧谷雄吾:「そのためにも、確実に確保して下さい。あの娘が暴走すれば、何の罪もない人々がジャームにされることになります」
日之輪椿:「……ッ」ぎり、と唇を噛みしめ。「させまんよ、絶対に」
霧谷雄吾:「──このクーデターは、神崎高明、長瀬明を排除すれば指揮系統を失い、失敗に終わるでしょう。
霧谷雄吾: 皆さん、よろしくお願いします」
白岸 生成:「そこもこちらの手腕にかかってるってこった。やるしかないぜ」 >椿
白岸 生成:霧谷には礼をして、空港へ向かう で〆かな
霧谷雄吾:あ
白岸 生成:い
日之輪椿:う
霧谷雄吾:ちょいっと、亜弥さんの方に向きましてな
門廻 亜弥:え?
霧谷雄吾:「……あなたは、どうしますか?」
門廻 亜弥:「え、それ、は……?」
霧谷雄吾:「あなたの直接の上司は長瀬です。もちろん、今は命令を受けていない状態と思いますが」
門廻 亜弥:「はい」
霧谷雄吾:「ですから、私から直接あなたに指示を出すのは、本来の流れではありません」
門廻 亜弥:「”命令”や、UGNの指揮系統のことで、と、なるのでし、たら……リヴァイアサンからの“命令”で、ドールアーティストを屠れ、は、通り、ます……日本支部長、ですから、リヴァイアサン、は……」
門廻 亜弥:どちらにしても私個人だと、”屠る”とか無理なので、バックアップは補助、です、けど……とは、ぽつり。

霧谷雄吾:「……なるほど。そちらの覚悟はあるという事ですね」
門廻 亜弥:「心情的、には、しょうじき、わかりません。長瀬さんは、ご指摘通り直属の上司です、し、尊敬も、しています。ただ、同時に……こわい、です。今の話を聞いて、混乱も、しています」
門廻 亜弥:「実際、その場に立って、長瀬さんから”命令”があった場合……」いいにくそうにします。
門廻 亜弥:「……皆さんの”不利”になる動きを、しない、とは、いえません」
霧谷雄吾:「わかりました。では、日本支部長として要請します。
霧谷雄吾: あなたの所属は日本支部、以降、私の直属のエージェントとして動いて下さい」
霧谷雄吾:「長瀬明……いえ、”ロード・オブ・アビス”の命令を聞く必要は、もうありません」
門廻 亜弥:「了解しました、リヴァイアサン」そういって、ひざついて頭を垂れましょう。
霧谷雄吾:「”ロード・オブ・アビス”はFHのエージェントですからね」
霧谷雄吾:「それでは、改めてよろしくお願いします」
霧谷雄吾:シーンカット。